猫の乳腺腫瘍②

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前回猫の乳腺腫瘍は恐いというお話をいたしました。



病気はなんでもそうですが、一度なってしまうと『 完治させるのに全力を注ぐ 』が最善の治療法であることは言うまでもありません。



しかし、それよりも有効な治療法がたった一つだけあるとしたら、病気にならないように予防するということですビックリマーク



猫と犬のデータもあるのでご紹介します。


乳腺腫瘍の発生率 と 避妊手術をうけた時期 とに関するデータです。


ネコでは…

避妊手術(卵巣子宮摘出術)を

生後 ①6か月以前 ②7~12か月 ③13~24か月 に受けた猫ちゃんたちは

それぞれ ①9% ②14% ③89% の乳腺腫瘍の発生率であった。

(Overley,B.,et al.2005)


わんわんでは…

避妊手術(卵巣子宮摘出術)を

①初回発情以前 ②2回目の発情以前 ③2回目の発情以降 に受けたワンちゃん達は

それぞれ ①0.05% ②8% ③26% の乳腺腫瘍の発生率であった。


要するにねこちゃんもわんちゃんも

『 発育の早い段階で避妊手術を受けておくと、乳腺腫瘍になりづらい。 』

ということです。


あまり早すぎる時期(生後3~4か月頃)に避妊手術をすると、関節の成長に悪影響する叫びとの報告もあります。


ですので西長堀動物病院 としては、避妊手術をする時期としては6か月前後が一つの目安としております。


*避妊手術は義務ではなく、「子供を産ませたい」や「うちの子はかわいそうだからしたくない」など考え方は人それそれなのでどうしたら良いか迷っている飼い主さまはご相談くださいねクローバー



西長堀動物病院 院長 三谷秀和


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