February 03, 2012
先生や親の恐怖の催眠術
NLP個人レッスンが立て込んでおり、
ブログ更新をご無沙汰しておりました。
さて。
これまでも記事でたびたびご紹介しているNLP開発者バンドラー先生の言葉。
「親と学校の先生こそは、最強の催眠術師である」
これは、バンドラー先生の本にも、たびたび書かれていますし
僕自身、バンドラー先生のセミナーで直接聞いた言葉です。
バンドラー先生は、ある時、22歳の「少年」に会いました。
彼は、とても賢く頭がよい少年だったそうです。
たとえば、
エンジンをバラバラに分解して、あっという間に組み立てることが出来ました。
ですが、
少年は、字を読むことが出来ませんでした。
彼は、ありとあらゆる補習クラスなどに行きましたが
「僕は読むことが出来ない、僕はできない」と繰り返すばかり。
バンドラー先生は、彼をトランスに誘導します。
「キミが字を読むことを何かが妨げているかどうか、
キミの無意識の尋ねたいんだがね?」
彼の無意識の同意を得たバンドラー先生は
その「何か」のところへ彼自身を連れて行くように、彼の無意識にお願いします。
そして連れていったら、彼自身を立ち上がらせて、
文字を読むことを妨げている「何か」について話すように
彼の無意識に指示をしました。
数秒後、彼は立ち上がり語り始めました。
彼が、初等学校のとき
学校の先生が、とてもイライラしながら
彼の顔の前で鉛筆をへし折りながら言いました。
「お前みたいな奴は、ぜったいに読み書きを覚えない!!」
彼の無意識は、学校の先生の言葉を「命令」として受け取り、
その時以来、
彼の無意識は、読み書きを覚えようとする試みを
ことごとくブロックするようになりました。
バンドラー先生曰く
この少年は、とても賢いのですが
イライラした学校の先生が、自分の顔の前で鉛筆をへし折るという恐怖が
彼を、とても暗示にかかりやすいトランス(変性意識)状態に誘導しました。
そして、学校の先生の恐ろしい言葉は、
後催眠暗示(posthypnotic suggestion)として彼の意識に沈み込み、
恐怖というトランスから彼が目覚めた後も、今日までずっと、
彼の人生のすべてにおいて、読み書きを覚えないという制約を課すことになったのです。
バンドラー先生は、トランスに入っている彼の無意識に対して
学校の先生の後催眠暗示に代わるあらたな後催眠暗示を彼に与えます。
Now you will start reading, and it will be fun, and you'll learn quickly.
その1週間後、補習クラスの担当から連絡があり、
彼は、完璧に読み書きが出来きるようになったとのこと。
さて。
バンドラー先生が、
この読み書きが出来ない少年のエピソードでおっしゃっているのは
人を苦しめているのは、決して過去の体験の内容ではない・・・ということです。
よく、今の苦しみの原因を過去に求め、
その過去の体験を明察して理解することで人は変われるんだという
精神分析的アプローチがありますが
バンドラー先生は、「ナンセンスだ」と一蹴します。
そして、自分は心理学者とは違うんだ・・・とも。
読み書きが出来ない少年の場合、
彼の初等学校時代のヒステリックな先生から受けたトラウマ的体験が原因ではなく
恐怖によって引き起こされたトランス状態の中にあって
学校の先生から言われたセリフが、後催眠暗示となってしまったことが
いまだに読み書きが出来ないでいる理由だったのです。
実際に、少年の意識は
自分が読み書きが出来なかった理由を今も知りません。
理由を知っていて、それをバンドラー先生に教えてくれたのは、
トランス状態における彼の無意識です。
さて。
イライラしたりムカつきながら声を荒げて
「お前はダメだ!」「お前は、いつも~だ!」と
震え上がるような恐怖を相手に与えつつ怒ったり説教したりする
ママやセンセイたち・・・。
子供たちを、一瞬にしてトランスに誘導し
そこで子供たちの脳に投げかけられるセリフは
本人さえも気が付かないところで、
人生全般にわたって制約を課し続けるということに、どうか気づいて頂けたらと思います。
誤解してほしくないのは、
怒ったり説教したりすることが、いけないのではないのです。
恐怖を与えるトランス状態にさせてしまうような
ママやセンセイの怒りが悪いのでは決してありません。
たとえ子供が恐怖を感じようとも
烈火のごとく怒るべきときは、怒るべきだと思います。
イライラすることが悪いことだという
薄っぺらな道徳的暗示を刷り込む自己啓発な本を最近はよく見かけます。
また、
子供は褒めて育てるというお花畑な育児ノウハウも、よく見かけます。
ですが、バンドラー先生は
怒ることは、よいとも悪いとも言ってはいません。
怒ることによって、子供が瞬間的に変性意識状態(トランス)になり
そこときに、脳に入力される言語メッセージが
後催眠暗示として、子供の人生から自由を奪うことを警告しているのです。
これはまた、褒めるときも同じです。
褒められてモチベーション上がったり、ややる気が出たりしたとしても
褒め言葉の言語メッセージによっては
将来にわたって、本人に大きな制約を課す暗示を刷り込むことだってあるのです。
じゃぁ、どんなセリフで怒ったらいいのでしょうか?
出来ないわが子、不甲斐ないわが子にイライラして
ついつい怒鳴ってしまうことは、よくあることです。
そして、そんな感じで子供を叱りつけるときは
子供はトランスに誘導されてしまい
ママのセリフは、良くも悪くも、後催眠暗示として
子供の無意識に沈み込みます。
だとしたら、
たとえイライラして怒ったときであっても
子供の未来の可能性や潜在的な能力を伸ばすようなセリフであれば
子供にとって、とても役に立つ後催眠暗示を与えることが出来るはずです。
さて、どんなセリフで怒ったらよいのでしょうか?
そして、
褒めるときは、どんなセリフがいいのでしょうか?
その答えは、ズバリ!
NLP:神経言語プログラミングの言語スキルである
ミルトンモデル にあります・・・!
子育てだけでなく、部下の育成や
アスリートのコーチや、音楽レッスンでも、仕掛けは同じです(^_^)
イライラしたっていいんです。
イライラしなければすべてOK!・・みたいなものもありますが
イライラしなくたって、
人を不自由にする催眠的暗示はいくらでも他者に与えてしまうものです。
善言美辞を言うのが良いのではありません。
たとえそれが罵詈雑言であっても
相手の無意識によき変化を起こす催眠的メッセージを持っているのなら
人を活かす言葉になっているものです。
禅の語録は、決して善言美辞に彩られていません。
むしろ、その逆です。
お花畑なポジティブなんとかではない、
本当の意味で脳を動かす言葉の秘密が、NLPには用意されていますよぉ(^_^)
そんなNLP言語スキルを
特に学んでトレーニングしたいというNLP個人レッスン の受講生さんが
最近増えてきております。
親や学校の先生方。
どうしたって子供たちにとっては、最強の催眠術師です。
だったら、ステキな未来をクリエイトする最強の催眠術師のほうがいいですよねっ
それでは、またっ(^_^)/~~
いつかあなたとお会いできる日を楽しみにしています!
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