ボクは、蕎麦が大好き。
初めての土地で、蕎麦屋を探すのが楽しみ。
自分の感を信じて、暖簾をくぐる。
蕎麦が出てくるまでのワクワク感。
蕎麦の香りを嗅ぐドキドキ感。
何もつけずに一口いただての幸福感。
かつて、福井の鯖江で案内されて行った「だいこん舎(や)」も
忘れがたい蕎麦屋だ。
福井といえば、おろし蕎麦。
だいこんと絡めて食べる十割蕎麦が、たまらない。
「大きく根を張る大根のように、
ここに根付いていろんなことを発信していきたい」という想いで
店名をつけた。
ご主人の南和孝さん。
お父さんがそば好きだった影響で、そばの世界に興味を持った。
大学を卒業後、1年ほど全国を放浪していたとき、
京都の手打ち蕎麦の店で出会ったそばの美しさに感動して、
そのままそばの道に入ったそうだ。
修業中、バイトに来た女の子が「そば」に来て結ばれた。
そして、2人で福井で蕎麦屋を始めた。
鯖江市内で13年、越前陶芸村で5年。通い詰めるファンも多い。
妻のゆかりさんは、シンガーソングライターでもある。
CDも出している。やさしいほんわかした歌だ。
店は、時々、ゆかりさんのステージにもなる。
南さんは、ラジオを聞いてくれていた。
ラジオの縁は、例によって初対面感がない。
たった1度の出会いだが、
いつか「信夫のそばで蕎麦を食べる会をやれたらいいね」と言っていたら、
実現することになった。
7月5日17:00~、信夫のそばに来て~
問い合わせ、申し込みは、
だいこん舎 0778-32-3731