お土産はいつもパジャマ | ラクダと旅する日常

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スペインで生活している義姉がやってきました。(今から行くから!といつものノリで)
長距離バスでスペインからジブラルタル海峡を渡り長旅の末に我が家に到着。
昨日まで2日間我が家で休息。現在は田舎の義母宅に居ます。
その姉に会いに妹二人も家族を連れうちにやってきて、
久しぶりのひっきりなしのおもてなしにかなりくたびれました。

それはともかく、いつも大量のお土産を持って来る姉は、今回も大きな荷物で帰国し、
さっそく私たちにお土産をくれたのですが、予想通りいつもと同じレパートリーでした。
今回はモロッコの手土産事情、今までにやり取りしたお土産の当たりはずれをご紹介します。
姉だけでなく、外国から家族が来るという場合、皆かなりのお土産を持って来ると言われています。
どこから来るかで内容も変わるでしょうが、スペインから来る姉の場合は、、、

・チーズ
・コーヒー
・チョコレート
・子供用お菓子
・靴下
・パジャマ

大体こんな感じ。以前は子供服などもよくもらいました。
これらはもちろんモロッコでも手に入るのですが、決まってこういう物を持って来ます。
衣食住に保守的なモロッコ人にはいつも使ってる(食べてる)けど外国のもの。という感じが丁度いいのかもしれません。
今までに私が渡したお土産は初期の物はほとんど使われることなく終わった感がありました。
初期に渡したのは、例えばモロッコで普及してない胸付きエプロン、5本指靴下など。
最初は珍しがって喜ばれましたが、その後、結局習慣が無いからか使われず、、、。
義弟と夫には5本指を入れるのがめんどくさいと言われました。怒。

その他にはお椀をオンミ(義母)のお土産にし、
中国製お茶碗がすっかりスープの器として定着しているモロッコでは、
木のお椀はかなり高価に思われ喜ばれました。
これは今でも来客時などに使われています。
妹’sにシマムラで買ったショルダーバッグも、ボロボロになるまで使ってもらえました。
日本でもよく見かける合皮のショルダーバッグはモロッコ女性必需品です。

姉は決まって家族にパジャマを買ってきますが、こちらもモロッコ女性必需品。
みんなパジャマ(要は部屋着)が大好きです。
しかし、もう数年前に姉にもらった上下ピンク色でキャラクターが付いたパジャマだけは、
どうしても着れないまま、他の家族にあげることもできないまま、
箪笥の肥やしになっているのですが、なんと姉が土産を広げているそこに、
またしても、同じピンクのキャラ付きパジャマがあるではありませんか!!
一体どこで買って来るのか、もう一枚これをもらうのかと戦々恐々していたら、
今回はブルーのくまをもらいました。
これならなんとか着れそうです、、、。
以前、黄色地に赤い唐辛子の絵が散りばめられた、ショッキングなパンツももらったことがあるので、
モロッコ女子のセンスには驚かされるばかりです。
でもこんな風に色々もって来てくれるのは、家族多しといえど外国暮らしのこの姉だけなので、
気持ちはとてもありがたいのです。

パジャマ

数年前にもらって袖を通してないピンクと今回もらったブルー。


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