2010年11月16日

6大銀、純利益2.7倍 -台所-

テーマ:金融
債券売買で「上げ底」 -5面-

大手銀行6グループの上期決算が出そろい、連結純利益の合計は1兆2839億円と、前年同期の2.7倍に膨らみました。リーマン・ショック前の水準を回復する好決算となりましたが、主因は金利の急低下に伴う国債などの売買益で、貸し出しは減少するなど本業は低迷しています。

貸し出しの減少する中で利鞘の削り合いをやっている銀行業界ですが、本業では儲かりっこなさそうですが、そんな環境下でのこの「上げ底」好決算を視覚的に分かりやすく解説するチャートがありましたのでご紹介しましょう。

$にっけいしんぶん新聞-20101116225938.jpg

8月下旬から9月上旬にかけての金利急上昇、すなわちこれぞ仮決算前(決算の着地を固める時期)の債券益出し売りの殺到!
いやあ、わかりやすい!
本業で利益が出ないから、予算を達成するために利の乗ってる債券を売って益出し!

そんな銀行の決算の都合による相場を、米国経済がどうしたとか、民主党の代表選がどうしたとか、必死に解説してた方々、ごくろうさまでした。
3月の決算期までにどんな金融環境になっているかはわかりませんが、2月3月に金利が急騰する場面があったら、どうかエコノミストのみなさん、メディアの記者のみなさんは、まずはメガバンクに懐事情、益出し事情を確認してくださいね。

ていうか債券相場(長期金利市場)を教科書みたいに景気動向だのをインフレ期待だので語るのは無理があるってことに、そろそろ気づいてくださいね・・・。
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2009年12月01日

日銀、資金供給拡大へ -最近寒いから・・・ー

テーマ:金融
午後に臨時決定会合 -夕1面-

日銀は1日午後2時、臨時の金融政策決定会合を開きます。デフレの進行にくわえ、円相場が14年ぶりの高値に上昇するなど、経済情勢が大きく変化しているため、追加の金融緩和を決定します。金融市場にいっそう潤沢な資金を供給することや、極めて緩和的な金融政策を当面継続することを打ち出すとみられます。急速な円高が企業経営などに与える影響は無視できないと判断しました。

カメさんには「寝ている」だの「寝言いってる」だの散々言われ、マーケットにもかなりつつかれた感がありますが、日銀がいよいよ緊急決定会合開催、ようやく目を覚ましたようです。
カメさんも「日銀が目を覚ましたら政治も本気でがんばる」みたいなこと言って応援してますよ。
ほんとは日銀が寝てるっちゅうならより本気でがんばってほしいところですけど。

緊急会合開催は昼休みに入ってすぐに発表されたのですが、マーケットはさっそく反応し、為替は86円半ばから87円半ばへ、債券も後場から買われて金利は急低下、2年は0.2%、5年は0.5%、10年も1.2%をそれぞれ下回り、株も200円高で一気に9500円を回復しました。
市場では国債買入れ増額から利下げ(ゼロ金利)まで期待が高まっていました。
そりゃゼロ金利にでもなんなきゃ、2年金利が0.18%とかやってられません。

で、引け後に発表された「緊急」の政策は・・・


「3ヶ月・0.1%の新たな資金供給オペを決定」
「金利据え置き」


へ?
それだけ??
ほとんど変わらんやん???
緊急なんちゃうん????

円高の原因のひとつといわれるドル円の金利逆転ゾーン(6ヵ月くらいまでは日本の金利のほうが高い)の解消を狙ったんじゃないかと思うのですが、「緊急会合」で期待が高まったぶん、為替は再び86円台に、債券先物も夜間の部で急落しました・・・。

「目覚ましがうるさいからとりあえず起きたけど、スヌーズボタンを押して二度寝かよ」

市場の反応はそんな感じであります…。
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2009年04月23日

第三銀、公的資金を検討 -世界の…-

テーマ:金融
数百億円の見通し -4面-

三重県に本店がある第二地銀の第三銀行は…

ややこしいわっ!
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2008年11月11日

日銀、4000 億円を即日吸収 −つい最近−

テーマ:金融
20081111230937.jpg

-17面マーケット総合-

日銀は10日、オペを通じて短期金融市場から4000億円の資金を即日で吸収した。コール市場で無担保翌日物金利が誘導目標(0.5%)を下回る0.28-29%程度まで低下。定例外の吸収オペで…

あー、もしもし?

利下げしたしたの忘れてませんかぁー?
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2008年04月09日

民主「渡辺副総裁」は不同意 -役割-

テーマ:金融
小沢氏、党内押し切る ー1面ほかー

民主党は8日の役員会で、日銀総裁に白川副総裁を昇格させ、副総裁に前財務省財務官の渡辺博史一橋大教授(58)を充てる政府案についての対応を協議しました。渡辺氏の副総裁起用には党内では賛成論が多かったものの、「天下り全廃」を掲げる小沢一郎代表の意向を受けて反対を決めました。白川氏昇格は容認することも決定し、9日の衆参両院本会議で同意を得て、白川氏が総裁に就きます。

あのさー

ずっと言おうと思ってたんだけどさー

総裁に就くのに以前の職業がどうだこうだって言ってる国会議員ってさー


バッカじゃねーの?


だったらお前ら議員になる前、何の仕事やってたんだ?



じゃあまず官僚から議員になったヤツら全員辞めさせろよ。
省庁から国会への「天下り」も許すんじゃねえぞ。

それに財金分離がどうしたって?

財務省出身者が財務省の立場で金融政策を行って日銀の独立が危うい?

じゃあ官庁出身の議員が行政の立場で立法して三権分立を侵害するのは構わねえのか?

つうかその理屈なら、民間出身の議員でも商社出身は商社の利益を、建設会社出身は建設業界の利益を代弁するんじゃねえのか?
それは構わねえねか?

んなわけねーだろ!
そういう問題じゃねーだろ!

言ってることが自己矛盾なんだよ!

プロパーの国会議員なんていねえんだしよ。

ていうか財務省から日銀総裁に「天下り」?

あのよう、

天下りってのはよう、

当人の能力や適格性を第三者がチェックすることなく、官庁・官僚や受入先のためにお手盛りでポストをつくってることが問題なんだろぉ?

逆に国会議員の前の仕事が問題にならないのはよう、

選挙という国民の審査を経てきているからだろぉ?

日銀総裁が国会同意人事なのはよう、

総裁の席が単に天下りポストにならないよう、国民から選ばれた国会議員がその能力を審査するためだろぉ?

もっと分かりやすく言えばよう、

財務省出身者が候補者だった場合にも、ただの天下りにならないよう、能力を審査するのがお前らの仕事だろぉ?

日銀総裁を選ぶのに、
天下りをなくすんじゃなくて、
天下りじゃなくすのがお前らの仕事だろぉ?

お前ら仕事放棄して何いってんだ?

ていうか放棄してることすら気がついてねえだろ?

天下りは許さない?

ましてや、トップじゃなくて「副」ならいい?

正気?

天下りの意味考えたことあんの?

国会の存在意義考えたことあんの?

いっぺん国会議員辞めたら?


・・・あっ、そうか。
だから解散したがってるのか・・・。
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2007年12月29日

米金融機関で訴訟多発 -流行語-

テーマ:金融
サブプライム、開示「不十分」 -6面-

米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の焦げ付き問題を巡り、米投資家がシティグループなど大手金融機関に株主集団訴訟を相次いで起こしています。サブプライム関連投資の失敗で株価が下がって損害を受けたほか、情報開示が不十分だったとみています。米証券取引委員会は金融機関が顧客に実態を知らせていなかった疑いがあるとして調査を始めました。

「サブプライムローン」。

いやあ、毎日毎日見飽きましたね、この半年。
この下半期、この言葉が新聞紙上に載らなかった日は記者の知る限りありませんでしたよ。

サブプライムローン、まあ荒っぽくいうと、ろくに収入もなく返せるわけもない人に値上がり期待の住宅を担保に多額の資金を貸し込んだので焦げ付いちゃった、もしくは焦げ付きそうなローン、ってことです。
おまけにその「ローン債権」を複雑な形で投資対象にした金融商品を世界中の機関投資家が保有していたのでたいへんなことになっちゃってるわけです。

今回の記事はそんな損をした金融機関の株を持っていて損をしちゃった投資家が訴訟を起こしているという話です。
記事中では格付け会社を訴えた株主もいるということですが、まあ証券化したサブプライムローン絡みの債券を問題になるまで高格付けのままほったらかしておいて、騒ぎになったところでたしかいきなり10段階くらい格下げしたりしてましたから、そりゃあ訴えたくもなるものですね。
連日「何兆円」と報じられたサブプライム関連の損失同様、そのうちとんでもない額の賠償判決がもしかしたら続々と伝えられるかもしれません。

それにしてもこの半年、マーケットや金融、経済はとにかくこの問題に振り回された、というよりなんだか悪い話はなんでもサブプライムローン問題のせいにしていた感じですね。
まあ株価が下がったのをサブプライムローン問題のせいにするくらいはいいとしても、「わが社の売上が伸び悩んだのはサブプライムローン問題のせい」というのはかなり疑わしいこともありますし、「日本の景気がもたついているのはサブプライムローン問題のせい」ではなく建築基準法改正に伴う国交省のヘマのせいだったりするわけで、「とりあえずサブプライムローン問題と言っておけばいいだろ」的な風潮はいかがなものかと思っております。
まるでなんでも「バブル崩壊」のせいにしてなんとなく納得させちゃった90年代初頭を思い出しますね。
まああの頃は記者も「経済学の単位を落としたのはバブル崩壊のせい」だと言い張ってましたけどね。

とまあそれくらい今年の紙面をにぎわせた「サブプライムローン」問題。
07年の流行語大賞には「どげんかせんといかん」などが選ばれましたが、日経新聞が今年の流行語大賞を選ぶとすれば間違いなくこの言葉、「サブプライムローン(問題)」でしょう。

しかしながらいまだに必ず(信用力の低い個人向け融資)などいう注釈がついていますが、これだけ毎日かかさず記事にしてきたのですから、さすがにもう中途半端な説明はなしにして、「サブプライムローン」とすっきり一言で片付けてもよいのではないでしょうか?
それともまだ一般の方にはなじみの薄い言葉なのでしょうか?

まだ説明が必要なくらい用語として一般的に定着していないというなら、そうですね。
今年の流行語大賞には間に合わなかったけどここへきて急速にブレイクしているあの方たちにお願いして、来年の流行語大賞を目指しつつ、「サブプライムローン」をちびっ子たちにまでなじみのある言葉にしてもらうというのはいかがでしょう。


・・・経済ニュースでエクササーイズ!

「たいへんだ!株が下がってるよ!」
「またサブプライムローン問題だよ!」
「サブプライム・・・」
「サブプラーイ・・・」
「ライ?」
「ライライライ!」
「サブプラーイ!サブプラーイ
サブプライララライララ行け行けゴーゴー!」


ええ、その行け行けゴーゴーの融資が焦げ付いちゃったんですけどね・・・。

ま、とにかくマーケットのことはマーケットに任せるのがいちばんですから・・・。



・・・などといささか強引ながら今年を象徴するっぽいオチがついたところで、2007年の記事をおしまいとさせていただきます。
まばらな更新にもかかわらず本年もご愛読いただき、どうもありがとうございました。

ではみなさま、よいお年を!

にっけい
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2007年10月16日

「説明しやすさ」重視した新投信 -逆説-

テーマ:金融
りそな銀、金商法対応 -7面-

りそな銀行は17日から、新しい投資信託として高格付けの海外債券で運用する商品と高金利通貨の短期債券で運用する商品を販売します。金融商品取引法の施行後に同行が投入する初の投信です。同行は「商品構造が単純で、顧客に説明しやすい商品を選んだ」としています。

えー・・・

たしかにこのたびの金商法施行で投信のようなリスク商品を売るには、売るほうですらろくに理解していないようなリスクの所在をイチからジュウまでお客さんに説明して十分承知してもらわなければならなくなりましたし、買うほうにしてもプライバシーをあれこれ聞かれた上にやたらいっぱい書類にサインさせられて、ああもういいよ、ここまでして投信買いたくねえよ!というようなとんでもない状態になっているらしいです。
たぶん何年もしないうちに法改正だか政省令だかで運用が改められるんじゃないかと記者は個人的に思ってます。

でもですよ。
だからといって、ねえ・・・。

「説明しやすい商品を発売します」って、ねえ・・・。

要は、「売りやすい商品を売ります」ってことですよね・・・。
もっといったら、

「手っ取り早く売って手数料ジャンジャン欲しいんです」

ってことですよね・・・。
まあ業界の姿勢を如実に表しているといえば、そうなのですが・・・

せめて言い方に気を使って、「お客様に仕組みやリスクを理解していただきやすいシンプルな商品」、とでもいえばよかったかと・・・

いや、体裁を取り繕ってない分、むしろましでしょうか?

・・・しかしこんなふうに「説明しやすい」なんて商品を出すこと自体、今まで商品をきちんと説明していなかったのを認めること以外の何物でもないですよね。
もちろん、「そんなことありません、きちんと説明してご理解いただいておりました」とおっしゃるでしょうが・・・

いやあ、語るに落ちるとはまさにこういうことであります。
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2007年02月22日

日銀、0.25%利上げ

テーマ:金融
翌日物金利0.5%に -1面ほか-

すでに利上げしちまった話を詳しく書いても仕方ないので、今回はその効果・影響について触れられた部分について見てみましょう。
3人のファイナンシャルプランナーさんが、消費者サイドの貯蓄・借り入れについて、アドバイスをくださっています。


「金利上昇にどう対応?」
○貯蓄や運用は?

和泉氏:円建て運用は短期国債やMMFが候補。長期の定期預金は高金利でも避けたい。


将来の高金利に備えて流動性の高い短期資金で運用、ですか。
ま、「金利上昇にどう対応?」って問いですから仕方ないですけど、でもこれじゃ当たり前すぎますわなあ。
プロのFPさんならもうひとひねりしてくんないと・・・。
たとえば記者なら・・・

「金利上昇は景気拡大持続の証左。順調な企業業績に乗るべく、株式に投資するのも有力な手段」

ええ、ポジショントークですよ。。。。

嶋氏:外国債券投資は円高に振れるリスクもあり控えめに。

そうなんですよね・・・。
でも利上げ後は材料出尽くしでむしろ円安に動いちゃってますからね・・・。
市場でもなんとなく円高リスクに楽観的なムードが漂ってるんですけど、けどおっしゃるとおり、個人的にはこの局面で外貨に突っ込みたくはないです。。。

紀平氏:不動産に投資するREITは投資妙味が薄れる可能性が高い。

ええ。
そうですよね。
常識的にはそうなんですよね・・・。
でも・・・昨日も今日も軒並みぶっ飛んじゃってるんです、REIT銘柄・・・。
どこまで行くんでしょうか、REIT・・・。

ま、運用のほうはこれくらいにして、こんどは借り入れのほうについてのご意見を見てみましょう。

○どう借りる?

和泉氏:変動金利型の住宅ローンは、固定型に見直したほうがいい。


和泉さん、これまたあまりにストレートなお答えで・・・。
ま、できれば利上げ前に見直したほうがよかったんですけどね・・・。

嶋氏:住宅ローンの三大疾病保障はこの際、必要性を吟味すべき。

おお、これはさすがFPさんらしくひねりがきいた回答ですが、でも「この際」っていってもこれ、金利上昇とかぜんぜん関係ないですから。
新聞から取材が来て、「この際」とばかり持論を展開してらっしゃるようですよ。
個人的にはこういう回答、大好きですけど。

紀平氏:住宅ローンの繰上げ返済が負担減に最も効果的。

あはは、そりゃそうです。
借入れの金利が上がりそうなら、いや上がりそうじゃなくても借金があれば返しちまうのが負担減にはいちばん確実に決まってます。
そんなことみんなわかってますって。
みんなその返済の原資をどうするかってことで悩んでるんですよ。
そっちのほうが金利上昇なんかよりよっぽど切実な問題なんですってば!


・・・とまあ、消費者が金利上昇に対して賢く対応できるよう、貯蓄・借入れ両方の面からFPさんにアドバイスをいただきましたが、はたしてみなさんのお役に立ちましたでしょうか。

しかし金利が上がったといっても普通預金の利率はせいぜい0.1%が0.2%になるだけ、次の利上げはあと半年はないだろうといわれる状況では、バタバタ動いても仕方ありませんね。
そもそも元本の小さい庶民にとっては、「繰り上げ返済するのがいちばん」と同じ理屈で、どうやって「増やす」かよりもどうやって「貯める」かのほうに工夫を凝らしたほうがいいのは間違いありません。

貯めるにはもちろん、使わないのがキホンです。
ですから記者、振り込まれたお給料から自動振り替えで積立定期にしたりして、極力キャッシュカードでほいほいおろせないようにしております。
これは効果的ですね。
そして普段の生活も朝ごはんは野菜ジュース、昼ごはんは立ち食いそば・うどんで済ませれば、倹約とダイエットのみごとな一石二鳥です。
もっとも、浮いた食費はたいがいお酒に化けているから何やってんだかわかりませんが。

おまけにおろせるお金を減らしておいたはずが、現金がなければ結局カードでお買い物、時折JCBのマイページで利用額をチェックすると何かの間違いかと思うような金額が毎月並んでいるからあら不思議。
しかも一つ一つチェックすると、何の間違いもなく確かに身に覚えがあるからもっと不思議。
うーむ、今月の「おこづかい予定額」を、すでに先月のカード請求額だけでオーバーしちまってるぜ・・・。

ま、まあでも、ちょっとずつだけど積み立てやってるから・・・

あ。
しもた、今月車検やった。
畜生、積み立て取り崩さなあかんやんけ・・・。

・・・というわけで、お三方のFPさんの金利上昇に対するありがたいアドバイスも、記者にはほとんど役に立ちそうもありません・・・。
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2007年02月21日

利上げ是非 きょう判断 -羹-

テーマ:金融
日銀政策決定会合 -1面ほか-

日銀は21日の金融政策決定会合で、利上げの是非を判断します。福井総裁ら9人の政策委員が経済・物価情勢の分析を詰めて、利上げが必要かどうかを決めます。昨年10-12月期のGDP統計で個人消費は復調したとの見方には自信を深めていますが、一方で物価や賃金に弱めの動きがあることで調整は当日ギリギリまでもつれる見通しです。

どうやら出なかったようですね、「業務連絡」が・・・。

ま、懲りたのでしょう、日銀も、新聞も。

前月は各社競って上げそうだの据え置きそうだのと散々報道して市場をドタバタさせた挙句、当の日経新聞が「報道を信じて動くほうが悪い」なんて豪快に開き直ってましたが、さすがに今月はおとなしくしているようです。
それどころか、上げそうか据え置きそうかの見通しについては、

市場「利上げ確率は6割」(5面)

なんて、市場側に丸投げしちゃってますし・・・。

ま、正直記者も今月はよくわかりません。
でもどうせいつか上げるつもりなんだし、今月は政府サイドもおとなしくしてますし、市場も混乱するとは思いませんし、もう上げたきゃ上げちゃえばいいんじゃないですか?
今ならたぶん誰も表立って文句いいませんから。

景気が悪くなるまでは・・・。
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2007年01月19日

日銀、利上げ見送り -転嫁-

テーマ:金融
決定会合、6対3の多数で -1面ほか-

日銀は18日開いた金融政策決定会合で政策金利の引き上げを見送り、金融政策の現状維持を決めました。

ということで、一昨日の記者のヤケクソの逆転予想もハズれ、当初の予想どおり消費や物価の弱含みに足下大きな改善がみられないことを理由に利上げは見送られました。
大勢としては利上げに踏み切りたかったけれども日銀内部にもまだ異論があり、最終的に執行部が見送る決断をしたということのようですが、事実はどうあれ、傍目には政治サイドに配慮したように見えてしまうというのは日銀として失点が大きかったといえるでしょう。

ですが、そこにあれこれいうつもりはありません。
今回は二転三転の報道とそれに振り回された市場をめぐる、当の新聞の意見を見てみることにしましょう。
まずは1面の解説記事です。

「市場の動揺招く」
・・・(略)・・・課題も残った。日銀の意思決定過程がゆがんだ形で市場に伝わり、ジェットコースターのような金利の乱高下を招いたことだ。(以下略)


決定会合前には執行部としての意向はともかく最終的な結論が決まっているわけではないので、意思決定過程がある程度透明な形で見えるとすれば、それは必ずしも悪いこととは思えません。
ただそれが、「憶測」を含む「ゆがんだ形」で伝わったとすると問題があるのですが・・・

伝えたの、誰だっけ?

そのあたりのことは3面にはもう少し伝えられていて、

「報道割れとまどい 市場『どっちなんだ』」
・・・(略)・・・債券市場では今週に入って「週末に日銀の事務方に緊急招集がかかり、利上げの準備作業に入った」とのうわさが流れた。16日から17日にかけて「利上げ」と「見送り」両方の報道が入り乱れた。利上げを読む材料となる新たな景気指標が出ないなか、報道やうわさで右往左往した。


たしかに「週末事務方緊急招集」なんてうわさも流れてまして、記者が月曜日に「事情通にきくところ日銀内はここへきて急激にバタバタと動いている」と書いたのもこのことだったのですが、まあうわさに一喜一憂右往左往するのはマーケットの常ですので驚きません。
ですが、当の入り乱れた報道をした新聞がなんだか他人事のような書きっぷりをしていて、ましてやこの続きで、

・・・市場では「いったん利上げを織り込ませておいてやめるとは」と日銀の姿勢に不信感が広がった。だが自らの分析や読みではなく、もっぱら外の情報に頼った市場関係者らにも問題があるとの指摘も出ている

えーと、日経新聞さんとしては・・・

新聞報道をイチイチ真に受けるなってことですか?

・・・ま、実のところいちばん右往左往したのは新聞だったので、その責任転嫁というか八つ当たりみたいなことを市場参加者に向けてるだけなのかもしれませんけどね。
しかし、今回記者は新聞報道でポジションを動かしたりはしませんでしたからこういうのんびりした言い方ですんでますけど、報道を見ながらドタバタやっちまってエライ目くっちまった方々としては、

「てめえふざんけんじゃねえぞ出てこいやゴルア!!」

そういいたいところかもしれません・・・。
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