ネット検索にもセンスが必要だ | 放送作家 西川栄二のブログ

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先週、ネタを量産する方法として、

例えばコンビの1人がバカキャラだったら、

「賢い動物」ってホームページを見てみればいい。

デブだったら、「動物園のエサのランキング」とその生態を

調べてみればいい。

モテない奴だったら、「動物の求愛行動」を調べればいい。

ハゲだったら、「ハゲてる動物」とその生態をチェックすればいい

‥そんなことを書いた。


だけどね、昨日の授業で、ネット検索の仕方を聞いてみたら、

「これはこれで結構難しいんだなあ」ってことに気が付いたのです。


「怒り新党」のトークの題材のような、

「最近、レストランで料理が運ばれても、

皆がスマフォの写真を撮り終わるまで手が付けられません」

みたいな情報を「塊で」ほしいと思ったら、

「マナー」とか「エチケット」みたいな検索ワードが

思い付かないと、なかなか必要な情報に辿り着かない。

そこにもセンスが必要ってことなのでした。


ネタ作りの核となるのは、「モノの本質」を見抜く力。

その題材となる情報を集めるネット検索にも

「調べたいものの本質」を見抜く力が必要‥という

なんとも厄介な話(笑)。


まあ、やり続けていくうちに、確実にうまくなっていくけどね。