脱税・申告漏れ日記

大阪の若手税理士が巷に流れる脱税・申告漏れ報道の裏側を分かりやすく解説します!


テーマ:
『筑紫哲也さん遺産相続めぐり、遺族がおよそ4,000万円の遺産隠し指摘される』
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00202904.html
FNN 07/07 11:56

『筑紫哲也氏の遺産で申告漏れ』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110707/t10014038521000.html

NHK 7月7日 10時50分

『筑紫哲也さん相続で所得隠し 遺族に4000万円指摘』
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210707020.html
テレビ朝日 07/07 11:54

『筑紫哲也さん遺族、5000万円所得隠し 海外口座資産除外 東京国税局指摘』
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110707/crm11070711410010-n1.htm
MSN産経ニュース 2011.7.7 11:39


被相続人が海外の金融機関に預金していた財産を申告から除外し、相続税を脱税したとされる事案。
・東京国税局の税務調査を受け、約5千万円の遺産隠しを指摘されていたのは2008年11月に亡くなったニュースキャスターでジャーナリストの筑紫哲也氏=享年(73)=の遺族。
・筑紫氏の死後、妻ら遺族は筑紫氏の相続税申告を行ったが、その際筑紫氏が新聞記者時代に特派員として勤務したアメリカで購入したマンションの売却代金4000万円が残されていた海外の銀行口座を意図的に除外。
・この他国内の遺産と合わせて同国税局からおよそ7000万円の申告漏れを指摘。
・一部の行為が相続財産の仮装・隠蔽にあたるとして、重加算税を含め、相続税およそ1300万円の追徴課税を受けた模様。→2010年冬に修正申告済み。


相続や遺贈で財産を取得した人で、財産をもらったときに日本国内に住所を有している人は取得したすべての財産について相続税の対象となります。

<参考記事>
No.4102 相続税がかかる場合(国税庁タックスアンサー)

No.4138 相続人が外国に居住しているとき (国税庁タックスアンサー)


相続人も知らなかった故人の遺産が税務調査で指摘された場合には、申告漏れとして取り扱われ、過少申告加算税(増加税額の10%)の対象となります。
一方、相続人が仮装・隠蔽等により意図的に相続申告から除外していた場合には悪質であることから重加算税(増加税額の35%)の対象となります。

※50万円と当初申告税額のいずれか多い額を超える増加税額に対しては15%


海外の不動産は申告する必要がないと思った。国税局の指摘を受け、2010年の冬に修正申告した(FNN)

今回は相続人がその存在を認識していた海外財産を意図的に申告から除外したため、重加算税の対象となったわけですね。

しかし、申告漏れが生じた経緯については、

「申告は税理士に依頼せず遺族自身が行ったのか?」
「依頼していたけど海外資産の存在を知らせていなかったのか?」

という不明点の残る事案です。


<関連記事>
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