トウホク復興ブログ

被災地仙台から復興に向けた情報とオモイをお届けします


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8/17(水)岩手県釜石市の合同庁舎にて、被災者支援勉強会シリーズの第3回目として、「仮設居住空間バージョンアップ勉強会」が開催され(主催:東京大学高齢社会総合研究機構)、私も報告者の一人として参加してきました。

参加者は、釜石市の建築・福祉系の部署の方々、岩手県の復興局の方々等、総勢60名くらいいて、会場は熱気でムンムンでした(冷房がほぼ効かない状態でした・・・)。

【仮設居住空間バージョンアップ勉強会の主な内容】
講義① 仮設居住空間バージョンアップの課題整理(大月敏雄/東京大学)
講義② 『仮設のトリセツ』の解説~中越の住こなしの知恵を東日本へ!~(岩佐明彦/新潟大学)
事例報告① 仙台の仮設住宅における日曜大工支援の実践(新井信幸/東北工業大学)
事例報告② 仮設住宅バージョンアップ支援のネットワーキング(新堀学/新堀アトリエ一級建築士事務所)
グループ討議
平田仮設住宅見学

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講義①大月先生からは、日本の過去の大災害時の仮設住宅、復興住宅のつくられ方、海外のスラム再建のための住宅供給の方法等について解説があり、そのなかで、戦前の日本の復興住宅には、商店街や、生活再建のための職業訓練所、銭湯、託児所等があり、まちとして形成されていたのに対し、現在ではいつしか住宅だけの仮設を建てるようになってしまったこと指摘していたのが大変印象的でした。

講義②岩佐先生からは、イミダスにも新語として掲載されることになったほど有名となった「仮設のトリセツ」の解説と中越での仮設住宅の自主改修のいろいろな事例を見せてもらいました。そのなかで改修が行われているところとそうでないところでずいぶん差があり、なかには壁に釘一本打ってはいけないと思われている仮設住宅もあったそうです。一般的な賃貸住宅のルールが踏襲されしまっているので、それを是正するような情報発信の必要性を訴えておられました。

報告①私の方からは、このブログでも紹介している長町での仮設カスタマイズお助け隊のとりくみを報告しました。特に、外で大工作業をしていると、さまざまな住民の方が声を掛けにやってきるので、そのこと自体がコミュニティ形成につながっていることを強調して紹介しました。

報告②新堀さんからは、仮設住宅のリノベーションのハードとそのプロセスにおけるソフト面の提案がなされまして、ハードでは商店街(モール)、ソフトではコミュニティカフェやリノベーションワークションプの提案がありました。その他、仮設支援のネットワーキングを意図した情報紙「わわ新聞」の発行を予定していることを紹介されました。

その後、6グループに分かれてグループ討議を行いましたが、私のグループでは、保健士さん、社協の方、県復興局の方、国連関係の方等さまざまおられましたが、仮設居住者の状況等について行政内で情報共有と支援の連携がとれていないことが把握できました。仮設全体の状況と支援団体の情報等を把握し、支援のコーディネートができるような機能が必要なのではと思いました。

勉強会後、コミュニティ形成を意識して向かい合わせての住棟をウッドデッキでつないだ平田仮設住宅の見学に参りました。その様子は下記のとおりです。

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また、勉強会の前に、平田と同様に東大の大月先生らのグループが計画に関わった遠野にある木造仮設によって来ました。ウッドデッキのテラスで遊んでいる小さい子どもたちがいて、計画者たちの意図が実現しているところに感心させられました。

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仮設カスタマイズの活動が今朝(8/12)の朝日新聞朝刊に掲載されました。宮城版ですが。。
学生たちも、仮設の住民たちも、多少は励みになるんじゃないかと思っています。

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作業2日目(8/7)も晴れて暑い1日でした。


昨日に引き続き、大工のおっちゃん(仮設入居者)がサポートに来てくれました。

特に収納の基礎について、水平にそして風等で倒れないように、コンクリートブロックを半分埋めて固定する方法を教わりました。


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縁台型収納部分を設置できたところで、ご近所さん登場。強度確認のため座っていただきました。

「こりゃいいね。うちにもほしい!」といった評価をいただきました。

(座面があけられて中が収納になります。写真とりわすれましたが。)


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縁台のうえにパーゴラを取りつけて、とりあえず軒先収納2号が完成となりました。

あとは、パーゴラに這わせる植物(ブドウとかキウイトカ)を育ててもらうことになります。


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軒先収納づくりにはもう1チームあって、本学の安全安心生活デザイン学科の学生たちが麦わら帽子をかぶりながら奮闘しております。こちらは、8月半ばくらいの完成見込みです。


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2日間の作業の最後は、バーベキューで締めました。大工仕事のあとのビールも、炭焼きの肉類もトウモロコシも本当にうまかったです。ボランティアを募集しておりますので、次回は、みなさんもぜひご参加ください。


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仙台七夕祭りが始まった本日(8/6)、私たち「仮設カスタマイズお助け隊」(暫定名称)は、熱中症を気にしながら、パーゴラ型軒先収納制作の作業を実施しました。

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そして本日は、2時から「ふれあいサロン」も実施されました。下の写真の二人の男性は、岐阜から5kgのお米200袋を無償提供しに来てくれました。地元の行政や仙台市に問い合わせてみたものの、個人からの物資提供を断られ、めんどくさいと、今朝3時に行くあてもなく仙台に向かい、昼過ぎに仙台市内の交番に相談したところ、長町仮設住宅に辿り着いたというわけなのです。「直接渡せただけでうれしいんだ」と言って、ワゴン車で去って行きました。


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収納作業の方はというと、いつものパターンで住民の方が、なんだかんだ声をかけにやってきてくれます。本日はプロの大工のおっちゃん登場で、学生の不慣れな手つきを見かねて、マイ工具持参でご指導くださいました。散歩中の犬は「暑いのに!」と迷惑そうでした。


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とりあえず、本日の作業はここまでで。明日、軒先収納第2弾を完成させる予定です。

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長町仮設住宅には、敷地のほぼ中央に縦25m、横50mほどの広場があります。そこには掲示板がぽつりと建っていて、他にはどこかのボランティアグループが置いていった、テーブル代わりの木製のケーブルロールの芯?と手作りの木製イスが置いてあるだけで、誰かが使用している様子はあまりみられませんでした。



昨日(8/3)お昼前に行ってみると、赤白のパラソルの下で、お茶を飲みながら談笑している二人の男性をみつけました。このお二人は、この広場に面する住棟に住まわれていて、軒先収納や庇の制作にも力を入れている方々です。





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パラソルは夜になったり、風が強い日はしまっているそうで、片方の男性の方が管理しています。いわば広場の主(あるじ)のような存在となっています。



私たち仮設カスタマイズチームでは、広場の有効な活用方法について住民の方々と検討したいと思っているところなのですが、こうして自然な形で利用して、管理もしてもらえていると、その他の活用方法にも展望が開けていくような気がしています。



なお、軒先収納第2弾は、この広場に面したお宅にパーゴラ風のものを取り付ける予定なので、にわかに広場とそのまわりが、何気なくふれ合える場所になっていくような、そんな予感がしています。

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