思春期子育て ワンポイントアドバイス

多くの悩める親御さんの相談に乗ってきた思春期教育プロのアドバイス
思春期は成長過程の中でとても重要。でも親にとっては思うようにいかずに悩みも多くなりがち。
そんなあなたに役立つ情報やコツをお届けします
お子さんとあなたの素敵な未来を作りましょう!


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 難関大学受験で定評のある通信教育「Z会」を展開する増進会出版社が2014年8月1日、学習塾最大手の栄光ホールディングスへの株式公開買い付けが成立したと発表したようです。買収総額は約137億円で、売上高が約190億円の増進会にとって賭とも言える金額です。

 文部科学省によれば、大学・短大の受験者はピーク時に比べ4割減ったそうです。大学受験生を相手にする予備校や通信講座は生き残りに必死ということですね。

 ただ、厳しいとされる受験ビジネスですが、受験生は減っているものの、親が子ども1人にかけるお金はむしろ増えているようです。日本政策金融公庫の調べでは、高校生の学習塾費用など「家庭教育費」は99年度から13年度までに25%増加したそうです。

 実績やノウハウのある通信教育や学習塾が融合していくのは、親や子どもたちにとっては大きなメリットがあると思います。ただ、お金をかけて送り出せば子どもは育つ、子どもが賢くなると思うのは早計。こんな時代だからこそ家庭教育をしっかりしたいものですね。
                              ※参考記事 朝日新聞デジタル2015.8.28
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『もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。 マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。 9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。』 ネット上では賞賛の声が圧倒的のようですね。 確かに死んじゃう前に図書館に逃げてほしい! ただ、あえて苦言を呈するなら… ある子が「行ってきます」と行って出かけました。 親は学校に行くと思っています。 その子は実は学校が辛くて嫌なので図書館に行きました。 図書館職員は不干渉。 やがて学校から親へ電話が…。 「まだお子さんが登校していませんが…」 今のご時世、きっと大騒ぎになるでしょうね。 ある学校に馴染めなくても、全国に学校は山ほどあります。 それでも学校に馴染めないなら、私も学校は命をかけてまで行くところではないと思っています。 ただ、私たちは幼い子どもの頃から様々なハードルをひとつずつ乗り越えてここまで来ました。 幼い子は友達に遊んでいるオモチャを取り上げらることが大問題です。 成長した人は、子どもでも大人でも大問題のレベルが大きく違ってきてはいないでしょうか。 そう、私たちは目の前の課題をクリアしながら、成長していきます。 命をかける前に図書館に行くことは大賛成。 でも、命をかけるまでもない子までも安易なところに流れるのは大きな問題。 公の図書館が発信することに少し疑問を感じました。 強い子ども、逞しい子どもを育てたいですね(^_^)/
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「今の義務教育は、日本の高度成長を支えるためのスタイルだったんだよ」

そんな話を聞いたことがあります。
ずいぶん前のことで、誰から聴いたかも、出典もわかりませんが、未だに私の心に残っています。

私は30年近く、中学校の教員をしていました。
振り返ると上の言葉と符合することが多いんです。

学校では子どもたちに知識や技術を教え、スポーツや音楽などいろいろな世界を味わわせます。
今ではだいぶ変わってきた面もありますが、基本は「教える」というスタイルです。

一番のポイントは、頭ごなしに教えてスパルタでしごくのではないということです。
そして適度にグループで話し合わせて、いろいろな改善点を出し合い、よりよい学校生活を送ることができるようにしています。

これはちょうど会社の品質向上を目指したQCサークルのイメージと同じです。
ですから、一見各人の考えを尊重しているように見えますが、根本では集団の規律を重んじ、多くの場合個人の考えよりも集団の規律が優先します。
そして最後の方針を決めるのは先生であり、学校です。

これはある意味ではとても大切なことです。
なぜなら、会社や工場、組織が何かをしたり作ろうとした時に、みんなバラバラな考えでは困るし、かといって言われたことしかしないのも困るのです。
言葉は不適切ですが、わかりやすく言うなら、「日本の高度成長を支えるのに都合の良い人間を大量生産してきた」わけです。

その代わり、集団に馴染めない子や、集団の枠に収まらないような素質や能力をもった人は埋もれがちになったことと思います。

さて、時代が変わってきました。
これからは大量生産はロボットに委ね(実際多くの大規模工場はほぼ自動化されています)人間はもっとクリエイティブな部分や、ロボットや自動化ではできないソフトな部分にシフトしていくことと思います。

朝日新聞デジタルに面白い記事がありました。
タイトルは「出る杭、もっと伸びよ」
そこでは、エジソンのように突出した才能を持つ子には、コミュニケーションが苦手だったり興味が先走ったりして、学校の集団教育になじめない子も少なくない。そうした小中学生を世界のトップランナーに育てようと、昨年、東大先端研と日本財団が取り組み始めたプロジェクトに参加している子どもさんの例が語られています。

10人の募集枠に、全国から約600人の応募があったというからすごいですね。

ある小5の男の子は入学して1週間、担任から「落ち着きがない」「勝手に発言する」などと叱られ続け、ついには週1、2度の登校がやっとの状態になったようです。
彼の魚類、両生類等に関する探求心は突出しており、東大大学院を出て国立科学博物館で学んだこともある学芸員が「彼は僕を超えている。将来が楽しみだし、うらやましい」と語るほどです。

もし、あなたのお子さんが集団に馴染めずに、学校での居場所がなくて苦しんでいるようなら、逆に突出した能力がないのか見直して見るのも方法です。

冒頭のタイトル、「目の前のことがすべてではない!」
他の考え方、他のやり方、他の世界… そういうものがもっとあるではないでしょうか。
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