今、目の前にあるものは? ブログネタ:今、目の前にあるものは? 参加中

と口にした総理大臣は、みな道半ばで辞任に追い込まれています。

目の前にあるのは、社会保障と税の一体改革。

はっきりいって、まったく期待していません。

素案が出来たから協議に応じろ!と施政演説でありましたが、
過去の総理の演説内容を追認する形で自己の演説を正当化するのは、インチキ論法です。


そして、肝心の素案の中身がこれまた心許ない。

消費税5%UPのうち、4%は現行制度の維持、1%を低所得者の保護などに使うとしていますが、
全然抜本的な改革になっていない。

というか、「保険料」という考え方を止めないと、少子高齢化がますます進んでいく中で、
年金支出総額が増加していって(個々への支給額は減額)、保険料もそれに応じて増額される
→また財源が足りなくなる、というのが目に見えています。


間接税としての増税だけでは限界があり、年金スキームの抜本的な改革をやらないと、赤字国債を刷りつづけることになります。
消費税10%にしてもまだ足りないのですから。



国民に増税を強いるのならば、公務員の年金と給与をまず大幅に下げねばなりません。

特に、今の年金システムを構築してきた厚生労働省の官僚と役人(OB含む)。
旧社保庁OBも含め、年金支給を大幅に減額すべきでしょう。

そしてそのような駄システムを国策として推進してきた自民党。
議員給与を国庫に返納してもらいましょう。

瑕疵のあるシステムを作るよう指示した人たちと、実際に構築した人たちが責任とるのは当然じゃないでしょうか?