代々木に行ってきた。
「赤旗」の取材を受けるためである。
代々木といえば、浪人時代1年間通った予備校のあるところ。
いわば、ムラカミの青春の地である。
最近「赤旗」づいている。
NHK退職者による会長罷免要求の記者会見の翌日、
その後も、その特集記事を載せてくれた。
そして、今月5日付けの読者投稿欄には、
北海道の読者からの嬉しい投稿が掲載された。
その方は、ムラカミが記者会見に参加していることを知った瞬間、
「ヤッター」と声をあげたらしい。
ボクの放送を聞いていて、
ボクの想いをかなり深いところまで感じてくれていたことが、とても嬉しかった。
「時に社会の矛盾に怒り、投稿文に爆笑し共感し、
闘病中や不幸な巡り合わせの中で頑張る人のお便りを読むと無音になる。
ラジオの向こうで涙をこらえているのがわかる」・・・
リスナーの心の居場所でありたい、リスナーと喜怒哀楽を共有共感したい…
そういう想いでマイクに向かっていたことを感じてくださっていたのだ。
20年ほど前、国会担当だったとき、共産党の専属取材を委任されていた。
代々木にも行き、「赤旗」も読み、
いまの志位委員長初当選の事務所からリポートしたこともある。
その時、知己を得た人たちは、
みんな純粋で思いやりのある人たちばかりだった。
きょう取材担当の森保記者も吉武カメラマンもいい気を醸し出す人だった。
約束の15分前に行ったら、森保さんがにこやかな顔で待っていてくれた。
インタビューも丁寧に優しい口調で聞いてくれた。
吉武さんも「存在感」を強調せず、自然に構えさせず撮影してくれた。
久々の代々木を嬉しい気持ちで後にすることが出来た。
(森保記者のインタビュー受けるムラカミ 撮影 吉武カメラマン)