品川神社へやってきました
ついに
東京10社巡り
最後の神社となりましたー
うーん
ここまで続くとは
ここは
京浜急行の
「新馬場(しんばんば)」という駅のすぐ傍
電車からも見えます
ここ新馬場にある
「品川健康センター」には
しばらく通っていた事があって
しばしば
この神社が目について
気になってはいたのですが…
こういう形で訪れる事になるとは
全く予想してなかったですね
トリを飾るには
縁があった場所で
何となく嬉しいですね
…
トリを飾る…
この「トリ」って何なんだろう??(笑)
調べてみると
「トリ」は
寄席で最後に出演する人をいう
寄席用語なのだそうです
語源は「取り」で
最後の演者がギャラをまとめて受け取り
出演する芸人達に分配していた事から
生まれた言葉なのだとか
へぇ〜
新東京百景
「都民の日」制定30周年を記念して
1982年10月1日に
東京都によって選定された100の風景
の1つなのだそーですよ
右側に
大黒さんがいます
目黒川沿いには
東海七福神の恵比寿天を祀る
『荏原神社』があって
牛頭天王の「南の天王社」
と呼ばれているのだそうです
これに対し品川神社は
「北の天王社」と呼ばれ
大黒天を祀っているんだとか
この南北の天王さまの祭礼は
「品川天王祭」 と言って
なかなか勇壮な祭らしいですよ
南の天王祭は
本社神輿を担いで
天王洲の海を渡御するもので
通称を
「かっぱ祭」ともいうとか
現在では
天王洲が埋めたてられて
神輿を担ぐには適さなくなったため
荏原神社の前から神輿を船に乗せ
目黒川からお台場まで運んでいって
担ぐんだそうです
一方
品川の神輿の特徴は
太鼓を備え付けていることだとか
どの神輿も横手に太鼓がついていて
それを叩きながら練りまわるそーです
そのせいか
太鼓の音が鳴り響く傍ら
担ぎ手たちはひたすら担ぐのに専念して
掛け声を上げることがないようです(笑)
神輿の行列には笛吹きが随行し
太鼓に合わせて囃子の音を添えて
さながら動く祭囃子なんだとか
ちなみに
天王さまというのは
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
を指すそうです
品川神社の「御由緒」は
後鳥羽天皇の御世
文治三年(1187年)に
源頼朝が
海上交通安全と祈願成就の守護神として
安房国の洲崎明神の
天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)
を勧請して品川大明神と称し
今は社名を品川神社と改めたのだそう
徳川家康が
関ヶ原の合戦へ出陣の際に
品川神社を参拝して
戦勝祈願をしたのだそうです
その後
祈願成就の御礼として
・仮面(天下一嘗の面)
・神輿(葵神輿)
などを奉納して
5石の社領の朱印を受け
徳川家の尊崇する特別な神社として
社紋も徳川家の家紋の
「丸に三つ葉葵 」と定めたとか
神社の建物の再建・修復などは
全て江戸幕府が賄う
「御修復所」
として
徳川家から厚い庇護を受けたようです
境内入り口の階段前に
龍の細工が施された石鳥居がありました
「双龍鳥居」
というそうです
こちら
左の柱の「昇り龍」
こちら右の柱の「降り龍」
双龍鳥居は
杉並区の高円寺と馬橋稲荷神社にもあり
品川神社のものと合わせて
「東京三鳥居」
ともいわれているそうです
格好いいっすね
石段の上からの景色
京急線の高架が見えます
境内
なんか
鳥居と狛犬の数が多い
階段登ると
すぐにコイツがいます
愛嬌たっぷり(笑)
なんか笑えます
御祭神は
天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
宇賀之売命(うがのめのみこと)
「天比理乃咩命」は
海上交通安全
「素盞嗚尊」は
風水害や疫病を除いてくれるなどの厄除け
「宇賀之売命」は
農業をはじめとする産業繁栄の神
なのだそーですよー
こちらは
社殿の狛犬
さっきの狛犬より
凛々しい(笑)
神楽殿
祖霊社
神道において
祖先の霊を祭るための神棚だそーです
浅間神社
よく見る神社ですが
その度に
せんげんじんじゃ
あさまじんじゃ
…どっちだろう??
と思ってましたが
どっちでも良いみたいですね
浅間神社のほとんどは
富士山に対する信仰の神社なんですねー
一部浅間山に対する信仰の神社も
あるそうですが
あ!
だから
富士塚があるのねー
…なるほどねぇ
初めて知りました
富士塚入口
きちんと
1合目から表示があり
登山気分が味わえる作り
裏側にも昇り口があり
そちらは5合目からで
自分はそちらから登りました
品川富士は
都内最大の高さ約15mの富士塚だとか
富士塚は基本的に
頂上から富士山をのぞむことが出来るよう
築造されているのだそう
ただ
近年の家屋の高層化に伴って
富士山を直接視認できるものは
_<)
ここの頂上からは
今でも見えるのかなぁ??
ぶじかえる(笑)
御嶽(みたけ)神社
東京都青梅市の御岳山にある神社で
御嶽大権現ともいうのだそう
クシマチノミコトを主神とし
オオナムチノミコト
スクナヒコナノミコト
日本武尊を配祀
火災盗難よけの神として知られ
古来関東地方の山岳宗教の
中心地の1つなんだそうです
阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)
鳥居を抜けて
こちらにも手を合わせましたが
実は…
阿那稲荷神社は
”恵みの霊”を祀る神社だそーで
上社・下社の二社制をとり
上社には「天の恵みの霊」が
下社には「地の恵みの霊」が
祀られているのだそーです
で
こちらは上社だそーです
下社の方には
「一粒萬倍(いちりゅうまんばい)の泉」
と呼ばれる霊水が湧いていて
この霊水でお金や印鑑を洗ったり
この水を持ち帰って
お店や家の入口や四隅に注いだりすると
商売繁盛すると言い伝えられているとか
この右側に続く鳥居を進んで行けば
行けたそうですが…
出口に続くのかと思って
行かなかったんですよねーー
大失態
今までの反省が
全く活かされてないっすね…
裏手に回ると
板垣退助のお墓がありました
「板垣死すとも自由は死せず」
の石碑もありました
こちらには
奥さんのお墓もあって
土佐にあるお墓の方が
分骨されたものらしいですよ
包丁塚
…何だか
品川神社は
そんなに広くはないんですが
色んなものがありますねー
…調べるの大変
御朱印を戴きました
これで
ついに東京10社巡り
コンプリートでございます
そして
念願のバラリ開け!
あー
気持ちぃーー!
10社並ぶように集めるのは
結構気を遣いましたねー
次は
何の括りで集めていこうかなぁ …
色んな所に脚を運ぶのも
調べて「なるほど!」
と知ることも
ホントに面白いですねー
また新たな御朱印を集めながら
色んな所を歩いて
感じて行きたいと思います