先週の5月31日(月)から6月6日(日)までアメリカのラスベガスに研修に行ってきました。
造園屋さん、お庭屋さんがアメリカで何の研修?遊びじゃないの?って思われている皆さま。
本当に研修でした。
遊ぶ時間はほとんど無し。
植木の配置だとかガーデニングとかを学びに行ったのではなく、ホテルのサービスや
SHOWのバックヤードがどのように整備されているかを視察に行ってきました。
ラスベガスは常に改善の繰り返し。やってみて駄目なものは常にスクラップ。そして新しいことをビルド。
スクラップアンドビルドの繰り返しで、日々進化している街がラスベガスです。
ラスベガスは、もともとの町の構想がしっかりとしていて、稼いだ利益で建物などに再投資すると無税になる仕組みがあります。
税金が取れないと街が潤わないのではないかと疑問に思う人がいると思いますが、再投資した企業からは税金を取らずに、そこで雇用を生み、観光産業を育て外からやってきた人におカネを落としてもらう仕組みがうまく回っています。
ギャンブルが何故はやったのかというと、もともとニューディール政策のためにフーバーダム建設を進めていたが、労働者がお酒を飲みすぎて思うようにダム建設が進まなかったのを見かねて、
労働者からお酒を取り上げてその代わりに町でギャンブルをさせたのがラスベガスの最初だそうです。
ギャンブルは溺れることが比較的少なく、時間もすぐに終わるので、その後のフーバーダムの建設は順調に進み、予定より何カ月も早く造ることが出来たそうです。
9.11のテロ後は日本人はほとんどラスベガスに行かなくなり、ショーやホテルはほとんど中国人をメインのターゲットにしていました。お客様を区別しています。
日本からラスベガス直行便も姿を消したようです。
本当に不便になりました。
でも今誰が一番お金を使ってくれているのかをしっかりとデータとして取り、それに合わせてサービスを変えていく素早さは流石はラスベガスといった仕組みでした。
またラスベガスのカジノにはほとんど時計がありません。時間を気にせず、ゆっくりとカジノで楽しんでくださいという仕組みです。それに部屋には冷蔵庫がありませんでした。
部屋を快適にしてしまうとホテルの1Fにあるカジノに出なくなるので、快適にせずに外に出させる仕組みです。
ラスベガスのホテルの目的はカジノで大金を使ってもらうこと。常に目的をもってそれを達成する仕組で全ての事が設計されています。
大金をギャンブルで使ってくれるお客様には部屋代も取りません。本当に徹底しています。
高級ホテルwynnの建設にはプランニングだけで2年もかかっています。
いたるところに滝が配置され、駐車場からフロントまでバリやフリーのフラット化など
最高の設計となっていました。
同じオーナーのホテル同士は通路や無料モノレールなどでつながっています。
ただつながっているのではなく、その間にSHOPがあり、そこでお金を使ってもらう仕組みになっています。
隣のホテルに負けている部分があれば、その部分を直ぐに真似る仕組みもラスベガスにはありました。
高級ホテルの従業員専用のパーキングはホテルの裏の通りにあり、物流の通路は地下にありました。
全てお客様の目の届かないところに配置されています。
全ての仕組や改善が徹底されていて中途半端なところにはお客様が来ない。
だから徹底的に実行する。お金をかけてやりきる。
世界のホテルランキングの上位30はラスベガスにあります。
業種は違っていても本当に勉強になることばかりでした。

ラスベガスの街並み。このエリアは1兆円をかけて建設された巨大プロジェクトだそうです。

SHOWの舞台裏。環境整備が行きとどいていました。

高級ホテルのレストランで食べたハンバーガー。肉の味はやっぱり日本の方がおいしいです。
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