最近は、チベットのことを多く書いてます。
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2009-10-31

『風の馬』『Uprising in Tibet 2008』チベット映画イベント

テーマ:ブログ

10月28日(水)、渋谷アップリンクで行われた、

チベット映画のイベントに行ってきた。


『風の馬』と『Uprising in Tibet 2008』の上映、

長田幸康氏、石濱裕美子氏のトークショーがあった。


詳細↓

http://www.uplink.co.jp/windhorse/news.php#692


『Uprising in Tibet 2008』

http://www.tchrd.org/uprising_videos/uprsing_in_tibet_2008/japanese/


はネットでも観ることができます。

チベットに関心のある方で、まだ見たことのない人にはおすすめします。

2008年のチベット蜂起を、客観的に、そして時系列に、

まとめたドキュメントで、何が起こっていたのかを

わかりやすく理解できます。



『風の馬』は、ドラマ。

秘密裏に行われたラサでのロケや、

自らの境遇と同様の役を演じる出演者などから、

チベットの状況がリアルに伝わってきます。

ラサのディスコにも、行ってみるべきだったなあ。



先月、チベットに行ってきて、

本もいくつかは読んだりして、自分なりに考えてきたが、

このイベントに行って、そうした思考がストップしてしまった。


こんな、恥ずかしいブログなんか書いている場合じゃないなあ・・・

まず、そう思った。

文化の破壊が行われ、たくさんの人が殺されていることは知っているつもりであったけど。


自分が、ひと月前に訪れたデプン寺やセラ寺で、

何が起こっていたかに、もう少し意識的になるべきだった。


チベットに行ったからこそ、

こうしたイベントにも行くきかっけにはなったのだが。





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2009-10-27

サラリーマンはチベットに行けるか? ④飛行機

テーマ:サラリーマンはチベットに行けるか?


旅の記憶のリハビリテーション

ギャンツェのお寺の仏像



サラリーマンの旅行としては、

飛行機によるラサ入りがベストなのではないか、と書いた。


さて、航空券の手配である。


個人旅行者は、HISをはじめとする格安航空券を取り扱う旅行代理店に、

航空券を手配してもらい、さらにはホテルや保険、現地ツアーなどを、

付け加えていく、というのが一般的だろう。


元バックパッカーは、いまだに「航空券のみ!」に、

こだわっているだろうが・・・。

(まあ、割と私も。。。 保険は入りますが)



この飛行機のチケットの手配には、

大きく分けて二通りあるだろう。


(1) 日本の都市→中国の都市を日本の代理店でおさえ、

   中国の都市→ラサを、在中国の代理店で手配する。



(2) 日本の都市→中国の都市でトランジット→ラサ

   を、日本の代理店で手配する。



日本の都市と成都までの往復を手配し、成都とラサの往復を、

現地の代理店で手配するのが、

わりと一般的な「最短ルート」のようだ。

ここで言う(1)に当てはまる。



しかし、(2)の方法も2009年9月段階では可能のようだ。

数年前は、日本国内ではラサまでは発券できない・・・

と何かで知った記憶があるのだが、

大丈夫みたい!?


格安航空券などの検索サイト、「トラベルコちゃん」などで調べれば、

拉薩(ラサ)までの航空券が出てくる。


http://www.tour.ne.jp/



(1)と(2)を、予算・乗り継ぎの良さなどから、

比較して決めるのが良さそうだ。



なお、日本で、ラサまで発券できたとしても、

入境許可証(パーミット)

http://ameblo.jp/ningen-goukaku/entry-10369574190.html


が、発行されたわけではないので、

注意!


中国の代理店に、申請してもらう必要がある。

(そして、ツアーに入る)



■⑤につづく





2009-10-27

殺劫 チベットの文化大革命

テーマ:ブログ

書店を物色していたら、

まさに読みたい、知りたいと思っていたテーマの本に出くわした。

4600円という本としては高い値段設定だが、

数ページめくってレジに持っていった。


『殺劫 チベットの文化大革命』 集広舎 2009年10月刊

http://www.shukousha.com/item_192.html


チベットにおける、文化大革命をあつかった本である。


「カルチュラル・レヴォリューション」。


チベットを訪れた際、ガイドが言っていた英語が、

耳に残る。


チベットの僧院を、そして人心を破壊した文革。


野町和嘉さんの破壊された仏の写真。

http://www.nomachi.com/essay_detail103.cfm?ItemID_b=549&orderID=99


これが、文革による破壊なのどうかは、

写真からだけではわからないが、いずれにせよ、

中国共産党の力が働かなければ、壊されることのなかった仏像であろう。


「チベット問題」。


純粋に、チベットを思う気持ちとは、

また離れた左右いろいろな、力が加わって、わたしたちの前に、

映ってくる。


チベットを訪れ、この地の関心を深め、

いくつかの本をパラパラとめくってみてはいる。


「現代思想」2008年7月臨時増刊のチベット特集、

以前買って、積読(・・・放置)していたものだが、

チベット旅行後、手に取った。


中国の知識人、汪暉の論文が興味深い。

「オリエンタリズム、民族区域自治、そして尊厳ある政治」

これについては、追々、またブログにも書きたいと思う。


さて、『殺劫 チベットの文化大革命』だが、

反動分子として処罰されるチベット人の写真を含め、

当時を知る貴重な資料が数多く収められている。


今日、買ったばかりなので、

じっくりと読むとしよう。

 

2009-10-21

サラリーマンはチベットに行けるか? ③入境許可証(パーミット)

テーマ:サラリーマンはチベットに行けるか?

詳しくは、ガイドブックを参考にしていただきたいが、

外国人が、いわゆる「チベット自治区」を旅行する際には、

西藏自治区旅游局が発行する入境許可証(入域許可証、パーミット、旅蔵確認函、通称:TTBパーミット)が必要となる。


これに関しては、色々な情報が飛び交っているし、

時期・場所・運なども関係してくると思うが、

一般的なサラリーマンが、チベットを旅行する際には、

入手するのが、望ましいと思われる。


特に、2008年のラサ蜂起以降、状況は個人旅行者にとっては、

厳しくなっているようだ。


廃止される、といった情報も、かつてあったようだが、

2009年9月の時点では、まだ存在。



なお、ここに書く情報は、一般の(リーマン)旅行者の、

メモみたいなものとしてお考えください。

チベット旅行事情は、かなり流動的なので、最新の情報・もっと専門的な立場の書かれた情報を参照されることが望ましいです。



旅の記憶のリハビリテーション
デプン・ゴンパ(ラサ)




基本的に、日本国内の旅行会社や、

中国大使館では、入境許可証(パーミット)のみを、

入手することはできない。


「旅行人」の広告などには、チベット旅行などを専門的に取り扱う代理店が載っているが、そうしたところでも、入境許可証(パーミット)のみの手配はしてもらえない。

入境証もふくめツアーも手配してもらうことになる。


それでは、個人旅行をするには、どうすればいいのか。

中国国内の旅行会社に頼むのである。


私は、『地球の歩き方』に載っているいくつかのラサの旅行会社の一つにお願いした。


西蔵那曲国際旅行社
Tibet Nakqu International Travel Service


担当のTenzin Namgyal さんは、

日本語での電話可能。

メールは英語可能。

Phone:0086-891-6328851
Fax:0086-891-6328822
Mobile:0086-013989008088
E-m@il:namgyal_tenzin@hotmail.com
E-m@il:namgyal_tenzin@yahoo.cn



しかしながら、中国国内の旅行会社にお願いしても、

結局はツアーを組むことになる。


西藏自治区旅游局は、ツアー以外での、

外国人のチベット旅行を認めていないので、

結局そうなってしまうのだ。


「なーんだ・・・」


と思ってしまう人も多いのではないか。


チベットを旅行しようと考える人は恐らく、

自分勝手にいろいろ周りたいと考えるタイプが多いと思われるので、

ツアーという「縛り」は非常にうっとうしいものとして、

とらえるだろう。


しかし、ラサなどの代理店に手配してもらうツアーは、

スケジュールや金額的な面で、比較的、融通が利くだろう。


「公式」にチベットに入るには、今のところそうするしかない。

それ以外は、基本的には闇バス、ヒッチハイクなどの「伝統的」な、

チベット旅行方法となる。

(列車にも抜け道があるらしい・・・・??? ←詳細不明!)


やはり、サラリーマンにとっては、

入境許可証(パーミット)を手に入れるのがベターなようだ。

宿によっては、入境証がないと宿泊を受け入れてくれない場合もある。



■ ④へつづく



2009-10-20

サラリーマンはチベットに行けるか? ②チベット入りの方法

テーマ:サラリーマンはチベットに行けるか?

サラリーマンはチベットに行けるか? 

②チベット入りの方法



旅の記憶のリハビリテーション


カロー・ラ峠



一般的なサラリーマンが、個人旅行でチベットに入るために選択可能な方法を考えてみる。

(あくまで、いち旅行者の2009年9月段階の情報です)


(1) バス

(2) 列車

(3) 飛行機



(1) 青海省ゴルムドからバスでラサを目指すルートは、かつてバックパッカーの黄金ラインだったが、オフィシャルのバスは青蔵鉄道開通で廃止になったらしい。

(闇バスの運行の可能性はありますが・・・。入境証がない状態でのラサ入りとなる)


(2) 2006年にラサまで鉄道が開通し、列車でのチベット入りが可能になった。日本から西寧までのフライトと、西寧からラサまでの切符を手配する。もしくは、その他の都市、北京、上海、広州などからラサまでの切符を手配する。

しかし、西寧~ラサが25時間30分。その他の都市は、もっと時間がかかる。


列車に乗ること自体が目的なら、いざ知らず、短い日程のサラリーマンにとっては、時間をロスし過ぎな気がする。でも、景色は良いだろうなあ。


余談だが、個人的には、この青蔵鉄道には、ちょっと抵抗がある。中国のチベット開発の象徴だから、これに乗るのはポリシー的に断固拒否! っていうほど、チベット問題には肩入れしていないが、何となく、ねえ。


自分が、旅行にハマり出した頃は、まだ鉄道が開通していなかったからだろうか。そんなこと言い出したら、飛行機に乗るのは、どうなんだってことになるが。


あ、そういやカシュガル→トルファンの特急快適列車には、乗りましたな・・・。

ちょっと矛盾してますね。



(3) やっぱり、休みが限られているリーマンがチベット入りするための、一番現実的な方法は、飛行機ではないでしょうか。チベット内に、より多くの期間、滞在するために。


飛行機でのチベット入りについての前に、次はチベットに入るために必要とされる入境証(パーミット)について書きます。



■ ③へつづく


2009-10-20

サラリーマンはチベットに行けるか? ①近くて遠い国

テーマ:サラリーマンはチベットに行けるか?

サラリーマンはチベットに行けるか?

①近くて遠い国



「近くて遠い国」という言葉がある。

以前の韓国が、まさにそうだっただろう。

チベットも、その言葉にあてはまる。


交通網が発達した現代では「秘境」という言葉こそ、

あてはまらないが、心理的にはまだまだ遠い。

直線距離では、ロサンジェルスやパリはもちろん、

ハワイやインドのデリーよりも近いのに。



旅の記憶のリハビリテーション
ラサのポタラ宮



それは、グローバルな枠組みのなかにおいては、「辺境の地」であったこと、

そして、何よりも中国の支配下にあり、閉鎖的な状況にあることが、

一番の理由だろう。


いきなり、チベットの話から脱線するが、

「近くて遠い国」は、まだある。


まず、北朝鮮。

そして、ロシア。

東京から台湾よりも、

東京からウラジオストクの方が、近い。


これらに、共通するのは、日本人が

パスポートだけでは、入国できないということだ。

ほかに手続きが必要となる。


中国政府は、チベットも含め「ひとつの中国」であると主張しているが、

外国人は、チベットに入るのにパスポート以外の書類が必要となるのだ。

筋道立てて考えれば、これはおかしい。


とりあえず、それは置いておいて、

前もって準備すれば、基本的にはチベットは旅行できる。

しかし、先の休みの計画など、なかなか立てにくいサラリーマンには、

そうした書類の手配は、けっこう大きな障害となる。


私も、それがひとつの理由となって、

数年、チベット旅行を見送ってきた。


しかし、2009年9月、行ってみて、

楽しく旅行できた。


チベット旅行を考えているサラリーマン旅行者の、

ちょっとしたヒントになれば幸いと、

自分が経験したことを書いてみる。



■ ②へつづく








2009-10-18

チベット11 デプン・ゴンパ

テーマ:チベット旅行(Tibet) 2009年

旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション
静謐な空間


旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション
千手観音


旅の記憶のリハビリテーション

日本語のあいさつを、ほーんの少しだけ知っていた



お寺の内部は、日本のにも、どこか似ていて、

同じ仏教なのだと実感する。


ここの僧の何人もが、逮捕されている。


http://55tibet.way-nifty.com/tibemono/2008/03/post_7c87.html


http://www.tibethouse.jp/news_release/2005/051123_drepung.html


僧侶が逮捕されているのはデプン・ゴンパ(寺)に限ったことではない。


ガンデン・ゴンパ(寺)に行った際も、ラサに帰るバスで、

検問で僧侶は念入りにチェック受けていた。




2009-10-18

チベット10 ポタラ宮

テーマ:チベット旅行(Tibet) 2009年


旅の記憶のリハビリテーション



旅の記憶のリハビリテーション


旅の記憶のリハビリテーション


旅の記憶のリハビリテーション


最初に見たときは、何度も写真で見たことがあったので、わりと

「あ、これね」といった印象だったが、何度も眺めるうちに味わいを増してきた。



旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション





■□ おまけ □■


旅の記憶のリハビリテーション

http://www.geocities.jp/gogotibet/manga/movie/index.htm


2009-10-18

チベット9 ヤムドク湖畔

テーマ:チベット旅行(Tibet) 2009年


旅の記憶のリハビリテーション

旅の記憶のリハビリテーション

まるで現代アートのよう



ギャンツェから、ふたたびラサに戻る。行きはヤムドク湖の名前の由来、トルコ石のような色を、天気が悪く見ることができなかった。帰りこそは、と期待したが、帰りもあまり天気は良くなかった。残念。

ラサ近郊では、ナムツォという湖も大変美しいようだ。知り合った旅行者は、チベットは2回目とのことだったが、はじめて、その湖を訪れた際、それを見て涙を流したという。



旅の記憶のリハビリテーション

ヤムドク湖から、ギャンツェのほうに行ったところにあるダム。トルコ石のような色だ。


2009-10-17

チベット8 行ってみての感触

テーマ:チベット旅行(Tibet) 2009年

チベット旅行。

帰ってから半月以上経ったが、

じんわりと、いい旅立ったという感触がまだ残っている。


前から、行ってみたかったが、なかなか訪れることができずにいた。

社会人の身なので、チベットに入るために必要なパーミッションなどを、

準備するのに時間がかかること。

(というか、そうした手間が面倒くさい・・・)


そして高地が苦手なこと。


くわえて、近代化、中国化されてしまった無残な姿を見せ付けられ悲しい思いをしたくなかった、というのも強くある。


高地(標高三六〇〇メートル)にもかかわらず、天空の清澄さは薄れていき、スモッグに似た霞のかかる回数も増えてきた。チベット人はたしかに、道路がアスファルトやコンクリートで舗装されてしまっても、どうにか伝統の巡礼路を見失わないでいるとはいえ、ブルドーサーでまっすぐに切り開かれた広い通りを、近年輸入された車が走る市内の交通は、混乱をきわめるようになった。

『チベット 危機に瀕する民族の歴史と争点』 クルード・B・ルヴァンソン



ラサの街に、ファストフード店が建つことを報じた、旅行人06夏号のインパクトは大きかった。

http://www.ryokojin.co.jp/0f/no152box/152yokoku.html




かつて、カシュガルを訪れたときに、伝統的な家並みが並ぶ旧市街が、みごとに掘り返されるのを目の前にして、思うところが強くあった。中国に対する反発というよりも、そこで綺麗ごとを、たとえば、このようなネット上に私が書いたりしたとしても、そこには、何の意味があるのだろうか? という自問だった。


ただ、そのように旅行中に目にするものに、必要以上の意味を感じようとし、そして意味づけようとする癖は、すこしなくなった。そこにあるものを、何かを気にせず感じ、思えばいい。


巡礼者の訪れるジョカン寺周辺には、多くのツーリスト(ほとんどが漢人)がごった返すことを除けば、旅行者が行って喜べるようなチベット風情は、まだあった。すくなくとも、はじめてチベットを訪れる自分は、そう感じた。


空は青く、雲は近く。ラサを少し離れると迫ってくる雄大な山の景色には、大いに魅せられた。






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