民主党の菅直人代表(63)は4日午後の衆参両院本会議で、第94代、61人目の首相に指名された。これを受け、菅氏は党役員と閣僚人事の調整を本格化させ、内閣の要となる官房長官に仙谷由人国家戦略担当相の起用を内定した。参院選を指揮する党幹事長には、枝野幸男行政刷新担当相の起用を検討している。菅氏は7日に両院議員総会を開いて党役員を決定。組閣は8日に行い、同日中に菅内閣を発足させる方針だ。
 菅氏は4日午後、仙谷、枝野両氏を党本部に呼び、人事構想について話し合った。菅氏は、小沢一郎前幹事長に近い議員は主要ポストに起用しない考えだ。
 仙谷、枝野両氏は小沢氏と距離を置く議員の代表的存在で、1996年の旧民主党結党時から菅氏と行動を共にしてきた。菅氏としては、政権・党運営に対する小沢氏の影響力を弱めるとともに、「政治とカネ」の問題にけじめを付ける姿勢を明確に示す狙いがある。
 ただ、小沢氏批判の急先鋒(せんぽう)である枝野氏の幹事長起用に対しては、小沢グループの反発を招きかねないとして、菅氏の周辺にも慎重論がある。
 閣僚人事ではまた、野田佳彦財務副大臣の財務相への昇格や、福島瑞穂社民党党首が務めていた消費者担当相への蓮舫氏の起用が取りざたされている。菅氏側近の荒井聡首相補佐官の入閣も有力だ。
 菅氏は4日夕の記者会見で、人事について「首相官邸、内閣の一体性、党の全員参加を念頭にしっかりした体制をつくりたい」と強調。小沢氏に近い議員の処遇は「選挙が終わればノーサイドだ。適材適所でいろんな意見を聞いて進めたい」とし、樽床氏の処遇については「どういう役割がふさわしいか検討している」と語った。 

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