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2005年05月31日

今日の愛ルケ(#205)

テーマ:連載小説
この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。


短夜 三十

冬香がくるまでの三日間、菊治は家に篭りひたすら原稿を書いた。ゴールデンウィークまでに百枚強書いていたが、三日間で一気に百枚以上、都合二百五十枚となった。愛する女性を思って書くと筆が進むが、あと百五、六十枚書けば四百枚近い長編となり、充分読み応えのある作品になるはずである
「村尾章一郎、待望の長編傑作『虚無と熱情』」
「苦しい愛の先にあるものは…あの『恋の墓標』の作家が書き下ろした、久々の恋愛大作」

新聞を賑わすはずの広告を想像してときめく。ベストセラー作家にカムバックして、冬香を離婚させて…などと思ってうなずいているところへチャイムが鳴り、冬香が現れる。
なかに入るといつもの慣わしどおり接吻で挨拶をし、どうしていた、と尋ねると、冬香は「ずっと、あなたのことを考えて…」と答える。そんな台詞もすらりといえるようになった。
そして自然に流れで寝室のベッドに雪崩れ込み、改めて唇をむさぼると躰はすでに燃え上がり、ともに待ちきれずに結ばれる
「あったかい…」「深あい…」
囁き合って二人はたしかに合体する
まさしく、「男と女は、この世で結ばれるために、つくられたのである」
菊治は昨夜書いた小説の一節を思い出す。



#4月上旬に百五十枚書きあがっていたはずの「キョムネツ」、ゴールデンウィークが始まる頃には「百枚少し」に減少していました。半月かけてひたすら気に入らない箇所を端折っていたのでしょうか。
書いたうちの三分の一近くを惜しげもなく端折ってしまうとは、この作品に書ける菊治の意気込みが伝わってくるというものですね。

ただ、二百五十枚に百五、六十枚を足して四百枚近いというあたり、枚数の勘定がいまいちできてない恐れは否めませんが・・・。
しかし四百枚の「随筆」は読むの大変だな。

さて、恐らくはデビュー当時賞をとったという作品の名前が明らかになりました。


「恋の墓標」


・・・。
なんともまたアナクロニズムな・・・。
だって、菊治がデビューしたのって、八十年代後半ですよ。
七十年代じゃないんですよ。
おニャン子やら南野陽子やら、下手したらウィンクの時代ですよ。
ザ・ピーナッツでも奥村チヨでもないのですよ。

「恋のフーガ」「恋のバカンス」「恋の奴隷」「恋の墓標」

一瞬、受け入れてしまいそうですが、違いますよ。
うーむ、八十年代後半に「恋の墓標」、21世紀になって「愛の流刑地」とどっちがどうなのやら・・・。

とにかく菊治は早くも妄想モード、新聞広告の文字も頭の中で躍るわけです。
そして・・・

「ベストセラー作家に返り咲き、冬香を離婚させて・・・」

え!?
そんな野望まで??
でも、冬香を離婚させてどうするのよ、子供三人つきなのよ!?
ええ?菊治、どうするのよ!?

ピーンポーン・・・

こ、こんなところでタイミングよく冬香登場ですか、インターホンのやり取りもなしに・・・。

「ずっと、あなたを考えていて・・・」

いまはそんな歯の浮くような台詞もすらりといえるそうですが、そのあとの台詞はボディランゲージ任せでしょうか。
さっそくベッドインです。

早い、早すぎます。
ベッドに雪崩れ込んでチュウするなり菊治、さっそく入っちゃって二人合体しちゃってます。
こいつらの辞書に「不合体」の文字はありません。

「あったかい・・・」「深あい・・・」

ええ、ええ、記者も「ふかーい」ですよ。
もちろん「不快」ですけどね、あるいは、またしてもストーリーが「腐海」の奥底に沈んでいくのか・・・そんな気分でもあります。
もう、蟲わきそう・・・。

そして菊治はこの状況に昨夜自分で書いた小説の一節を思い出しました。

「男と女は、この世で結ばれるために、つくられたのである」

タイトルは「虚無と熱情」、中身はこんな文、自分の性体験を男のサガとしてつづった四百枚の長編・・・。


売れねえ~っ!


絶対売れねえだろ!
たしかに読み応えはあるけどよぉ・・・
ていうか読めばこたえるけどよぉ・・・

ほんとさ・・・
空想広告の文句じゃないけどさ・・・
キョムネツ、そして愛ルケを読んでてさ・・・


苦しい先にあるものは何なのよ?
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2005年05月31日

村上ファンドと総会屋の差 -比較対象-

テーマ:経済
コラム 一目均衡 -17面-

元通産官僚の村上世彰氏が率いる村上ファンドが株式市場で影響力を増している。大株主となって配当などを要求するが、大阪証券取引所も株主総会を乗り切るため配当を大幅に上積みした。
村上ファンドは同じく総会の場を利用して利益を要求する総会屋とどう違うのだろうか。
第一は株式の保有量で、総会屋は少量だが村上ファンドは大量であり、大株主として名乗りを上げて圧力をかける。
第二に要求する利益で、総会屋は自己のみの利益だが、村上ファンドは株主全体の利益を計りながら自己の利益を増やそうとする。
あるいは株式の大量取得で値上がり益を狙うなどの点で仕手グループとも類似するが、企業と直接交渉する点で異なる。
こうしてみると、村上ファンドは総会屋としてグループを足して違法性を引いて二で割ったような存在と呼べるかもしれない。
時に経営陣にきつい言葉を浴びもするらしいが、元通産官僚というブランドのため、企業側の対応も総会屋の場合とは違う。
村上氏の要求は筋が通っているので世論が味方につきやすいが、長期株主ではない。ため込んだ利益をある一時点の株主にだけ配分するのは不公平ではないか。企業は一貫した配当政策で村上ファンドなどに「絶好の機会」を与えないようにしたい。


正直、記者はかなり驚いております。
まあ、たしかに「村上ファンドは合法的な総会屋」などと揶揄する声を聞いたことがないわけではありませんが、紙上で真剣に、それも明らかに「悪者」として総会屋や仕手グループと並列するとは、いかがなものでしょうか。

どうやら結論として、企業がため込んだ利益を長期株主でもない一時点の株主が持っていくのはよくない、ということなのでしょうが、別に村上ファンドだけが配当を持っていくわけではなく、その時点の株主であれば長期安定株主だろうがネットトレイダーであろうが、みんな平等に配当がもらえるわけです。

その利益還元策が嫌なら株主総会で議案に反対すればいいわけで、いくら村上さんが会社の応接室で経営陣に吼えたところで、一般的な形態の会社は株主総会で議案が通らなければ配当など利益処分はなされません。
村上ファンドの提案が真に合理性を欠いたもので、とうてい容認できないものであれば経営陣が妥協することはなく、村上氏が総会で株主提案として提出してくる案を株主全員に諮ればよいわけです。
ほんとのところ、大証の経営者の判断がどこにあったか分かりませんが、「株主総会を乗り切るため」に妥協したのだとすれば、とんでもない話です。
村上ファンドが大株主になって話題となった東京スタイルは、当初村上氏の提案を突っぱね、結果、村上提案が総会で否決されたと記憶しております。

コラム執筆者は、「一貫した配当政策を掲げ、村上ファンドなどに『絶好の機会』を与えないようにしたい」と締めくくっていますが、それは言い換えれば、村上ファンドに狙われる前にため込んだ利益はきちんとした政策に則って配当しておくべきだ、といっていることになると思うのですが、これはすなわち、「村上氏の要求していることには理がある」と認めているようなものです。
経営陣が自覚を持って配当政策・利益還元方針を定めることに異論はありませんが、物言わぬ株主に支えられて安穏としている無自覚な経営者に刺激を与える者を総会屋や仕手と比較して悪者扱いする姿勢には賛成できないところです。


しかしそれ以前に、「ため込んだ利益を配分」って言っても理屈上配当された分は株価が下がるわけで、保有する資産を現金化しているだけなのに、その時の株主が得をするっていう話にはいまいち納得できないんですよね・・・。
村上ファンドに買われてその企業に対する評価が見直されて株価が上がるのなら、長期株主にとってもむしろ利益になるはずだと思うのですがねえ・・・。
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2005年05月30日

神前結婚式、歴史は100年 -実は・・・-

テーマ:産業
けいざい楽校 -30日15面-

天皇家の長女、紀宮さまと東京都職員、黒田慶樹さんの結婚式が11月に帝国ホテルで開かれることが決まりました。
昔からの習慣と思われがちな日本の神前結婚式ですが、実は後の大正天皇の皇太子時代のご婚儀以来、約100年の歴史しかありません。それまで日本人の結婚式は新郎の家で近所総出で三々九度と宴会を行うものの神官の立会いはなく、結婚を神に誓い、会場も家と切り離す形は当時の日本人としてはまったく新しい考えでした。
都市部を中心に地域社会が消失し、神社に出かけて挙式し、披露宴は別の場所で行う形が定着、ブライダル産業はこのニーズに応えてはじまり、以後キリスト教式も取り入れて急成長します。
披露宴の演出方法も次々と登場し、ウェディングケーキ入刀で白い煙が噴出すドライアイスの演出は64年ごろホテルオークラ東京で導入、新郎新婦への花束贈呈は60年ごろ明治記念館が考案、キャンドルサービスは75年ごろ大手ろうそくメーカーが結婚式場に提案し、いずれも日本の結婚式に溶け込んでいます。
婚姻件数はピークから大きく減少していますが、ジミ婚、ハデ婚、レストラン・・・とアイデアは尽きることなく、11月の皇室の慶事も、ブライダル産業に新しい刺激を与えそうです。


はい、記者も神前結婚式は昔からのものだと思ってました。明治時代の皇室政策に端を発するとは、けっこう驚きです。
たしかに時代劇なんかの結婚式は神前式じゃなかったかもなあ、と言われてみれば思い出しますが、それでも皇室ははるか昔からなんちゃらの儀と呼ばれるような儀式をずっとやっていたものだと思ってしまいます。

そしてもっと驚いたのが披露宴の演出。
ドライアイスなんてベタなものは、ゴンドラとセットで玉○殿のオリジナルかと思ってましたが、意外や意外、ホテルオークラだったとは。それも40年も前に。
実は、「日劇ミュージックホール」の演出が参考だそうで、専用の噴煙装置の開発に約3年かかったそうですから、こんどオークラで披露宴のあるかたはケーキ入刀の際に新郎新婦だけでなく、噴煙装置にもご注目ください。
まあ、40年も前の機械が動いているとも思えませんが・・・。

また、明治記念館の花束贈呈はいいとして、キャンドルサービスがろうそく会社の陰謀だったとは知りませんでした。なんとなく輸入文化かと思ってましたが、チョコレート業界のバレンタインなんかと同じだったわけですね。
そうすると、ときどきシャボン玉がとんだりするのは石鹸会社の営業の成果・・・な訳ないですね。

思い返すと、記者もかなりの数の結婚式・披露宴に参列しましたが、そのほとんどが一般的なホテルでした。
記事の結びには結婚式のアイデアは尽きることがないとありますが、かなり浸透したイメージのあるレストランウェディングもごくわずかで、最近流行りというハウスウェディングはまだ経験したことがありません。
記者のまわり、意外と保守的なのでしょうかね。
それとも「流行り」といっても実はほんのごくわずかのものなのでしょうかね。

とはいえ、ハウスウェディングは業界の中では着実に成長しているようで、全国展開する先駆けのテイクアンドギヴ・ニーズや先日紹介したとおりアニヴェルセルなどを子会社で展開するアオキ、あるいは神奈川県の冠婚葬祭企業の平安レイサービスなど、参入している上場企業もいくつか見られます。
おそらくまだ当分は全国各地に増え続けると思いますが、でもこれがいずれ流行らなくなったときには、今の○▲殿のように、建物や設備は豪華だけどいったい誰がここで挙式してるんだ?という疑問の対象になるのでしょうか・・・。
(該当の方、すみません。記者のまわりにはいないもので・・・)

いずれにせよ、かように様々な時代を映すブライダル事業ですが、ところで披露宴の演出は最近変化はあるのでしょうか。
ケーキ入刀、キャンドルサービス、乾杯、祝辞、ビデオ・スライド上映、何度かのお色直し、そして余興。だいたいこのパターンだと思うのですが、今回、実はみなさまにお聞きしたいのが、余興です。
余興といえば、親族・友人の方の歌やダンス、演奏などのほか、よくみられるのが新郎友人による色物でしょう。

というと、勘のいい方はお気づきになられたかもしれません。
ええ、記者、今回友人の結婚式の余興を頼まれているのです。
記者、大学時代のサークル仲間の披露宴ではかなりの確率で余興を頼まれ、だいたいいつも同じ相手とコンビを組んで出し物を実施しているのですが、来月最後の土日に向け、現在ネタの思案中です。
そこでみなさん・・・


なんか面白いネタはないでしょうか?


参考までに、記者が直近2回どのようなことをやったかと申しますと、前回は「新郎版・トリビアの泉」をタモリのオープニング入りビデオまでつくって(マメな相方が撮影・編集)やりまして、これはかなりの評判でした。しかし、参列者に同じメンバーも多いので「またかよ」と思われるのは少しシャクです。
その前は「新婚さんいらっしゃい」を高さ2mのペアマッチのボードやハワイ旅行の地球儀まで製作してやりまして、このときも会場をひきつけたという感触はあったのですが、ただ今回の新郎は、そのときも新郎だったのでこれだけは絶対にタブーです。

なにか国民に広く知られて、ウケのよいテレビ番組はないでしょうか。
あるいはテレビ番組でなくても、こないだ披露宴でこんなのやってて面白かった!というパターンはありませんでしょうか?
 容赦なくパクらせて ありがたく参考にさせていただきます。

なにとぞみなさま、ご協力のほどお願い申し上げます。


ははーん、さてはお前、余興のネタに困ってこの記事を選んだんだろ?という方・・・

そう受け取っていただいて大きな間違いはありません・・・。
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2005年05月29日

今日の愛ルケ(#202-204)

テーマ:連載小説

この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。


短夜 二十七

最愛の冬香のいない暇な連休、どう過ごそうかと考えながら、菊治は親しい友人がほとんどいないことに気がつく。中瀬や、大学の講師仲間の森下とも親しいが、深い話をしたり旅行をしたりはしない。
親しい友達がいないのは、三十半ばでサラリーマンを辞め、一匹狼の作家になったからかもしれないが、それは覚悟の上で不満はない。五十を超えたら当然みな一人、親しく際き合うのは家族しかないが、妻と別居している以上、孤独なのは仕方がない。かわりに自由であり、そのほうがいい。
ではこの休みをどう過ごすか。やるべきことは無数にある。「虚無と熱情」を早く仕上げなければならないし、大学の講義の中世日本文学についても調べて考察もまとめたい。四十代に始めて進歩がないゴルフもしたいし、映画や演劇も見たい
それでも暇をもてあそんでいるのはやる気がないからだが、これでいいのかと自らを省みながら、この半年は常に冬香に没頭してきたということを確認する。
怠けるのでなく全身で愛に熱中していた、というのは、他人には理由にならなくても、菊治にとっては立派な理由である


#この回はいくつか確認事項だけです。

・新しい名前、講師仲間の「森下」さん登場
名前は出てまいりましたが、今後、人物として登場するかどうかは不明です。

・やはり友達は少ない。深い話をできる友人はいない
脱サラしたから、なんて言い訳していますが、三十半ばまでにまともな友人関係を築けなかった人間ですから、別にサラリーマンをやってても変らなかったかもしれませんね。
むしろ、会社に残っていたら菊治は同期なのに中瀬の部下、飲み友達(しかも奢ってくれる)すらいなくなっていたことでしょう。

・妻とはやはり離婚していない
いやー、これは驚きました。
以前の「妻と別れる前・・・」とか、「すでに妻とは別れ・・・家庭の問題もない」などという記述を読む限り、いつのまにか離婚していたとしか思えなかったのですが、やはり「妻の意向で籍を抜いていない」という状態に変りはないようです。
まあ、「別れる」という言葉の使い方について真剣に論じても仕方ないでしょう。籍を抜いていない妻がいるのに冬香と落ちるところまで落ちて「家庭の問題」がないのかどうかはさておいて、「別れる」とはあくまで「別居する」ということだった、そう納得しておくしかなさそうです。

・一応、「キョムネツ」を書く気はある
先日の150枚から先、どこまで進んだでしょうか。
でも、早く仕上げなければならないなんて、誰が出版してくれるとも分からない原稿、別に急がなくてもいいからちょっとでもましなものにしたほうがいいですね。
メールや会話のボキャブラリーを見る限り、菊治の表現力はかなりヤバイものですから・・・。

・ゴルフや映画鑑賞・観劇もする
とってつけたような趣味ですが、これといって趣味がないということを印象付ける狙いでしょうか。
どうせこの先、話としてでてくることもないでしょう。

・大学では中世の日本文学を教えている
何が専門か分かりませんが、せっかくですので中世文学の代表選手、「徒然草」の序章を思い出してみましょう。

「つれづれなるまゝに日くらし硯にむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくればあやしうこそものぐるほしけれ」

現代風に意訳してみます。

「悶々としながら一日中原稿用紙に向かって思い浮かぶことをなんでも適当に書いていたら、なんだかとっても変な気持になってしまった」

おおっ。
これって、キョムネツを書くときの菊治じゃないの?
なるほど、キョムネツって、原稿用紙数百枚の「小説」かと思ったら、とりあえず思いついたことを書きつけている「随筆」かもしれませんね。自分の性に関する体験や知識、信条などをつらつらと脈絡もなく書きつける・・・。

あ、あれ??
それってどっかで見たような・・・。


結局、「連休、無趣味で友人もなく、本当は暇ではないが、菊治は暇を持て余しているが、それは冬香に没頭しているから」と開き直っただけの今回でした。
今考えれば今回なんてあらすじは不要で、この要点にさっきの箇条書きを加えればよかったと思うわけですが、記者も「そこはかとなく書きつけて」いるので仕方ありません。
「物狂おしく」ならないように気をつけます・・・。


短夜 二十八

というわけで、あらすじも文章にまとめることなく、だらだらと書きつけていくことにします。

連休でなんとなくのんびりして、ビール飲む。
もったいないが出かける気はせず、陽を浴びて椅子に凭れていたい。
目を閉じると冬香が浮かぶ。
今ごろ子供たちと高槻で祥子たちと再会か。
そういえば祥子が優しくてハンサムだという夫は一緒か。
いや、冬香が嫌がっていたのにそれはないだろう。
もしかして祥子は夫に好意を?
まさかそんなことはあるまい。
そう思ってまたビールを飲む。
それより冬香と夫のほうだ。
睡眠薬で眠らせたとき、たしかに関係したのか?
冬香は「されたかも」といったが、やはり犯されたのか
明るい中、全裸の妻と交わるシーンは異様に淫らで妖しいが、意識のない妻で満足できるのか。
それに、最近感じやすくなった冬香になにか変化を感じなかったか。
冬香は夫の愛撫に反応して秘所が潤ったりしなかったか。
夫がそれを知って不審に思ったら怖い。


#菊治、ビール片手に随想中です。

夫は一緒なのか、いやそれはないだろう。

聞けよ、気になるなら。
セックス以外のことは聞かないのかよ。
真逆だよ、それは。

もしかして、祥子は冬香の夫に好意を?
まさかそんなことはない。


どうなんでしょうねえ。
夫-祥子もできてるんじゃねえか、それで祥子は以前菊治を探りにきた、そのほうが面白い、なんて意見をコメント欄でもいただいたこともあったと思いますが、今となっては祥子の好意はともかく、「暴虐」という設定の冬香の夫とできてることはないでしょう。

冬香はやはり犯されたのか。

まだ言ってます、菊治。
冬香は「何度も何度も洗ったから大丈夫」と、実質やられちゃった宣言しちゃってるんですけどねえ。
しかし、そんな風に犯されたことを心配しつつ・・・

明るい光の下、全裸の妻と交わるシーンは、異様に淫らで妖しいが・・・

あーあ。
また思い出して興奮しちゃって・・・。
ていうかさ・・・

明るいところでするのがそんなに珍しいか?

そんな大騒ぎすることでもないでしょうにねえ。
まさか明るい場所でしたことがないなんてことはないでしょうにねえ。
よっぽど冬香の裸体を白日の下で愛でたいのでしょうかねえ。

鋭敏になった冬香が夫の接触に反応して秘所が潤い、それを夫が不審に・・・

あら?
これはどこかで見たような話・・・。
それはともかく、いま心配すべきは冬香が感じて夫が不審に思ったかどうかとかよりも、こないだ持って帰った大きな洗濯物が見つかることのほうじゃないのですかねえ・・・。


と、まあひととおり見てきましたが、力を入れて突っ込む回でもありませんので、大きなフォントも太字も使うことなく終わりにします。

あ、暇ならビールなんか飲んでないでキョムネツの続きを書けよ、というお声もあるかもしれませんが、別に誰も完成を楽しみにしていませんので、いいでしょう。
GW、菊治もどうぞのんびり過ごしてください。
エログロシーンのない回が続くうちに読者も骨休め、ある意味連休といえそうです・・・。


短夜 二十九

冬香の鍵
(やす)みは、一声かけて鍵かけて
挿画:小松久子


いきなりなんのことだか分かりませんが、とりあえず、とにかく、読者にとっての連休はまだまだ続きます。
しかし連休にはイベントがつきものなわけで・・・


眠ったままの冬香の秘所が濡れ、反応していたとしても浮気とは気づかれないと思う。ただ、逢う度に冬香の躰に接吻の痕を残そうと思ったこともあり、実際に乳房に軽く残したこともあるが、その直後だったら大変だった。
夫と住んでいる冬香は十分気をつけなくてはならないと自分にいいきかせるが、しかしいずれ知られるような気もする。
そのとき冬香はどう向き合い、自分はどうするべきか。考えると息苦しいが、不確かな先のことを考えても仕方がない。
そこへ計ったようにメールの着信音が鳴る。見ると冬香からで、いま祥子のところにおり、子供たちが出かけたのでメールしているという。


#ここまで前半戦です。
何度もいいますが、ばれるのがそんなに心配ならシーツなんて持って帰らせるなよ、と思うのですが、そんなことはもうお忘れのようです。

さあ、そして、久々にきました。
馬鹿メール交換です。
以下、子供がみんな出かけたあいだにメールを打っている、という冬香のメールの続きです。
それでは読者向けののGWイベント、たっぷりとお楽しみいただきましょう。


「・・・離れれば離れるほど、あなたのことが強く思い出されるのです。あと三日ですね。早く日が経つよう祈っています
短い文の途中と最後に、絵文字の笑顔とハートマーク
菊治はすぐに返す。
「帰ってくるの、待っている。離れていると不安になって、つまらぬことばかり考えてしまうのです。今度逢うときは、あれも終っているでしょう。待たせた罰にあそこに長い長い接吻を、もう許してといっても、許しません」
そのあとに唇とハートマークを添える。
まもなく返ってくる。
わたしのいないあいだ、お利巧さんにしていて下さいね。帰ったら、きちんと調べますよ」
これだけ好きになったいま、浮気なぞしないと苦笑して返事を打つ。
「君も、きちんとあそこに鍵をかけて、誰にも触れさせないでね」


#いかがでしたでしょうか。
もう、余りにも突っ込みどころが多すぎて、どうしたらいいのか分かりません。
「あれが終ってる」だの、「あそこに接吻」だの、「お利巧さんにしていて」だの、「あそこに鍵をかけて」だの、そうですね、もう、記者がイチイチ突っ込む野暮は避けて、画面にでも紙面にでも突っ込むなり笑うなりコメント書き込むなり読者の皆さんにお任せします。


で、そのへんは置いておくとして、とりあえず記者が言っておこうと思うのは、いくらカップルのメールとはいえ・・・


お前ら、言葉づかいおかしいぞ!!


なんでいつも「なのです」口調の冬香がメールになると「お利巧さんにしていて下さいね」なんて急に親しげになってんだ?
しゃべりは口語でもメールは文語ってのが普通だけど、お前逆じゃねえかよ。

とはいっても菊治、お前の文語は行き過ぎだぞ。


「帰ッテクルノ、待ッテイル。」


って、電報かよ!!

いや、「アソコニナガイナガイセップンヲ・・・」なんて電報はねえとは思うけどさ・・・。


それともうひとつ、冬香!

「いま、祥子さんのところです。子供たちがみんな出かけて、そのあいだにメールを打っています。(笑顔)離れれば離れるほど、あなたのことが強く思い出されるのです。あと三日ですね。早く日が経つよう祈っています(はあと)」
(原文、記号挿入は記者推定)

そしてその短い文の途中と最後に笑顔とハートの絵文字っていうけど・・・


長えーよ!!


十分長えよ!!

記者、特にメル友もおらず、出会い系にも手を出していないため、たしかにメール打ちはそれほど早くありませんし、テキストを見ながらそれと同じ変換をするという手間はありましたが、4分18秒もかかりましたよ。(ドコモSO505i使用)
友達もいない、おっとりのんびりの冬香が3分を切れるとは思えません。

年上の友達のうちに来て二人になったとたんに数分かけてメールを打つ女、そして返事が来るたびさらにせっせと返す女・・・


どこが控えめで人に気を遣う女やねん!


ていうか、一緒にいるのは祥子やぞ・・・。
二人の関係を疑ってる祥子やぞ・・・。
そうでなくても冬香みたいな友達もいなさそうな女がメールをピコピコやってたら気になりそうなもんやのに・・・


お前ら、祥子にわざわざばらしたいんか?


祥子に「だあれ?」とか聞かれて、冬香はまた笑ってごまかすんか?
通じひんぞ、そんなもん・・・。

ていうか菊治、お前たった今さっき冬香はくれぐれも気をつけなきゃならんとか言ったばかりじゃねえかよ・・・。
さっそく忘れたのかよ・・・。
鳥頭にもほどがあるよ・・・。

ほんと、二人ともどうしようもねえなあ。
どっちもどうしようもないけど、そうだな・・・

とりあえず、冬香!

お前、あそこに鍵かけなくていいからさ・・・
夫や祥子もケアしてさ・・・



ケータイには鍵かけロックしておけ!!


※記者のメール打ちがトロいと馬鹿にしてはいけません。メールはPCでやるんですっ!
※挿画、自信はないのですが、おそらく「鍵」のイメージじゃないかと・・・。
 
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2005年05月27日

今日の愛ルケ(#201)

テーマ:連載小説

この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。


短夜 二十六

驚きました。
二人にはいろいろ驚かされてきましたが、その中でも今回はかなりのものです。
ということで、今日は前から見ていきましょう。

============================
菊治は、タオルを冬香の股間に残して起き上がる。瞬間すがりついてくる冬香に「まだ、休んでいなさい」といって先にバスルームに行く
============================

菊治・・・

なにを勘違いしたか知らんけど・・・

タオルを冬香の股間にあてがうぐらいなら・・・


休ませてないで、先にシャワー浴びさせてやれよ!!


それとも勘違いしたのは記者のほうで・・・


冬香はまだおねだりしようとしたのでしょうか!?


いや、単にもう少し一緒に余韻に浸っていたかったものと思いますが・・・

菊治もたぶん分かっていたと思うのですが・・・

それでも、そんなに急いでバスルームへ行って・・・


============================
局所を中心にシャワーを浴びる
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なんでそんなに慌ててるんだよ!
いいじゃねえかよ、そんなに急がなくても!
冬香から抜くなりタオルで拭いたんだからよ!


============================
少し汚れているがとくに気にならず、むしろ赤いしるしが流れるのが惜しい気もする。
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めちゃめちゃ気になってるじゃねえかよ!

ものすげえ念入りだよ。
抜くなり拭いて、なおかつ洗って・・・
ぜんぜん惜しくなさそうだよ。
むしろ、これでもかっつうくらい嫌がってるよ。
惜しいっつーんなら普段浴びないシャワーなんて浴びてんじゃねえよ。

それと、菊治、言っておくけどよ、
念入りに洗って血の汚れは落ちたとしてもよ・・・

てめえの◎●○に染み付いた(けが)れまでは落ちねえからな。


============================
躰を拭いてベッドルームに戻ると冬香がシーツを取り除いている。ごめんなさい、汚してしまってというが、それはかまわない。どこが汚れたかと見ようとすると冬香がさえぎる。
「あのう、バスタオルと、シーツを持ち帰っていいですか。洗濯したいので・・・」
============================


は、 は、 はぁ~??

な、な、なにいってるんですかぁ???


冬香、あんたそれ、気遣いのつもり??
それ、個人的にかなりキモイんですけど・・・。
洗って持ってくるって、出先で借りたハンカチとかじゃないんですよ・・・。

気を使うんならさあ、とりあえず洗面所か風呂場でちゃっちゃと洗ってさあ、それで落ちなきゃ、きれいに落ちないんで今度新しいの買ってきます、とか、そういうほうが正解じゃないの?

だいたい、人妻がシーツとかタオルとかかさばるものを持ち帰って洗濯するって、なんでそんなヤバイ橋を渡るのよ。
それに明日あたりから高槻に行くんでしょ。
いったいいつ洗濯するのよ。
今日帰って大急ぎで?
子供もいるのに見たことのないシーツとタオルを洗って干すの??
夫が帰ってくるまでに乾かなかったらどうすんのよ・・・。

いやー、さすがにこれはとめろよ、菊治。
そもそもお前がワガママ言ったから汚れたんだからな。
まさか、汚れていいのはお前の◎●○だけなんてつもりじゃなかったんだろうな?
生理中に無理やりやっちゃって、汚れたタオルとシーツを持って帰らせるって、それはかなり非道だぞ・・・。


============================
こちらでできるから大丈夫というが、冬香は、「じゃあ、タオルだけ洗って、シーツは持ち帰りますから、替りがありますか?」ときく。
============================

だから冬香さあ・・・
シーツもいっしょに洗えよ・・・。
別にシーツ一面真っ赤っかとかじゃないだろうよ・・・。
とりあえず汚れたところだけ洗ってさ・・・。
菊治んちにも干すとこくらいあんだろうよ・・・。


============================
クローゼットからシーツを出すと、冬香が待っていてくれという。寝室から出ていって欲しいようなので、キッチンの冷蔵庫からウーロン茶を出して書斎の椅子に座る。
============================

なんだか「鶴の恩返し」みたいだなあ・・・。
冬香、中で変身してんじゃないの?

まあ、血のついたシーツを見せたくないのは分からいでもないけどさあ・・・
部屋から出てけってほど嫌なら最初からさせなきゃいいじゃないの・・・。


============================
冬香は明日から子供たちと関西に行くはずだが、祥子たちと会ってなにを話すのか、夫は一緒なのかと考えながら目を閉じる。
============================

考えごとするのはいいんだけどさあ・・・
ところでさあ・・・
菊治さあ・・・

あんた、いま、どんな格好してんの?

本編ではさ、シャワー浴びて出てきて、「タオルで躰を拭き、ベッドルームに戻」ったってあるだけなんだけどさ・・・
ということはさ・・・


また、フ●チンですか?


それとも、タオルくらい巻いてるのでしょうか・・・。


============================
冬香がドアをノックして入ってくる。
タオルは洗ってシーツも取り替えて、汚れたのは今度持ってくるという。シーツを入れた紙袋を手に持ち、帰り支度はすでに終えている。
今度は六日だねと確認する菊治、いまは冬香と逢う以外の予定はとくにない。
=============以上=============


お、お、おい、冬香・・・。

もう帰り支度を終えたって・・・

やっぱり・・・


の三種混合はお持ち帰りですか!?


そしてどこで調達したのか紙袋を手にして・・・


ご一緒にシーツもお持ち帰りですか!!??


おいおいおい、ファーストフードのコンボじゃないんだよ!
なんちゅうセットを持ち帰ろうってんだよ。

だいたい、お前、電車に乗って帰るんだろ・・・
無理だよ、無理、だって法律があるんだよ。
JRでも小田急でもどこでも、鉄道の車内には・・・


危険物の持ち込みはお断りしております。


いやほんと、それはある意味危険物だろ!

菊治が何日か寝て、そんで冬香と交わって・・・
くっきりあとがついてんのは血だけだけど・・・

血だけじゃねえだろうが、そこについてんのはよ!
菊治の汗、菊治の脂、冬香の汗、菊汁、冬汁、冬血・・・

やっぱ危険物だよ!!

まわりの乗客のこと考えろよ。
ぜってー嫌だよ、となりのオバハンが持ってる紙袋の中身がそんなシーツだなんて。
それにシーツの入ってるのは紙袋だぜ。
ビニールに入れて密封してないんだぜ。
あ、まさか紙袋って手提げ式のショッピングバッグとかじゃねえだろうな。
上からちらりと見える中身が血のついたシーツって、それじゃあさあ・・・
危険物とかじゃなくて、この女さ・・・


危険ですよ!!


人目を気にするような素振り、
だるそうな目、
体からも持ち物からも漂う血の匂い、
見れば紙袋には血痕のあるシーツ・・・


殺ってます!!

こいつ、

絶対殺ってますよ!!


・・・しかし血の匂いはするとはいえ、体から漂うのは死臭ではなく、菊治の加齢臭そして菊汁臭・・・

こ、こいつ・・・殺ったというより・・・やっぱり・・・


やられちゃってます!!


・・・冬香さあ、百歩譲ってもうシーツのことはいいよ。
でもさぁ、タオル洗うんだったらさぁ、ついでにさぁ・・・
やっぱり今日ぐらいシャワー浴びなよ・・・。

記者、前話での賭けに勝ったけど、ちっとも爽やかな気分になれないよ。


それとさ・・・

あんた、タオルを洗って寝室から書斎に入ってきたみたいだけどさ・・・


寝室は書斎の奥にあるはずなんですけど!?


今さら菊治宅の間取りを蒸し返すのもどうだけど、どうやって書斎を通らずに洗面所だか風呂場だかに行ってタオル洗ってきたのよ。
まさか、玄関入ってキッチンがあってリビング・応接兼書斎があって、その奥に寝室があって、さらにその奥に洗面所とバスルーム?
いや、それはないでしょ、ふつう。


いやもう、この回はあちこち突っ込みどころがあって、どこから突っ込んでどういじってよいのやら・・・。
参りました。
疲れました。

とりあえず菊治はこの連休、冬香以外に予定がないみたいですから、3日間ゆっくりキョムネツの執筆に取り組んでいただきたいところです。
でも次話またいきなり、6日の冬香がパックリやっちゃってたらどうしましょう・・・。

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2005年05月27日

今日の愛ルケ(#200)

テーマ:連載小説

この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。


短夜 二十五

生理中に関係してはいけないと思い込んでいる女性もいるが、汚れて羞かしかったり、それで男がしらけるならまずいが、二人が納得してれば問題はない。なかには、医学的にいけない、と思い込んでいる人もいるようだが、そんなことはなさそうである。むしろ絶対に妊娠しない点では安全ともいえる。
気にしないで」と安心させ、「思いきりよくなって」と菊治は囁くが、こんな状態で許してくれたことに感動し、血まみれに愛し合っていることでさらに興奮する。もはやこのまま駆けるほかなく、それが完全な愛の充足であり、まわりも汚さない。
冬香も躰のことを忘れて悶えだす。排卵日や生理の前などに興奮する女性もいるようだが、冬香はどうか。いつも容易に燃えるから関係ないのか。
今も激しく駆けだし、「許して・・・」の声とともに昇り詰め、そして菊治も果てる。
しばらくなかにとどまって冬香の血と交じり合った余韻に浸り頃合いをみてそっと引くと冬香は名残惜しげに「あん・・・」と声を漏らす。菊治は躰を戻し、自分のものに用意していたタオルを当て、そして冬香を抱き寄せ、よかった?ときく。
はいと答える冬香はまだ昇り詰めたままで、生理のことは忘れているようである。


#えー、記者、正直に申しまして、今回は非常に困っております。
女性の生理を公の場で話題にするのは男性にとって非常に気を遣うものでありますが、それを笑いのネタにしようなんてことになるとこれはもう捨て身の業、いや、身は捨ててもただの犬死となる可能性が大なのであります。
ましてや、そもそもの素材がすでに不愉快だという感想が殺到しているものとなると、これはもう・・・。

しかしかといって真剣に論じようと思っても、経験すらしたことが無いのに「生理が女性の心身に与える影響」などを語るのは愚かですし、また、疑問大ありの「医学的見地から見た生理中のセックス論」についても、記者、残念ながら科学的に反論できる知識を持ち合わせているわけではありません。

そんなわけで、一見突っ込みどころ満載のこの回の菊治の脳内演説、逃げるようにスルーさせていただくことをお許しください。


そんな中で、あえて一点つつくとしたら・・・


それがまわりを汚さない方法でもある


いや、汚すのが嫌なら今すぐ風呂場へ駆け込めよ!!

・・・ていうか、すでにかなり読者の目は汚しちゃってますけどね。
あと、気分もね。
もう、精神汚染はじまってますよ。ATフィール・・・
あ、それは前に使いましたね、やめましょうね。


えーと、ついでにもう一点くらいつついておきますと・・・


最近の冬香はどんなときでも容易に燃えるから・・・


菊治、あんたは昔からどんなときでも容易に萌えてますから!

燃える冬香に萌えっぱなしですから!

一人で萌えて一人で散っちゃってますから!


・・・その菊治、今日は血まみれに萌えて燃えちゃっていたわけで、お前ブッチャーかよ、と突っ込んでしまいそうな記者ですが、お分かりになるでしょうか。
それはともかく、燃えつきた菊治、血と交じり合ってフィニッシュした束の間の余韻を楽しむ(すみません、書いていてキモイのですが、これが菊治なので仕方ありません)と、一気に現実に戻ります。


菊治はゆっくりと躰を戻し、自分のものに用意していたタオルを当て、それから改めて冬香を抱き寄せる。(原文)


お前、さっき・・・


「平気さ、君ので汚れるのなら、いくら汚れてもいい」


って爽やかにいってたじゃねえかよ!!

それを抜いた瞬間にふきふきしやがって!!

それじゃめちゃめちゃ汚れを嫌がってるじゃねえかよう・・・。

もっとも、そのままふらふら歩き回られても嫌だけどよう・・・。

だから拭くのはいいけどよう・・・

お前よう・・・


冬香はほったらかしかよ!


自分だけ処理してるけど、冬香のほうはの三種混合、そりゃもうたいへんなことになってるんだぞ!!
どうすんだよ、菊治ぃ・・・。

ていうか・・・


どうすんだよ、冬香!!


もしかして、あんた、きょうもそのまま・・・

ていうか、きょうはフタして・・・


やっぱり、お持ち帰りなんですか!?


うひゃーっ!
ぅおえーっ!!
キモイっすよ!!
これはマジでキモイっすよ。
JRも小田急も乗車拒否すべきです。
もちろんタクシーなんかもってのほかです。
その座席に次の人が座ることを考えてくださいよ。


・・・いや、冬香がシャワーを浴びなければのことですけどね。
更新遅れてますが、記者もまだ先を読んでいませんのでね。
先の回で冬香がシャワーを浴びていたら、記者、謝ります。

そうですね、お詫びに冬香さんにスイカとパスネットを差し上げます・・・。

では、不安と期待を抱きつつ、次回へ進みましょう。


・・・って、更新はいつだよ!!

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2005年05月27日

ネクタイ神話への挑戦 -暑い?涼しい?-

テーマ:春秋・社説

春秋 -1面-

アイビーの石津謙介さんはオフィスウェアを日本の蒸し暑さから解放しようと腐心した。61年に登場し、売れに売れた半袖ホンコンシャツはこの人のアイデアという。
▼人気になったのは「ネクタイを締めても様になる」からだが、若者ファッションの教祖も職場におおけるネクタイの呪縛には抗えなかったのだろう。79年には大平首相自ら半袖背広にネクタイの「省エネルック」をPRしたが、デザインのせいかモデルのせいか、こちらはさっぱり売れなかった。
▼「スーツの神話」(中野香織著)によると、歴史的に男性の首もとの通気性はよくなかったというが、実用性を失った今も、首に下がる細布をパスポートと見なしがちだ。
▼その「神話」にこの夏国会・官庁が本気で挑む。地球温暖化対策のため議員は6月以降本会議以外ノーネクタイ、ノー上着も可。文字通り胸襟を開いて、実りある議論も、ぜひ。


先日亡くなった石津さんからはじまって、ホンコンシャツ、省エネルック、温暖化対策をネクタイで結ぶ。
最後はノータイあるいは開襟シャツから「胸襟を開いて実のある議論を」と締められれば、いつもは「訳分からん」とけなすことの多い「春秋」も、ここは持ち上げないわけにはいきません。
お見事です。時事コラムのお手本のように思います。

さて、記者は以前夏季のビジネス服について、温暖化ガス関連の記事 の中でカジュアル化推進を訴えましたが、春秋によると環境省のみならずどうやら国会や他の官庁でもノーネクタイ・ノー上着運動が実施されるということです。
いやあ、何年か前に首相官邸にメールを送った甲斐があったというものです。(因果関係があると信じるのは記者の自由ですっ)

こうして官公庁が実施となると、あとは民間への浸透ですね。
政府にはぜひとも民間企業が導入しやすいように積極的にPRしていただきたいものですが、春秋にも「選良が流行をつくる時代ではない」とあったとおり、間違ってもモデルとして首相を前面に押し出すような真似はやめていただきたいところです。
首相の役割は財界方面に働きかけていただくくらいにとどめ、モデルはキムタクでも坂口憲二にでも任せて、ついでにタイアップドラマの1本でも流せばいいでしょう。

ちなみに記者の会社では今のところ実施される気配はありませんが、イメージが第一の金融業界、ここはひとつお客様に大々的にアピールするために社員全員にアロハシャツくらい支給して欲しいものです。

いやまあ、実際問題、どこぞの市役所でもない限り「夏服支給」などはとうてい無理でしょうが、しかしそうなると私服の乏しい世のお父さん方、いったいどうするでしょうか。
スーツと違って毎日同じというわけにもいかず、夏季カジュアル化が進むにつれて相当の衣料品需要が見込めると思うのですが、ではどこへ買いに行くでしょうか。

伊勢丹?三越?高島屋?
ビームス?シップス?ユナイテッドアローズ?
いやいやそれとも、近所のアオキか青山?

いずれにしても、売り上げの底上げ間違いなし、「ノーネクタイ関連」で、今年の夏は紳士衣料品株が熱いぞー!

・・・と、株人らしく意気込んでみましたが、どのくらいの労働者に夏季ノータイが導入されるか分からない上、どうやら今年は昨年の記録的猛暑から程遠い普通の夏になりそうで、その反動で衣料品株も意外に涼しい動きとなるかもしれません・・・。



※この記事はなんらの投資行動を推奨するものでもありません。

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2005年05月26日

今日の愛ルケ(#199)

テーマ:連載小説

この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。


短夜 二十四

まさに男の桃源郷といえる心地よさに、菊治は自分でも呆れるほど声をあげ辛うじて「やめて」と訴える冬香の口を汚すのはなんとしても避けねばならない
しかし冬香の愛撫はますます激しい。この前覚えたはずなのに巧みすぎる
菊治が声をあげてうろたえるとさらに舌が絡みついてくるが、冬香はいまや奉仕ではなく加虐を楽しんでいるのかもしれない。
限界の菊治は「もう、離して・・・」と叫んで冬香をおしやり燃え漲った股間をおさえ「欲しい、お願いだから・・・」哀願するが、冬香は、汚れてしまいますと困ったようにつぶやく
「平気さ、君ので汚れるのなら、いくら汚れてもいい」
ここまできたら、いっそ冬香のなかで血まみれになりたい。

かまわないから、と何度も懇願すると、冬香がショーツを脱いで受け入れる。
「温ったかい・・・」
生理かもしれないが、冬香も燃えていたようである血か愛液か、両者が混じり合った温もりのなかで、菊治のものが暴れだす。
すごくいい・・・」「わたしもです・・・
ともに生理のことを忘れて走り出す


#やっちゃいました・・・。

初心者ながら巧みすぎる冬香に・・・

辛抱たまらんという菊治・・・

拝みたおしてやっちゃいました・・・。

冬香のお口を汚すと思いきや・・・

桃源郷より「安住の場所」・・・

拝みたおしてやっちゃいました・・・。

血まみれだって、平気さ・・・

君のだったらかまわない・・・

むしろその血にまみれたい・・・

拝みたおしてやっちゃいました


そういえば菊治、昔、言ってたことがあります。


いつものことだが、女性を裸にするときはお願いするよりない。その先に美しい果実があるかぎり、いかに平身低頭しても、過ぎるということはない


いや、今日の果実はあまり美しくはありませんけどね・・・。

でも・・・

股間をおさえながら「お願いだから・・・」と哀願するオッサンの姿は・・・


もっと美しくありませんよ。

はっきりいって見苦しいです。

ていうか、醜いです。

まあ、見ようによっちゃ、醜いっていうより滑稽かもしれませんけど。



それより、「冬香の口を汚すことになることだけは避けなければならない」というそもそもの趣旨はどこへ行っちゃったのでしょうか。
いつの間にか単にやりたいだけになっちゃってますよ。
口を汚すのを避けて果てたきゃ、さっきと同様フ●チンでバスルームにでも駆け込んで一人で散れば誰の迷惑にもならなくてよかったのですけどねえ。

そうはいっても菊治が股間を押さえて駆け出すわけはなく、55歳のおっさんの滑稽な哀願姿に押されたのか、冬香はオッケーしちゃいました。
自分もかなり燃えちゃっていたみたいですが・・・
そのおかげで・・・

とうとう愛ルケ史上最悪のグロシーンが誕生してしまいました。

今回は回避されたお口を汚すシーンよりも、結果的にむしろグロくなったといえるでしょう。
いや、別に記者、女性の生理を嫌悪したり、不浄だ穢れだなどというつもりは毛頭ありませんよ、だけど正直なところ、この作品の物理的な描写の中でこれほどおえっとなったシーンは初めてです。
2回も見たくない方のために色を薄めに設定しておきます。


「血か愛液か、両者が混じり合った温もりのなかで、菊治のものが暴れだす」


リアルです。
描写はたしかにリアルですが、
そんなリアルは朝から一般家庭には要りません

はっきり言いましょう。
この瞬間、暴れだしたのは菊治のものではなく・・・


渡辺先生、あなたです。


ラストで二人は生理のことを忘れて走りだしたといいますが・・・


先生、走りっぱなしです。


基本的に迷走、

ときどき暴走、

そして、

思いっきり時代に逆走です・・・。

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2005年05月26日

「AOKI」に社名変更へ -どこ見てんのよぉ!-

テーマ:企業・財務・投資

アオキインターナショナル -15面-

アオキインターナショナルは来年4月に社名を「AOKIホールディングス」に変更すると発表しました。グループの総合力を高める狙いです。

アオキインターナショナル。
ご存知「メンズプラザアオキ」を運営する会社ですが、はたして「インターナショナル」と銘打つほどインターナショナルな事業を行う会社かどうかは定かでありません。

そのアオキ、近年は非衣料事業にもM&Aを活用しながら積極的に取り組んでおり、アオキ本体でリラックスコンビニ「快活CLUB」(要はマンガ以外にいろいろ遊べるマンガ喫茶。ジャスダック上場連結子会社ヴァリックへ譲渡予定)を営むほか、ヴァリックではカラオケルーム「コートダジュール」を展開、同じく連結子会社ラヴィス(非上場)では「パルティーレ東京ベイウエディングビレッジ&スクエア」や「アニヴェルセル表参道」などブライダル事業も展開しております。

パルティーレ へぇ~、あのアオキがブライダルをねえ~。
じゃあ、新郎のタキシードやフロックコートも替えズボンがついてイチキュッパかぁ?安いのはいいけど婚礼衣装に替えズボンはいらねえぞぉ、などと侮ってはいけません。(注:もちろんそのような事実はないと思われます)
ウェブサイトを見た限りですが、最近流行りのハウスウェディング仕様のようで、施設もなかなか立派です。(写真はパルティーレ東京ベイウエディングビレッジ&スクエアのチャペル、クリックでヴァリス社サイトへ)


そのアオキインターナショナルが社名を「AOKIホールディングス」に変えるわけですが、「アオキ」を「AOKI」に変えるには訳があるそうです。

A は、「大きな志」AmbitionのA
O は、「組織」OrganizationのO
K は、「知識、能力」KnowledgeのK
I は、「革新」InnovationのI
(東証発表資料より)

はあ、なるほど。
こじつけムード満点なのはよしとしましょう。
とにかくそういう企業イメージを追求しながら、持ち株会社化でグループ構造を一新して複数の事業を展開していくのだろうと思ったのですが、日経記事によりますと・・・


純粋持ち株会社制への移行は予定していない。


じゃ、じゃあなぜわざわざ「ホールディングス」に?

紛らわしいなあ、もう・・・
最近、社名に「ホールディングス」とか「ホールディング・カンパニー」とかつけるのが流行りですけど、あれは「~ネット」とか「デジタル~」みたいなイメージで社名変更やってるんじゃなくて、たいがい純粋持ち株会社制に移行してるんですから・・・。

もちろん、発表資料の中の、

「ホールディングスは、今後も事業持株会社として企業グループの中核に位置し、グループ全体で顧客満足の創造と追求を目指していく企業姿勢を表しております」

という説明も分かるのですが、なんだか「インターナショナル」と同じ匂いがするぞぉと思うのは、うがち過ぎというものでしょうか・・・。

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2005年05月23日

今日の愛ルケ(#198)

テーマ:連載小説

この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。


短夜 二十三

ゴールデンウィークは大学の授業はほとんど休みだが、週刊誌は臨時増刊のために休み前に忙しくなる。冬香と別れて翌日から連日ほぼ徹夜で三十日に校了となり、翌日寝て過ごすと、二日に冬香が現れる。
ゴールデン・ウィークの中日で休んでいる人も多いだろうが、時間のない二人は暢んびりしていられない菊治が早々にベッドに誘うが、冬香が申し訳なさそうに言う。
「ごめんなさい、昨日から、あれが始って、今日は一緒に休むだけでいいですか」

これまでも終わりかけのときがあったが、それより激しいのか。しかし、ただ抱いているだけでは辛すぎる
「これなら大丈夫さ」と菊治は大きなタオルをベッドに敷く。
冬香は戸惑うが、菊治はどうしても結ばれたい
「それじゃ、あれをさせてください」
「あれ・・・」
とつぶやいて、口に含むことだと気づく。
「それで、我慢して・・・」
嬉しいが、それでますます欲しくなるかもしれない。迷ううちに、冬香は早くも躰を沈め、菊治の股間に顔を近づける。
またしてくれると思うだけで逞しくなった菊治のものに冬香の手が触れ、そっと握り、そして先端に熱い吐息がふりかかる
「あっ・・・」と呻くとともに、菊治は目を閉じて甘い夢の世界に迷い込む


# ・・・。

なんとまあ、早いというか、効率的というか・・・。

冬香は前話のラストで千駄ヶ谷駅の駅舎の中に去っていったのですよ・・・。

それが今話、さっそく菊治にパックンチョですか・・・。

かつてポルノ以外の作品にこのようなヒロインが存在したでしょうか。
AV女優もびっくり、いやいや、及川奈央ちゃんだってもう少しもったいつけますよ。
フェードアウトして場面転換したらもう咥えてる、こりゃあ企画物AVのペースです。

菊治のため、そしてオヤジ読者のために一生懸命尽くす冬香、いやほんと・・・


お勤めご苦労さんです。


一方、先日頑張るはずの校了日前夜に3軒はしごで飲み歩き、当日もすっかり忘れて朝から独り散っていた菊治ですが、どうやらアンカーマンとしてのクビはつながっていたようです。
GWに臨時増刊する週刊誌というのもよくわかりませんが、合併号のことでしょうか、とにかく連日徹夜で俺も働いているんだと、勤務先と読者にアピールです。


しかし先生、ここで痛いミスをやってしまいました。
前話の愛ルケカレンダー、与えられた情報から論理的に導かれる唯一の帰結と記者としては自信を持っているのですが・・・

「冬香と別れた翌日から連夜の徹夜に近い状態でようやく30日に校了」

えっと、冬香と別れたのは28日、翌日は29日でそれから連夜の徹夜で30日??
いやー、一日徹夜したら30日になっちゃうはずなんですけど・・・。

きっと愛ルケ世界、ていうか先生の脳内、どっかで時間のずれが生じてしまっているのでしょうね。
前話の「長いけど、我慢する」というあたり、実はあの日は28日じゃなかったのでしょう。たぶんその前の、11日月曜日あたりからずれていたような気がします。
だって、13日に東京で花見って、やっぱりどう考えてもおかしいですもん・・・。

おそらく先生も、ときどき頭の中で愛ルケ時間が何月何日か分からなくなっているのでしょう。
それで「今度は五月の二日だね」なんて珍しく具体的な日付を唐突に菊治に言わせたに違いありません。
愛ルケ時間についてこられない読者への気配りかと思いましたが、どうやらご自分のための備忘を作品の中に記述されていたとは、いやはや参りました。

でも、これは両刃の剣ですからお気をつけくださいね。
いままでは時間軸を縦横無尽に操ってこられましたが、これからはそうはいかなくなりますからね。

といっても、どうせこれからも変らないと思いますが・・・。


さて、目線を冬香に戻してみます。

生理中にはしたくないという女性、分かります。
そして、できなくても一緒に添い寝しているだけでいい、これはこれでなかなか切ない女心じゃないですか。
できないときくらいどっか遊びにいけ、なんて今さらこの二人に言うのは無駄なことです。
ですから、今日は一緒に寝るだけで、それで菊治がおさまりがつかないのならカプリコーンでサービスを、と決意してきた冬香の意気込みを責めるつもりはありません。

でもねえ・・・。
セックスの固辞もそこそこに「それじゃ、あれをさせてください」というくらいまではいいとしてもねえ・・・。


「それで、我慢して・・・」って、あんた・・・。


なんだかすっかり年上のオバサマじゃないですか・・・。


しかも、迷う菊治の一瞬のスキをついて・・・


早くも躰を沈めてかぶりつくって、あんた・・・。


ヒョードルだってこんなきれいにマウントとれませんよ・・・。


まったく冬香ったら、いつのまにこんなに成長して・・・。


ところで冬香がマウントをとったとき、菊治はすでに脱衣していたのでしょうか。
いったい菊治はいつの間に脱いだのでしょうか。
早々に冬香をベッドに誘ったときでしょうか。
冬香が謝っている横で、自分ひとりちゃっちゃと脱いでいたのでしょうか・・・。

とことんマイペースなヤツですが、しかし、ということは・・・

全裸でベッドを抜け出してバスルームへタオルを取りに行ったわけですか。

そしてやはり全裸で戻ってきて・・・

全裸でえっちらおっちらタオルでベッドメイクをしたわけですか。


ということは・・・


「これなら、大丈夫さ」


爽やかに言ってのけていますが、菊治、フ●チンです。

55歳の男が、ち●ちん丸出しで、


「これなら、大丈夫さ」


なんの説得力もありません。

仮に大丈夫だとしても、まったく大丈夫に思えません。


ていうか・・・


ぜんぜん「大丈夫」じゃないんですけど・・・。

シーツが汚れるとか汚れないとか、

そういう問題じゃないんですけど・・・。


まあ、菊治の神経がおかしいのは今に始ったことじゃないですけどね。
自分の都合しか頭にないのは今に始ったことじゃないですけどね。

そういえば過去の渡辺作品の中でも、女性の生理はセックスの障害として描かれていたこともあるようですが・・・


ここで久々登場、

愛ルケ空想劇場・生理編」

担「・・・あれ?冬香は生理ですか?」

ナ「ま、インターネットでグダグダ言う奴もおるようじゃしな」

担「しかし先生、女性の生理はお嫌いじゃありませんでしたっけ?」

ナ「好き嫌いの問題じゃなかろう。来るもんは来る」

担「それはそうですが・・・」

ナ「原稿があがっていないときの君と一緒じゃ」

担「そ、その喩えは適切かどうか・・・」

ナ「それはともかく、生理でもしたいものはしたい、男はそうじゃろう?」

担「まあ、たしかに・・・」

ナ「今回はそのあたりのリアリティを書いたのじゃよ」

担「でもたしか以前、生理の出血は・・・」

ナ「ああ、男の見るもんじゃないと書いたことがあるかもしれんな」

担「あ、なるほど、それで冬香に口でさせて・・・」

ナ「ふはははは・・・」

担「前回の逢瀬で冬香が自分から口に含んだのもここにつながるわけですね」

ナ「ふはははは・・・」

担「読者の疑問にも答えて、見事な着地点です!」

ナ「ふふははは・・・」

担「ただ・・・」

ナ「なんじゃね?」

担「あの、その、フィニッシュのシーンが気になります・・・」

ナ「ふはははは・・・」

担「せ、先生?」

ナ「ふはははは・・・」

担「せ、先生?ど、どうなさいました??」

ナ「いやいや、どうじゃ、次の原稿もできておるが、見るかね」

担「は、はい。・・・こ、これは・・・あ、や、やはり・・・こう・・・」

ナ「ふはははは・・・」

担「は、はは、ははは・・・・・は・・・」



もはやどうなるにしても、見たくないシーンが訪れそうです・・・。



※「愛ルケ空想劇場」は、記者の勝手な想像です。登場人物は架空の人物で、実在する人物とは一切関係ありません。

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