2006年12月25日

「Web2.0」って何なの? -すごい-

テーマ:メディア・IT
ニッキィの大疑問 -25日夕15面-

身の回りの経済的事象を分かりやすく解説するコーナー、「ニッキィの大疑問」。
今回は「Web2.0」についてです。
今年よく耳にした言葉ですが、「Web2.0」時代とはこれまでと何がどう違うのでしょうか。

▼「Web2.0」ってそもそも何ですか。
「Web2.0とはインターネット第2版、つまり『ネット革命の第2章』という意味です」
▼「1.0」時代とは何が違うのですか。
「1.0時代はネットでの情報発信を活用していたのはメディアや企業でしたが、2.0時代になると個人や消費者が情報発信の主役となったのです。ブログや社交情報サービス(SNS)がそのいい例です」
「情報が手元のパソコンではなく、サーバー側に蓄積され、必要に応じてアクセスすればよくなりました。サーバーや回線コストの劇的な下落が背景にあります」
「サーバーに様々な情報が蓄積され、それをオープンにした結果、皆が情報を共有できるようになりました。クチコミサイトが典型ですが、そうした利用者参加型、情報共有型のサービスがWeb2.0の大きな特徴です。最近で『CGM(消費者生成メディア)』とも呼びます」
「もうひとつ見逃せないのが『ロングテール現象』で、情報の蓄積によりこれまで流通市場に乗らなかった商品や情報の検索・提供が可能になりました」
▼具体的にはどんな企業やサービスがWeb2.0にあたりますか。
「『グーグル』や『アマゾン・ドットコム』、動画共有サービスの『ユーチューブ』、SNSの『マイスペース』、国内では『ミクシィ』があります」


わかったようでわからない「Web2.0」、業界の企画会議ではとりあえず「それって2.0的だよね?」みたいな胡散臭い会話が交わされていたとかいなかったとかいいますが、みなさまはよくおわかりでしょうか?
ええ、もちろん記者はわかっているようないないような、そんな感じです。

米国のIT関係者のだれそれが何を称して「Web2.0」と呼んだとか、今回の記事のような1.0はああで2.0はこうだという説明とか、話を聞いてもなかなかはっきり理解しにくいこのキーワードですが、それはもしかしたらトップダウンに「Web2.0とはこれこれこういうものだ」と聞かされるからかもしれません。
もっとボトムアップに、「Web2.0」的なものにはこんなものやあんなものがあって、ほら、こんなのも「Web2.0」なんだよ。
そう言ってもらえると、意外に分かってくるものなのではないでしょうか。

ということで、唐突ですが、ひとつ書籍を紹介しましょう。




岡部 敬史
このWeb2.0がすごい!


うーん、分かりやすいタイトルですね。
要は今年のブログやらユーチューブやらそんな「2.0」的なものの中から面白いものを選んで紹介してみた、そういう本です。
昨年までは「このブログがすごい!」でしたが、今年は対象を広げたようですね。
ある意味こういう変化も今年1年で「Web2.0」的なものがブログだけでなく、裾野を大きく広げていることの表れなのかもしれませ・・・

え?
珍しく普通に書籍紹介なんかしちゃってどうしたんだ?ですって?

いや、実はですねえ・・・

この本の中の「このエントリーがすごい!ベスト10!」というランキングの中でですね・・・
本紙のエントリー(記事)、

「記者くん、長いあいだご苦労さま。 -歴史的接触!-」

が、なんと、


第3位!


に選ばれてるんですよ。

2006年のブログ記事の中で第3位ですよ!
ぶったまげですよ。

いやまあ、記者個人としてはその記事を書くに至ったときほどのぶったまげじゃないですけどね。

でも、2位が志村けんさんの公式ブログの記事で、それに次ぐ3位なんですよ。
あの憧れの志村さんの真下に並んでいるんですよ!
こりゃやっぱり、我ながらすごいことですよ。
いやいや3位なんてとんでもない、などと謙遜する余裕もなく、素直にそう思っちゃいます。

とはいえ、こうして選ばれたのはやはり多くの方に見捨てることなく(いろんな意味で)ついてきていただいたおかげ、そこは本当にそう思っておりますので、この場をもって紹介ならびにご報告させていただいた、そういう次第であります。


・・・ということで、いかがですか?みなさん。
いまいちよく分からない「Web2.0」とやらですが、実はみなさんもその真っ只中にいたんですよ。
そう思うと、ちょっぴり分かるような気がしませんか?
え?
ますます分からないですか?

・・・ま、はっきり分からなくてもいいのかもしれませんね。
みんながはっきり分かってしまうようなときには、そんなものはとっくに陳腐化しちゃってるっていいますから・・・。



※ということで、件の書籍を読んだとしても「Web2.0」をきっちり理解できるとは限りません・・・。
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2006年03月01日

楽天ブックス CDとDVDを拡販 -参入-

テーマ:メディア・IT
取り扱い20万タイトルに -1日12面-

書籍のインターネット通販を手がける楽天ブックスは3月1日、音楽CDとDVDの本格販売を始めます。これまでの一部人気映画の予約販売から国内全タイトルの約20万種類に取り扱いを拡大し、書籍と合わせて約90万種類の商品数とすると同時に、最短翌日配達の配送体制を整え、最大手のアマゾンジャパンを追撃します。


一度目は深夜のメンテナンスタイム、二度目はサーバー混雑でいずれも送信したテキストがネットの虚海の藻屑と消えて、昨夜からこの記事書くの三度目なんですよ・・・。
マメに保存しない記者が悪いっちゃあそうなんですけど、ヒルズ仲間のよしみで、楽天についてあれこれ書くと消されるのかと思ったほどです・・・。

ああ、そんな愚痴からはじめちゃあいけませんね。

えっと、というわけで三度目なんでのっけから雑に書いちゃいますけど、要は「楽天、こんなことやっちゃっていいの?」ってことです。
本の配送サービスの拡充に関しては文句はないのですが、CDやDVDをフルラインナップで販売を開始するってのはどうなんでしょう?

だってね、もともと楽天市場でCDやDVDの通販をやっているお店がいくつもあるんですよ。
そのお店は文句いわないんですかねえ。
しかも同じ条件で始めたならいざ知らず、楽天のトップページの右袖には



なんて専用のリンクを貼り付けてお客さんを呼び込んでいるんですよ。
例えていえば大型総合スーパーが展開するモールに、キーテナントのスーパーではお酒を扱ってないってんで酒屋さんを出店してテナント料を払っていたら、ある日そのスーパーが「お酒はじめました」なんて垂れ幕広告を壁にぶら下げてメイン入口付近にでっかい売り場をつくちゃったようなもんですよ。

そりゃやってられませんよねえ。
楽天の加盟店の中には楽天市場内での売上が無視できない割合のお店もあるでしょうから、ことによっては死活問題ですよ。

もともと楽天は当初5万円の固定出店料で多数のテナントを囲い込み、ネットモールとして圧倒的な競争力をつけて加盟店よりも強い立場になった時点で従量料金制を導入して収益拡大をはかるという、よくいえばうまい、悪くいえばえげつない商売をやってきました。
とはいえそれは一応は引き上げた料率でマーケティングを強化し、同時に従量料金制とすることで楽天自身も加盟店の売上アップに対するモチベーションを共有するという、共存共栄の建前がありました。

しかし今回はどうでしょうか。
ネット通販最大手アマゾンを追撃といえば世間的なきこえはいいですが、そこそこ売上と利益が見込めてリスクの小さそうなビジネスは自分のところでやっちゃおうってだけにも見えなくもないですね。
書籍同様、商品自体に違いはないわけで、客さえ呼べれば勝てるわけですから。

昨年来のTBSとの1件もあり、財務体質面でかなり苦しくなりつつあった楽天、昨日(1日)には発行済み株式数の1割近い大規模な増資による資本増強を発表していますが、商売のほうでもなりふり構わず収益確保に動いているということでしょうか。

じゃあもしかして楽天市場内で商品検索しても必ず一番上にヒットするようなえげつないことになってたり・・・ここは試しに検索してみましょう。

そうですね、洋画の人気どころ、こんなので調べてみましょうか。


「チャーリーとチョコレート工場 特別版 」




え?
なんでこのタイトルかって?
いや、なんとなくおしゃれっぽくて、女の子ウケが良さそうじゃないですか。
ジョニー・デップかっこいいですし。

それはよしとして、タイトル画像はアフィリエイト・リンクで取り扱い店舗一覧に飛ぶようにしてみたのですが・・・その一覧の中では・・・あれ?


ねえぞ、楽天ブックス。


おい、全11店で取り扱ってるのに、なんでリストに並んでねえんだよ。
自慢の国内全タイトル取り扱いはどうなってんだよ?

それとも何かな?
さすがにここにいっしょに並んじゃ加盟店さんに悪いからって自粛してるのかな。

・・・って、楽天ブックスから入って検索してもやっぱり取り扱ってねえよ。

>>キーワード「チャーリーとチョコレート工場」を含む商品が登録(入荷)されたら通知します

なんてご丁寧に言われても、さっきの一覧のどこかで買うから結構です。


楽天ブックスってこのDVDの例はともかく、本の品ぞろえもやっぱりアマゾンに見劣りするんですよね。
どうせ参入して追撃するってんなら徹底的にやって、どんなマイナーな書籍、どんなマニアックなDVDだって手に入るお店にして欲しいものです。

といってみたものの、楽天市場という総合ショッピングモールって形自体がどうなのでしょうか。

リアルの流通業界では百貨店、総合スーパーというなんでもそこそこ取り扱う業態の成長が止まり、家電量販店、ドラッグストア、カジュアル衣料量販店といったカテゴリーキラー(特定分野の品ぞろえを強化した低価格販売店)業態が成長するステージがありました。
あるいはそのカテゴリーキラーをいくつか集めたパワーセンターという出店形態も話題になったりしています。

現在ネットモール事業では、その店舗数の多さ、品ぞろえの幅広さでブランドを確立した楽天が覇権を握っていますが、リアルの小売店舗同様、いずれ特定の業種に特化したネットモールがいくつも誕生するようなことがあるかもしれません。
CD・DVDはこのサイト、家電はそのサイト、車関連はあっち、PC関連はそっち、スイーツならこちら、地方名産品ならあちらというようにネットモールの専門化の流れが起これば、楽天の地位が脅かされる可能性もあるでしょう。

この十数年のリアルの流通業界の変化を思えば、はるかに変化のスピードの速いネット上の世界、別にライブドアのようなチョンボがなくても、5年後には「楽天は球団を作ったときがピークだったよね」といわれることも十分考えられますね。

時代の半歩先を読んでいかなければならない投資家としては非常に厄介な話ですが、消費者としては「あればいいな」と思うショップやサイトが次々に現れる時代、企業の都合など知ったことかと貪欲に利便性を享受していきたいところです。

って、「起業家」という視点に乏しい記者、骨の髄までサラリーマンなのでしょうか・・・。



【追記】

コメント欄でさっそくご指摘いただきました。
ありました。
「チャーリーとチョコレート工場」、楽天ブックスに。
さすがにこれを置いてないってことはないですよねえ。

でもね。
その商品ページに書いてあるタイトル「チャーリーとチョコレート工場」を楽天ブックスDVDトップの商品検索欄にコピペして対象を「DVD全体」にして検索かけてみたんですが、やっぱりさっきと同じ、「ご指定の検索条件に該当する商品はありませんでした。」の画面が返ってきちゃったんですよ・・・。
どうやら問題があったのは品ぞろえじゃなくて、検索機能の方だったようでございます。
慎んでお詫びの上、訂正いたします。



※書いているうちに前回どうまとめたのかわからなくなり、やけくそのようにどんどん長くなってしまいました・・・。
※アフィリエイト提携:もちろん楽天市場
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2005年10月13日

最優秀にボルボ -自画自賛-

テーマ:メディア・IT
2005年日経広告賞に90点 -15面-

ボルボ日本経済新聞社は第54回日経広告賞の最優秀賞をはじめ、計11賞の受賞作品90点を発表しました。
最優秀賞はボルボ・カーズ・ジャパンが受賞。「安全性などの商品の機能面だけでなく、人生観や生活提案という側面までを遡及し、ブランド広告として高い次元でまとまっている」(小林保彦審査委員長)と評価されました。
優秀賞にはソニーマーケティング、NTTレゾナントの二点を選出しています。


ボルボは画像のような企業イメージ広告、ソニーマーケティングは「VAIO」など、NTTレゾナントは「goo」のサービスなどの広告が受賞の対象のようです。

実は本紙でもこれらのうち、二つの広告をとりあげています。
ひとつは優秀賞のソニーマーケティング
ソニーの決算下方修正発表記事の中で、同社の全面広告が図ったようにネガティブ・ニュースフローのタイミングにあわせて掲載されるという不思議な現象に鋭く?迫ったものでした。

そしてもうひとつが、最優秀賞に選ばれたボルボ
記者もこの広告はいい広告だと目をひかれたのですが、そこで気付いた掲載紙に見るボルボとユニクロのマーケティング戦略を階級論的?に探ってみたものです。

けっこう昔の記事ですのでほとんどの読者さんは記憶にないかと思いますが、最優秀賞と優秀賞に選ばれた広告3作品のうちの2作品を本紙で記事として取り上げていたことに、記者、朝の電車の中で思わずにやりとしたのであります。

いやあ、我ながら目の付け所は悪くなかったっぽいですよ。
えっへん。

いや、まあ、たまにはこんなうぬぼれ記事も書かせてくださいよ。
ついでにもしよかったら、記事中にリンクを貼ってある該当記事ものぞいてみてください。
特に「ボルボ」の頃なんて、ほとんど読者さんがいなかったんですよ。
当時は始めてまだひと月あまり、まだあの小説の連載も始まる前ですから。
懐かしいなあ、派手なフォントの色づかいにも、青さが見てとれるなあ。


・・・おっと、いけません、いけません。
昔を振り返って懐かしがっていてはいけません。
なんてったってこのボルボの広告のキャッチコピー、


Don't look back.


なのですから・・・。


画像は日経新聞より。
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2005年09月07日

電子書籍2.5倍に拡大 -筋-

テーマ:メディア・IT
昨年度 -11面-

IT関連書籍出版のインプレスが6日にまとめた電子書籍ビジネスの調査結果によりますと、2004年度の電子書籍の市場規模は前年度比2.5倍の45億円に拡大しました。携帯電話のデータ通信料金の定額制普及に加え、話題作の品ぞろえが充実したことで、携帯向けコミックや小説の売行きが伸びました。
内訳はパソコンや携帯情報端末向けが33億円、04年度に立ち上がった携帯電話向けが12億円。


ブログをケータイで見ることに違和感はないけれど、小説や漫画をケータイやPCで読むことには違和感を感じるという記者をおいてけぼりにして、世の中電子書籍というものが広がりつつあるようです。
これだけブロードバンドやケータイが普及している割には市場規模はまだ45億円ということですが、インプレスでは「若者にとって携帯電話が文庫本の代わりになり始めており、電子書籍は急速に普及する」とみているそうです。

しかし、ケータイが文庫本代わりとはねえ・・・。
本を読むのはいいことだといえばそうなのですが、紙の本とケータイの画面では々文面でも受ける印象も変わってくるでしょうし、そういえば以前ケータイ小説としてブレイクした作品があったように記憶しているのですが、やはり作家さんもメディアを意識してつくらなければならない時代になったのでしょうか。

では、記事に主な売れ筋作品が掲載されているので、どんな作品が売れているかをみてみましょう。

小説・新書ジャンルでは「蹴りたい背中」(綿矢りさ)、「池袋ウエストゲートパーク」(石田衣良)、「黒革の手帖」(松本清張)といった直木賞、芥川賞の受賞作家作品が売れ筋に並んでいます。
といっても、綿矢さん、石田さんと清張さんではずいぶんと印象が違いますね。
このほか「PLATONIC SEX」(飯島愛)や「頭がいい人、悪い人の話し方」(樋口裕一)なども売れ筋だそうで、電子書籍は意外に幅広い層に利用されているのかもしれません。
ただ、基本的にすでに書籍としてヒットしたものが売れ筋となっていることはうかがえます。

ではコミックはどうでしょうか。
「北斗の拳」(武論尊・原哲夫)、「サラリーマン金太郎」(本宮ひろし)、「キャプテン」(ちばあきお)、「静かなるドン」(新田たつお)と、二十-三十代の男性サラリーマン層に利用者が多いことがうかがえますが、もともとリリースされているラインナップがそういう作品に偏っているのかもしれません。

文字の書籍にせよコミックにせよ、いずれも売れ筋になるのがわかる作品が多いのですが、しかし上述した作品に混ざってコミックの「主な売れ筋」に入っていたこの作品だけは・・・


「冒険してもいい頃」(みやすのんき)


売れ筋は売れ筋でも、若干、筋の悪いのも混ざっているようであります・・・。
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2005年08月30日

携帯にAMラジオ -必・携帯-

テーマ:メディア・IT
第2世代で今秋発売 -13面-

NTTドコモは29日、AMラジオチューナー付き携帯電話を今秋発売すると発表しました。通信方式は「第三世代携帯」ではなく「第二世代」。電子マネーや音楽再生機能などの高性能形態と一線を画し、簡素な携帯を求める中高年の心をつかもうという戦略です。新製品のラジオ付き携帯「RADIDEN(ラジデン)」はカメラ機能を省き、価格も1万5千円-2万円台に抑えます。
AMは周波数の関係で携帯電波と混信しやすく、搭載を実現したのは初めてといいます。


すっげー簡単な機能に思えるAMラジオ付き携帯がなぜないのかと思っていたら、電波混信という技術的な問題があったのですね。
そこをクリアして、今回登場するのが「RADIDEN(ラジデン)」です。

ま、ネーミングはこんなもんでしょうか。
中高年がターゲットというから、分かりやすくなけりゃいけません。

ただですねえ。
非常に残念なのは、カメラ機能がついていないことですね。
カメラさえついていればこの機種、記者は欲しいと思いますよ。

ええ?
お前はAMラジオなんてきくのかって?
仕事中に浜村淳や鶴光を聴く気かって??

違いますよ。
普段番組を聴かなくても、ニーズはあるんですよ。

それは、


防災ですよ、防災


7月に首都圏を襲った震度5の地震、参りましたね。
電車網は実質的に寸断され、記者もいつになったら千葉に帰れるかわからず、結局都内の友人宅に泊めてもらいましたが、あの程度でもほんとに大騒ぎでした。
ケータイは通じにくくなるし、とにかく出先だと情報が入らないのですよ。
これがもし物理的な大被害が出るほどの首都圏直下型地震だったらと思うと・・・

最近、震災時帰宅マップみたいな本がベストセラーになってますけど、同時にラジオ、これはきっと必須です。
そういう意味で「RADIDEN」、もっと若者層にも受けるような機種もぜひラインナップに揃えてほしいところであります。
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2005年08月10日

音楽配信元年 -隘路-

テーマ:メディア・IT
ITMSとモーラアップル上陸
-10日13面、5日、9日も-

米アップルコンピュータによる世界最大の音楽配信サービス「iチューンズ・ミュージックストア(ITMS)が日本で始まりました。4日のサービス開始から4日間で販売曲数は100万曲を突破しています。
多くのレコード会社が楽曲を提供する一方、国内最大手のソニー・ミュージックエンタテイメント(SMEJ)は提供を見送りました。ITMSと価格面で折り合いがつかなかったためですが、SMEJは「価格決定権は譲れない」と決意は固そうです。
海外ではマスターテープを使ってビジネスを展開する「原盤権」をレコード会社が握っているのが一般的ですが、日本ではアーティストや所属事務所などと分け合う形になっており、ネット配信を前提としていない複雑な権利関係が話をややこしくしている面もあります。
人気はあるのに配信されないということがなくなるよう、利益配分をめぐる一定のルールが定まることが期待されます。


えー、なにを隠そう記者、先週末携帯音楽プレーヤーを買ってしまいました。
5日金曜日の「アップル日本で配信開始」の記事を見て、ほとんど衝動買いです。どうやら記者の消費行動の多くは日経新聞の記事に左右されているようです。

でもはっきりいって、音楽配信やMP3プレーヤーの事情はよく知りません。
ITMSはiPOD専用なのか、逆にiPODでモーラからダウンロードした音楽を聴くことはできるのかできないのか、そんなことすらいまだに知らず、それぞれのサイトを見ても他社の機種との相性なんてことは載っているわけもなく、結局さっぱり分かりません。

まわりにこういうことに詳しい友人もいないのですが、息子がiPODを持っているという上司から得た唯一の情報は、「データの記録形式が特殊なので他のプレーヤーとの互換性が悪い」。
別に何台も持つつもりはないのですが、なんとなく他社のにしておこうか、となってしまいました。
「どっちにしろモーラなら『オレンジレンジ』が聴けるしね」(表参照)
そんなところだけ十代二十代に必死に迎合する記者の姿勢、考え物です。

まあオレンジレンジの重要性はさておき、ITMSにしろモーラにしろ、楽曲提供されていないアーティストが少なくないのはやはり非常に残念です。
記者もこの一連の記事を読むまで「ネット配信つったって、販売チャネルのひとつだろ。形は違うけど要はお店といっしょじゃねえか。コピー問題さえクリアできてんならなんで配信しねえんだよ」とよくわからないまま思っておりました。

権利関係がネット配信を想定していないのはなるほどという感じですが、もうひとつ面倒なのがSMEJがこだわる価格決定権の問題ですね。
考えてみれば、例えばタワーレコードが「マキシは500円均一で売るんでその値段で売れるように卸してくれ」といったとしてレコード会社はうんというでしょうか。
強力な販売力を背景に、ITMSはおおかたのレコード会社に自社の価格設定を呑ませたわけですが、そこは譲れないとSMEJは反発しているということのようです。価格設定はたしかに戦略上非常に重要なものであり、それを販売会社に握られたくないというのは当然といえば当然でしょう。
でもこのところ何かと戦略の失敗が目立つソニー、それもまた失敗なんじゃないの?と思ってしまったり、それともグループ会社のモーラに配慮しているだけなんじゃないの?なんて斜な見方をしてしまうのもしかたないところでしょうか。

ただ、原盤権を握ってしまっている大物アーティストともなるとその気になればレコード会社を飛び越えて配信業者と契約を結ぶことも可能だそうです。
楽曲配給を見送っているビクターが発売元となっているサザンなどは、所属事務所アミューズによれば近いうちに配信サービスに供給される模様とのことです。

あるいはもっと明快だったのが佐野元春さん。既にSMEJとの専属契約を打ち切り、ITMSでの楽曲配信を決めたといいます。理由は、

「何を使って聴くかは個人の自由。聴く人がいるところには僕の音楽を届けたい」

っかぁー!
かっこいいっすねー。
さわやかっすねー。
青いっすねー。(青いねぇ)
いくら発泡酒飲んで酔っ払ったって、五十歳手前でなかなかあんな言葉は言えませんよ。それもサマになってるからかっこいいっす。
・・・ええ、記者、ファンでございます。

まあもっとも、そんな思い切ったことをできたのは、佐野さんの爽やかさだけでなく大物としての「格」があればこそと思われるわけで、実績のないアーティストには難しいことでしょう。

「聴きたい」という消費者と、とにかく「聴いて欲しい」アーティスト。
そのあいだのレコード会社と配信会社。
なんとか早いとこ落としどころを見つけて、全てのアーティストの楽曲をネットでも聴けるようにしていただきたいものであります。





あ、そうそう、ちなみに記者が購入したプレーヤーは、「あちら」ではおなじみ、

このシリーズであります・・・。



※画像、いずれも日経新聞より。
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2005年08月03日

成功報酬型広告に注目 -断念-

テーマ:メディア・IT
ブログに自動表示 ディー・エヌ・エー -17面-

インターネット競売のディー・エヌ・エーは3日、ブログ(日記風の簡易型ホームページ)に成功報酬型のアフィリエイト広告を自動表示するサービスを始めます。会員が無料で利用できます。同社が運営する仮想商店街で販売する商品広告をブログに表示し、商品購入に結びついた場合に、ブログ作成者に購入金額の1%以上の報酬を支払います。
新サービスは「ブログマッチ」。参加者のブログ記事を自動で解析し、関連する商品の広告を無作為に画面上に表示します。従来はブログ作成者が自分で商品の広告を選択して掲載する必要がありましたが、自動表示の手軽さで参加者を集め、仮想商店街の集客に利用します。


「ブログ」の説明に(日記風の簡易型ホームページ)を欠かさず加えたり、「ポータルサイト」という記述は「ポータル(玄関)サイト」という注釈付きになっているのですが、「アフィリエイト広告」が一切解説ナシというのは、なんだか矛盾を感じるところです。

そのアフィリエイト、記者、なんとなく面倒ということでこれまで参加してきませんでしたが、勝手に表示してくれるなら楽チンだし、ディー・エヌ・エーの株は買ったこともあるし、それにいまいちよく理解していないネット関連のビジネスシステムを理解するうえでも役に立つかな、それで和民で一回飲める分くらい稼いだって罰はあたらんだろう、などといろいろ考えて、試しにこのサービスに参加してみようと思いました。

まずどんなサービスか知ろうと思い、ネットで検索。
「ブログマッチ&ディーエヌエー」
ヒットしねえ。
ウェブ検索でもニュース検索でもヒットしねえ。
NIKKEI NETに記事は見つかったけどリンクはついてねえし、しゃあねえな、会社のサイトから探していくか、ということでディー・エヌ・エーのサイトに入り、探してみました。

ねえ。
プレスリリースにも、新着情報にも、ビッダーズのサイトにとんでもみつからねえ。
どうなってんだ?
ほんとにはじまってんのか、このサービス?

そう思ってお昼休み、会社に問い合わせちゃいましたよ。
「きょう日経に載ってる新サービスの記事についてなんですけれど・・・」
「IRについてでしょうか?」
「いえいえ、そんなたいそうなもんではございません。ウェブを探しても見当たらないのですが、詳細はどこを見ればわかるでしょうか?」
しばらくして返ってきた答えは、「プレスリリースの更新は準備中ですが、サービスについての担当者がいないので分かりません」。
まあ、新聞載って今日の今日ならねえ、でもサービス開始するってのに、サイトに見当たらないんじゃねえ・・・


と、こんなふうな、「いったいどうなってんのよ?」的な記事にしようと思っていたのですが、さっき更新してみたところ、なんと!

プレスリリースは更新され、ビッダーズのアフィリエイトページにはちゃんと「ブログマッチ[BlogMatch!]とは」の項目が追加されているではありませんか。


おお、なるほど、こういうことか。
会員登録もしてあるし、ではさっそく、htmlを作成して・・・。


そもそも記者がブログを始めたきっかけは昨年9月の日経新聞に「サイバーエージェントがブログサービスを開始する」という記事を見つけたからでしたが、日経新聞の記事もIRのみならず、意外に商品やサービスのPRとしても役に立つものなのであります。
今回も日経記事を媒体に、ディー・エヌ・エーさんと株式市場以外の思わぬところでおつきあいをすることになりま・・・


ん?
なんだ?
で、このタグはどこへ貼るんだ?

ディー・エヌ・エーのサイトの説明を見ているとどうもサイドバーに貼り付けるようだけど、これ、アメブロの場合どうすりゃいいんだ?
そもそも対応してんのか?しとらんのか?


なんだかよくわかんねえなあ。
あー、めんどくせえ、やめだやめだぁ!


このごろ「ブログで商売」みたいな本も山ほど出ておりますが、記者、基本的にむかないタイプかもしれません。
そういえば、アクセスカウンタや人気ブログランキングなども、一瞬参加しようかと思ったけれど、いまだにしくみがよく分からないまま手付かずになっているのであります。


いや、別に極端なPC音痴というわけではなくて、エクセルの関数やマクロを書いたりするのは全然苦痛じゃないのですけどねえ・・・。
きっとこういう面倒くさがりやさん(面倒くさいものと思い込んでいる層)がサクサク利用できるシステムを開発すれば一気に普及するネット事業って、まだまだあるんだろうなあ・・・。
「ブログ」だって画期的だったもんなあ・・・。
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2005年07月21日

ネットで「地上デジタル」 -融合?融解?-

テーマ:メディア・IT
視聴伸びず焦り -1、5面-

総務省は2006年をメドにテレビの地上デジタル放送をNTTなどの光通信網を使い、インターネット経由で各家庭に配信できるようにする方針を固めました。アナログ放送終了が11年7月に迫ったにもかかわらず、視聴可能世帯が思うように増えていないことへの焦りがあります。
地方局は受信機の普及率のまだ低いデジタル化に巨額の投資をする余裕はなく、一方、光配信が実施されると、「電波割り当て」「放送免許」という参入障壁にひびが入り、加えてキー局の広告が全国や海外で見られるようになるため、経営が立ち行かなくなる恐れもあります。
このため総務省は、居住地域の地上波で視聴できる放送以外は光ファイバー網経由で見られないようにする仕組みを導入することで、放送局側に同意を求める方針です。



キー局の番組がどこでも見られるようになれば、見たい番組が放送されない地域や、地域による放送時間、放送日の遅れもなくなっていいじゃないか。海外滞在者だって日本の番組がリアルタイムで見られるのは嬉しいだろう。
参入障壁を高いままにして、視聴者の利便性よりも放送局の都合を重視するとはどういうことだ。

そうだ、苦しくなるという地方局も逆に全世界に番組を発信できるようなるわけじゃないか。よい番組を作ればビジネスチャンスは増える、なんでそういう発想ができないんだ。

それに、東京に住んでたって大阪の「よしもと新喜劇」や「探偵!ナイトスクープ 」、北海道の「水曜どうでしょう」だってリアルタイムに見られるようになるぞ。
キー局の放送圏に住んでいる人間にだってメリットがあるじゃないか。

居住地域なんてけちなことを言わないで完全開放しろ!
テレビは全国ネットからインターネットへ移行するのだ!
ネット配信万歳!


・・・と、いいたいところですが、ことはそう簡単ではないでしょう。
放送と通信の融合・ボーダレス化は必然的な流れとはいえ、キー局の番組がネットでリアルタイムに全国で見られるようになれば、資金面などで番組制作力の劣る地方局が生き残るのは現実的に容易でないことは想像がつきます。
地方局の存亡に関わる問題となると、単純に利便性・合理性だけを追求するわけにはいかないように思います。

やはり地方にはその地方の住民が知りたい情報、知るべき情報があるわけで、地方局が衰退・破綻してしまい、こういう情報発信機能が失われることはあってはならないと思います。
テレビ局の全国ネット化が進み、情報伝達の速度が上がると同時に情報の均質化も進んできましたが、それでも依然地方局は地域文化の維持や醸成に一定の役割を果たしていることは間違いありません。
こうした文化面の役割を見逃すわけには行かないでしょう。

目先は放送技術や免許の問題ということで、いまのところ完全に総務省マターのようですが、本質的に文化的な問題を抱えていることを重視して、ぜひとも文部科学省にも放送と通信の垣根の問題を積極的に考えていただきたいと思います。


この光配信がきっかけになるのか、現在民放各社が検討している自社コンテンツのネット配信がきっかけになるのかわかりませんが、いずれにせよ放送と通信の垣根は崩れていくのはたしかでしょう。
ただ配信技術はともかく、それでも記者はカチャカチャとチャンネルをまわして(いや、ピッピッとリモコンをいじる、でしょうか)番組を選択する「テレビ」という受動的な形態は中核的なメディアであり続けると思っています。
無限のコンテンツの中から見たいものを探すほど、茶の間にいる人間は能動的でないと思うからです。

能動的にアクセスする「インターネットコンテンツ」の中にキー局の番組があるのは結構だとは思いますが、受動的に選択する「テレビ番組」については引き続き地方性が保たれるよう、十分配慮していただきたいと記者は思っております。


ああ、それにCMですよ、CM。
地方ローカルの番組がなくなっちゃったら、旅行に行ったときに見られる超ローカルな面白いCMが見られなくなっちゃうじゃないですか。全国配信する広告料なんてかけられるわけないんですから・・・。
へたすると関西ローカルのCMだってなくなっちゃうかもしれませんし・・・

いや、あのばかばかしさは、逆にネット配信で全国、全世界に向けて発信してほしかったりもします。
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2004年12月22日

NHK逆風強烈 -払う?払わない?-

テーマ:メディア・IT
会長の責任「議論する」 -3面-

NHKの最高意思決定機関であるNHK経営委員会は21日、任期満了で委員長を退任した須田寛・JR東海相談役の後任に、石原邦夫・東京海上日動火災保険社長を選出しました。石原氏は記者会見で、不祥事の連続で経営責任が問われている海老沢勝二会長の経営責任問題について「委員会で十分議論したい」と言明しました。

実は記事を見て初めてNHKの組織を知りました。理事-会長-委員会そして政府・国会。細かい説明はいたしませんが、ひとことで言うと「責任の所在があいまい」ということでしょうか。民間企業経営者が経営委員にいてこの体たらくとなったのは、形式的な最高意思決定機関がほとんど名誉職で実質的に経営を主導する力が伴っていないことの表われでしょう。

それにしてもいろいろ叩かれることの多い歴代会長ですが、受信料で食っている組織のドンというのがバッシングしやすい対象であるだけでなく、やはり外部からのチェックが弱い巨大な組織のトップというのはそれなりに問題を起こしやすいものなのかもしれません。

さて、この一連の事態を受けて受信料不払いの動きも強まっているようですが、記者に言わせれば、これをきっかけに支払いをやめるというのはいかがなものかという気がします。
たしかに不祥事には腹も立ちますし、これには断固たる措置を取った上で再発防止に有効な手だてをとってもらわなければ困ります。
しかし一方で今年頻発した大規模災害において、被災状況・被害者の安否状況などをセンセーショナリズムに走ることなく、24時間体制で詳細に伝えたことにも目をむけるべきです。これはCM収入で成り立っている民放には難しかったはずです。

NHKが本来の存在意義を果たしていないと憤慨しての不払いなら分かりますが、契約者にはもう少し冷静になって欲しいところです。ついでにテレビ・新聞も「受信料の不払いはさらに広がりそう」と不払いを煽るような報道をするだけではなく、冷静な対応を呼びかけるくらいの配慮が欲しいものです。NHKが困窮しても民放が儲かる訳ではなく、国民が困るだけなのですから。

え、記者ですか?
払ってますよ、もちろん。口座振替の6ヶ月前払い、超優良契約者です。先日払う気のなかった衛星受信料まで手違いで契約してしまい、元を取るために「冬ソナ完全版」をあえてBS2で見てやろうかと思案しているくらいです。
まあそこまでしなくても、NHKには十分お世話になってますけどね。教育テレビあたりでもいい番組が多いです、「CCさくら」とか「十二国記」とか・・・。
あ、いま引いた人、戻ってきてくださーい。そっちの話題には深入りはしませんからー。それと食わず嫌いは良くないですよー。

えー、まあとにかくそんなわけで、いっぱい受信料を払っている記者としては、受信料を払ってない方にひとこと言わせていただきます。いえいえ、別に義務だから払えとかNHKを見るなとか、そんなことではありません。ただ、
払ってないなら海老沢がどうしたとか、着服したプロデューサーがどうのとか文句を言わないでいただきたい
のです。なぜなら、彼らに対しておおっぴらに文句を言えるのは、受信料を払っている契約者だけの特権なのです。そうでもなきゃ馬鹿正直に払ってられません(言っていることがさっきと微妙に違いますが)

ということで、一契約者として、今度はNHKに向かってひとこと言ってみます。

おーい、会長ぉー、さっさとやめろー。
なんかよくわかんないけどみんなやめろって言ってるぞー。

どうです?
これくらい無責任なことを言う権利も受信料の中に含まれているんですよ。

ということで会長に文句を言って不払いを決め込んでいる方々。
NHKを単なる一企業・一団体と思うなら別に文句を言う筋合いはありません。でも公共財と思って文句を言うなら、せめて地上波分の受信料くらいは払ってくださいね。
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2004年10月06日

視聴率急落、焦る放送 -イチローが打てば・・・-

テーマ:メディア・IT
巨人戦 陰る神通力 -11面特集記事 企業とスポーツ-

巨人戦の視聴率低下で、日テレの視聴率の“王者の座”が危うくなっています。しかし、同時に他局にとっても巨人戦という数字を稼げるコンテンツを失うということで、放送業界全体にとっても深刻な問題となっています。放映権料を見直すことになれば、球団経営にも影響が出そうです。

今年の巨人戦の視聴率は平均で13%台、最高の6月19日阪神戦でも22.8%と90年代の平均視聴率並み。後半に至っては一ケタが当たり前、5%を下回ってテレ東の旅番組にも大きく水をあけられるといったこともありました。到底ゴールデンタイムに流せる数字ではありません。(ちなみに皮肉なことに最高となった阪神戦は巨人主催なのに中継は日テレでなくNHKでした。)
巨人の不振、オリンピックという要因もありましたが、イチローらの活躍で野球ファンの視線がメジャーに移ったという構造的な問題もよく指摘されるとおりでしょう。

優勝争いを差し置いて巨人戦だけを流しつづけ、プロ野球衰退の片棒を担いできた放送業界にツケがまわってきただけなのですが、当事者の民放各社はそんなことは言ってられません。特に日テレに与える影響は巨人戦の数字だけにとどまらないのです。

2、3年前に日テレの経営陣の方からお聞きしたことがあります。
「当社は巨人戦で安定した高視聴率がとれるから他の枠ではたとえゴールデンでも視聴率を気にしない冒険的な番組を作ることができる。これが優秀な製作者を育てることにつながり、結果的に数字をとれる新番組を生む。当分は視聴率3冠の座は揺るがない。」
現在の人気番組や有名プロデューサーはこういうシステムのもとに育ってきた面もあるのです。

しかしこのシステムは崩れました。
したがって来年とか3年後のいい番組などという余裕がなくなり、目先数字のとれる番組を流さざるを得なくなるかもしれません。となると「そこそこの数字を確実に取れる」バラエティ番組を作ることになり、たとえば今ならば流行りの若手芸人モノに走る、といった具合になっていくでしょう。実際すでにその傾向が見て取れる気がします。
これは日テレにとって悪循環ではありますが、メジャーデビューを夢見る若手芸人にとってはありがたい話かもしれません。ただ、その結果次々に新しい芸人がもてはやされ、芸人の消費サイクルは短くなり、「ゲッツ!」や「なんでだろう?」に続いて「言うじゃな~い」や「ヒロシです」も早々に遠い忘却の彼方へと流されていくことになるでしょう。

「イチローが打てば芸人が使い減りする」

風が吹けば・・・ではありませんが、今活躍中の若手芸人は呑気にイチローに声援を送っている場合ではないかもしれません。
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