旅の終わり ~再びヤンバへ~
マグネティックヒルで摩訶不思議な体験をしたら、いよいよお楽しみにしている場所も無くなってしまい
後は延々とゴールドコーストを目指して運転を続けるのみ
ポートオーガストから東海岸に抜ける内陸部は山や雑木林に牧草地、そして小さな街や集落の繰り返しで
走っても走っても変わり映えしない景色の連続。
ウルルへ行く道中は見渡す限り何も無い道だったけど、もの凄く解放感があって気持よかった。
だけど、この帰りの道のりは本当に退屈だった
退屈な道中でも、お腹は空いちゃいます
コアラ氏のご飯の支度も手慣れたものです まぁ彼は元々料理は出来る方でしたからね
退屈な道のりでも、小さな事でも見つけて楽しんじゃいましょう
休憩がてら立ち寄った場所で、可愛いミニサイズのひまわりを見つけました
えーっと、後もうちょっとで、ブロークンヒル(Broken Hill)かぁ
ブロークンヒルは東海岸へ抜けるまでの道中、一番大きな街かと思われます。
コアラ氏は歯磨き中
そこから見えるのは、ただ荒れ果てた採掘後地でした。。ガッカリ
この辺には色々と国立公園もあり、少し足を延ばせばイイ見所はあるみたいなんですが、
そんな余裕は無いので、帰りの順路に沿って走るのみ。
ウルル周辺程では無いけど、内陸部という事でガソリンの値札も少々高めだよ
道中、一面に黄色い穂花を咲かせた作物が、、 始めて見たよ 綺麗だけど、これは何でしょうね~
内陸部でも、だいぶ東海岸沿いへ近くなったコ―バー(Cobar)という街。
看板が面白かったので撮ってみました。
ゴールドコースト周辺までの道のりは距離にして約2000kmはあるのですが、カメラは殆ど使わず
ラウンド中はあれほど写真を撮りまくった2人なのに、、
この山を越えれば、海岸沿いの道路に出るというとこで、またもや野牛に遭遇
高速道路じゃないから、そんなに危なくなかったけど、角がヤバいよー
山を越える途中にあった滝。
以外と見ごたえのある滝だわ。う~ん、久々のイイ景色
山を越え、交通量もかなり多くなり野生動物とぶつかる危険も少なそうなので夜中の眠たくなるまで走って、
ウルルまでのラウンドを開始した街、ヤンバ(Yamba)まで一気に走り抜けました
ゴールドコーストではなく、ヤンバに向かったのは、まだ車泊しなければならないので、
あまり都会に近づかない方がいいのです。ヤンバなら以前に滞在していたので、
野泊ポイントもいくつか把握してるし、街のマクドナルドでは電源の確保もできます
なので、ヤンバでお金を使わずに情報を収集して帰国までの計画を立てる事にしました。
ここを出発したのは、たった一カ月半前だというのに、もうかなりの間、旅をしてきたような気分です。
人間的にも結構成長できたのかしら
海辺の公園で夜を明かし、街の方へ行く時に、思いがけないサプライズが
小型のカンガルーや、ワラビーは今まで結構見てきましたが、
ここでデッカイ野生のカンガルーに遭遇しました(動物園では見た事あります)。
野生のこのサイズは今まで見た事がない、、しかも街中で
いやー、それにしても 何という筋肉質な体。。
デッカイ野生カンガルーに2人で興奮して写真を撮ってたら、隣の家のお婆ちゃんが
「コレをカンガルーにあげてちょうだい」って言ってベランダからパンを投げてくれました
お婆ちゃんは、時々カンガルーにエサをあげてるみたいで、庭にパンくずが散乱していました。
パンを差し出すコアラ君に、おそるおそる近づいてパンを食べるカンガルー。
コアラがカンガルーの餌付けに成功した瞬間です
つづいてアタシも成功!!カワイイ~ けど、お腹のあたりにぶら下がってるのは、、
ヤンバと言えばカンガルーの餌付けだけではなく、やっぱりサーフィンです
ワタシ達には、ここを旅立った時のような憂鬱な気持は一片もありません。
(過去ログ参照 憂鬱なYamba Life編 http://ameblo.jp/noeflower/entry-10854792486.html )
残り少ないオーストラリア生活なんだから、悔いの無いように全力で楽しまないとね
相変わらずレベルの高いローカルさん達 波もサイコー
このポイントの波が割れてるすぐ手前は岩で、非常に危ないんですけど、際どい場所からどんどん、
チューブインしてってますね。
こちらでも体を縮めてチューブイン
あ~、そんな小さなトコに入る事出来たんだって感心してしまいます
おじさんも、、
ゴールドコーストまでは間近だし、ここまで来れば道中での不安な事は無い。
ラウンドは終わったのだ。
あとは日本に帰るまでの準備をするのみ。
つづく
旅の終わりが近づいてきました
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