コンビニより多い歯科医院について
テーマ:ブログ西新宿歯科クリニック 院長の武末です
今日はめずらしく、歯医者の話。
現在歯科医院の数の多さは皆さん周知のとおり
具体的にどのくらいあるか?
よくコンビニの数と比較されます
コンビニの店舗数:約40,000
公立小学校の数:約23,000
郵便局の数 :約24,000
現在の歯科医院の数:約67,000
(歯科医師の数は約10万人)
すごいです。コンビニの1.5倍ですね。
こうして改めて数字を比較するとどうして
こんなに歯科医院が多いのか考えさせられます。
私なりにこの数字の多さの理由を考えてみました。
①歯科医師国家試験合格者が毎年2500人
それに対して閉鎖する歯科医院は毎年約1500人
平均毎年約750件の歯科医院が増加してる
②以前に比べて患者様のニーズが多様化してきた
ため、病気以外の要素(審美やエステなど)を
求める需要が増えた。→細分化
③開業すればなんとかなるという今までの神話
を信じて開業する若いドクターがあとを絶たない
(この神話は今はもう通用しません。以前は確かにそうでしたが)
④ホントの意味で患者様のニーズを満足させられる
歯科医院の実数は僅かである。
そのため、一人の患者様がいい歯医者を求め
歯科医院のはしごをするハメになっているとう現状
⑤歯科医師として大学等に残っても色んな事情で残れなく
なったときに開業という選択しか考えられない人が多い
(つまり少ない選択肢のなかの消去法で残った開業という道)
他にも細かいこと(年齢別人口比率や地方と都市部での医療格差など)
あげるときりがありません。
でも以上の5つは真っ先に頭に浮かぶことです。
正直、この世界も他の業界同様、完全に二極分化
が進んでます。
いわゆる勝ち組と負け組というやつです
しかし私は勝ち組といわれるグループの中にも
怪しさを感じる歯科医院が多く存在することに
ものすごく大きな不安を感じます。
患者さんは一瞬の派手さや心地よさについ、冷静な
評価ができなくなってしまいます。
かく言う私もいろんなサービスを受ける際につい
表面的な部分でちょっと気分がよければそのお店に
対して良い評価を簡単に下してしまい、すぐに
知り合いに「あの店いいよ」って紹介してしまいます。
その中にはすぐにメッキがはがれてしまい、
「まだまだ見る目がなかったな」と
反省することも少なくありません。
現在インターネットの普及で情報だけは乱立してます。
しかし、その溢れる情報の多さが真実をぼやけさせてる
ように思えて仕方ありません。
本質が隠れやすくなったというか・・・
実際の大きさ以上に大きく見せかけることが
以前に比べとても容易になったからでしょうか。
きっとこれは歯科だけでなく全ての業種に共通する
傾向かもしれませんけれども。
今日はちょっとめずらしくまじめに歯科の現状について
考えてみました。
わたしは仕事もプライベートも
「背伸びせず、地に足つけて、こつこつと」
こんな感じで行こうと思っております。
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