テーマ:NLPの用語解説
September 10, 2009

【NLP用語】サブモダリティとVAKOG

【NLP用語】
サブモダリティ
VAKOG



米国NLPTM協会公認NLPTMトレーナーのマイケル山浦です。

今回は、サブモダリティとVAKOGです。
ちなみに、VAKOGは「ヴァッコグ」などと言ったりします。



NLP:神経言語プログラミングでは
五つの感覚をアルファベットの記号で表します。


V=Visual:視覚
A=Auditory:聴覚
K=Kinesthetic:身体感覚
O=Olfactory:嗅覚
G=Gustatory:味覚




私たちは、外の物理空間との情報のやりとりに
この五つの感覚を使っています。

五つの感覚受容器官から入力された情報は
神経によって脳に伝えられます。

脳に入った各情報は
脳の中の様々なプログラムによって情報処理されます。

そして
五感から入力された情報は、脳のプログラムによって加工され
今体験している「現実」が脳の中で再構成されます。

私たちが体験している現実は
実は、現実のVAKOGの情報そのままというのではなく
一度、脳の中で情報処理され加工されたものを
現実だと認識しているのですね。

そして、五感情報のVAKOGの加工の仕方は人それぞれ。
同じ現実を体験しているのに(同じ情報が入力されているのに)
感じ方や捉え方が違うのはこのためで
脳の働きからみて
人によって違っていないとおかしいんです。



入力⇒情報処理⇒出力


何かを学習するとき。
怒ったり、泣いたり、喜んだり、笑ったり。
車の運転。
読書。
文章を書く。
人に共感する。
嫌いな人だって思う。
あの子に惚れちゃう。

などといった私たちの行動は
VAKOGで入力された情報が脳で処理加工されて
アウトプットされたものであると言えます。


鳩山民主党党首に対して
好感を持つ人Aさんと
生理的に嫌だと感じる人Bさんがいます。

AさんもBさんも
同じ情報が五感VAKOGから入力されています。

しかし
Aさんの情報処理プロセスと
Bさんの情報処理プロセスが違うために
「好感」と「嫌悪」という相反する出力が
結果としてなされるのです。


この情報処理プロセスは
脳、すなわち無意識の領域で実行されるので
私たちが普段知覚している顕在意識では気づくことはできませんし、
どうすることもできません。
それを、望む結果が得られるように
情報処理プロセスを修正するテクノロジーが
NLP:神経言語プログラミングだといえます。

Aさんが、鳩山さんに対して嫌悪を抱くようにすることも
Bさんが、鳩山さんに対して好感を抱くようにすることも
NLPでは可能なのです。




V、A、K、O、G、の各感覚情報は
さまざまな要素で構成されています。


V:視覚情報を例にして解説しましょう。
視覚情報は
色彩
焦点
形状
大きさ
平面か立体
明暗
彩度
などという情報に分割することができます。

眼球の網膜には
それぞれの情報を受容する神経組織の存在が確認されています。
光のスペクトル情報を感知する受容細胞。
物体の形状情報を感知する受容細胞。
といった具合です。
そして、それらの各視覚情報が神経によって脳に伝達され
過去の記憶といったデータベースや
ビリーフ・システムというフィルターを参照しながら
総体的な視覚情報として脳内で再構築されます。
それを、私たちは「見る」と知覚しているのです。

なので、現実をありのまま見ている人は
この地球上に誰もいません。
なぜなら
五つの感覚器官から入る情報を処理するプログラムは
一人ひとりユニークなものだからです。

このように
V:視覚情報の中には、さらに分割された要素の情報がありますが
それをNLPでは
サブモダリティと呼んでいます。

モダリティとは
VAKOGの五つの感覚受容器官から入ってくるそれぞれの
感覚モードを言い
サブモダリティは、その従属要素です。
VAKOGそれぞれのプロパティと言えば分かりやすいでしょうか。

パソコンのファイル情報のプロパティは
ファイル情報を構成する要素を設定しますよね。
ファイル名、ファイルの保存場所、ファイル容量、ファイルの種類など。
それをイメージしていただくと、
脳の中での情報の実態に近くなると思います。


あなたが好きだと感じている人を
なんとなく思い浮かべてみると
どのあたりに見えていそうですか?

あなたが嫌悪を感じる人を
なんとなく思い浮かべてみると
どのあたりに見えていそうですか?

両者に違いがあるのを気づくことができるかもしれません。

見える場所
色合い
大きさ
彩度
などなど。

人の顔であっても
それぞれの人を思い浮かべると
微妙に見え方が違っているのですが、気づかれましたか?


人の顔を視覚情報として記憶しているのですが
視覚情報のプロパティ、すなわちサブモダリティは
それぞれ違っているのです。

このように
情報処理の仕方に違いがあるのです。
顔という視覚情報が加工されて記憶されているのですね。



NLP創始者であるバンドラー博士は
数学者でありコンピュータ・サイエンシスト(プログラマ)です。

なので、
NLP:神経言語プログラミングには
コンピュータの概念が多く取り入れられています。
名前からいっても、「プログラミング」ですよね。
他にもNLPでは、コンピュータ・プログラミングの用語が
沢山使われています。

システム・エンジニアやプログラマの方は
NLPをより親しみを持って理解できることでしょう。


最先端の心理学である認知科学は
脳の認知の仕組みを解明する学問で
ファンクショナリズムと呼ばれています。

ファンクション、すなわち関数です。

関数とは
ある入力を与えると
ある望んだ結果を得られる一連の処理プロセス。


VAKOGの情報が入力された脳は
情報処理プロセス、すなわち関数によって
私たちの言動やフィーリングという出力を行います。
また脳内の関数によってコード化された五感情報が
記憶というデータベースに格納されます。


私がバンドラー博士から直接トレーニングを受けたとき
バンドラー博士は
脳の機能=「Function」という単語を沢山使っておられました。
また脳内の化学反応という表現も使っておられました。


脳の中で起こっている処理プロセス(関数)を修正するときに
VAKOGのサブモダリティは大活躍をします。

このロジックを理解し掌握していると
NLPの応用は無限に広がっていきます。

なので
まったくピアノの経験が無い人でも
NLPを習得すれば
ピアノが弾けない人を
弾けるように導くことは簡単なことだと言えます。


バンドラー博士は
サブモダリティのテクノロジーを使って
単語のスペルを覚えられない落ちこぼれを
優等生に激変させました。
もちろんその教材は
バンドラー博士みずからがプログラミングした
パソコンのソフトウエアです。

ソフトウエアが作れないまでも
あらゆるスキル向上の大きな助けになるのがNLPです。

脳の情報処理プロセスを扱うので
心の問題といったセラピーだけでなく
人間のあらゆる活動に応用できるんですね。

「自分は音楽はダメだから」と言って
楽譜を早く読めるようになりたい願いを
叶えてくれないNLP専門家がいたとしたら・・・


さて、
NLP:神経言語プログラミングのイメージが
なんとなくお分かりいただけましたか?

人気ブログランキング に参加しています(^_^)


それでは、またっ(^_^)/~~
いつかあなたとお会いできる日を楽しみにしています!

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