NOCTILUX STUDIO

時たま更新…(C) 2004~2012 CHUPIX


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メランコリアという惑星が地球にぶつかる。


とある田舎の豪邸が舞台。






一部が妹ジャスティンの結婚式。姉の夫の豪邸で披露宴をするが…。


二部は姉クレア。豪邸に住む夫婦とその息子。そこに精神を病んでいる妹が来る。






演劇を見ているかのようでした。


描いている場所は豪邸とその周囲。


強く演劇的だなと思ったのは、惑星が近づいているのか、遠ざかっているのかを計るのに


子供が針金で円形で作った道具を使っているところ。


これを使えば、表情やリアクションでわかるわけで。






変な見所がたくさんあり。


披露宴が終わった大部屋、積まれたイスに座る妹のシュールさ。


役者は個性が強い方ばかりなので、姉の自然体さがいい感じでした。






物語は地球が滅ぶのを止めようとしたり、


争いが起こるなど…そんな大きな展開はないです。


冒頭はすでに地球が破滅しますよという映像が流れるため…


観客は神のような存在になります。


ただ、神だとしても、見るならもっと面白い人間はいるんじゃないかと。


伊坂作品の「終末のフール」が浮かびましたが…






人間を描くドラマや、物語があるわけではなく、


タイトル偽りなし、「ランスフォントリアー監督の憂鬱」の世界でしたね。


終わりは作中で語る通り、無。






映画館を出て、思い返されるのは「乗り物」。


一部の始まりには結婚式へ向かうリムジンの場面があります。


田舎の細く曲がりくねった道、長い車体のリムジンがなかなか抜け出せない。


少し前に進んでは、また戻りのくり返し。うんざり。


運転手が夫に代わるがうまくいかない。


ジャスティンが代わり、夫と運転手に指示されつつ曲がり道を抜け出す。




通常なら、夫婦の未来を象徴しているとするのですが、


この作品ではそうではない様子…。なんなのか。




その他の乗り物は、


結婚式の会場にて、豪邸の前に止まるたくさんの車。


(みんながあの道を通ってきたのかは…不思議)


式が終わり帰る車。(怒りなど、車の音に感情が表れていました)


ジャスティンが乗って来るタクシー。


乗馬。所有の車。エンジンのかからない車。


ゴルフ場用のカート。




馬がなぜか橋を渡れない、車のエンジンがかからない、


カートが村に行けない。

気づくのはここが「監督の世界」だから。惑星の影響ではない。


描かれる範囲が固定されている。入ることも出ることも監督次第。


うる星やつら2 ビューティフル•ドリーマー、涼宮ハルヒの憂鬱に通じるところです。


昔からある世界観、手法であり、比較すると「メランコリア」は単純か…。






すべては監督が作り出した虚像。


最後は巨大な惑星(憂鬱?)により、(監督の)世界のすべてが無になる。
とはいえ本当に無になったかはわかりません。惑星も地球も人も監督の世界ですから。




精神が病んでも、ぶれない監督だなと思いました。


















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冒頭の東京タワーのてっぺんまでいく映像。


すでにTV番組で観ていたのですが、鳥肌ものの感動がありました。


後はラストの東京タワーのある街の夕日。


映像ではこれが一番よかったです。






脚本は…
始めを謎にしておき、後出しで回想を入れるという構成。



いつ恋が始まったのか…など、ほとんどのエピソードの始まりが謎。


登場人物も観客も「そうだったのか」と後で気づかされます。


裏がなく想像できる範囲のことなので、観客には隠さなくてもいいのではとも思いました。

漫画のギャグである「シェー」など、単発で後には続かないネタもありました。



役柄がみんなひょうきん。そのため役者はみな若いなと。


役者陣の力強さで作品ができています。


脇役でも、もたいまさこさんの存在感、
温水さんのとってつけたような台詞と自作メダル…
見所の多い作品でした。






最後の方の医師の先生のメッセージ。
震災があったことで脚本、芝居を変更したというのは感じました。
脇役の突然の台詞なので(ここで話しますよという)、取ってつけた感はあり。
人物だと黒澤明「まあだだよ」の先生のような方がいればいいですが。
ALWAYSならば、さらっと子供に語らせたほうがいいかも。
いいこと言うけど、大人に小突かれて、子供が何を言っているんだ的な。


最後の夕日は良かったです。
登場人物たちが、それを色々な場所で見ている。
この時だけは同じものを見ている。それがいい。
(そのため、エンドクレジットの映像は蛇足…)



映画が終わり、映画館を出ると…頭は別のことにシフトしている。
ファッション(みゆき族)、小説と漫画、TV、乗り物、オリンピックとネタ豊富……
しかし、趣味のこだわりがなくミーハー。

記憶には残りにくい作品だなとは感じました。






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連載中に原作を読んでいました。

中学生男子、住田の物語。
日常が自分から離れていく。登場人物たちがどうなるのかわからない。
緊張感に包まれているマンガでした。
一つの描写のリアリティ、一つの人間感があるが、それをつなげるには無理がある。
そして、住田だけが見える謎の怪物。

読む側はイメージして補おうとするが…展開も終わりも唐突、完成されている作品ではない…
これは作家ワールドだなと気づかされる、奇妙な作品でした。

「ヒミズ」は時間で見せる映画や演劇にはなりにくい。
表現したいものが重なるとしてもオリジナルを作ったほうがいい。
そもため、映画化への期待はしていませんでしたし、違う作品になっていいと思っていました。
(演劇版は観ており…やはり演劇にするには難しいと感じました)



映画は原作のエピソードをまとめれており、最後に救いありました。
プラスしていることもあり、
全く違うのは、設定において時代を「現在の震災後」、場所を被災地近辺にしてしまったこと。
これは歪んだ作りになっていると感じました。


被災地、そこに立っている役者、撮影をしている作り手は場違いな存在。
映画の中では裸になろうが、暴力があろうがいいのですが、
そもそも震災と関連性がない「ヒミズ」に震災要素を入れるのは、浅はか過ぎると感じました。
作りを見ても、2011年の日本を感じさせるのには無理がありました。
(小道具など、原作の時代のものですから)


震災。あの時期を振り返ると、人の能力は落ちていました。
いい判断ができない。混乱状態。
おそらく、そもそも「ヒミズ」は脚本の段階で納得のいく出来ではなかった。
震災のショックが加わったことで、脚本を大幅に変更したとも見られます。
考える余裕がなかったのかもしれませんし、これが機会だと考えたのかもしれません。
(震災後を描くなら、オリジナル作品を作るべきでしょう)



画など、いいところはたくさんあり。
役者はそろっている。ちょっとした役でも力がある。
(音、音楽は……なんとなく古めですかね)

主演二人の表情はどんどん変化していく。
ラスト間際、寝転びながら
ささやかな未来について語り合う場面は、美しい表情だなと感じました。
演技は芝居、芝居、芝居の押しでしたね。


役者も、描写もリアリティはない作りでした。
せめて、一般的な中学生の、ありふれた日常の場面があれば…

主役は変質的な中学生だよなと思ってしまい、
親だけの問題ではなかったんじゃないか、ともとれるような。
子供が怖いという、逆転作品もありますし。


主人公の住田は生きる現在地はある。
母親は男と出ていき、父親は多額の借金を抱えているが、
自分を想ってくれる茶野さんがいて、友人のようなホームレスたちがいる。
孤独ではないし、絶望でも底でもない。…どうにでもなる。
しかし、目的や方向がない。見えない。
父親殺害後、悪い奴を殺すという目的を作りますが達成できず。


茶野さんは部屋に住田の言葉が書いた紙を貼っている、
住田の言葉を見ている、惚れているという存在。
一方向過ぎて、うざったく痛い。
言葉に依存しているのか、住田に五七五の言葉を返すよう求める。
住田からは求めている言葉は返ってはこない。
そのため、言葉プラス肉体的な攻撃をする。そして、はたき合いになってしまう。
変わったコミュニケーション…。


言葉。
そういえば、中学校の授業場面においても、
震災、原発事故などを言葉や文字情報で伝えています。
それがいいのか、悪いのかはわからない。
リアリティの欠如の表現なのかもしれません。


人物の中でまともなことを言うのは、金貸しが車の中で言う場面。
なぜ、こいつの言葉が伝わるのか…という面白さがありました。



作品上では解決してない、ということがいくつもありますが、
どうしても気になるのが、茶野さんの家の事情。あればヤバい。
茶野さんの方が危険な状態なのでは。


言葉のくり返し…住田が父親を殺害する前の会話、
父親の言葉は残酷であり、何度もくり返し聞かされていたとあります。
この場面は住田のほおに触れるなど妙に愛情すらも感じたんですよね。
そして殺害へというのは、違うかな…とも。
考えさせられる場面でした。


(原作の単行本を読み返してみると、父殺害は会話を含めあっさりとしたもの。
また、映画は殴る場面が多いですが、原作は省略されていました。
連載と単行本とでも最後の描写が違い、単行本だと倒れている住田、連載では台詞)



最後に救いがあることいいのですが、物足りなさが残りました。
…言葉ではないのではと思いました。


雨、ぐちゃぐちゃのぬかるんだ地面。
全体的にウエットな環境。乾燥しておらず、やわらかい。
色々なものが入り込んでいました。








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「宇宙人ポール」「ミッション:インポッシブル」「仮面ライダー」「ヒミズ」を観ました。


「宇宙人ポール」は想像していた以上に面白かったです。
作りのレベルが高い。ネタは大人向け。

宇宙人を見たことで失神している間、
友人の方が宇宙人と仲良くなっていたり、疎外感からすねてしまうなど
感情の変化がうまく作られていました。
あるあるという感じで、感情移入がしやすい。

キリスト教の教育を受けている女性が仲間になりますが、
宇宙人の存在を受け入れてもらうにはどうするのか。
宇宙の情報を与えること、自分にもリスクがある奇跡を起こすこと、
納得させられる設定が効いていました。


宇宙人を見て失神しない方、主演の一人であるサイモン•ペグは
「ミッション:インポッシブル」にも出演しています。

スパイ+チームが使う道具を管理しているようですが、ここでもどこかダメ感がただよっている。
たいてい道具が壊れるというアクシデントが起こる。
誰も道具のチェックをしてないので、困難も自作自演的。

世界戦争が起こるのを止めると
語っていることは大きいのですが、TVシリーズっぽい作りでした。
やはり…TVの連続ドラマの方が面白そう。


「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」は
放送中のTVシリーズの兼ね合いも考えられ、うまく作られていました。
人間のアクションが取り入れられているのがいいところ。
仮面ライダー フォーゼでは人のアクションがほとんどなかった。

仮面ライダーたちの派手で面白いアクションの連続なのですが…マンネリになるなとも感じました。
役者はWの探偵物語っぽさがいい。変身は片方が謎。
Wは観ていなかったのでレンタルでチェックしよう。



「ヒミズ」は原作は雑誌連載中に読んでいたのですが、
想像を越えて歪んだ作品になっていましたね。




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仕事において2ヶ月ほど歩きすぎて、右足痛。
これ以上は無理という段階で、整骨院に行きました。

頑張っても、身体を壊しては意味がない。

持論では、
頑張らなくてもできる方がいい、余裕を持ってやろう
と言っていたのですが、自分でこうなるとは。


そんな疲労状態でも、面白い映画だったのは
「マネーボール」でしたね。日本映画はしょんぼり…。

今年は…総合的に面白いと言えば、仮面ライダーフォーゼでしょうか。
突き抜けたバカバカしさがいい。
最近だと、学園の小ささ、タイマン戦闘も飽きたなあと思っていたところで、忍者集団登場。
アクションの動きが派手になり、下っ端の忍者が集まったほうが強いという。
グレンラガンのように、物語も徐々に突き抜けていくことを期待しています。

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