2009年11月25日

ボトルキャップは宝物 -発掘-

テーマ:人・履歴書
六条麦茶デザインに魅せられ8年で内外1万500種収集 稲熊顕治 -44面-

多いときにペットボトル飲料を月に3万円分買う。飲みきれず、近所の知人に配る。「容器のキャップは返してね」。渡す前に断りを入れることを私は忘れない。
さらに道ばたに落ちているペットボトルのキャップを8年間こつこつと拾得。海外のものを合わせて、これまでに約1万500種集めてきた。
海外の王冠コレクターと交換を重ね、コレクションの約9000種が国外のモノで、114カ国のキャップを持っている。
今年は記念すべき年だった。8年間探し続けた逸品を取得できたから。「私が持っているよりも」。新顔のコレクターがそう言って譲ってくれたのは、あのカゴメ六条麦茶のキャップだった。
母と子の図柄に切り替わる03年ごろまでに生産されたもの。おなじみの浴衣美人が、うちわをあおぐ絵が描いてある。色っぽさが魅力だ。落ち込んだときはこのキャップを見て、私は癒されている。


いやー、深いっすねー、ペットボトルキャップの世界も。
「新顔のコレクター」さんが「私が持っているよりも」とベテラン?コレクターに貴重なコレクションを譲る、なんとも奥ゆかしいじゃありませんか。
そしてそのキャップを見てるだけで辛いことがあっても癒される、いやあ、何なんでしょうか、この精神世界は。

・・・などというものの、実は気持ちはよくわかったりします。
記者も男子の端くれ、なんやかんや無意味そうに思えるものを集めたりすることの楽しさは十分理解できますから。
子供のころは切手くらいはともかく、使用済みの切符やらマッチ箱やら五円玉やらその他いまはよく思い出せないものまで、なんでそんなものをというようなものをいろいろ集めたりしましたもんです。
今もきっと、探せば部屋のどっかに当時集めたモノがいくつかはありますよ。[物を捨てられないタイプ]

そんな記者が集めたものの中でもっともペットボトルキャップに通じるものは、やはり牛乳びんのキャップでしょうね。
小学校高学年の頃でしたが、仕切りのあるクッキーの空箱に牛乳の種類ごとに分けて、何十枚も何百枚も集めたものです。
純粋な収集心に加えて、当時牛乳キャップを手を叩く風圧でひっくり返すゲームが学校で流行っていて、集めるためにゲームをするのか、ゲームをするために集めてるのかよくわからない面もありましたが。
ゲームはメンコのようにキャップを取ったり取られたり、毎日給食に出てくる牛乳のキャップをめぐってそれはそれは熱い戦いが繰り広げられたものでした。
熱かったなあ、50枚賭けとか100枚賭けとか。
学校近くの神社の境内に数十枚数百枚並べて、ものすごい気合でひっくり返し合いましたよ、まるでお金がかかっているかのように。

いえ、あれはある意味お金でしたね。
毎日給食で出る「六甲牛乳」を基準通貨にして、明治牛乳のキャップは六甲牛乳3枚、森永牛乳なら5枚、見たこともないレアなフルーツ牛乳なんかだと20枚とか、外国為替の交換レートよろしく取引が行われたものです。
思えば記者が相場を張っているのもここに原点があるのかもしれません。

って、それ絶対関係ないよ、為替ディーラーやってるわけじゃないし。
あまり強引に物語をつくってはいけませんね。

と、話が逸れましたが、記者も小学4年生だか5年生だかの当時、どっかで手に入れた誰も持っていない「神戸モーニング牛乳」のキャップを見ては、家で1人でニヤニヤしていたことを思い出し、六条麦茶のキャップに癒される稲熊さんに妙な親近感を覚えたのですが・・・この記事のキモはそれだけではありませんでした。
上の要約ではあえて書かなかった記事の最後の最後にこうあったのです。
それは・・・

・・・家族と仲間の支えを力に、宝探しの旅をこれからも続けたい。(いなぐま・けんじ=会社員)

え?

会社員??

ふつうの???

だ、誰?
だれ、この、

キャップの道は一日にしてならずぢゃ

稲熊さんって人は??

というのも、記者が知る限りこの文化面に登場する人というのは、たいがい芸術家とか学者とか評論家とか、あるいは財団の理事とか政財界関係者とか、それなりに著明な方やその筋の権威もしくは何かしらの肩書をお持ちの方だったりするのです。
それが今回は特にことわりもなく、「会社員」。

おお、珍しい。
さてはこの稲熊さん、会社員といいつつ実は何かの筋で有名な方なのでは?
そう思ってググって見ると・・・

「稲熊顕治 に一致する情報は見つかりませんでした。」

ええっ!!

するとこの方は、純粋に「ペットボトルのふた業界」の内部のみで有名な方なんですか!!

深い・・・。
奥が深い・・・。

ていうか、日経の文化部記者さん・・・


どっからこのジャンル、そしてこの方を見つけ出してきたのですか!!??


参りました。
記者、あらためてシャッポを脱、いや、ここはやはり、キャップをとらせていただきます・・・。
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2009年11月16日

「3兆円規模、笑止千万」 -これこれ-

テーマ:経済
-2面ベタ-

国民新党の亀井静香代表は15日午後、那覇市内で記者会見し、菅直人国家戦略担当相が2009年度第2次補正予算を3兆円規模とする意向を示したことについて「笑止千万なことを言っては駄目だ。鳩山由紀夫首相はそういう考えを持っていないと思う」と述べ、さらに大胆な財政出動を求めていく考えを強調した。

ほらほらー。
こういうのが政権で幅利かせてる限り、財政削減期待なんてできっこないですって…。



※前記事参照
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2009年11月13日

長期金利が急低下 -ほんとの理由-

テーマ:経済
事業仕分けなど 歳出削減に期待感 -13日-

12日の債券市場で、長期金利の指標である新発10年物国債利回りが前日比0.060%低い1.370%に急低下しました。1.4%を下回るのは1週間ぶりです。財政悪化懸念を背景に、このところ長期金利は上昇していましたが、2010年度予算の概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」など政府の歳出削減への取り組みに期待し、国債にお金が向かったようです。

たしかに債券利回りは急低下しています。
ここんとこ株のフロアは日中しーんとしてますが、債券や金利のフロアはものすげー大騒ぎです。

「おおおっ!」
「うわっ!すっげー!!」
「300!!」
「また200!!」


てな感じで債券先物に大口の買いが入るたびにどよめきがおこってました。
うらやましい・・・。
株はちっとも盛り上がらねえ・・・。

ええ、かくいう記者も株の画面を債券先物の画面に切り替えて見てました。
だってそっちのほうが面白いもん。

債券先物は10月2日の高値139円70銭から1ヶ月以上ズルズルと下がり、今月9日には一時137円29銭まで売り込まれていましたが、10日から反発して13日まで続伸、たった4日で一時139円台を回復しました。

え?
債券先物が2円近く動いたといってもピンときませんか?
じゃあ日経平均が2000円近く動いたといったらピンとくるでしょうか?
やや誇張はありますが、まあそんなノリだとご理解ください。

ではなぜここへきて急反発(金利は急低下)したのか??
天下の日本経済新聞には「事業仕分けで歳出削減期待が高まったから」とありますが、これはほんとなのか?

いやー、なんか嘘っぽい。
あんだけ「財政不安」で債券を売っといて、「事業仕分け」で買いまくるなんて、どうにも信じられん。

だって事業仕分け、ざっくざっく大胆に仕分けてるように見えるけど、仕分け人の意見を聞いてると、中には薬価の議論のように素人目にもあまりに乱暴で非現実的だったりするのもあったりして、そりゃその感覚でやってりゃあ省庁や地方から不平不満も出るよなあと思えたりするわけで、実際当然のようにあちこちから「あれで本決まりじゃない」的な声が聞こえてきたりしてますから。
どうせ最後はあちこちから横やりが入って、いうほど削減できないで終わるんじゃないの?とむしろ不安になりますよ。
いやもちろん、その事業によくも今まで予算をつけてたなあというのもあるからしっかりやって欲しいですけど。

ていうか事業仕分けがうまくいくかどうかはともかく、仕分けすること自体は急に始まったわけじゃなくて前から決まってたわけだし、それで債券相場が動くのかぁ?と。

なんて門外漢の株担当者が勝手に語るのもなんなので、念のため債券関係者にきいてみました。

「えーと、きょうの日経に金利低下の理由は事業仕分けで歳出削減期待ってあるけど・・・?」
「ぶははっ!期待してません!そんな理由で債券買ってるヤツいません!」

やっぱりねえ・・・。
ほかの何人かに聞いてみましたが、やはり同様に、んなわけねーだろ的なお答えをちょうだいしました。

とはいうものの、じゃあなぜ?ときいてみると、なかなか明確な答えがないのも事実。
まあ藤井大臣の発言もありましたが、あとは結局、潜在的に買いニーズはあるけれど、金利上昇(債券価格下落)を予想して10年利回りは1.5%まではいくだろうと思って買い控えていたところ、そこまでいかずに切り返してきたので慌てて買い出動したり、そこへ値動きに追随するファンドが買い戻したりしているのでは?といった需給的な話くらいしか聞かれませんでした。

んー、まあそんなもんか。
相場なんて、特に日本の債券相場なんて所詮は需給だもんな・・・などと思いながら債券先物のチャートを眺めてどこまで戻るやろなーと考えていたら、ふと思い出しました。
以前こちらでも紹介したことのある、日本の債券市場参加者でその人を知らない人はモグリじゃないかというほど有名なアノマリーの大家が発見した、とあるアノマリー(明確な根拠のない経験則)を。

「10月12日~11月25日の期間は、
債券先物上場以来23年間1度も下がっていない」


おおお。
10月12日は休みなので、前日の9日が139円13銭、13日が139円09銭。
このアノマリーを守るため、今月25日にこの水準を上回るために、債券先物はここへきて爆騰してるんじゃないだろうか!
いや、もしかしたら逆に、このアノマリーを信じている債券投資家が「2週間で2円近く稼げるなんて大チャンス!」と買い出動し、途中からはそれまで「今年は24年目にしてアノマリーは崩れたか・・・」と思ってた投資家も「やっぱり今年もか!?恐るべし!!」とばかりこぞって買いまくったんじゃないだろうか!!

すげー。
なんか25日まで強そうな気がしてきたよ。
今月8円台で売るのはリスキーだなこりゃ。

・・・しかしなんで9日まで安くて10日から急反発?と考えたら、思い当たる節がありました。
10日の新聞をガサゴソをあさって見てみると・・・

$にっけいしんぶん新聞-20091114100326.jpg
長期金利、一段と上昇
「膨張型予算に不安」


日経がこんな記事を大きく書いたからじゃないの?
わはは!
見事な逆指標!

「日経が相場がマーケット面以外で上がってるとか下がってるとかでっかく記事にすると相場は反転する」

・・・これもひとつのアノマリーかもしれません。。。
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