⇒深浦Uターン。

札幌で演劇活動にいそしむ深浦佑太のブログです。
ブログ本文で出演情報等を発信しつつ、
ツイッターで無精にもぼつぼつ呟きます。
演劇集団【ディリバレー・ダイバーズ】役者・脚本・演出家・副代表
ビックリするほど臆病ですが行ったり来たり一生懸命やってます。


テーマ:

ミュージカルユニットもえぎ色 第11回公演
「かぐや No.1!」



【日時】
2015年10月9日(金) 19:00
10日(土) 14:00 / 18:00
11日(日) 13:00 / 17:00

【会場】生活支援型文化施設コンカリーニョ

【料金】
一般 前売 2500円 / 当日 3000円
高校生以下 前売・当日 1000円
未就学児童 無料


【あらすじ】


躍る、月面かぐや
コロセウム


かくして、かぐや姫は月へと帰っていきました。


今は昔の物語。舞台は月にて躍り出します。


月には何が住むのでしょう。月は何故光るのでしょう。

–––––月は次代のかぐや姫候補が住む処。


–––––月のまばゆさは、幾万幾億のかぐや達から放たれる光。
かぐや達は皆、成長するごとに輝きを増し、
それぞれ夜空に浮かぶ星々となります。

最も優れた煌きを持つかぐやは一番星として認められ
星になるその前に、

褒美として地上へ降りることを許されます。
地上は憧れの地……
かぐや達にとって最高の戯れであり贅沢です。
かくして永い年月が経ち、月の光が満ちますと
地球へ降り立つ竹をかけ
今再び、

かぐや達の舞踏会が開かれるのでした。
そうして始まる竹の取り合い物語。

輝夜姫(かぐや)一番星(No.1)を決めるのです。


【脚本】深浦佑太(ディリバレーダイバーズ)

【演出】光燿萌希

【出演】国門綾花 黒沼陽子 森高麻由 蝦名里美 下山美里
能登屋南奈(劇団パーソンズ)
伊藤地球 大野杏果 宮永麻衣
高田麻衣 岩杉夏(ディリバレーダイバーズ)
松浦ひかり
遠山くるみ びす子 木内彩花 宮崎里沙(北海道学園大学演劇研究会)
元木みづほ
紀戸ルイ 西村摩利乃


★☆★☆★☆★☆★☆★☆


かぐやなんばーわかぐやなんばーわかぐやなんばーわーん


深浦です。

久しぶり過ぎてブログのテンションがわからない。


上記日程にて脚本提供のミュージカルが終演致しました!

いやあ面白かった!


去年は同ユニットにて『PrincessFighter』の脚本提供をさせて頂きましたが全てがパワーアップしており大変見応えのある作品に仕上がっておりました。その一角を担えていたのであればこれ幸いな次第。


今作のオーダーは

『昔話のかぐや姫が月に帰った後の話。

月にはかぐや姫が沢山いて、次に月へ降りるかぐやを決める話』

というものでした。かぐや姫が沢山いるとは思わなかった。

殺陣・ダンス・歌を盛り込んだ徹底的なエンタメにすることは伺っていたので、深浦の本の構成としても頑張らねばという気持ちでいっぱいでした。


とはいえ、ただ月面でかぐや姫たちが順々に戦っていくだけでは面白みもクソもないだろうということで、タイトルの「No.1」から一番星を連想、惑星やら太陽系を巻き込んでキャラを組み立てていきました。


そんなわけで
なんだかいろんなところからある程度希望を頂戴したので各役についてのお話などをしていきたいと思います。。

自劇団では上演台本のあとがきに記載したりするのですが
ツイッターに垂れ流すのもナンなのでご興味のあるかたはご覧頂ければとーっ。こういうのって恥ずかしいし、基本的に自己満足的な内容になってしまいがちですが、本編を楽しんで頂けた方であれば恐らく

楽しんで頂けるハズ。お時間有る方のみどうぞ……
ネタばれもガンガンします。




【ひより】




主人公ですね。前作『PrincessFighter』では配役の都合や事情があり、主人公をずっと中心に据えて物語を展開するという流れではなく、5人のお姫様の群像劇風になっておりました。
本作は"弱腰の主人公が周りの助力を得て成長する"という王道の流れ

を追いたく誕生したキャラクターです。

名前の由来は序盤から「ヒヨってる」「○○日和」などから
太陽の"日"、"和"を大切にする子、ということで名づけました。
他のキャラクターがもろに星の名前だったりする中、この子の名前はギリギリのラインになったなと思います。でも意外とさらっとつきました。名前からもポカポカした感じが漂いませんか?


演じてくださったのは、遠山くるみさん

ぽわぽわとしながら、逆境を経て着実に成長していくひよりを好演して頂きました。

こわごわ歌うシーンや不器用ながら武器を振るう立ち回りなどベストマッチだと思いました。


本を書いている時点でのイメージとして
明るいんだけど微妙にクズっぽいところもある、
周りが輝くのを見ていたいという優しい心がある反面、自分が輝くことをほぼ諦めていて、それが周りのためになっていないこともある…

といった案外あまのじゃくな性格でした。あんまりにも純朴過ぎる主人公って、ちょっとドキドキしちゃって書けないもので、若干クズ具合があるのが好みです。あくまで自分の好みです。


遠山さんの役作りによって絶妙に嫌みのないクズっぷりも発揮しつつ、しっかりと思いやりの深いひより像が構築されていたのではないかと思います。
最終的にクズ星が太陽に昇り詰めるにあたって、周りが輝くことを望んでいること、それがどんなに素敵が知っていること、それを何よりの希望として持っていること、その気持ちを発揮するまでの成長を追

っていくのはとても難しく大変なことだったと予想します。ひよりちゃんも遠山さんもです。ですが、劇中でも劇外でも周りとしっかり輝かせ合っていたように感じました。


なお、このキャラだけは役者を想定したいわゆるアテ書きとしています。演出のもえぎさんより提案頂き、遠山さん演じるキャラクターを中心に据えた物語構成にしたいとのことだったのです。
個人的な感触としてですが、当ユニットもえぎ色にはあまりいないタイプの役者さんだなあという第一印象があり、この印象もひよりの性格づくりに役立ちました。

後から聞いた話だと、ひよりの劇開始当初から語る理想が、遠山さんの持つ自論の一つに近いものがあり、のめり込むことが容易に出来たとの話を聞き、とても嬉しく思いました。



【セレス】




サブヒロインかと思いきや序盤で退場してフェードアウトかと思いきやラスボスですね。
ひよりやセレスたちがいる学び舎はお嬢様学校のようなものを想定しておりまして、その雰囲気を感じさせるにあたっても重要なキャラクター。「お姉様」という呼び名もそのニュアンス。ご覧になるお子様(特に女の子など)に対してお姫様やお嬢様といった真っ先に触れるコンテンツで親しみやすさを出していくという姑息な手段。


名前の由来は準惑星のケレス。読み方が可愛くないので可愛いほうのセレスに。ややこしい話ははぶきますが準惑星の分類として小惑星帯という中で最大(他の分類の準惑星には劣ります)で、小惑星番号1番を冠していることから、劇中で一番星になる期待を持たされ、ラスボスとして君臨するに絶妙な位置だと思いました。


演じてくださったのは、宮永麻衣さん

圧倒的身体能力と歌唱力で強さと後半の怖さを兼ね備えて演じられていました。

ネタばらしのシーンなんかは照明や音や闇装束もあいまってオペラがはじまりました。


本を書いている時点でのイメージとして
完全無欠に見えて、実は頑張っている人なりの弱みみたいなものを抱えている……劇中世界の案外殺伐とした競争社会への愚痴が固まった存在でした。さらりと世界観が流れてますが結構イヤですよね、頑張りがもろに目に見える輝きとして反映されてきて、それでその人の価値が決められてしまうのって。現実社会でもあったりなかったりしますが、人によりますがそういった大変な中毎日踏ん張っている方々に共感が多かったキャラでもあったようです。


宮永さんのセレスはとってもイイ意味で女っぽくって、競争世界で張りつめ、崩れていった様子が見て取れました。男の僕にはわからない部分も含めて、そこで生きるかぐやの辛さの一面を言葉にしていったわけですが、なんかほんと辛かったんだなあって、大変だったんだねえって、思いました。これもひとえに宮永さんの役作り。
あと恐ろしい歌唱力。最後の登場シーンではもう「強い(確信)」ってなりました。




【水星のメルク】




こっちが本当のサブヒロイン。というかもう一人の主人公でしょうか。


お子様に大人気で毎年100億くらい売り上げているプリキュアシリーズの新シリーズが始まってから少しして公開される劇場版には必ずと言っていい程、前シリーズの先輩プリキュアが、新シリーズの後輩プリキュアを導いていくというテンプレがあります。
そんなイメージで描いてみたのですが全然プリキュアになりませんで

した良かった。


名前の由来は水星まんま。とはいえ他の惑星の名前もそうですがそのままカタカナ読みを適用するとセーラー服美少女戦士クリスタルを彷彿とさせまくり作品に良くない影響しかない為、読み方はアレンジしまして、マーキュリーといった読み方の他にもメルクリウス、ウォーダンなどがあるんですね。ウォーダンはリモートコントロールダンディを彷彿とさせる(全然伝わらなくていいですけどPSのロボットゲームでこれ知ってる人とは仲良くなれると思いますPS2で出たリモートコントロールダンディSFやギガンティックドライブも僕は貴賎なく好きです閑話休題)のでメルクリウスの3文字を使ってメルクとしました。


演じてくださったのは、森高麻由さん

今までの作品でも中性的な役を多く担当されている役者さんですが、

今作は、なんでしょう、ひよりちゃんが可愛らしい女の子だからか今まで以上に自立した騎士的キャラクターが活き活きと発揮されて演じられていました。


本を書いているイメージとして
スポーツマンシップに則った正々堂々とした性格をしているように見えて、別面として、ただ自分の力を発揮したい、とか、仕組まれた茶番を自分の力で変えてしまいたい、といった自分本位な部分もある……その結果、自分が見えていないところもありコテンパンにされる、という可愛げなヤツでした。とはいえコテンパンになっても、自分の為であっても立ち上がり続けようとする姿勢が、ひよりちゃんの成長に繋がるわけでもあり、そういった視線をもったひよりちゃんと、最初は利用するだけだった関係から⇒二人三脚な関係⇒ひよりに手をひかれて立ち上がる、という持ちつ持たれつの友情を育んでいくわけなので結果オーライなのです。


ちなみに一人称の「ボク」は別にキャラ分けに苦心して設定したわけではなく、7惑星を初め、茶番や汚い手立てで一番星を狙う周りの奴らと自分は違うぞ、自分だけは違う道を行くんだ、といった未熟なが

ら微笑ましい決心からうまれたものなわけです。
ただ森高さんの放つ「ボク」がハマり過ぎていたので全然違和感なくってこれはこれで良しと思いました。


溌溂として一生懸命ひよりちゃんに声をかけ続け、手を引き続ける森高さんのメルクは、ともすればうざがられてしまうようなシチュエーションも元気に吹っ飛ばしてひよりに明るさを与え続けていました。
鞘と刀の両手持ちカッコイイ。




【金星のヴィナ】


あっちがサブヒロインならこっちは裏ヒロイン、といった様相。
……でしたが、構成段階でヴィナ解体計画が勝手に僕のなかで持ち上がりヴィナはバラバラになりました。
何かっていうと、最初の設定ではヴィナは●先代一番星、●本大会でも一番星、●戦闘力も最強、●7惑星側のやり方にも疑問を持って反旗を翻す──といったふうで、キーマン要素がモリモリでした。
ただ贅沢やってんじゃねえということで上記要素は他のキャラに解体・分配され、結果先代一番星の要素のみが残りました。これでも十分にキーマンであり、逡巡を経て、7惑星側・体制側の瓦解を促す役割

を果たしました。


名前の由来は金星まんま。先述の通りビーナスではあんまりだしビーナスビーナス呼ばれる役者も恥ずかしさがたまったもんじゃないんじゃないかと思い、ヴィナになりました。金星の別名でアフロディーテからアフロという候補もありました。やめました。あんまりだ。
なお、先代一番星がヴィナなのは、御存じだとは思いますが地球からみて一番星が金星だから。僕は調べないとわからなかったくらい無知ですが!何か!


演じてくださったのは、岩杉夏さん

深浦の自劇団ディリバレー・ダイバーズ所属の役者でして、当劇団では気が狂ったようなキャラしか担当して頂いてなかったんですが今回は気が狂ってはいませんでした良かった。


本を書いているイメージとして
性悪で勝ち気で最も強い、という看板を背負って大物風に出て来て、舞踏会開始時点で主人公たちを絶望に落としこむ、がしかし、実はそんなに強くないというアンビバレンツな矛盾を抱えてフクザツな気持ちである……という与えられた役割と中身のギャップに苦しむ女子。
だけどもメルクのようにナリフリ構わず完全に反体制側になる度胸もなければ力もない、ただ、そういった行動に憧れもありつつ、やっぱり踏み切れない、そんな心持ち。

岩杉さんの役作りの中では、表にはでないメルクへのベクトルの強い情動や、プルとの関係性など、文面では補間し切れない部分を埋めて頂き、先代一番星として完璧に見えるヴィナの持つ不完全さ、みたいなものを深めて頂けたように感じます。
2刀持ちカッコイイ。




【火星のマール】


先代一番星に賑やかし・腰ぎんちゃくが一人いてもいいだろうという

安易な考えが当初のコンセプト、金星に最も近い惑星である火星が金星についていくという図。
また、見栄っ張りな7惑星の中で少し息の抜けるオドオドとした役回りがあってもよいだろうという気持ちでした。


名前の由来は火星まんま。メジャーなのはマーズなのですが先述のセーラーなんちゃらやら六神合体ゴッドマーズを彷彿とさせるのでマーズは避けました。別の名前としてマルスなどもあったのですがファイヤーエムブレムになっちゃうので女の子っぽい名前としてマール。
盾と槍、といった意味合いもあるようで、そういったところでもマールの役割を決めました。


演じてくださったのは、下山美里さん

想定と一番異なってビックリしたのはこのキャラでした。
オドオドとしたヴィナの部下キャラがなんとエセ中国人になっていました。語尾に「~アル」がついていて完璧でした。脚本段階では普通の口調でした念の為。
役の骨子はしっかりと汲み取って頂いていたため、独自のアレンジがききつつ、よりパンチのあるキャラに仕上がっていたように思います。武器がハンマーになっていたのも大変楽しい驚きでした。

「なぜエセ中国人になったんですか」と質問したところ、「ヴィナ様に無礼をはたらいた時の謝り文句が二回三回と同じ文面だった(深浦としてはテンドンが面白いと思って書いていた)⇒マールは日本語のボキャブラリーが少ないのかもしれない⇒外国人なのかもしれない⇒エセ中国人に違いない」という行間を読み過ぎた答えが返ってきて、息を飲みました。


本を書いているイメージとして
ヴィナに従順な一方、プルへの当たりがきつく、その二面性に親しみやすさや面白さが生まれればいいなというところでした。プルに当たりがきつい原因としては、プルがヴィナに対して(プルとしては他の7惑星に対しても同様に)無礼な態度を取るのが気に入らないという単純な理由 + 7惑星の落伍者であるプルは、7惑星と軽口を叩ける立場ではない、というマールのなけなしの自尊心から、と設定していたのですが、どうやら役作り段階でヴィナとプルは若干仲が良かったということになったようで、そこに嫉妬しての感情だったのかもしれませんね。


エセ中国人にはなりましたが、下山さんの細かい挙動などの演技により、7惑星の中で一番気苦労が絶えなさそうな日常が浮き出て来ており、下山さん自身の気配りの良さが素敵に舞台に反映されたのかなあと感じました。




【木星のユピテル】


7惑星の中で立場としては一番上、司令塔ですね。一番星がヴィナなのに偉い人が別にいるという時点で若干の違和感を抱いたお客様もいたようでそういうことでございました。
殺陣がない主要キャラを一人というオーダーのもと、形成された人物でもあります。

名前の由来は木星まんま。ジュピターはイケないので別の読み方としてユーピテルを採用。ゼウス、といった呼び方もありましたが神っぽすぎてやめました。強そうすぎますよね。


演じてくださったのは、蝦名里美さん

脚本の字面的には生真面目で圧迫感のある司令官役、といった役柄でしたが、蝦名さんの演じ方によって、少しひょうきんで包容力のある皆のリーダー的存在に昇化されており、ネプを見守る表情などは家族

のよう。明るい世界観に色を添えていました。


本を書いているイメージとして
上記の通りではあるのですが、月の明るい面の管理のほか、月の影部分の真相を知る数少ないキャラでありました。その真相というのも聞いてしまえば単純で「輝くことを諦めたかぐやのなれの果て=思考を停止し、月の裏側でひたすら影にまぎれるだけの闇の住人が存在し、その住人たちが万が一にも月の表側に侵食してこないよう、その中心で無数のかぐやを輝かせなければならない・その為に定期的に彼女らの輝きを競い高め合う舞踏会を開き続けなければならない・その監視と安定のため7惑星は茶番を続けならない、その立場を維持しなければならない」というもの。(書いてみたら単純でもなかったゴメンナサイ)


プル曰く『最初に言えよ!』って感じでもありますが、公表した時の危険性(茶番や八百長を知ることにより輝くのを諦めるかぐやが増加し、結果その子たちが闇の住人になってしまうこと・闇の住人の存在を知らせること自体、セレスのような考えを持つ人を増やす可能性など)があるのでしょう。また、ユピテル自体今の地位が失われることを避けたいというのもあるのでしょう。小さい考えですがその願望自体は当然のものです。


真実を言うべきか言わぬべきか、クライマックスが近づくにつれ出てくる迷いや、7惑星のリーダーとしての責任感が生じている根源など描かれない部分も蝦名さん自身深く考えてくださっていたようで、そ

れが人間味溢れるユピテルになったのだろうと思います。




【土星のサタル】


元々あったヴィナの要素の内、戦闘力最強の部分は彼女が引き継ぎました。惑星中最大のデカさ、ということでとにかく7惑星中最強です。偉さ的にもユピテルに次いで2番手です。とはいえ、戦闘面はサタルが担当するから他部分はユピテル様お願いしますね、といった流れであえて集団としての偉さは2番手になっているというところでしょうか。


名前の由来は土星。サターンはセガだし、別名クロノスはカッコ良過ぎる、サトゥルヌスというのもあったので間をとってサタル。


演じてくださったのは、黒沼陽子さん

7惑星最強の立場を演じるということで殺陣やら歌やらダンスやら、恐らくは大変だったのでしょうが、見事に演じ切って頂きました。とってもバランスが良く、序盤で最強そうに見え過ぎてもヴィナの立場が目立たない、中盤で戦闘を行う時点でしっかりとその実力をいかんなく発揮し、終盤で殺陣シーンのラスボスとして実力の株は落とさずにストーリー展開的に無理なく負ける、というバランスをしっかり汲み取って頂けていたように感じます。


本を書いているイメージとして
月面かぐやの競争社会の頂点をそのまま描いたようなキャラで、自分より立場が、輝きが劣る者は利用してしかるべき、従うべきという精神。おっとりとした口調も自分が絶対的な立場にいるからこその余裕


圧倒的な戦闘力を誇るはずのサタルが、ひよりとメルクのコンビに負けたのは、そのかぐやの世界観を下敷きにした信念をまるっと脅かされたからなのでしょう。かぐやの輝き自体がその歌・踊り・武芸に起因するのであれば、それを支えるメンタルが崩れれば敗れてしまっても無理はありません。ひよりとメルクのコンビを見て、競争するだけでない力の発揮の仕方を少し信じることが出来たのだと思います。

その辺りのブレが黒沼さんの役作りによくよく現れており、サタルとのフィット感が良いのでございました。
なお、サタルとユピテルとの関係は脚本上ではそこまで深く意識してはいなかったのですが、黒沼さんと蝦名さんの作り込みにより、密接な信頼関係にあるよう設定されていたようで、舞台上でもその繋がり

を見せて頂けました。




【天王星のウラノ】


ヴィナにあった要素の中の、7惑星のやり方に疑問を持つ役割を引き継ぎました。ですが、あくまでウラノは完全に体制側、7惑星側からブレないキャラクターです。

名前の由来は天王星。ウラヌスやカエルス・ハーシェル、なんてのもあったのですが女の子っぽくなくてウラノ。キャラ作り当初は、惑星の地軸が傾いていることから、あらゆることに首をかしげて疑問をなげかけまくる、といったイタい子を想定してみたりしたんですが、妹が出来て、地に足がついたヤツの方がよかろうということになりました。


演じてくださったのは、能登屋南奈さん

周りがイロモノ感溢れていく中、生真面目で妹思いという堅実なキャラクターをいぶし銀に演じてくださいました。一方通行に見えた妹への愛情がチラリと通じていて驚くウラノのなんともいえない愛らしさがにじみ出ていました。


本を書いているイメージとして
最後までブレない強敵。それは何より妹の為。姉妹がどのように7惑星に入ったのかは想像にお任せしたいところなのですが、なんにせよ妹のネプが最も輝ける手段として、自分が妹を支えるということを選んだのです。だから彼女は強いのです。いかに組織が間違っていようが、自分の非を責められようが、妹の為に力を尽くすことが第一目的なので、そんなことはどうでもよいのですね。家族の為にちょっとした苦労は耐え抜ける、そんな尊い精神を持っています。無理はしないでほしい。
本作での舞踏会は妹が一番星になれる最も重要な機会。逃すわけにはいかなかったわけです。

能登屋さんの演技でとても印象的だったのが、ウラノの最後のセリフ「だったら止めてみろ、ちゃんとな」。相手の輝き方も認めつつ、自分は絶対に揺るがない、そんな強い意志を持ったウラノが表現されていました。




【海王星のネプ】


そんなわけで劇中の舞踏会での一番星はネプという設定になりました。最も一番星にふさわしくなさそうな子が、という皮肉具合。難しいことを言いたがります。また、姉ウラノに愛されていますが、親の心子知らずといった具合に、ネプ自身は奔放に育ってました。


名前の由来は海王星。ネプテューヌはガストちゃんだから却下。ポセイドンのポセが次点でした。ネプでよかった。


演じてくださったのは、
高田麻衣さん

ご自身で他団体さんのミュージカルに出演されたりでダンスのキレも素敵でしたが、お子様受けが抜群だったそうです。凄い。お子様が多く来ているステージでは、ネプの勝利シーンにて拍手が起こったとか。どれだけネプが子供を味方につけていたかわかりますね。子供は怖い。


本を書いているイメージとして
ガキっぽくて実力も頭も足りない、7惑星の中で最も相応しくないキャラでした。姉ウラノの助力や7惑星全体の茶番によって今の地位を保っているだけ……ただ後半でポロリとこぼしますが、そのことに後ろめたさを感じていないわけではない様子。いつか姉に恩を返したい、その為に今大会では必ず一番星になりたい、という純粋な思いもあったようです。まぁやっぱり足りないので勝てないんですが、今後頑張ってください。

高田さんの演じ方によって、より幼く未熟な感じが全面に押し出され、ネプの説得力を上げてくださいました。しかしながら意外と芯もしっかりとありそうで、妹として姉への気持ち、無垢な頑張りがシナリオの良くないドライな部分をやわらげてくださいました。完成度の高いトロフィーをもらった喜ぶ所なんかもそうですね。
実はエリスと仲が良いという設定になっていたようで、そこの微かな絡みで7惑星たちの関係性が良い入り組み方になっていて興味深かったです。




【冥王星のプル】


惑星の立場的にも面白いですよね。惑星から準惑星になってしまった不遇の星。これを盛り込まないわけにもいきますまい、といったことで7惑星のつまはじきとなりました。7惑星をクビにされてからグレたのかと思ってたら最初からグレてました。学び舎という設定が完成したところからスケバン風になりました。


名前の由来は冥王星。ゼオライマーという名前にしようと思ったんですが強過ぎるのでやめました。プルートのプル。キュベレイやらクインマンサやらを彷彿とさせるかな?と心配にもなりましたが、結局粗

暴な性格と音の響きのギャップでイイ具合になったと思います。


演じてくださったのは、国門綾花さん

広いジャンルで多数の客演もされており、今回もその実力を発揮してくださいました。一人称を「アタイ」にした時に、もうこれはちゃんとやってもらわないとただの痛いヤンキーになってしまう……と戦々恐々としましたがそのままいきました。しかし国門さんがしっかりと自分のものにしてくださり、問題の一人称も全然浮きませんでした。でもヤンキーでした。ヤンキーは怖い。


本を書いているイメージとして
最初は倒すべき強敵、悪役⇒目的の為に共闘する頼りがいのあるヤツ、というわかりやすいキャラ。実はセレスの手の上で踊っていただけで、いわれのない罪をかぶせられていただけで、周りの取り巻きがガラ悪過ぎただけで、プルは何にも悪くないというのが滑稽でいいですよね。あと、意外と強くないというのもイイ。人質とったり、比較的強くないマールを狙ったりするのも卑怯で自分に正直。

その正直さ、国門さんが演じるプルの爛漫さに救われたキャラクターたちも沢山おり、かぐやの輝き方の多様性みたいなものを見せて頂いた気がします。




【エリス】


7惑星側にもう一人、セリフも少なくてイイし殺陣もなくていいからメンバーを増やして欲しいというオーダーを頂戴し、どこに差しこむか考えました。結果、サタルのお付きに一人いてはどうか、という考えから生まれたキャラクター。


名前の由来は準惑星のエリス。準惑星の中では物凄い大きいサイズで、冥王星前後くらいはあるそうです。そんなわけで7惑星に入り込んでいても良いのではという命名。


演じてくださったのは、紀戸ルイさん

脚本執筆前、最近の舞台でテーブル役をやったと聞き、今度の舞台は家具じゃなくて人間の役になるといいねえ~といった話をしていたんですが残念ながらエリスはサタルの椅子でした。いやっ、配役をしたのは僕じゃないんで、ほんと、いや、はい。


本を書いているイメージとして
どうしても、急に役を増やすにあたってその役の必要性が薄くなることが往々にしてあります。でもそれはイヤだなと思い、なんとかした結果、サタルの椅子役というものでした。絶妙に美味しい。

セリフ自体にストーリーを左右するような要素はありませんが、その存在がサタルの立場を形作り、後半のひよりとメルクとの関係性との対比になる、重要な役回りになりました。

サタルから完全に奴隷のような扱いを受けている悲壮感溢れるキャラかなあと思っていたのですが、紀戸さんとサタル役の黒沼さんとの深め方によってその絡みは完全にプレイと化しておりこれはこれだなと

思いました。なるほどエリスはドMだったのか。そのおかげかラストシーンで黒いローブに取りつかれたエリスをサタルが救うシーンが大変に感動的でした。主人と奴隷の関係ではこうはいかなかったでしょう。




【カロン・ハウメア・マケマケ】


プルの取り巻きですね。全部準惑星で揃える予定だったのですが足らなかった為、冥王星の衛星のカロンを取り巻きの一人としました。名前の由来は上記の通り、冥王星衛星のカロン・準惑星のハウメア・マケマケ。


演じてくださったのは、

カロン=木内彩花さん、

ハウメア=びす子さん、

マケマケ=宮崎里沙さん・元木みづほさん


これは!というくらい"らしい"役作りでした。学び舎の卒業生だけど満足に輝けてなくて、下級生に先輩風吹かせてイイ気になる……そんな背景がぷんぷん匂ってきていてにやにやしてしまいました。

お嬢様学校を卒業して社会の荒波にもまれて、屈折しまくってこうなったのね…というかぐや世界の厳しさと荒れ具合、セレスの強さの具合をはかるため絶対に必要なキャラ達でしたが、よくぞいきいきと……!木内さんはちょい上品だけれどいじめっ子らしいゲスさが、びす子さんは絡まれた時点でボコボコにされうなトんでるキャラ、宮崎さんと元木さんは二人でイジメ対象をくすくす笑うイヤーな女キャラを、という具合にすみ分けもされており、ストーリーの要所要所の強いアクセントになっておりました。




【パラス・ベスタ・ヒギエア】




ひよりやセレスの妹分、学び舎の後輩たちですね。

名前の由来は小惑星(準惑星より小さい)の中でも今後準惑星になるかもしれないという天体たち、パラス・ベスタ・ヒギエア。キャラの役割と相まって良いネーミングになったと思います。


演じてくださったのは、

パラス=松浦ひかりさん、

ベスタ=大野杏果さん、

ヒギエア=西村摩利乃さん


若い3人組でしたが元気はつらつに演じて頂きました。ひよりが劇中で見せる唯一のお姉さん的シーン。妹分たちが元気で生き生き演じてくださるほど、ひよりがいかに慕われているかがわかります。ここで身近な子達を輝かせることが出来ているからこそ、今後太陽として輝く結末に繋がっていくわけなので、大変楽しんで演じて頂けておりとても嬉しい限りなのです。松浦さんや西村さんの幼くも意外とスイーツ女子くささ、大野さんのツィトローネン・シュニッテンの発音の良さ。それどこで覚えてきたの。




恥ずかしいのであえて読みづらい感じになってますが恐縮です!


音も光もダンスも殺陣も歌も舞台美術も、総合的にガンガン戦っていくこのユニットの全力な姿勢がとても尊敬です。そして年々パワーアップしているようです。

来年はどんなエンタメ作品になるのか、いまから楽しみ楽しみなのです。


もっともっと色んな事感じたし書きたいんですがもう力付きそうなので今回はこの辺で。


ご来場の皆様、作品に関わり、素晴らしい舞台にして下さった皆様、

本当に感謝と尊敬!脚本として携われて嬉しく思います!また輝く作品を是非に!!




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プラズマニア10周年記念公演
『Alice in another!』



夢の中。楽しげな世界。現実。嫉妬。起きない人物。起きてる人物。探偵。助手。疾走。停滞。母。女王。学生。大人。記憶。忘却。正義。悪。


プラズマニア10周年記念公演は、10年全て詰め込んでお送りする全力疾走!!
ファンタジー系SF全力エンターテインメント!
その目に焼き付けろ。これがプラズマニアの真骨頂だ。


「俺達は、全部ごちゃまぜにして生きるんだ」


■脚本・演出
谷口健太郎


■出演
谷口健太郎
光燿萌希
下山美里
吉田美穂 ◆
深浦佑太
村上義典
チヤゲンタ
藤谷真由美
森高麻由
庄本緑子
能登屋南奈
寺地ユイ
びす子
野澤麻未
佐藤紫穂
国門綾花
岩杉夏 ◇
阿部樹子
押切亜里紗
宮永麻衣
菅原美保
西村颯馬
伊藤麻実
高田麻衣
木村歩未
三浦雄斗
イシトヤ チグサ
大沼 理子
遠藤洋平
ウメツケンイチ

* 出演を予定していた田所竜一さん・ 恒本寛之さん は、諸事情により降板となります。


■日時
12月19日(金) 17:00◆ / 20:00◆
12月20日(土) 14:00◆ / 19:00◇
12月21日(日) 13:00◇ / 17:00◇
※一部ダブルキャストとなります。
 ◆ = 吉田美穂
 ◇ = 岩杉夏
 ただし、岩杉夏さんは◆の回もダンサーとして出演します。


■会場
生活支援型文化施設コンカリーニョ
北海道札幌市西区八軒一条西一丁目2-10-1F
JR琴似駅直結


■料金
前売り:2500円、当日3000円
*19日17:00~の公演は平日夕方割引で1500円
学割:高校生以下の方は学生証提示で500円引き


■ スタッフ
照明:相馬寛之
音響:橋本一生(ISSUE/intro/yhs)
舞台監督:上田知
舞台美術:川崎舞
映像:上田龍成(wavision)
衣装アドバイザー:KEME


■ 協力:リリカル・バレット、colore、ディリバレーダイバーズ、パインソー、劇団パーソンズ、Bee Hive、北海学園大学演劇研究会、劇団しろちゃん、同人演劇団「想演」、演劇ユニットカラフルホリデー、フロントロー

主催:プラズマニア


■ お問い合わせ
09013809629
plasmania.info@gmail.com


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すみれ!

セプテンバーラブ!


ふしぎ!

せかいはっけん!!



深浦です。ふっしぎー!


熱の入った作品で熱を出してしまった

自己管理不足の私ですが、

プラズマニア10周年記念公演ということで

死んでも出るぞ!という熱い意気込みなのであります。


プラズマニア作品は実は結構な数拝見しておりまして、

そのころは僕も大学生、前も後ろもわからないぺーぺー

感慨深いものもこみ上げてきます


また、僕自身も今年でお芝居を始めて10年

きがつきませんでしたが!

これまでとこれからをしっかりと詰め込んでまいります。


前回のプラズマニアも大勢の参加者がおりましたが

今回はさらに多く!舞台に立つ役者・ダンサー含め30人超え!

圧倒的舞台美術!

戦慄するほどの音響!

心躍り光動く照明!


なんという贅沢感!

是非に皆様ご来場ください!




せかい!

ふしぎはっけん!

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テーマ:

札幌劇場祭TGR2014参加作品
弦巻楽団「ナイトスイミング」



弦巻楽団、怒濤の2014年を締めくくる#22はまさかのSF!

弦巻楽団の新作は豊かな『物語』を描く
『サイエンス・フィクション』であり、
『スペース・ファンタジー』であり、
『少し・不思議』な野心的冒険作!!


遠い未来。
人類は太陽系を探索し尽くし、宇宙は未知でも危険でもなくなりつつあった。
宇宙旅行の企画会社で働く主人公は、新たな旅行先を調査中
宇宙の片隅に、氷で覆われた惑星を発見する。


調査を開始した彼の前に現れたのは、
20年以上前、宇宙で遭難して死んだ筈の同級生達だった。


大人になれなかった彼らと
大人になった私たちを巡る
約束と、失望の物語――。

◎脚本・演出 弦巻啓太


◎出演

深浦佑太(ディリバレー・ダイバーズ)、
温水元(満天飯店)、
櫻井保一(yhs)、
小松悟(エンプロ)、
大沼理子、
高田麻衣、
塩谷舞、

深津尚未、

池江蘭、遠藤雪乃、佐藤汐里、佐久間泉真

◎スタッフ
舞台監督・大道具:アクトコール
照明:樋口優里
舞台美術:川﨑舞
宣伝美術:本間いずみ
制作:小室明子


◎日時 【11月21日~24日】
11月21日(金)20:00
11月22日(土)14:00/19:00
11月23日(日)14:00/19:00
11月24日(月)14:00

◎会場
ターミナルプラザことにパトス
札幌市西区琴似1条4丁目 地下鉄琴似駅地下2階)
※地下鉄琴似駅 直結


◎料金
一般 前売2,300円 当日2,500円
学生 前売・当日ともに1,500円

前売り券は、ローソンチケット(Lコード:15604)、大丸プレイガイドでも発売しております。


【チケット予約方法】

●深浦のツイッター《ninbennimigi》へリプライ、DMにてお知らせ頂く。

 ※お手数ですが、お名前、日時、券種、枚数をご明記下さい。

●アメブロのメッセージなどでお知らせ頂く。

 ※お手数ですが、お名前、日時、券種、枚数をご明記下さい。

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いざいざ 

かいてーん

だいりんけんー


(キュティゴォン)


宇宙ー魔神ー

ダイケンゴー


宇宙戦士バルディオスだと思ったでしょう?

深浦です。


宇宙は怖い!

今もこの銀河のどこかでは宇宙の覇権をかけた

星間戦争が起きているんです。

地球ってなんてちっぽけなんだ。


閑話休題


2年ぶりの弦巻楽団!

お世話になります!

思えば再演作品ばかり出して頂いていた為

今回、弦巻楽団にて新作に出演させていただけるのは初めてなのです。


宇宙に広がる闇のごとく

夜を泳ぐがごとく、

五里霧中な人間関係を描く

約束と失望の物語。


久しぶりに主人公を務めさせて頂くのですが

今回はあらすじのとおり

SFにして喪失を描く底知れない宇宙のおはなしなため

深浦は精神をごりごりされているのです、

これが見事に。


人と人との引力で擦り切れていく人間を

囲み舞台でじっくりご覧頂きたい次第!





宇宙魔神ダイケンゴー コンプリートDVD (初回生産限定)/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
¥28,080
Amazon.co.jp

大剣豪って言ってんのに武器が

サーベルの二刀っていうのが最高にウィットに富んでる。






(キュティゴォン)

宇宙ー魔神ー

ダイケンゴー

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プラズマダイバーズ
『飛び出す鹿フェスティバル』



今年の4月から始まった「飛び出す鹿パレード」!
粒ぞろいの上演作品全10作の中から5作を厳選!

今年の鹿の集大成!

歌いたいけど歌えなかったり、かき鳴らしたいけどかき鳴らせなかったりするだろう?
そんなあなた!鹿と一緒にフェスティバルだ!

今年の飛び出す鹿集大成は、ライブハウスでお祭り騒ぎ!

鹿の行方を追え!何をやらかすかわからないぞ!

☆鹿フェス、上演台本を販売!☆
『飛び出す鹿フェスティバル』の会場で、上演台本を販売します!

鹿フェスで上演の5作品だけではなく、
過去3回の『飛び出す鹿パレード』で上演した

すべての上演台本を1作品500円で限定販売します。

実際に、役者・スタッフが使っているそのままの台本です。
気になるあの作品の上演台本が手に入る貴重な機会、ぜひご利用下さい!!


『クレセント☆柿の種。』
脚本:深浦佑太

演出:谷口健太郎
出演:谷口健太郎、深浦佑太


柿の種の何がスゴいって、“柿の種じゃない“ってとこ。
ポテトチップスは芋。アイスクリームはクリーム。

でもお菓子の柿の種は柿の種じゃないだろ?
柿の種ってスゴい。


ところでさ、さっき夜道で会った男が俺の顔見て言うんだ。
『私は20年前、あなたに埋めて頂いた柿の種です』
俺に恩返しに来たんだ、って。
柿の種ってスゴい。夜空には三日月が浮かんでた。


マン・ミーツ・柿の種!!
誰もが一度は思うはず。柿の種を埋めたらナニか(柿など)が生えて産まれるのでは?
その答えがここにある!

その出逢いが、未来になる。
くだらなくも凄まじい、夜空のファンタジックコメディ。



『Man-hole~鹿フェスver~』
脚本 演出:谷口健太郎
出演:谷口健太郎、阿部卓也(ベストポジション)

男は暗い中目を覚ました。
横を見ると見知らぬ男。
「多分、ここマンホールの中…だと思うんです。」

穴の中で繰り返し問いかけられる、自分自身の存在意義。

暗い穴の底に、光は差すのか。

谷口健太郎の代表作「Man-hole」の最新作!


「ようやくわかった。僕じゃなければいけない事なんて、何一つないんだ。」

穴の底から光を、幸せを求める男達の叫び。
それはもう、人生なのである。



『ジュブナイル便所。』
脚本:深浦佑太
演出:谷口健太郎
出演:谷口健太郎、桂川さや(mittomo9)


「入ってまーす」


校舎の女子便所の個室から響く
中年男性の声。


高校教師の小清水節子は、そのノックした手を硬直させた。
個室内の彼は続ける。俺はトレジャーハンターなのだと。
そしてこの女子便所にお宝が隠されているのだと。
小清水はこの不審者を警察へ届けるより前にすべきことがあると思った。

「女子便所にあるものは全て女子のモノです。
 よってそのお宝は、私が貰うべきです」


──糞尿にまみれた宝が青春の扉を再び叩く。
入ってますと君が言う。
少年期を経た全ての大人達へ贈る
水洗式時系列トラベルコメディ。


『ミスター桃色袋小路。』
脚本:深浦佑太
演出:谷口健太郎
出演:谷口健太郎、深浦佑太


――なぜ、サンタさんを待てないのか


俺は待ち続けていた。
三十路を過ぎて降り積もる年月が
俺たちを袋小路へと追い詰める。
なのにアイツは諦めろと言うんだ。
もう三賀日を過ぎたから会社に行けと。
だから俺はこう言ってやったのさ。


『サンタさんが来ないのに会社になんか行けるか』ってね。


待つ男。諦めた男。
飛び交う非生産的詭弁会話劇は、
ついに量子力学論に踏み込み
やがてこの狭い世界で語られる…驚愕の現実。


飛び出す鹿フェスティバルで最新舞台化完全新作!
ウェイティング待てど暮らせどコメディ。

どうみても、この世界は桃色だ。



『約11000歩のマーチ』
脚本・演出:谷口健太郎
出演:谷口健太郎、深浦佑太


今どっちを向いて歩いてるんだろう。
この道は合ってるんだろうか。
そもそもこっちに向かいたかったんだっけ。
歩くの、疲れてきたなあ。
僕はこれからどこに向かうんだろう。
そして、22000歩目をどこで迎えるんだろう。


「何をしたって、誰かは僕を罵倒する」

一日一日を踏みしめる、前進系絶叫ストーリー!



◆ 出演:
谷口健太郎(プラズマニア/リリカル・バレット)
深浦佑太(ディリバレー・ダイバーズ)

桂川さや(mittomo9)
阿部 卓也


◆ 日時:
10月11日(土)
15:00 / 19:00(開場は開演の30分前)

◆ 会場:Planet K
http://inter-planets.net

◆ チケット:前売り2500円、当日3000円(別途ワンドリンク500円)


【チケット予約方法】

●深浦のツイッター《ninbennimigi 》へDMにてお知らせ頂く。

 ※お手数ですが、お名前、日時、券種、枚数をご明記下さい。

●アメブロのメッセージなどでお知らせ頂く。

 ※お手数ですが、お名前、日時、券種、枚数をご明記下さい。


●メール予約:plasmadivers@gmail.com
件名に「飛び出す鹿フェスティバル」もしくは「プラズマダイバーズ」と表記の上、本文に、予約のお名前、希望日時、枚数を明記の上お申し込み下さい。
24時間以内に返信させていただきます。
それを過ぎても連絡がない場合、同メールアドレスまで御手数ですがお問い合わせ下さい。


●Planet K(プラネットK)でもチケット受付中!!
電話 0422-21-7767
pkinfo@inter-planets.net


◆ 協力:プラズマニア、リリカル・バレット、ディリバレー・ダイバーズ、ベストポジション

◆ 主催:プラズマダイバーズ

◆ 問い合わせ:plasmadivers@gmail.com


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ありたけーのー夢をー

かきあつめー


ひとつなぎの深浦です。

上記は東方神起バージョンですよわかりました?


ありったけの鹿演目をかき集めて

東京に飛び出しますよ!!

飛び出す鹿フェスティバル!!!!


過去3回の飛び出す鹿パレードは

主に深浦の都合で公演日程が短く

限られたお客様にしかご覧頂けていなかった作品たちを

なんと伝説のライブハウスで上演させていただけるとのこと!!


わーー!!


わーーー!!!


しかも、同じ脚本とはいえ、

深浦も谷口氏もまたもっともっと頑張ってまいりましたので(抽象的表現)

さらに深みを増し、さらにくだらなさを増した

再演となることでしょう!


HALOとHALOアニバーサリーぐらい!


伝わるまい!!


また、「Man-hole」と「ジュブナイル便所」は

前回公演からは役者を変え、

かなり色の変わった新化作品になっています。


そして

最新舞台化完全新作の「ミスター桃色袋小路。」!

本作はこれまでとはまた別のアプローチで作品作りをするとともに

これまでの深浦作品や鹿演目の素敵な所もいいとこどりした

とんでも作品になりました。


上演台本も10作全部販売!

鹿のテーマソングも物凄いプロ様に作成して頂きmうわ何をするやめtバタンバタン


盛りだくさんで怖いくらい。


今年最後の飛び出す鹿シリーズ集大成!

是非目の前で鹿が跋扈するところを観にいらしてください!

そして一緒に何かしらに飛び出し、新たなハッピーへ!


是非に是非に!!!

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ミュージカルユニットもえぎ色 第10回公演
『PrincessFighter』




王子様の出る幕などありません。


「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは、だあれ?」

恐ろしい魔女は魔法の鏡に聞きました。鏡は答えます。

「美しさの基準って人それぞれだと思うので
一概には申し上げられません」


鏡には要らない賢さが育っていました。
魔女のワガママは物語の垣根を越え、
巻き込まれたのは5人のお姫様。
迷い込んだ一つの世界で、お姫様たちは自分の物語に戻るため、
魔女に戦いを挑んでいく──


誰もが知っているおとぎ話のお姫様が
誰も知らない新たな姿で舞台上に踊り出る。


──本の虫の白雪姫。
──眠り姫は好みの王子が現れるまで目覚めない。
──心が病んでる等身大のおやゆび姫。
──なぜシンデレラは男なのか。
──歌わない人魚姫。


おなじみの物語と、奇天烈怒涛の展開劇!
子どもも大人も一緒に楽しめるプリンセスミュージカル!!


王子様などいない世界で
戦い勝ち取る確かな友情の物語。

【日時】
10月3日(金)13:30 / 19:30
10月4日(土)14:00 / 18:00 


◇ 出 演 ◇
光燿 萌希
国門 綾花
恒本 寛之
黒沼 陽子
森高 麻由
能登屋 南奈(劇団パーソンズ)
最上 朋香(yhs)
戸嶋 智美(yhs)
伊藤 地球
大野 杏果
阿部 樹子
宮永 麻衣
吉田 早恵
遠山くるみ
大田 麻美


【料金】
一般・学生(高校生以上) 前売 2,500円/当日 3,000円
4歳以上中学生以下は前売・当日ともに1,000円
※3歳以下無料 


【会場】
生活支援型文化施設コンカリーニョ (JR琴似駅直結)
札幌市西区八軒1条西1丁目 琴似タワープレイス1F 
Tel:011-615-4859


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姫 騎 士 堕 つ


というシチュエーションは好きです。


深浦です。


もう終わってしまいましたが深浦初のミュージカル脚本を担当させて頂いたので書いておかねばという気持ちなのです。


僕は千秋楽を拝見しましたが

………面白かった!!


ツイッターに書いた感想は割愛しますが

やはりコンカリーニョを満たす音!光!歌!舞台!ダンサー!

感動ものです。



まず脚本のお話しを頂いた際に


・童話の姫が5人

・殺陣・ダンス・歌あり

・魔女と戦う


などのオーダーを頂戴しました。

キタと思いました。

僕はマクロスFも好きだし、リリカルなのはも大好きなのです。

姫騎士が落ちるみたいなのも好きなのです。

あとハートキャッチプリキュアも好きです。

物凄いやりたい題材だったのです。


歌いながら戦うとかもう、もう大好物。

でも『姫たち、歌いながら殺陣』と台本に書いたら、若干現場が混乱したらしいので

憧れだけで本を書くのも駄目だなって思いました。


でも徹底的に姫は貶めました。

お子様も見に来るとのことだったので性的ではない方法でした。



魔法も凄かった!

魔女が出て来るので魔法が出て来るのは必然なのです。が、

舞台で魔法って出るのか……?とドキドキしていました。

でも台本には『魔女、魔法で兵士を吹き飛ばす』とか書きました。

現場は混乱しました。


でも本番を見たら魔法出てました。

ボワー!!って!グゲワーン!って!

なんかもう光も音も、ダンサーさんも相まって魔法になってました。

これぞ、これぞと思いました。


あと鏡から剣が突き出るとか台本に書いて現場を混乱させてすみませんでした。

テンションがどうかしてました。



あと童話は好きでしたが

もはや記憶のかなただったので




↑買った資料の一部です。


ち、違うんだ!


絵本を探したらこれだったんだ!

絵が可愛いのは偶然なんだ!!


あとディズニーの童話のDVDが100均で売っていたので買いました。

戦前に作られたアニメとは思えないクウォリティに驚くとともに

話の突っ込みどころの多さに驚きました。


こんな都合よくいくか!!!!

でも素敵!!!!

不思議な魅力。



そんなわけでとってもとっても感動の一作を拝見させていただき

本当に皆様皆様に感謝!感謝なのです!


僕もまだまだ力不足ではございましたが

少しでも皆様の心に残る作品としてありつづけていればいいなと思います。



王子様に幸せにしてもらうだけではない

お姫様たちの物語があそこから始まるのです!

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