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2006年01月31日

今日の愛ルケ(#446) -最終話-

テーマ:連載小説
この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ストーリーをブログ上で知りたくない方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
と断っておりましたが、最近は性的な描写はほとんどでてこないまま最終回となりました。性描写を期待されていた方、残念でございました。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。



雪女 二十六

あらすじの転載が多めになりましたが、関係者の方々、もっとも重要な最終回ということでなんとかご容赦ください。

こんな理屈があるのか。ママは冬香を死ぬほど、元に戻れないほどに快くした罪で、八年間、刑務所におし込まれるのだという
菊治は「違う…」といいかけるが、そのほうがあの法律しか知らない裁判官や検事の理屈より当っているかもしれないし、余程、真実を伝えていて納得できる
「そうか…」
ようやく刑を受け入れることを考える。法律でなく、冬香の愛の掟で自由を拘束されるのなら仕方がない
「わかったよ、冬香、もう控訴はしないよ」
ここまできたら逆らっても無駄かもしれない。
往生際悪く控訴するより、冬香の定めた刑に従うと思うほうが余程納得できて心も安らぐ
それにしても、優しくおっとりとした冬香のなかにそんな欲望と執着が潜んでいたとはいや、もの静かな女だからこそ、その奥に一途な情念の激しさを秘めていたのか。
いまはっきりしたことは、冬香を知るほど冬香が秘めていた闇の迷路に入り込んだようである。気がつくと、もう戻れない深さで閉じこめられたようである
ならば冬香の願うとおりここで落ち着き、冬香のことを思い続けよう。夜がきたら雪女になった冬香がでてきて、優しく自慰を手伝ってくれるに違いない
それでいい、それを八年間続けたら、冬香も少しは自由にしてくれるかもしれない。
「冬香、俺はこの流刑地にいるよ、だってここは狂ったほどお前を愛して、死ぬほど女を快くした男にだけ与えられた、愛の流刑地だから」
(了)



#終わりました・・・。

とうとう、終わりました・・・。

ほんとうに、ほんとうに終わりました・・・。

ちょうど連載1年の10月末でまったく終わりそうになかったときは、もしかしてもうずっと終わらないんじゃないかとさえ思いましたが、ようやく終わりました。

まずはこのコーナーに最後までお付き合いいただいたみなさま、


どうもありがとうございました。


ここまでやってこれたのは、読んでくださるみなさまがいてくださったからです。
まあ、正直いろいろ犠牲にしましたし、ここまでやってきたのがよかったのかどうかはわかりませんが・・・。

でもいろいろ今までになかった経験もさせていただきましたし、やはりよかったと思っています。ちょっと大げさですが、人生の中でのひとつの大きな記念碑となることでしょう。
そういえば連載当初・・・


なーんてすっかり 絞め 締めに入ってしんみりしちゃいそうでしたが、まだ今話を見ていませんでしたね。
それでは「今日の愛ルケ」最終回、まいりましょう


最後ということでさすがに先生も気合を入れられたのか、文章がいつもと違います。
なんだか今までにない、小気味よいリズムで進むくだりもあったりしたのですが、ただこれは記者の気分の問題なのかもしれないのでなんともいえません。

しかし最後にきて文章のリズムは変わっていたとしても、最後の最後まで菊治は変わりません。
これで最後の菊治っぷりを見てみると・・・


「もしかすると当っているかもしれない真実」とやらで懲役8年を納得する菊治、「裁判官や検事は法律しか知らない」という菊治、「愛の掟」などとまたまた「愛のフレーズ」を繰り出す菊治、「『ここまできたら』逆らっても無駄かもしれない」と相変わらずどこまできたのかわからない菊治、「おっとりした冬香の中にあんな欲望と執着が潜んでいたとは」といまさら驚く菊治、「いやそれはむしろもの静かな女だからだ」と持論を広げる菊治、「いまはっきりしたことは・・・闇の迷路に入り込んだようである」と全然はっきりしていない菊治、続けて「・・・閉じこめられたようである」とやっぱりはっきりしていない菊治、「冬香のことを思い続けよう」なんてできそうもないことを宣言する菊治、「夜が来たら冬香が自慰を手伝ってくれる」と刑を受入れるポイントもやっぱりオナニーの菊治、「『愛の流刑地』にいられるのは死ぬほど女を快くできる男だけの特権」だと「性のエリート」論で締めくくる菊治・・・


ぜーんぶ期待を裏切らない、在庫一層セールの菊治っぷりです。


でも菊治・・・


ムショに押し込まれるのは「快くしたから」じゃなくて、殺したからですから。
懲役8年は「冬香の愛の掟」じゃなくて、裁判長が決めたことですから。
「ここまできたら逆らっても無駄」じゃなくて、逆らうんなら今しかないですから。
「8年間冬香のことを思い続けよう」なんて、「朝まで寝かせないよ」と同じくらい信じられませんから。
「雪女になった冬香が出てきて」って、コスプレの意味わかりませんから。
それで「優しく自慰を手伝ってくれる」って、ぶっちゃけただのオカズですから。
しかもムショにいったら、たぶん雑居房ですから。
それでそれを8年間続けたらって、どうせそんなに続きませんから。
そしたら冬香も少しは自由にしてくれるって、そうしなくても8年経ったら刑務所の人が嫌でも解放してくれますから。

そして「俺はこの流刑地にいるよ、だってここは・・・愛の流刑地だから」って・・・


やっぱりベタ過ぎますから!!


ていうか、あんたが8年間いるところは愛の流刑地じゃなくて、どう見ても・・・


自慰の流刑地 だし。
百歩譲ってただのムショ。


だいたい、うっかりしてたけどそもそも、あんたが納得した「冬香の愛の掟」からなにから全部・・・



マコママの戯言なんだって!!



すっかりその気になってますけど、それは冬香の陳述でもなんでもなく、赤の他人の出たがりオバハンの思い込みですから。

まったく、「これまで、冬香の気持を考えたことはほとんどなかった」っていってたけど、またちっとも自分で考えないでオバハンのいうことそのまま信じ込んじゃって・・・。

もういいよ、菊治。
いまさらお前にそんなこといっても無駄だよな。
どうせお前は記者たち読者の手も声も届かない場所に行ってしまうんだ。
永らくつきあってきて、ちょっと淋しくなるけど、しかたないよな。
じゃあな、菊治。



愛の流刑地でお元気で!

チャオ!











・・・それでは、連載も無事終了し、記者も記事も書き終えたということで、記者自身にお疲れさん、みなさんにもお疲れ様そしてありがとう、くわえて渡辺先生にもお疲れ様&ありがとうの意味を込めまして、ここで乾杯をしたいと思います。
乾杯の音頭は、記事の中ではほかに誰かというわけにも参りませんので、僭越ながら記者自らがとらせていただきます。


記者宅ダイニングテーブル上 23:39



乾杯のワインはこの日のために記者が用意した「CHATEAU PEYROUQUET=シャトー・ペイルケ(惜しい)、そして乾杯のセリフは主人公の村尾菊治さんが去年の正月の最高級フレンチコースの際に冬香に言ったセリフにあやかってとりおこないたいと思います。

え?
グラスが2つあるけど女でもいるのか?ですって?

なにをおっしゃる。
ひとつは記者、そしてもうひとつはもちろん、読者のあなたさまでございますよ。

よろしいですか?
それではみなさん・・・



「乾杯、僕等の『愛ルケ』のために・・・」
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2006年01月31日

グリーンスパン議長 きょう退任 -へぇ~-

テーマ:国際・海外
「マエストロ」功罪残す -9面-

米連邦準備理事会(FRB)のアラン・グリーンスパン議長(79)が31日に退任します。在任期間は歴代2位の18年6ヵ月。87年8月に就任した同議長は就任直後の同年10月のブラックマンデーを迅速な行動で乗り切り、その後も柔軟な金融政策運営と巧みな市場対話で米経済の長期安定を演出してきました。
同日の最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げに踏み切る見通しですが、2004年6月から続く金融引き締めの幕引きを、ベン・バーナンキ次期議長(52)に託すことになります。
「マエストロ」(名指揮者)の功績は大きいですが、負の財産も残して退場します。


世界の金融市場に大きな影響力を持つ、いわばアメリカ版の日銀総裁、グリーンスパン議長が本日退任するという記事です。

「功罪」ということですが、「負の財産」としては記事中、90年代後半の株式バブルや最近の住宅バブルを積極的につぶすことは避け、米国民がリスクを甘く見る風潮を生んだ、というのを挙げています。
同じ面には米貯蓄率が72年ぶりにマイナス(貯蓄を取り崩して可処分所得を上回る消費をしているということ)になり、住宅価格上昇や借金をあてにした過剰消費が定着していることが明らかになったという記事もあります。
72年前の1933年は大恐慌の年で意味合いが違うため、たしかに現状の過剰消費は歴史的に見ても極めて異常な状況となっているともいえそうです。

しかし現在の世界経済の好調はその米国の異常な消費動向に支えられている面もあり、極端な金融引き締めでこの住宅バブルを積極的につぶさなかったのも、景気への影響も考えたぎりぎりの選択だったのかもしれません。
これがグリーンスパン議長の政策の「罪」だといわれると、彼も言い返したいこともあるでしょう。

もっとも、彼のいう言葉を人々が理解できるかどうかはわかりませんが。
(難解な言葉で市場にメッセージを発することで有名⇒後任決定の記事参照

さて、奇しくもあの小説の連載終了と同じ日に、こちらは「惜しまれながら」退任するグリーンスパン議長ですが、その議長にまつわるトリビア(もしかしたら有名なのかもしれませんが)をひとつ。



グリーンスパン議長は・・・



名門ジュリアード音楽院中退でサックスはプロ級。




へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~

だから「マエストロ」と呼ばれたりするのでしょうか?

記者的には16へぇ~くらいでございます。
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2006年01月30日

今日の愛ルケ(#442-445)

テーマ:連載小説
この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ストーリーをブログ上で知りたくない方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
と断っておりましたが、最近は性的な描写はほとんどでてまいりませんので、むしろ性的な描写をお望みの方はご遠慮なさったほうがよいかもしれません。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。



雪女 二十二

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自分の犯罪で解消された婚約が復活し、その理由が、裁判を見て悪い人ではないとわかったからだという。なにより「真剱に女性を愛しただけ」といってくれたのが嬉しいが、それを高士の彼女までわかってくれたのがさらに嬉しい。
いままでは自分でもどうにもならない男だと思いこんでいたが、この若い二人に支えられ、初めてまともに認められた気がする。
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ちょ、ちょっと菊治、なに喜んでんのよ。
あんた、世の中のすべての人から蔑まれて罵声を浴びるのが唯一最大の望みだったんじゃないの?

なんだ、さっそく宗旨替えかですか。
じゃあこっちも元の路線に戻りますよ。


バーカ。


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結婚は夏までにはしたいと高士はいうが、菊治は五年後でも式に出られない。察した高士にそのときは一言欲しいといわれ、みなに知られるのではと案ずるが、美和という娘もぜひにという。
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こ、こいつが一言寄せたとすると・・・


・・・ここで、新郎の父、菊治様からのお手紙を披露させていただきます。
菊治様は本日の祝いの席を楽しみにしてらしたということなのですが、どうしても仕事場から離れることができず、出席できないということでございまして、残念ながらお手紙のみを頂戴しております。
では、拝読させていただきます。

「高士、美和さん、結婚おめでとう。
君たち二人は婚約解消という困難を乗り越えて今日こうしてめでたい席を迎えることができた。
解消は理不尽な事情によるものではあったが、いずれにせよそれは世間体や将来、すなわち打算があってのことだった。
しかしながら私と私が愛した女性、すなわち冬香との愛は、不倫ではあったがそのような打算のない、純粋なものだった。むしろ、不倫であったからこそ純愛だった。
そのことは、君たち二人にはわかるだろう。
結婚が打算の産物である以上、純粋な愛であることは難しい。
ただ、美和さんは冬香に似ている。細っそりしているだけでなく、優しげで、大人しそうなところまで似ている。冬香には白が似合ったが、美和さんにもさぞかし白いウェディングドレスが似合っていることだろう。白の似合う女性はとても好ましい。
そしてこういう女性は、ひとたび本当の愛を知るとそれを貪欲に求めるようになる。それに高士が応えることができれば、二人の愛は心身ともに深く結びついた純粋なものとなることができるだろう。
二人が末永く幸せであることを心より祈って、はなむけの言葉とする」


============================
「父さんのこと、隠す気なんかないんだ。もしわかるのならわかってもいい。どうせみんなわかってるんだから」
============================

なお、新郎が隠す気がないとおっしゃるのであえてこちらで申し上げますが、菊治様は実は昨年、手紙の中にもありました最愛の女性をセックスの最中に絞め殺して懲役8年が確定し、現在○×刑務所に服役中で、離れられない仕事というのも、実は服役中の軽作業であります。
などと、「実は」「実は」と申してはみましたが、どうせご列席のみなさんは、とっくにご存知ですよね?


って、寒すぎるぞ、こんな披露宴。


============================
まだ幼いと思っていたのに急に大人びて見える息子に礼をいい、「式や披露宴にはお金がかかるだろうが遠慮なくいってくれ」という。
============================

ほかにできることがないとはいえ、さっそくカネの話か・・・。


============================
あまりお金はかけないつもりだけど、足りなかったら頼むよ
============================

まあ、いい迷惑被ったんだからそれくらいは当然っていやあ当然だけどよ・・・

って、


お前ら披露宴までやる気か?


いや、やっちゃいかんとはいわんけど、普通は自粛するだろ・・・。

うーん、さすが悪いと思っていないやつらは違うぜ・・・。


============================
正直いってこの二人にはいくら出しても惜しくない。
============================

てことは正直にいうと、あの遺族にはあんまり出したくない、ってことですか?


============================
「そんなわけだから、安心して…」と立上り、元気で、また来るよという高士に彼女もうなずき、一礼して去っていく。その姿に、ようやく自分が普通の人間の扱いを受けたことに安堵する
=======================ここまで=

美和、短い登場時間でしたが、きっちりとうなずいて去って行きました。
これも菊治への恭順の表現なのでしょうか。

しかし「ようやく普通の人間の扱いを受けた」と安堵する菊治ですが、その扱いをした人間たちが普通の人間でないことに気が付いていないことこそが菊治が普通の人間でない所以であるのは、哀しい事実であります・・・。



雪女 二十三

これから八年間、逃げることも自殺する自由もないまま獄舎につながれるのかと暗澹とするうち、判決から十三日目になる。
控訴しないとは決めたが、刑に服するならいまひとつ、自分でも納得できる理由が欲しい。夕暮れに迷っていると、バー「マコ」のママから手紙が届く。自分を忘れていないのが嬉しい。
前回手紙をくれたときには女性がセックスの頂点で死を願うことはあると共感してくれ、無罪を信じていると記されていて勇気づけられた。
遠慮がちな書き出しに続き、気になって裁判をすべて傍聴していたとある。
ママは論告も判決も納得できなかったという。店の客もみな厳ししぎるといい、傷害致死罪で争ったほうがよかったのではという意見もあったという。
済んだことは仕方ないが、狭いバーでも自分が話題になっていたとは、ありがたいような切ない気持になる
ママは、あれでは亡くなった冬香さんも納得されない、あの世からの、冬香さんの陳述書のつもりで書きました、という。


プッ。

バッカじゃねえの、このババア。
なに考えてんだ?
「あの世からの冬香さんの陳述書」はねえだろ。
乙女チックな夢見る夢子ちゃんじゃねえぞ、まったく。


ああ、それともあれですか。
傷害致死罪とかなんとか言い訳するために手紙を寄越させましたか?
なるほど、そうですか。
菊治万歳と一石二鳥というわけですね。
でもたぶんその主張も間違ってると思いますが・・・。


それにしても、実の息子とその未来の嫁はんにあれだけ救われた気になっていながら、この上まだ納得できないという菊治。
高士はともかく、あの状況でもやっぱり結婚するといって面会にまで来てくれた美和の援護射撃でも納得できないのに、いきつけのバーのママの手紙ごときで納得してしまうのでしょうか。
あの世の「冬香のつもり」で書いた陳述とやらを読んで、涙して納得してしまうのでしょうか、赤の他人のオバハンが書いたものなのに。

いやあ、ふつうは納得できないでしょ。
菊治さ、どうしても納得できないんなら控訴していいよ、どうせ今までだって散々前言撤回してきたし。

ただし、

連載延長はなしよ。


さ、じゃあその陳述書とやらを拝見するとしましょうか。



雪女 二十四 

============================
これまで、冬香の気持を考えたことはほとんどなかった。
============================

ええっ?

そんなことをここであらためて明言するとは!
いや、そんなシーンは今まで見たことはありませんでしたが、後だし的にそういうことになっているのかと思ってましたよ。

おそろしい。
ろくに冬香の気持を考えたこともないのに、あんな主張を堂々とするとは。

怖すぎますよ菊治、ていうかこの作者。


============================
あのような形で一生を終えたことに後悔と申し訳なさは感じるが、それ以上冬香の立場で事件を考えたことはなかった。
============================

お前、留置場やら拘置所やらでの長い時間、いったい何を考えてたんだよ・・・。

しゃべらない妄想の冬香の相手をしてただけかよ・・・。

その想像力でどうやって小説を書き上げてんだよ・・・。


あ、そしたらこんな小説になるのか。


============================
だが、ママはこのままでは冬香も納得しない、検事と裁判官のわからなさに驚き呆れ、失望している、という。
============================

いやもう、こっちが驚き呆れてますよ、あんたら全員のやることなすことに・・・。


============================
決めつけるのはおかしいかもしれないし、女という性から見た一方的な願望だが、あれは愛し愛された素敵な一組の男女究極の愛の理想の形だと思う、とママはいう。
書くうちに気持が高ぶったのか、字が生き生きと躍っている
============================

い、生き生きと字が躍るのか?
こんな手紙を書いてて?

どんな高ぶり方やねん・・・。


============================
わたしは一度、自殺しかけたことがあるのです。もちろん、理由はカレとの狂おしい愛の末に。結果は未遂に終わり、彼とも別れました」
============================

そ、そりゃ別れるだろ、そんなキモイ女・・・。

状況がようわからんけど、その未遂がセックスの最中なら男はトラウマになって下手したら一生使いモンにならなくなるぞ・・・。


============================
「そのときもいまも変わりませんが、愛はエロスです。エロスは死です、タナトスです。死があるから芸術があるように、死があるから人は愛するのです。愛は死によって完結し、昇華し、無限のものになるのです」
============================

ちょ、ちょ、ちょっと待って。
なんや躍る字で生き生きと難しいことを畳み掛けてきてるけど・・・


意味わからん。


めんどくさい、パスね。


============================
あなたに愛された冬香さんもきっと同じ思いだった、好きで好きで快くなって、さらに快くなって、そして願ったのがその頂点で死ぬことだ、本当に愛し合ったら死ぬしかない、とママは続ける。
============================

あっははー。


こりゃ面白いです。
究極の矛盾です。


「私の経験からいうと、本当に愛し合ったら人は死ぬしかないのです」


ああ。
だから「あの世の冬香からの陳述書」なのか。


ていうか、全然冬香の陳述書になってないし。


============================
冬香は最高の幸せを手に入れ、菊治はそれを成し遂げてやったのだというが、そういう見方もあるのか
============================

「そういう見方もあるのか」と驚くのはいつもながらの光景でありますが、たしか捕まった当初に似たようなことを自分でいっていたというのも、いつもながらの話です。


============================
「懲役八年は厳しすぎますが、それは冬香さんがあなたに与えた刑でもあるのですだって八年間、拘置所にいるあいだ、あなたは冬香さんを忘れられないでしょう
============================

なるほど、なんとなく話が見えてきましたが・・・

しかし、この線でいくと冬香は確信犯として願いを叶えてもらったうえに菊治をムショ送りにしたってことですか。
ひでえ女ですな。

ま、それよりなにより・・・


服役は刑務所でしてください。


============================
冬香さんは永遠にあなたのなかで生き続けるでしょう死ぬことであなたを虜にしたのです
=======================ここまで=

うーん、21世紀の小説のエピローグとは思えない、芝居がかった見事なまでにベタなセリフの連発。
もはや「あの世からの陳述書」などという「つもり」はどこにも見当たりません。

高ぶってしまったマコママ、そんなことはすっかり忘れてきっと、新劇女優の一人舞台のつもりなのでしょう。


それにしても、「懲役8年は冬香が与えた刑」だとは恐れ入りました。
だってあの判決、どうみても、


キタベンが与えた刑


みたいなもんだって。
裁判官でも検事でもなくて。



雪女 二十五

ということで、あと1話。
あと1話やっつけておかないと、最終回を迎えるに迎えられません。
すでに時刻は最終話掲載日の未明。
時間がないので今話も前からやっつけながらいきましょう。

============================
いまさらだがあなたは悪い人だ、快くしないのは罪だが、死にたくなるほど快くするのはもっと大きな罪だとママは続ける。
============================

では、ほどほどに快くしろ、と・・・?


============================
一つ一つの字が弾丸のように菊治の胸に刺さる。
============================

いや、そんなたいしたことや衝撃的なことはいってませんが・・・。


============================
好きな女を、あんなに快くしてはいけません『死にたい』『殺して』と叫び狂うまで快くするのがあなたの好色を満足させる楽しみだったとしても、狂って舞い上がった女はどうするのですか
============================

知るかよ。

こんな手紙できかれても困るって。


============================
女は天まで舞い上がると降りられず、何度でも死ぬまで欲しくなる性なのです。一人だけ、好きな男と結ばれ、永遠に快くなっていたい性なのです
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心と裏腹に躰がもの足りなくなっちゃっただけのようにもとれますが・・・。


============================
ふとうしろに冬香がいるような気がするが、素早く雪女のように消えたのか、白い壁があるだけだ。
============================

そ、それは・・・シャンプーお化けだ!
シャンプーしていると背後に感じるという・・・。

ということで珍しく先日の雪女伝説の薀蓄が生かされていますが、犯人はその「雪の精」じゃなくて、「気のせい」です。


============================
「なにも知らないどころか、セックスが苦痛だった女を狂わせ、全身が火だるまになり、そのまま死にたくなるほど燃えさせた。あなたは火をつけ、肝腎の女まで殺した、大悪人です」
そんな理屈は無茶苦茶だと思うが目を離せない。
============================

いやほんと滅茶苦茶です。

なにが滅茶苦茶って、マコママが冬香のことに異常に詳しいのことが無茶苦茶です。


============================
「冬香さんはあなたを好きで離したくなかったから殺させた。いわばあなたは選ばれた殺人者なのです。だから拘置所に、流刑地に押し込められたのです
============================

とうとう出ましたよ、「流刑地」!

いよいよ高ぶってます。
いよいよ盛り上がってます、マコママ。
いよいよ、元新劇女優の真骨頂です。

しかし役に入り込むタイプなのでしょうか。
感極まってセリフの拘置所と刑務所の間違いなどには毛頭気がつきません。


============================
そして手紙はこう結ばれる。
八年は長いけど、彼女はあなたのような才能ある男を巻き添えにして喜んでいます。あの優しくて愛らしくて、素敵に淫らだった冬香さんと常に一緒だと思って、愛の流刑地でお元気で過ごされるよう祈ってます
=======================ここまで=


き、キターーー!!



「愛の流刑地」!



愛の流刑地でお元気で」!


いやあ、こんな形で出してくるとは。
驚きました。
ほんと驚きましたよ、まさかこんなに露骨に出してくるなんて。

菊治はいろんなテーマや主張が読んでいるうちに浮かび上がってくるのが「キョムネツ」のうまいところだと悦に入っていたように思いましたが、「愛ルケ」はテーマや主張はおろか、小説の題名までがこの上なくはっきりと、それもエピローグで顕示されているとは、驚かざるを得ません。

しかもなんなんでしょうか、「あの優しくて愛らしくて、素敵に淫らだった冬香さん」。

いったいマコママは何者なんでしょうか?
裁判でもボイレコ以外ではほとんど語られなかった冬香の性癖を、マコママはなぜ、どこまで知っているというのでしょうか。
最後に確認するかのように「才能がある」なんて持ち上げられた菊治は、そんなことは微塵も疑問に感じないでしょうが。


ということで、マコママの手紙はおそらく終わったようです。
最終回は刑務所だか拘置所だかこそが冬香が菊治を誘った「愛の流刑地」だというオバハンの勝手な妄想レターに納得し、菊治が涙を流しながらうんうん頷いて大団円を迎えるのでしょうか。
それともこの期に及んでもうひと波乱あるのでしょうか。

いずれにしても終わります。
あと数時間で朝刊が来て、それから何時間かで原稿を書き終えてアップすれば、すべて終わります。
8年間の菊治の「愛の流刑地」だけはこれからが始まりですが、1年3ヶ月に及んだ「愛の流刑地」も、記者の「『愛の流刑地』の流刑地」も、本紙読者のみなさんの「『今日の愛ルケ』の流刑地」も、もう間もなく終わるのです。


それではみなさん、「愛の流刑地」感動の最終回を待つことにいたしましょう!
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2006年01月26日

今日の愛ルケ(#441)

テーマ:連載小説
この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ストーリーをブログ上で知りたくない方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
と断っておりましたが、最近は性的な描写はほとんどでてまいりませんので、むしろ性的な描写をお望みの方はご遠慮なさったほうがよいかもしれません。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。



雪女 二十一

どういう女性なのか。結婚寸前で破談になったときいたが、新しい彼女なのか。しげしげと女性を見てみると、まだ二十五、六才か、細っそりとして優しげで、少し頼りなさげなところは冬香に似ている。
「こんなところまで来ていただいて…」
高士は、以前会って欲しい人がいるといったときの人だというが、それは冬香を殺した朝のことなので、わけがわからず女性を見ていると、高士が説明する。
「あのあと彼女から一旦断られたけど、父さんの本当のことを知りたいといって、一緒に法廷に行ってくれて父さんはなにも悪いことはしていない悪い人ではないということをわかってくれたんだよ」
高士が見ると、美和という女性もゆっくりとうなずく。しかし殺人犯を目の前にして怖くないのか。
「どうして」と尋ねると、高士がかわりに答える。
だって父さんは真剱に愛しただけだもの。あんなに好きな人を愛した父さんは凄いって…
そこまでわかってくれたのか。手を握れないので窓に当て、ありがとうと頭を下げると、高士が勝ち誇ったようにいう
「父さん、俺たち、やっぱり結婚するからね」


#みなさんは「走っている虫酸」というものをご覧になったことがあるでしょうか。

記者も今まで見たことはないのですが、でも今回ばかりは見えそうでした。

走ってます。
全速力で走ってますよ、記者の中を。
まるで「ハムナプトラ」で出てきた体の中に入ってくる三葉虫とゴキブリの合いの子みたいな生き物みたいに走り回ってますよ!!

もう、美和が冬香に似ているとかなんとか、そんなのどうでもいいです。
なんでしょうか、

「父さんの本当のことを知りたい」

いや、それはいいでしょう。
一度愛した男の父親が罪を犯せば、きちんとけりをつけるのは悪いことではありません。
しかしどういうことでしょうか。
自分の目であの裁判を見ていながら、

「お父さんはなにも悪いことはしていない。悪い人じゃない」

とかいいやがるんですよ。

「だって、お父さんは真剱に愛しただけ。あんなに好きな人を愛したお父さんって凄い」

とかいいやがるんですよ。

あの裁判をどう見たらそんな風に感じるのでしょうか?

無理です。
どう考えても無理です。
この期に及んで「ホリエモンは絶対悪くない!」って言い切るよりも無理ですよ。


「父さん、俺たち、やっぱり結婚するからね」


はいはい。
もう好きにしてください。
記者は止めませんよ。
あんたら二人、お似合いですよ。
結婚でも首絞めプレイでも、なんでも好きにしてください。


あ。
でも待てよ。
否定はしないけど自分からベラベラ喋っているわけでもないし、まさか脅迫されてるとは思わないけど、もしかして美和さん・・・


催眠術にかかってる?


高士は変な呪文を唱えてなかった?


あの人たちみたいに・・・。


いや、「あの人たち」の実情は知りませんが、ま、なんとなくそういうことで・・・




【追記】

見つけましたぁっ!


走ってます、走ってますよ、虫酸くんが!!

ほら、この下です、この下。
よーくご覧ください!


















虫酸










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2006年01月26日

今夏はぜひネクタイ締めて… -転換-

テーマ:消費
ネクタイクールビズ -35面-

日本ネクタイ組合連合会は、今年夏のクールビズ対策として各社が開発したユニークな商品を一堂に集めた展示会「創意工夫展 四季織々」を26、27日の2日間、都内で開きます。清涼感を前面に打ち出し、「夏のネクタイ」復権を目指します。
会場には出展した17社のブースを設置、シャツの柄が透けるほど編み目が大きかったり、芯地を取って軽くしたりしたネクタイなどが多く並びました。4-5月頃から百貨店で発売されれます。


ということで、去年は陳情虚しく小泉首相に「工夫しろ」と一蹴されたネクタイ業界、今年は「クールビズ反対」は諦め、なんとか暑い夏に対応した新商品を売ろうと考えてきました。
日経掲載の写真(右)を見てみましょう。

写真の男性が手にとっているのは芯地を取って軽くしたというやつでしょうか。
首に引っ掛けるループが何でできているのかわかりませんが、なんだかブレザーの高校生がする簡易ネクタイっぽいですね。
でもこれなら首まわりの暑苦しさも多少は和らぎそうですし、何よりクールビズにかこつけて毎朝楽ちんにネクタイを締めて出勤できそうです。

でもどうせならここは一発、高橋尚子選手でおなじみ「ファイテン」と提携して、ループの部分を「RAKUWAネック」にしちゃって、「涼しいうえに、体も心もリラックス」なんて付加価値をつけるくらいの工夫が欲しかったですね。
うーん、これぞほんとの「タイアップ」、なんちゃって。

えー、そんなオヤジギャグはさておき、やはり写真の手前の方にある、アミアミスケスケのミカン袋かビクみたいなやつにも触れずにはいられませんね。

どうなんでしょうか、このセンス。
うーん、なんといってよいのやら。

見た目はたしかに涼しげではありますが、でもこれ、涼しいのはもしかして見た目だけでは?
いえ、普通のより多少はましかもしれませんが、それでも記者、このネクタイをして出勤するなら、やっぱりちょっと暑苦しいほうを選ぶような気がしますねえ。

世のお父さまがたも、父の日のプレゼントに娘さんなんかから貰ったりしたら、けっこう困るんじゃないかなあ。
これして会社に行くの、けっこう勇気がいるよなあ。

それじゃあいかん、なんとか普及させようなんてこの業界団体なんかがヘタに頑張ったりすると逆効果な予感もするし・・・。
たとえば「アンチクールビズ派」の議員センセイ方に着けてもらってテレビなんかでアピールしてもらったりして、ますます「イケてないオヤジ」のイメージが染み付いちゃったりとか・・・。

ああ、でもまだクールビズを実施していない会社だとか、昨年紹介したように中途半端な意味不明のクールビズを実施している会社にお勤めで、夏場のネクタイはわずらわしくてかなわんとお嘆きの方は、社員みんなでそろってこのネクタイをして仕事してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら経営者の方も、「なんぼ涼しそうやいうたかて、揃いも揃ってそんなスケスケのんをヒラヒラさせられたらむしろイライラして暑苦しいわ。ああもうわかった、ウチももうノーネクタイでかまへんよ」と決断をしてくれるかもしれません・・・。


なーんてこの写真を見た記者の感想だけで揶揄するように書いてしまいましたが、ぜひとも夏までに上手にキャンペーンを張っていただいて、この夏、思わず記者も「超クール!」とかいいながら着けているなんてことになるよう、ご健闘をお祈り申し上げます。
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2006年01月25日

「不思議な数πの伝記」 -オニャー-

テーマ:話題・コラム一般
目利きが選ぶ今週の3冊 -夕7面-

竹内薫(サイエンスライター)選

「不思議な数πの伝記」
アルフレッド・S・ポザマンティエほか著
(日経BP社、2200円)
★★★★★(5つ星、これを読まなくては損をする)


記者は文系出身で数学が苦手ですが、こういう本に興味がないわけではありません。
内容はπという数字の誕生から現在に至るまでの「伝記」だそうで、数学者や数学ファンの遊びと戦いの記録でもあるそうです。

なかなか面白そうですが、でも今回はそんなことはどうでもいいです。
取りあげたかったのはただ1点、紹介されている「あなたは答えられますか?」という問いのひとつです。

世界各国では、どうやってπを暗記しているか?

海外でも語呂合わせみたいにして覚えるのでしょうか?
まったく想像がつきません。
答えも記事にはありません。
これはけっこう興味があります。

ちなみに記者が覚えている語呂合わせは、

「さーね、いーよ、異国に向かう誤算だらけの人生の船、ゴーを決めたら役に立たないナーミーダーがークーッとみにしむ!」


・・・はい、これを覚えていたあなたはきっと、モー娘。のメンバーはよく知らなくても、おニャン子の会員番号はたいがい覚えているという人です・・・。



※お分かりかと思いますが、ただ最後の歌詞を書きたかっただけです。夕刊でこの記事を読んでから、頭の中でこの曲がぐるぐるまわってるもんで・・・。
歌詞:「πの悲劇」
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2006年01月25日

今日の愛ルケ(#439-440)

テーマ:連載小説
この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ストーリーをブログ上で知りたくない方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
と断っておりましたが、最近は性的な描写はほとんどでてまいりませんので、むしろ性的な描写をお望みの方はご遠慮なさったほうがよいかもしれません。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。



雪女 十九

マスコミは「不倫妻殺人事件」などと騒いでいたが、関心が薄れたのか、判決から一週間過ぎても誰も訪ねてこないし手紙もこない。中瀬すら現れないが、今後は次第に遠のくのか。そして自分一人獄中で忘れられていく。
淋しい空白の瞬間、小説を書こうと原稿用紙に向かうが、数行で行き詰る。
気力が充実しなければ小説は書けない小説は頭の作業と思いこんでいる人が多いが、菊治の実感では、肉体を駆使するボクシングのようなものである。体力と気力が充実しないことには書き込めない
冬香を愛していたときのように、意欲と気魄がないと難しい。いまはこだわりを捨て、精神を落ち着かせるのが先かもしれない
受刑者になって作業を課せられたほうが落ち着くだろう。溜息と倦怠と後悔と哀しみが去来し、一週間が経った日に突然、高士が現れる
「どうしたのだ」と仕切りのプラスチックの窓に駆け寄ると、逆にに大丈夫かときかれるが、まあなんとかとぎりぎりの虚勢を張ってうなずく
高士は父親をまっ直ぐに見て、判決を聴きにいったといい、にっこりと笑う
「父さん、格好よかったよ」


は、は、はぁ?


やっぱおかしいぜこいつ!!


カエルの子はカエル、キクジの子はキクジとはよく言ったもんですよ。
んまぁー、なんでしょうか、この感覚は。

最終陳述でさえごにょごにょ黙って首を振っただけのくせに、判決が出た途端にキレて喚きだして裁判官に暴言を浴びせ、そのうえ女性検事を指差して叫ぼうとして、そこで取り押さえられて羽交締めにされ、途端にぶつぶつ声になってなんかいいながら法廷から引きずり出されていった、あの姿を見て「格好いい」とは、どういうことなんでしょうか。
審理の過程を知らず、散々主張したことが不当に認められなかったとでも思っているのでしょうか。

とにかくキモイです。
かなりキモかったです、このセリフ。

でも笑えます。
かなり笑えましたよ、このセリフ。


だってこんなの、ありえませんもん。


息子がこんなこというかっつうの。

ていうかこりゃ荒業ですね。
地の文がわりに息子を登場させていわせちゃったんでしょうね、菊治の行動への評価を。
菊治は不条理な「法」によって処断された悲劇の男で、そしてその姿や生き様は格好いいんだって。
いや、恐れ入りました。

恐れ入ったといえばもうひとつ、モノ書きに関するくだり。

「気力が充実しなければ小説は書けない」
「体力と気力が充実しないことには書き込めない」
「意欲と気魄がないと難しい」

畳み掛けるようにして、小説はただ頭で考えて書くものじゃないということを念を押されています。
君たちはなんやかんやと気楽にいちゃもんつけるけど、小説というのはちょいと考えて書けるもんじゃないのだよ、気力体力の勝負なのだよ、この愛ルケの原稿だって何度も何度も推敲して、毎回最低4、5回は書き直して書き上げたもの(渡辺先生のブログより)なのだよ、ということを訴えてらっしゃるのでしょうか。

たしかにそれはわかります。
ネットへの書きなぐりとはいえ記者も連日文章を書いている身、疲れていたり気分的に凹んでいたりすると、文章なんてなかなか書けるもんじゃないということは十分実感しております。

PCで編集しているので誤字脱字は多いとはいえ、もちろん記者も推敲は重ね、リリースまでにはたいがい何度か書き直したりしているのですが、これがけっこう面倒で、非常に気力も体力も使う作業なんですよ。
一部分だけ気に入らないところがあって書き直したり書き足したりすると、前後がつながらなくなったりすぐ前に使った言い回しを繰り返して使っていたりして、これじゃいかんと結局大半を書き直すことになったりするんですよ。

まあ、疲れていたり酔っ払っていたりしてやっつけ仕事で更新するときにはちゃんと読み返さずにそのままだったりで、みなさんもヘタクソな駄文を垂れ流してんなこいつなんて思ったことがあるかもしれませんが、でもそれは仕事じゃなくて趣味でやってるブログということで、大目に見てくださいね。






・・・・・・趣味じゃなくて仕事でやってらっしゃる方・・・・・・


気力、体力を充実させたほうがよろしいかもしれませんよ・・・。


いや、それより精神的に落ち着かれることの方が先かもしれませんね・・・。

なんぼなんでも新聞小説で「レイプしてやったほうが世のため人のため」ってのはなしですよ。



※ところで高士が突然現れた「一週間が経った日」っていつなんでしょう?
冒頭で一週間経ってから、さらに一週間?つまり控訴期限切れの日?
それともその最初の一週間目の日?
マジで分からん・・・。




雪女 二十

============================
あんな法廷で悪態をついた自分を格好いいというとは。
============================

いやほんと。
普通はいいません。
むしろ大馬鹿野郎と蔑んで罵声を浴びせます。


============================
菊治は呆然とするが、高士がいう。
「だって堂々といったろう。あの厳しそうな人たちの前で、『違う』ってさ、はっきりいったじゃない」
============================

言う場面が違うだろ。

あそこじゃねえよ。
堂々というってんなら、審理の最中にいえよ。

高士、お前もいい年なんだから、いいたいことがあったら判決の前にいうってことくらい分かるだろ。

もう、読者はますます呆然ですよ。


============================
「父さんのいうとおりだよ、間違って、勘違いしているのは向こうだよ」
============================

いや、間違って勘違いしてるのはお前だろ。


============================
若くて世間知らずだと思っていた息子が、胸をそびやかしていう
============================

明らかにまだ世間知らずだろ、っていうより世間と感覚がずれてるな、こりゃ。

得意げに胸をそびやかしていうセリフじゃないよ。


============================
本当は裁判は全部傍聴してたんだ。息子だとわからないようにこっそり聴いてたけどでもよかった、俺はじめて父さんのやったことがわかったんだ
============================

全部傍聴してたのかよ!?

全部見て、それであれが格好いいと思ったのかよ?

それにあの裁判を見て、ほんとに菊治のやったことがわかったのかよ?

こっちは裁判以外も全部読んでんのに、いまだによくわからんのによ・・・。


============================
高士はまっ直ぐ菊治を見詰め、「なにも恥じることはない、悪いことなんかしていないもの…」といって、きっぱりと首を左右に振る
============================

お前、ロボットか?

なんでこの場面できっぱりと首を横に振ってんだ?

だいたい、「してないもの…」と語尾を「・・・」で濁しながらきっぱり首を振るって、すっげー難しいぞ。


============================
高士は、冬香を殺したことは悪いが、その何倍何倍も愛して大切にしていたのだから、という。
慰めてくれる以上に、そこまでわかってくれることが涙が出るほど嬉しい
============================

おい、たった今「悪いことなんかしてない」っていってなかったか?
いきなり前言撤回かよ・・・。

でもなんとなくわかったような気がしますよ。
彼らの論理を数学的に説明すると、


殺人の罪<<<<<<何倍何倍菊治の愛

∴罪/愛≒0

∴菊治≒無罪


って感じじゃないでしょうか。

村尾先生、合ってますか?


============================
悪いとしたら冬香の方だ、「殺して」と頼んで自分は死んで、父さんだけこんなめに合わせるのだからと高士はいうが、そういう考えかたもあるのかと戸惑う。
============================

ありません。

そんな考え方はありません。
記者も数学的に説明できません。
どう考えても殺すほうが悪いんです。
こんな目にあうのが嫌なら殺さなきゃいいし、それでもどうしても殺したきゃ自分も一緒に逝けばいいんです。


つうか高士お前ほんとに良識も常識もねえな。


============================
さらに、父さんは被害者だ、どんな刑を受けても恥じないし、誇りに思う、と高士がいう。
============================

ああ、もう、高士・・・・・・


お前も一緒に臭い飯食ってくるか?


============================
そこで、高士は紹介したい人がいると少し照れくさそうにいう。
女性だというが、誰なのか。まさか妻ではないだろう。
============================

は?

紹介したい女性がいる??
てことはもしかして、婚約者と別れてなかったのか?
まさか新しい女?
それとも紹介してくれと頼まれたマスコミ関係の人とか??

・・・しかし菊治、妻ってもしかして高士の妻じゃなくて、お前の妻のことだろ?

本気でバカだな・・・。


============================
高士がうしろのドアを開け、現れた若い女性を「美和さんって、いうんだけど…」と紹介する。
============================

美和さん、ですか。
うーん、なかなか珍しい名前ですね。
三輪さんあたりはよくいますけど、唐突に美和さんなんてレアな苗字の設定にしたのはなんか意味があるのでしょうか・・・

ってどうせそうじゃないんだろうなあ、高士よお、


初めて紹介するなら名前じゃなくて苗字で呼べ!!


拘置所の面会室でご対面なんだぞ。
家で仲良く談笑してるときならともかくよ・・・。


============================
女性と会釈を交わすと高士がいう。
「俺の彼女さ・・・」
============================

「さ・・・」ってなんだよ、「さ・・・」って!!

なにスカしてんだよ?
なに拘置所で判決食らったばかりの親父相手に自慢してんだよ?
お前、ほんとにおかしいんじゃねえの?
横にいるはずの看守さん、注意してやってくださいよ。

いやいや、もうこの際、高士がおかしいのは放っといてもよしとしましょうか。
それよりおかしいのは、

美和、お前だよ!

お前さ、別に高士が変態殺人犯の息子でも全然かまわねえけどさ、でもその変態殺人犯が懲役8年食らって逆ギレして法廷で喚いたのを格好いいとか誇りに思うとか、裁判官は間違ってるとか親父は悪いことはしてないとか、悪いのは殺された女だとかむしろこっちが被害者だとか、そんなこといってる男なんだぞ?

お前、なんとも思わねえのか?
なんかおかしいと思わねえのか?
それともお前もセックスの最中に絞め殺されるのが理想だと思ってんのか?


看守さんよ・・・。

帰りがけに注意してやってくれよ、美和さんに・・・。

あんたまだ若いんだから、やり直しがききますよって・・・。



はあ~、すっかり高士への罵倒大会となってしまいましたが、ほんとにイカれたヤツですよこの高士ってヤツは。
別に菊治が罵声を浴びたがってるから浴びせなかったわけじゃないですが、こいつが出てきたら菊治のイカれ具合もかすんじゃいましたよ。
親父に輪をかけてイカれてますもん。

まあしかしなんですね。
このままこのバカ息子だけに罵声を浴びせてたら、きっと菊治は気を悪くするでしょうね。
スネちゃったりして、またろくでもないこと考え出すかもしれませんね。
いやあ、それは御免蒙りたいので、ここはひとつ菊治にも、ヤツにお似合いのとっておきの罵声を浴びせておいてやりましょうか。


・・・やい、菊治!!














ひひん。




うあぁ、それは馬声だぁっ!!
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2006年01月25日

6品目で首位交代 -理由-

テーマ:見出し
-1面トップ-

まずは本日の1面をご覧ください。
記者の自宅に配達される13版です。



このところ連日1面を賑わしているライブドア関連の記事、昨日(24日)はは超ビッグフォントで「堀江社長 逮捕」の6文字がトップに躍っていましたが、本日も引き続きトップで、東証での取引時間短縮(ライブドア株のみ)や堀江氏の社長退任を伝えています。

ライブドアも今日は寄りそうだなあ、寄ったらどうなんのかねえ、90分だけでも約定件数500万件はともかく、注文件数850万件は大丈夫かねえ、でも「余震続く」っつっても、昨日は一部市場もマザーズもブチ上がってたし、ほかに飛び火しなけりゃあとはライブドアショックっつうより東証の処理能力の問題じゃねえの、などとつらつら思いながらたいして中身は読まずに他の記事へと進みました。

そんな感じで電車の中でひととおりざっと目を通し、会社に着いてなにげなく東京地区に配達されている14版を見たところ・・・




1面トップが違うじゃねえか!

なんだ?
「6品目で首位交代」?
どう見てもこの記事は緊急モノじゃねえぞ。
それにどっかで見たことあるよ、そうだよ、13版でも左側にちゃんと載っかってるじゃねえかよ。
すっぱ抜きやなんかで1面トップが差し替わってることはちょいちょいあるけど、こういうのはあんまり覚えがないぞ。
おまけに記事を読み比べても、ほとんど内容に変わりはないじゃないか。

なんなんだ?
うーん、よくわからん。

逮捕前後から日経でも連載特集がいくつか派手にはじまっているけど、ぼちぼち「ライブドアショック」「ライブドアショック」と1面トップで証券市場全体を揺るがすように連呼するのはやめにして、個別の特殊な企業の問題として片付けることにしようと気が変わったのかな・・・。
それともそうしてくれよと誰かに泣きつかれたのかな・・・。
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2006年01月24日

「地震と山武」 -説得力-

テーマ:広告・その他
「山武」企業広告 -9面-

記事の隙間などに埋まっている小さな広告、突き出し広告というらしいのですが、最近気になる広告があります。
それは今月中旬から掲載されはじめた「山武」の広告。
山武は制御機器、自動化機器の大手で、ビルシステムや工業用のセンサ、制御機器などがメインなのですが、このほか防災システム・センサも手がけており、日経新聞にはその分野の広告を出しているようです。




この画を見てぴんとくる方もいらっしゃるでしょう。
このふてぶてしい奥さん、尻に敷かれているに違いない弱弱しいお父さん、そう、4コママンガでおなじみの山科けいすけ先生です。
記者が大好きな漫画家さんなのですが、なるほど山武が山科先生を、へえ、山武もなかなかやるなあと思っていたら、24日からは画が替わっていました。




に、二階堂係長!?


「C級さらりーまん講座」の二階堂係長ですよね!?
いやあ、こんなところでお目にかかれるとは光栄です。
二階堂さんがおっしゃると説得力が違いますよ。

「センサには無限の可能性がある」

ええ、間違いなくそうなのでしょう。
二階堂さん、なんだかキャラが変わっちゃってますが、それでも思わず信じてしまいます。

それにしても、二階堂さんの考えるセンサの無限の可能性、とっても気になりますよ。
ぜひ山科先生にお描きいただきたいです。

もっとも、山武の広告としては絶対使えないでしょうが・・・。





おまけ。



記者の愛読書。
サラリーマンならきっと癒されます。



「山武」広告画像:日経新聞より。
アフィリエイト提携:楽天ブックス
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2006年01月23日

今日の愛ルケ(#438)

テーマ:連載小説
この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ストーリーをブログ上で知りたくない方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
と断っておりましたが、最近は性的な描写はほとんどでてまいりませんので、むしろ性的な描写をお望みの方はご遠慮なさったほうがよいかもしれません。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。



雪女 十八

単調な日々に戻る。一生を左右する判決が下りたが、看守も他の未決囚も他人のことには無関心だ。自分も気力を失って流されるだけの人間になるかもしれないが、いっそそのほうが楽かもしれない。
控訴せずに刑が確定すると刑務所に移されるという。北の方が多いようだが、すると近代的な設備もなく、面会者も減るのか。もっとも、刑務所では家族か親戚しか面会できないらしく、淋しくなる。
いずれ自由のない生活に変りはない。投げやりだが、じたばたしても八年間、三千日近くは自由を奪われたままで、それならいっそ、だらけきったほうがいい。
模範囚になって一、二年の刑期短縮のお恵みにあずかっても仕方ない。法を無視し、蔑視している俺が、法に甘えておもねるようなことはしたくない。論理や理屈だけを絶対と思いこんでいる、あの法律奴隷の奴等に頭を下げたくはない。
それよりいっそ、みなに色狂いで人妻をたぶらかし、悪戯けて絞め殺した大馬鹿野郎といわれたい。
法理を重んじ良識があるという、世の中のすべての人々から蔑まれ、罵声を浴びることだけが、いまの菊治の最大の願いである。


だ、誰ですか!?

われらが「性のエリート」、ベストセラー作家で男女のことには誰よりも深い造詣をお持ちの菊治、いや村尾章一郎先生を大馬鹿野郎なんていう人は!!

そんなことを言うのは性の悦びを知らない、それどころかろくにセックスもしていない、ここんとご無沙汰の可哀相な人なんですよ。

そんな可哀相な人たち。
見てください、村尾先生を。
人の情念を理解しない、理屈ばかりの法律の犠牲になってしまった先生のお姿を。
哀れ懲役8年を宣告され、自由を奪われたまま、それでも国家に対して必死に抵抗を試み、おまけにその反抗する国家や自分を蔑む人々のためになるように、頭でっかちの女検事に無理にでも性の悦びを教えようと考えているのですよ。

そして8年も自由を奪われて生きなければいけないと決まれば、いっそ時に流されるまま、だらけきって過ごしたほうがいいと、早くも今後8年の戦略まで考えているんです。
そもそも今まで自由のあるときでも仕事もさぼって流されるままだらけきって生きてきたのは、来るべきこのときに備えてだったんですから。

それに何がすごいって、みてくださいよ。

「1年間は三百六十五日で、八年といえばその八倍の二千九百二十日(原文)

「1年間は365日だ」とか「8年ならその8倍」なんて基本的なことはいちいち確認しながらも、365×8なんて掛け算を暗算で答え一発、電卓なしでびしっと正解を出してるんですから。
普通の算数は得意なんですよ。
みなさん計算ができないと思ってるかもしれませんが、そうじゃなくて、ちょっと日付とか時間の計算が苦手なだけなんです。
あと頁数とかもです。

あ。
誰ですか?
うるう年が2回あるから2922日じゃねえか?とか細かいこといってる人は?
だからそのあと「ほぼ三千日」っていってるじゃないですか。
未決勾留日数を引いても、ほぼ三千日に変わりはありませんからね。

こんな優秀な先生ですから、本当ならたとえどんなに遠い刑務所に行っても、先生を慕うご友人方の面会がひっきりなしで淋しくないはずなのに、ああ残念です。
親族以外はだめというじゃありませんか。
拘置所にいたときは、みんな来てくれましたよ。
高士に、中瀬に、中瀬の会社のなんとかってヤツに・・・・・・北岡に・・・・・・・・・もう1回中瀬に、もう1回北岡に、いやたしか中瀬はもう1回・・・・・・。
と、とにかく面会に行きたくても行けないなんて人情を理解しない法律は許せませんよ。

それでも潔いのが先生です。
法律奴隷の奴等に頭を下げるなんてまっぴらだ、お情けなんか欲しがるものかとおっしゃっているのです。
でも先生なら、これは当然です。
先生は法を無視し、蔑視してらっしゃるのですから。

勘違いしてはいけませんよ。
先生は、法に無知なのではなくて、法を無視し、蔑視ているのです。
だから殺意はなくても嘱託殺人を主張しますし、弁護士との面会にだってわざわざ看守を横につけるのです。

それにいうまでもありませんが、先生が冬香さんを殺したのは、ただひたすら愛する冬香を快くしたかっただけ、望みを叶えたかっただけです。
人妻をたぶらかして、悪戯けて絞め殺したなんてとんでもないことです。
愛された冬香さんは幸せの絶頂で、最高の死に方で死んでいったのです。
間違いありません。


いかがですか、法理を重んじ良識があるという世の中の方々?
これでもまだ先生を大馬鹿野郎と蔑んで、罵声を浴びせますか?

もうそんなことはできないでしょう。

性愛の何たるかを知り、圧倒的な愛とテクニックで女性を愉悦へと導く「性のエリート」村尾先生、冬香さんとの純愛を成就し、理不尽な法の裁きを甘んじて受ける村尾先生を、みなで大いに称えようではありませんか。













ふん。
誰がお前の願いなんか叶えてやるもんか。













・・・ううあああ。

やっぱり称えるのはもっと嫌だぁ・・・。
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