2009-12-02 07:31:12

任意団体から一般社団法人へ

テーマ:一般社団法人

任意団体(権利能力なき社団・財団)が法人格を取得する目的で

一般社団法人への移行を検討するとき、

なるべくなら、任意団体時代の色々な外観を持ち続けたいと

希望されるかもしれません。


私の経験でも、

会員の地位が移行されることや、旧団体からの現物出資について

旧団体名をわざわざ定款に記してまで残していました。


更に進めば、旧団体(任意団体)自体が、

新一般社団法人の設立時社員になることが出来れば、

一層“承継された”という外観を作り出すことが出来るかもしれません。


この点について、民事法情報No.274において

著者は公証人の立場からそれを可能と解しています。

そもそも中間法人の時代からの流れも汲む一般社団法人は

広く社団・財団になるべく法人格を取得させる意向になっています。

また一般法人法上、社員の責任には、

経費の負担義務があるだけです。

このような理由から、実務上、OKとされています。


一方会社法の世界の場合、任務懈怠責任や補填責任が伴うことから

権利能力なき社団・財団は発起人となることは

出来ない扱いになっています。




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