東日本大震災のがれき受入れに対する違和感。

その一つは、予算の編成権、執行権を持たない議会が「がれき処理」を

積極的に取扱う異常さにあります。

この国の地方自治は首長をはじめとした執行部と議会の二元代表制を

基本としていますが、その役割は大きく異なります。


予算の編成、執行権を有する執行部に対し、議会はそれを審議、決定する

役割を担っています。

仮に東日本大震災のがれきを受け入れることになれば、予算措置、そして

執行は必ず伴うことから、これを議会主導で要望するとなれば、モニタリング

(監視、牽制)の機能は失われてしまいます。


そして、ここで重要なポイントは、予算の編成、執行権を有する執行部が

この問題をどう考えているかが伝わってこないことです。

つまり、萩市の首長である野村市長がこの問題をどう考えるかが、極めて

重要だと考えます。


それは、市民も望んでいると思います。


そういう意味では、この問題は議会主導で行うよりは、その必要性がある

のであれば、執行部が予算提案し、議会が判断するといった従来通りの

議決望ましいと思います。


ましてや、この問題は現在、日本全体を巻き込む程の極めて重要な問題

です。

執行部と議会の審議により、より慎重に、そしてより民意を反映させた

意思決定なくてはなりません。


次回は、このがれき受入れについての個人的な考え方をお伝えして、この

コラムの最終回とします。



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