【神奈川】大正・昭和期の着物に、今風の帽子や靴を合わせて街や学校へ--。着物を日常生活に取り入れる活動を、学生団体「慶応着物研究会」代表の中村修一さん(20)=慶応大法学部2年=らが広めている。古着物は1着数千円と手ごろな価格で入手できるため、「ジャケット感覚で手持ちの服と合わせられるのが魅力」と“和洋装”を楽しんでいる。

 横浜市港北区の同大日吉キャンパス。中村さんは週3回は着物で通学するという。12月のある日は、茶色の着物に帯締め代わりの革ベルトを合わせ、中折れ帽とニットのマフラー姿。構内を歩いても、周囲の学生は驚かない。「入学式も着物だったので定着した。『今日の帯いいね』と声をかけられることも。男性の着物は地味なので、差し色に女性物を着ることもある」と話す。

 07年に東京都渋谷区の古着物屋でアルバイトを始めたのが活動のきっかけ。08年夏、友人を「浴衣で出かけてみよう」と誘うと、「着てみたかった」と好評だった。以来、定期的に仲間と着物で繁華街を歩くように。口コミで輪が広がり、08年冬に研究会を発足させた。現在は美大生など他大学の3人を含む男女計10人がメンバーだ。

 月1回は必ず着物で通学するという、同会副代表で同大文学部2年の川合大地さん(21)は、「目立つので(本屋での)立ち読みや(講義中の)居眠りができなくなった。自分自身の意識が変わるし、人に覚えてもらえる」と気に入っている。

 横浜高島屋(同市西区)で3~6日にあった「学生対抗着物コンペ」にも参加、京大、多摩美大など9校の団体とともに古着物を展示販売した。若者から中高年まで幅広い年齢層の客でにぎわい「手応えがあった。同年代が接客すれば、若者も気軽に買えるのでは」と中村さん。「もっと着物を身近に。特別な日でなくても着てほしい」と、今後の活動に意欲を見せた。【中嶋真希】

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