ブラック企業アナリスト / キャリア教育プロデューサー 新田龍の

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テーマ:├就活論
2012-02-03 09:30:00

岩波書店の「縁故採用宣言」が素晴らしい3つの理由

岩波書店が13卒採用の応募基準に



「岩波書店から出版した著者の紹介状あるいは
 社員の紹介
があること」



と明示し、事実上「縁故採用」に限る方針を示したことが
話題になっている。 
私自身も出張先から移動中、新幹線内の電光ニュースで
速報っぽく報道されているのを目にし、世間の反響の
大きさに驚いた次第だ。

さて、私としては
「岩波書店、いい仕事してるな~」
感じ入った次第であり、この宣言には大賛成なのだ。
そして、倫理的になんの問題もない。 では、なんで
問題ないのか、そしてどう賛成なのか、具体的に説明
していこう。




【問題ない理由】
ネット上で賛否両論はあるが、「機会平等に反する」とか
的外れの指摘をしている人は同社HPをよく見てから反論
すべきである。

同社は「自ら縁故を見つけてほしい」といっているのだ。
これは「オープンなコネ」なのか「クローズドなコネ」
なのかの違いである。

「クローズドなコネ」はダメだ。
「その会社の経営者や社員とつながりがあるか」という、
運や縁、住んでいる地域などによってチャンスに差が
生まれるからである。 これでは平等ではない。 

一方、今回同社が言っているのは「オープンなコネ」である。
「岩波社員による紹介」だけであれば首都圏在住の学生が
有利になるので平等とは言えないが、
「岩波の著者の紹介」
もコネだと言っている。 
著者にアプローチするのは自由だから、全国どこにいても
機会は平等なわけだ。

特に編集職の場合、仕事内容は「物書き」ではなく
「営業」に近い。 つまり、「著者にアプローチ」して
「ツナガリ」をつくり、「執筆してもらうこと」が仕事
である。 

今回の応募要件である「紹介状をもらう」というのは、
この編集の仕事とまったく同じなわけだ。 ぶっちゃけ、
「なんとしてでもコネを作れる人間は使える」
と判断しているということであり、すでに応募段階で
入社試験は始まっているといえるだろう。




【賛成の理由】
具体的には3点ある。

1)採用基準として合理的である
2)入社後にも期待できる
3)宣伝効果が高い 



順番にみていこう。



1)採用基準として合理的である
上記「問題ない理由」のとおり、応募時点でかなり選考が
できてしまう。 しかも、そのために必要な力は仕事に
直結
する。 これは非常に効率がいいやり方だ。

同社は例年数人の採用に対し、
1,000人以上が応募する。
これは書類選考だけでも骨が折れるレベルだ。 
だが中には
「なんとなく」「有名だから」みたいな理由で
応募する者も
いるだろう。 
このようなハードルを設けることで、本当に
意欲的な
応募者に絞られ、選考がスムースに進む効果がある
といえる。




2)入社後にも期待できる
入社後、ミスマッチ等で辞める人は少なくなる可能性が高い。
「第三者が紹介する」という時点で、仲介者のフィルターが
かかることになる。 仲介する人自身の信用に関わるから、
「中途半端な人は紹介できない」、ということになるだろう。

また、無事フィルターを通過して入社したとしても、仲介者
への義理といった心情もともない、「中途半端な仕事を
しなくなる」「おいそれとは辞めなくなる」といった効果も
期待できるかもしれない。

3)宣伝効果が高い
ご存じのとおり、これだけ話題になっているのだ。
ナビサイトで高いカネをかけて告知するより、このように
マスコミ、口コミで広がるほうがよほど効果的だろう。
もちろん、今回の件で同社は広告費を払っていないわけだ
から。 じつにうまいやり方だ。

コネについて条件反射的に拒否反応を示す前に、



「なぜコネ採用が合理的なのか」
「なぜあえて公表するのか」



といったウラを考えてみよう。




あと、これで成功事例となれば、正直にコネだと言って
こなかった他の会社」が炙り出されてくることに
なるだろう。それもこれからの楽しみの一つだ。




他の「クローズドなコネ採用をやっている」会社よ、
正直になったほうがラクだぞ。


テーマ:├「デキる就活生」の共通点
2011-12-10 18:00:00

デキる就活生の共通点(3) ビジネスパーソンの心がまえ

 

デキる就活生の共通点(3
ビジネスパーソンの心がまえ

 

タイトルは抽象的だが、かなり重要なポイントだ。
前の
2つ(1PDCA2インプットとアウトプット
ができている人は割合いるが、この「心構え」まで意識
できている人となると急に数が減ってしまう印象である。

 

すなわち、「社会人レベル」で考え、行動できている
ということであり、
社会人として「ビジネスに貢献する」という
覚悟
感じられる、ともいえるだろう。

 

これまでは一消費者として、自分からカネを出してモノや

サービスを得るだけだった。 こんどはそれと同時に、

自分がカネをもらって、モノやサービスを提供する側
にも
なるわけだ。

 

自分自身が、報酬に見合う価値を提供できるのか。 

その心構えを持って日々を過ごせるかどうかがカギになる。

 

たとえば、コンビニでペットボトルの飲料を買うとする。

これまでは普通に「目当ての品を手に取り、レジでカネを

払って店を出る」だけだったかもしれない。

 

しかし、同じことを「ビジネス目線」で捉えてみるとどう

だろうか。 

 

S社のお茶は棚に4列並んでるのに、I社は1列しかない。

 自分がI社の営業だったら、どんな提案をするだろう…」

 

パッケージの文言を見るときも同様だ。

 

「これでは品質面での優位点が伝わりきらないかも…

 自分が担当だったら、どんなコピーにするだろう…」

 

多くの就活生は、志望企業をあくまでイメージでしか捉え

られていない。 ましてや、

 

「そこでどんな仕事をするのか」

「その仕事で成果をあげるために、日々どんな心構え

 を持っておくべきなのか」

 

といったところまで考える機会はなかなかないはずだ。

 

だからこそ、社会人としての心構えを先取りして意識して

おくことは意義がある。 それは、

 

「自分は、社会にどんな価値を提供できるのだろう」

 

と考えることにつながり、その分アドバンテージをとれる

ことになるからだ。 

テーマ:├「デキる就活生」の共通点
2011-12-05 18:00:00

デキる就活生の共通点 (2)インプットとアウトプット

デキる就活生の共通点(2)インプットとアウトプット

 

デキる就活生の共通点その2は、

「インプット」と「アウトプット」だ。

 

これは、
「情報に対する感度が高く、行動量も多く、

 かつ迅速である」、
といいかえられるだろう。

 

結局、常に情報に対してアンテナを張り、行動を継続

している人が果実を得るというわけだ。

 

では、それによってどんなメリットがあるのか。

具体的には、次のような点が挙げられる。

 

メリット1 チャンスを掴みやすくなる

 

「求人情報はナマモノ」なのだ。 

リクナビやマイナビなどの求人サイトを見れば、無尽蔵に

求人があるように見えてしまうが、そんなことはない。

数百名規模の新卒を採用する企業であっても、ある程度の

母集団形成ができれば、応募窓口はクローズしてしまう。 

遅くとも、来年の3月にはどこの企業も受付を終了する

ことだろう。

 

チャンスを逃さないためにも、希望企業の採用情報は

常にチェックしておき、「機会は絶対に掴む!」という

意識が必要だ。 

 

もちろんこれは求人情報に限らず、業界や会社関連の

ニュースなどでも同様であるし、ひいては就活のみならず、

実生活でも有効なスタンスだといえる。

 

 

メリット2 レベルが上がっていく

 

筆記試験やグループディスカッション、面接などへの有効な

対策はズバリ、「場慣れ」だ。 

 

場数を踏めば踏むほど、当たり前だが選考に慣れること

ができ、その経験を通して自分の考えや意見、表現が
改善
され、研ぎ澄まされていくという効果もある。

 

面接も、「何を聴かれるんだろう…」などとビクビクして

いれば緊張もするが、「前に聴かれたことがある」と

思えるだけでも、多少は楽になるはずだ。

 

そう考えると、「第一志望企業から受け始める」
というのは
実にハイリスクである。 
その他の企業には失礼だが、
第四志望くらいから受けて
いって、除々に感覚を慣らして
いくのがお勧めだ。

 

 

メリット3 迷わなくなる

 

就活の最初期だと、そもそものところで

 

「自分がやりたいこと」

「自分に向いていること」

 

などはピンとこないものだ。 当然、そのままでは何も

語れない。

 

しかし、自己分析や書類選考で問われることなどを通して、

 

「自分の興味や関心」

「何にやりがいを感じるか」

「どんな条件が合う/合わない」

 

といった「価値観」や「動機」が明らかになる。

会社や仕事を選ぶ基準も明確になり、迷いなく活動が

進められるようになることだろう。

 

 

ビジネスの成功の要素にも、同じく「大量行動」という

ものがある。 PDCAと同じく、やはりリアルビジネス

と共通することは多々あるのだ。

テーマ:├「デキる就活生」の共通点
2011-12-01 18:30:00

デキる就活生の共通点 (1)なんといってもPDCA!

デキる就活生の共通点(1)なんといってもPDCA

 

いよいよ13の就活が解禁となった。 早速各地で活動が

本格化している。

 

私自身も、今週は行政関連の就活セミナーが2本、大学講座が
7コマ、自社開催セミナー1本、メディアの取材対応が3
と、なかなかのヴォリューム
であった。 少しでも多くの方に
メッセージを届けられて
いるなら幸いである。

 

これから少しの間、就活生の皆さんへの応援を込めて、
私がこれまで会ってきた
「デキる就活生」の特徴について
順次述べていきたい。


気づきがあった点は、多少なりとも日々の行動に落とし込み、

実践頂ければ嬉しい限りだ。

 


さてその
1回目に際しては、やはり「PDCA」の重要性を

伝えておかねばなるまい。 

 

PDCAサイクル」を日常的に実践できていること

 

は、いずれの企業でも採用時に重視しているポイント
であり、
就活生のみならず、社会人にとっても
重要な資質
である。

 

 

しかし、大学講座などで「PDCA」といっても意外なほど

知らない人が多いので、念のために説明しておく。

 

PDCAは事業活動を円滑に進めるための手法で、頭文字で

表される4 段階の行動を繰り返すことによって、業務を

継続的に改善していくという考え方だ。

 

1.Plan(計画)   :従来の実績や将来の予測などを
           もとにして
計画を策定

2.Do(実施・実行) :計画に沿って業務をおこなう

3.Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿って
            いるか
どうかを確認
4.Act
(処置・改善) :実施が計画に沿っていない部分を
           
調べて対応する

 

社会における仕事の場面に適用される概念であるため、

 

PDCAサイクルをすでに実践できている」

「無意識のうちにPDCAサイクルに沿って行動できる」

 

ことは「価値」になるというわけだ。

 

企業が求める「主体性」「コミュニケーション力」
「粘り強さ」
なども、このPDCAサイクルを回していく
中で要求される力
である。 

 

皆さんが意識すべきは、テーマは何でも構わないので、

日常生活におけるあらゆる場面(判断、言動、行動)に

おいて、この「PDCA」を実践することなのだ。

 

サークルに参加するにしても、「何となく」ではなく、
目的
意識をもって参加する。

 

アルバイトをやるにしても、単にマニュアルに沿った
行動
をとって終わりではなく、

「もっと良くするにはどうしたらいいか?」

と改善を意識しながら過ごす。

 

少しだけの違いではあるが、これが普段の生活で実践できて

いれば、中長期的にはかなり大きな差異になってくるだろう。

 

そしてその差は、実際に就活の場面でも大きく作用する。

 

どんな業界の、どんな規模の、どんな職種の会社を受けても、
必ず聴かれる質問がある。 それは

 

「あなたが学生時代に力をいれたことは何ですか?」

 

だ。

 

これは、単に「あなたは何をしてきたのか?」という
体験談
を聴きたいための質問ではない。 
まさに、皆さん自身が
PDCA」を回せる人なのかを
確認したいがため、

といっていいだろう。 


すなわち、大学時代の経験を通して

「どんな目標を設定し」
「どんな計画を立て」
  「どのように行動し」

「困難をどう乗り越え」
「どんな結果を得て」

「どう成長し」
「何ができるようになったか」


という思考パターン、行動パターンを知りたいのだ。

そう考えると、学生時代いかに華やかで、人とは違う経験を

していた人であっても、PDCAという概念が貫かれていない

場合は「たまたまでしょ」で終わってしまう、ということも

あるということだ。

 

まずは何でもいいので「PDCA」を意識して取り組もう。 

その結果として、ひとつだけでも、「確実にモノにできた!」

といえるものがあればいいではないか。 

大事なのは「何をやったか」ではなく

「どのようにやったか」なのだから。

 

テーマ:├講演案内・スケジュール
2011-11-27 10:00:00

「どんな時代でも仕事に困らず、自分らしく自由に働ける人の秘訣」講座

「どんな時代でも仕事に困らず、
 自分らしく自由に働ける人の秘訣」講座

 

先日の「デキるビジネスパーソンの共通点」講座がお蔭様で

好評だったこともあり、次回はそのテーマを更に敷衍した

セミナーをおこなう。 タイトルは

「どんな時代でも仕事に困らず、

自分らしく自由に働ける人の秘訣」だ。

 

かなり大上段に構えたような感じだが、世の中には実際

「仕事に困らず、自分らしく働いている人」が存在する。

 

彼らに共通する要素は何か、そしてこれからの時代を

自分らしく生き抜くために、どのような心構えをもって

おけばいいのか。 具体例を踏まえながらお伝えする。

 

共同講師は自己表現コンサルタントの小倉優氏。 

全国展開の英会話スクールでトップクラスの実績をあげた

マネジャーであり、現在は「キャリアブランディング講座」

や「美女塾」などでメッセージを伝えている秋田美人だ。

 

今回も意欲的なご参加者が集まっているので、参加者同士の

交流だけでも価値ある機会となるはずである。 

お気軽にご参加頂きたい。 

 

【日時】2011123日(土)  15:00 18:00

    (受付開始 14:30~)

【場所】アッシュリーズ セミナールーム

東京都渋谷区神宮前2丁目9-11 

シオバラ外苑ビル6F

    東京メトロ外苑前駅から徒歩9

   (JR原宿駅、千駄ヶ谷駅からも徒歩圏内)

 

 

【第一部】By自己表現コンサルタント 小倉 優

     15001600

【第二部】Byブラック企業アナリスト 新田 龍

     16101710

【座談会】17151830

 

【参加費】4,000

【お申込】こちらから

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