Vivid Strike #4 | Freedom7’s Blog Since November 5th 2008

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ニッチな内容を書き続けるライフログ

なのはシリーズとしては定番の過去の重い話。引っ込み思案だったリンネがあそこまで強さを求めるのも納得できる過去でした。

 

4年前・・・まだ、リンネがフーカと同じ孤児院に居た頃

 

公園の雪かきをしていて、足元が滑りやすいから気をつけてくださいと、リンネが声を掛けた老人が後に里親となるベルリネッタ夫妻の父親であり、リンネが敬愛するロイ・ベルリネッタ。

 

子供が居なかったことに加え、ロイの娘であるローリー・ベルリネッタと髪色とか似ている部分や、気遣いできる子供ということでリンネを養子として引き取りました。

 

エンディングクレジットを見る限り、父親のダンは婿養子としてベルリネッタ家にみたいですね。

 

そして、母親ローリーが通っていた学校に転入するわけですが、

 

名家の令嬢というのと、見た目の可愛らしさに嫉妬をする連中が現れます。

 

上履きをズタボロにし

 

トイレに入った瞬間に水をかけ

机や教科書、ノートをズタボロにしました。

 

そんな中、今までの事をやりすぎて謝るから、以前つけていたアクセサリー可愛かったからまたつけて来てと言われ、意気揚々とつけていくのですけど

 

体育の間に盗み

 

便器の中に入れるというクズっぷり

 

そして、拾い上げ、洗っている最中に羽交い締めにされ、携帯端末にかかってきた家族からの連絡に応答しようとするも

 

端末を破壊され

 

体の調子が悪かった祖父ロイの死に目に合うことが叶いませんでした。

 

自身を引き取り、裕福な生活にとても大切なアクセサリーをくれた祖父の死は幼いリンネにとってはとてもショックな出来事で

 

明くる日・・・抑えてきたリンネの心が爆発し

 

一人目は右腕を掴みそのまま、右腕を折り

 

二人目は頭を掴み

 

柱に叩きつけ

 

3人目は思いっきり蹴り込んで靴箱にぶち当てます

 

気弱そうな子ほど、限界に達したときの爆発力が恐ろしいものです。しかも、家族の最後の瞬間に出会えなかったというのは、一番取り返しの付かないこと。

 

もちろん、手を出すことは許されないことですが、受けた本人にとっては同じレベルの痛みのはずです。今回の場合ですとこれでもリンネの中では足りないのかなーという印象です。

 

このことがきっかけで、弱さを見せないでとにかく強さを求めるきっかけになったのでしょう。

 

なのはVividでは重い話はありませんでしたが、なのはシリーズって思い過去を背負った人物が多い話です。

 

1st:プレシアにヒドイことをされたフェイト

A’s:死にゆく運命にあるはやて

StrikerS:戦闘機人として生まれたスバル

      慕っていた兄が殉死、心無い言葉をうけたティアナ

      フェイトと同じ技術で生まれ、人体実験をされたエリオ

      生まれつき強すぎる力故に故郷を追放されたキャロ

Force:家族が謎の連中に惨殺されたトウマ

 

4話冒頭でノーヴェがフーカにリンネの過去話をする時に辛い話になるだろうと言っていましたが、ノーヴェも誕生のきっかけとかJ.S.事件とリンネ以上に重い過去があります(;・∀・)。

 

経験上、なんでこっち(被害者)は干渉してほしくないですし、関わりたくないのに、加害者連中はかまってくるのでしょうね。好き⇔無関心の構図であって欲しいのにどういうわけか、関わってくる人。

 

まだ、一人ならば問題ないのですけど、子供の頃って集団でやるから質が割るのですよ。今だからこそ言えるけど、同性ならばホモなの?レズなの?と言い返す&ありとあらゆる証拠を集めて法定で徹底的に戦います。

 

1~4話見る限り、家族との会話とか見てると特にぎこちなさとかないことを考えると、この件に関して両親はリンネのことを守ってくれたのかなーと予想しています。

 

 

心の傷ってなかなか治らないと言いますが、絶対に治ることは無いと思っています。例えるならば、木の板を彫刻刀で削ってそれが元に戻るかということです。ヤスリや鉋やパテなどで埋めることはできますが、元には戻りません。

 

歴代の中でも現実的に生々しい過去話だっただけに衝撃的だったとは思いますが、現実世界でもこのようなことが起こっているので、気に食わないといって追い詰めては行けません。かかわらないのが互いのために一番です。