村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


テーマ:

いやはや、笑った。笑った。

昨夜の「恵比寿湯」の湯かげんは最高。

笑いの渦の中にどっぷり浸かった。

さすがにお笑い芸人。

松元ヒロさんは、すべてを笑いにする術を心得ている。

難しいことはやさしく、

やさしいことは深く、

深いことは面白く。

作家の井上ひさしさんの教えを地で行っている。

その井上ひさしさんに、「憲法くん」は絶賛されたという。

かつて舞台を見た井上さんは、

楽屋に飛び込んできて「ヒロさんが語る前文からは、とても深い思想を感じました」と握手を求めたそうだ。

芸にうるさい落語家の立川談志さんも「みごとにしゃべって、みごとに照れて、いやなところがひとつもなかった」とほめちぎった。ラジオ職人の永六輔さんは、早くから松元さんに注目していたが、病床で人を介して松元さんに「9条をよろしく」と伝言した。

 

《へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。私がリストラされるかもしれない、というはなし。わたし、憲法くんが、いなくなってもいい、ということなのでしょうか・・・》

ヒロさんは、20年前から、日本国憲法をを人間に見立て、

笑いをとりながら、その大切さを語ってきた。

そのひとり芝居「憲法くん」が絵本になった。

ヒロさんのファンだという絵本作家の武田美穂さんの描いた絵が、

またいいのだ。憲法くんの気持ちがよく現れている。

 《わたしの初心、わたしの魂は、憲法の前文に書かれています》と、前文をすべて語る場面がある。この日、絵本の文章はボクが読み、前文はヒロさんが担当。すべて暗誦している。ゆえに真に迫るものがある。

絵本にはこんな場面もある。「わたし」を変えようとするのは、《現実にあわないからだよ》といわれた憲法くんは、問いかける。 《理想と現実がちがっていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか》

絵本朗読のあと、会場の皆さんと、どうしたら憲法くんが喜ぶか考えてみた。「憲法くんは、いまおとなしいから、わがままなアベちゃんをしかってほしい」「改正でなく解釈をねじまげないよう改定するなら喜ぶ」「前文をお念仏のように唱えたら」「憲法くんは護憲改憲加憲みたいに色分けで意見表明するのは望んでいないと思うんだ。無関心や任せっきりの人に、もっと中身を知ってほしいんだ」「護(まもる)くんが増えたら喜ぶ」

前半では、ヒロさん制作のNHKニュース。この日朝起きた北朝鮮のミサイル発射のニュースと天気予報を、昔とった杵柄で、村上アナウンサーが読む。それを聞きながら、ヒロさんが面白おかしくジェスチャーする。笑いをこらえながらニュースを読むのは大変だった。

ボク自身も、お腹の皮がよじれたが、会場のみんなも心の底から笑っていた。笑いすぎたが疲れが取れたという感想もあった。ある程度教養がないと笑えないことに反応していたので客層がわかったという指摘もあった。権力に対してけんか腰で向き合うのでなく、権力を笑い飛ばすぐらいでないと、怒りだけがたまる。そして「笑うことの出来る自由」が保障される世の中でなければならない。

       (ヒロさんとノブさん)

(ノブさんが読むニュースに合わせてヒロさんがジェスチャーで笑わせる)

(麻生財務大臣の物真似で爆笑)

(憲法前文を諳んじているヒロさん)

(トークライブのモギリーズの皆さんと)

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(1)

村上信夫さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。