思い出のマーニー

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「となりのトトロ」のようなおんぼろな家ではそのままでは住めない。
匠の手で普通に住めるようリフォームしよう。
マーニーが住んでいた洋館がリフォームされる場面があるのですが、
作品そのものを表現しているような。


実際にその場所があり、撮影してきて絵にしたかのような映像演出。
宮崎監督とは違う、新たなる挑戦とこだわりを感じました。
ただ、実写的な映像美では新海監督作品があるので、
どこか後ろに時を戻している印象を受けました。

話の作りは「おもひでぽろぽろ」、細かな描写や設定は「風立ちぬ」など、
ちょいちょい過去作と重なってくるなとも。


物語を大雑把にとらえると。
中学生のアンナが湖の向こうの館に住むマーニと出会う。
それはアンナが作り出した亡霊である。
ホラーでもおなじみで、似たような構成の作品はたくさんあります。
ありきたりだなと思ったのですが、最後の涙への盛り上がりは、
アニメの力技でどうだとばかりに感動させられました。
やっぱりアニメ的なほうがいい。


サブキャラでいいのは館に引っ越してくる女の子のみ。
ボートの男や女の子の兄など、他のキャラにもエピソードがあればよかったのになと思いました。


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