民主党の渡部恒三元衆院副議長は21日、名古屋市であったミッドランド毎日フォーラム(毎日新聞社主催)で講演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で「候補地がない場合は沖縄の皆さん、生活向上のためにできる限りのことをするとおわびして受け入れてもらうこともありうる。内閣総辞職にはならない」と述べ、国外、県外移設が実現できなくてもやむをえないとの見方を示した。

 また渡部氏は「小沢(一郎幹事長)君は絶対に辞めない。普通なら鳩山(由紀夫首相)、小沢体制で(参院選に)臨むしかない」としたうえで、「ポスト鳩山」について「普天間問題の責任で首相が辞めたら、岡田克也氏は(担当の)外相なので難しい。常識的には副総理の菅直人氏だ」と述べた。

【関連ニュース】
普天間問題:鳩山首相「5月末までに五月晴れ」
日医連:民主単独推薦を検討…参院比例、執行部内に反対も
普天間移設:「徳之島」白紙撤回を要請…首相に民主県連
小沢幹事長:党内結束を訴える
普天間移設:民主県連が「徳之島」撤回要請へ

また幼児虐待?大阪・堺で男児死亡…顔に打撲跡(読売新聞)
<ヤマハ>特許権侵害で提訴 半導体メーカー「アクセル」(毎日新聞)
家族5人刺され、1歳女児死亡…容疑の男逮捕(読売新聞)
仙谷氏「衆参ダブル選を問う可能性もある」(産経新聞)
民需拡大のため「宇宙庁」を=前原担当相に有識者ら提言(時事通信)