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2005年04月30日

今日の愛ルケ(#173-175)

テーマ:連載小説
散るは桜か、それとも・・・
画:小松久子


この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。


更新遅滞分がたまってきてましたので、とりあえず3本分、まとめてリリースです。
なあに、このあたり、本編も本紙の突っ込みも、中身はかなり薄いですから・・・。


春昼 二十二

二人の会話に遠慮したように、客が入ってこないのをいいことに菊治はきく。
「子供を産んだらあそこがゆるゆるになるというだろう」
「それはすぐに元に戻るって、本にも書いてあるし。感じ方も産んでから本当によくなるわ」
「そうだろう。ゆるいなんて嘘だよ」
「人妻にほれ込んでいる、菊ちゃんがいうんだから、間違いないわね」
そんなにいいなら離れられないだろうけど、彼女は大変だというママ。ご主人以外男にいいことを教えられてこれからどうするの、ときいてくるが、菊治には答えようがない
ママは、「女は嘘は上手だけど、ご主人にどうとりつくろうか悩んでいると思うわ」という。
そんなものかと考え込む菊治にママは、彼女は別れるかもしれない、と続ける。菊治は「まさか・・・」というが、ママ自身、夫と一緒にいるのが嫌になって別れたときき、冬香が別れてくる姿を想像する。
子供三人と自分のところにきても、俺は逃げたりはしない、と思うが、その先はわからず、黙って焼酎を飲む。

二人に遠慮したように客が入ってこない

そりゃ、中でこんな話をしてると知ったら遠慮したくもなりますわなあ。
ま、「遠慮する」というより、


「ひく」

に近いですけど。
だって、60歳近いおっさんとおばちゃんが、

「あそこがゆるゆる」

とかなんとか話してるんですよ。
記者はあんまり近寄りたくないです。
ついでに朝っぱらからこんな言葉の躍る新聞にも近寄りたく・・・
いえ、こちらはどっぷり浸かっちゃってます・・・。

でも、ママも即座に否定してますけど、子供を産んだからってゆるゆるになるって、やっぱり俗説なんですねえ。
すぐ元に戻るっていうのが正解らしいですよ。
なんてったって、

「本に書いてある」

そうですから。
ママ・・・


今さら何の本を読んでるんですか?


さすが場末のバーのママ、奥が深いです。

しかし奥が深いのも当然、ママ、ここまでかなり苦労なさってます。
冬香同様、他に男をつくって、夫が嫌になって別れ、駆け込もうと思った浮気相手にも逃げられ、一人いろいろな店で働いて頑張ってきました。
そんなママは先の展開を示唆します。

「いずれ、彼女、別れるかも」(原文)

まあ、冬香の言動を知っているわれわれには、「別れるかも」というより、別れないほうがおかしい状況であると思われるのですが、あの男の感性は特別です。

「まさか・・・」

なんで「まさか」なんだよ・・・。
何のためにあんだけ根掘り葉掘り聞き出してたんだよ・・・。


でも冬香って、菊治にも告げないうちに突然「別れてきました」とかいいそうで恐いタイプですよね。
しかしママみたいに菊治に逃げられたら、話の弾まない冬香、到底水商売には向かないので稼ぐのには苦労しそうですが・・・

おっと、冬香に限ってそんな心配はご無用ですね。
子供三人と菊治のところへ転がり込んでも、菊治は「俺は逃げたりはしない」と宣言してますから。
かっこいいですねえ、菊治。
今度こそ「啖呵」をきってますよ。
これで冬香も不向きな水商売をせずにすみま・・・

ん、待てよ、よく見ると・・・


俺は逃げたりはしない、と思うが・・・


微妙に覚悟決まってねえじゃねえか!


しっかり覚悟決めろよ、まったく・・・。
つっても、覚悟をが決めてきっちり受け入れてもなあ・・・

冬香と3人の子供を抱え、55歳、定年はないとはいえ不安定なライター稼業と大した額にならない大学講師で、せっかくのアンカーマンの仕事は校了直前に仕事をさぼって継続の危機、おまけに慰謝料を払う前でも貯蓄は八百万円。

・・・冬香、やはり職を探す必要がありそうです。

でもそっか。
子供たちは55のショボイおっさんに駆け込んだ愛情不足のお母さんのほうじゃなく、若くてハンサムでエリートで休日にはデパートに連れて行ってくれる優しいお父さんと一緒に暮らしたいって言う可能性が高いから、菊治、その先はあまり考えなくても黙って焼酎飲んでていいかもよ。


春昼 二十三

三十分くらいして客が来くる。知っている客だが、ややして菊治が立上がる。
ママが外まで送ってくれて、今日は変な話になったという。
ママがエクスタシーを知っていて安心した」というと、「あまり大きな声でいわないで」という。
「あれを知っている女性だと、なにを話しても、わかってくれるような気がする」
「男も、女をよくしなければ、駄目ね」

風に桜の花片の散る中、石段を降りて表通りに出て、じゃあと手を挙げると、ママは酔っているから気をつけて、という。
タクシーを拾う。割増料金でも千駄ヶ谷までなら千円と少しだ。途中で眠りかけるが、部屋に戻りベッドにもぐり込む。
酔って戻った常で「ふゆか・・・」とつぶやき眠るが、翌朝六時、のどの渇きで眼が覚める。冷蔵庫の水を飲んで再び眠り、八時に目覚めると、冬香からメールが入っている。
熱が下がらないので、残念ながら行けないという。
菊治はそれを三度読み返し、もう一度、ベッドにもぐり込む。


やはり、やはりお花見は・・・


・・・と、とりあえず、前半から見ていきます。


「ママがエクスタシーを知っていて安心した」
「あれを知っている女性は何でもわかってくれる気がする」


ま、酔っ払いの戯れ言なのでしょう。
素面の人間が言えることではありえませんが、酔っ払った管理職風の中年のサラリーマンなどがバーやスナックの店先でママに送り出されながら、足元もふらふらに大声でママに訴えかけているセリフとしてなら、意外と容易に想像できます。
握手したり、抱擁したり、チュウをしようとしたりすることもあるでしょう。

そんなときママは、「はいはい」といなしたり、「いいから気をつけて帰ってね」ととりあえず帰そうとしたり、あるいは「菊ちゃんのことなら何でもわかるわよ」なんてリップサービスくらいあるかもしれません。
しかしここのママは違いました。

「男も、女をよくしなければ、駄目ね」

なんでしょうか、この唐突な返答は。
やりますママ、菊治にとってこれ以上のリップサービスはありません。
それこそが、このところ菊治が考え続けている、菊治にとっての「セックスの真理」「男女の心理」なのですから。
もちろん自身の夫婦生活を振り返って反省する気など毛頭ありませんが。


ということで菊治、ママの答えに満足して帰り、床に就きました。
たしかに深酒の翌朝は喉が渇いて早起きしてしまうものですが、六時に起きて水を飲んでまた寝る、なるほど、こういう無駄に詳細な記述もリアリティを追ってのことでしょうか。
そして、八時に起きると冬香からのメールがすでに届いています。
「大分快くなる」はずだった子供の熱が下がらず、さすがの色ボケ冬香もお花見断念です。

花見の話題が出た当初、「とうとう普通のデートか?」と期待し、
その後、時に「忘れてるんじゃないか」と不安になり、
先日約束をとりつけて「いよいよか?」と期待していましたが・・・

先生、初めから花見をさせる気などなかったのでしょうか、それとも気が変わったのでしょうか。
あるいは何らかの事情で予定していたお花見の取材に行かなかったのかもしれません。

ここまで菊治が出かけたシーンは、取材メモをほとんどそのまま原稿用紙に落としたかのように、とにかく見たまま、行動したままの描写が中心です。
だから時間もほぼリアルタイム進行で、したがって先生自身が出かけもしていないお花見シーンの描写など、リアリティに欠けるうえに、突っ込まれる素ともなりますので、書きたくても書けなかったのでしょう。

それにしても桜が好きそうな先生なのに、満開の日付を読み間違えたのか、人混みに出向くのが億劫になったのか・・・

・・・あ、そうか!


風邪ですよ、風邪!


先生、お風邪を召されたんですよ。
だから最近風邪が流行っているなんて話も出てきましたし、冬香の子供やアルバイトのえみちゃんまで風邪を引いて休んじゃってるんですよ。


いやー、そうですか。
風邪で熱を出されて寝込まれている中でのご執筆、それでついあんなことやこんなことを考えなしに書き付けちゃって、担当さんも書き直してくださいとは言えず・・・。
先生、ごゆるりと養生なさってくださいよ。
なんなら1週間ほど休載してくださると、記者、非常に助かります。
ゴールデンウィーク中の更新、考えるだけで気が休まりませんので・・・。


春昼 二十四

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八時に一旦起き、メールを見てまたベッドにもぐりこんだ。眠るわけでなく、駄々をこねるようにぐずぐずする。
かなりの確率で、冬香は来られないかも、と思っていたが、現実になるとまったく違う。仕方ないと思いつつ、子供が熱ぐらいなら、そっと寝かせて出てこられなかったのか、あるいは「これからでもどうか?」と電話しようかとも思う。

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・・・。
き、菊治・・・。
熱を出して寝込んでいる子供を置いて花見に出て来いとは・・・。

人非人です。
これまで菊治のいい「大人」とは思えぬ数々の言動に苦笑してきましたが、とうとう「人」の領域を踏み外してしまいます。
こんな感覚で「冬香が子供をつれて出てきても逃げ出さない」とかいわれても、子供はいい迷惑です。
菊治の息子とやらは、たまに様子を見に菊治の部屋を訪れることがあるそうですが、よくもまあこんな父親になついたものですよ。
冬香、頼むから家を出てくるときは、子供を置いて出てきてやってくれよ。


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メールに「ごめんなさい」「残念です」とあるとおり、冬香も悩んだ上で無理だったのだろう、そういいきかせるが、落ち着かない。

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ほんと、落ち着かなくてもなんでもいいからしっかりいいきかせてくれ。
「子供を置いて出て来い」と電話したら、記者が日経新聞社に電話するよ。


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なによりも、冬香が来ていたら、今ごろベッドの横で服を脱ぎはじめたころである。それからベッドに忍び込んできて・・・

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ストーップ!!!


待て待て待て待て。
今さら声を張り上げるのもなんだが、お前、



今日は花見のはずだろ!!


なんでいきなり脱ぎだすんだよ。
前回それで失敗してるだろ、楽しんでいるうちに時間がなくなっちゃって。
お前、ほんとに学習能力ねえな。
それとも花見の予定はもう忘れちまったのか?

てことは何か?
熱の子供を放ってまで出て来いといったのは、本日限りの花見のためでなく、


ただやるだけのためか!?


いや、もう、驚きましたよ。
このひと月、サクラサクラと引っ張ってきて、冬香が来られなくなった瞬間、花見の予定だったことすら忘れてやがるとは。
まったく、なに考えてるんだか・・・。


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そんなことを考えるうち、下半身は抑制がきかずに蠢きだす。菊治は自分のものをとらえ、そっと指を動かしてみる。
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なに考えてるっていうか、なにやってるっていうか・・・。


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冬香はそこを持ち、逞しくなったのを「ください」と訴えるはずで、それを「だめだめ」といってじらせて、さらに切なげにせがむのを待って、おもむろに入っていく

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しかもお前、妄想がエスカレートしてるぞ・・・。
冬香が「訴えるはず」って、今まで手に持って「ください」なんて言ったことねえじゃねえかよ。
こないだ初めて自ら触ってくれたとかいって喜んでたばかりなのに、もう手に持っておねだりか?


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思い返すうち、躰が熱くなる。
ふゆか・・・」「はい冬香の白い躰が悶えだす
いい年令をしてと、自分に呆れながら、桜の散りはじめた春昼に、菊治も一人で散っていく。

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菊治のだらだらとした脳内演説にも参りましたが、脳内セックスを見せつけられるとも思っていませんでした。
春昼、桜の散りはじめた中で一人散る菊治、どんなに風流に書いてみても、所詮それはマスターベーションです。
そう、名づけて、


菊自慰

です。

・・・。
そんなだじゃれみたいなネーミング、要りませんでしたか?
とにかく春昼だか朝っぱらだか菊自慰で一人散る菊治ですが、なんと「春昼」の章、菊治のこの姿でおしまいなのです。
なんともまあ、なんといってよいのやら・・・。
泉鏡花先生、どうか気をお安らかに・・・。

では記者も、「春昼」の章最後の一節から思い出された歌を一首添えて、虚しさや哀れ、そういったものを渡辺先生に負けず風流に表して、半ば強引ながらこの記事を締めてしまいたいと思います。



久方の 光のどけき 春の日に
しづ心なく 菊のちるらむ



紀友則さん、ごめんなさい・・・。


※歌意:日の光がのどかな春の日に、落ち着いた心もなく、菊治はどうして散り急ぐのだろう。
※挿画:28日付紙面より。

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2005年04月28日

浮動株基準採用は得? -見方-

テーマ:証券
コラム まちかど -17面マーケット総合2面-

○「浮動株」への関心が高まっている。親子上場や株式持ち合い分を除く、実際に市場で取引される株のことだ。東証は28日に銘柄別の浮動株比率、5月2日には浮動株を基準にした「参考東証株価指数」の公表を開始する。
○同じ浮動株基準の指数「日経JAPAN1000」がスタートしてほぼ1ヶ月。この間の指数変動を日経平均株価、TOPIX、日経300と比べると、日経JAPAN1000の下落率が最も小さい。浮動株基準の採用は機関投資家の運用に得策との見方も。



手前味噌、ここに極まれり。

最悪ですね。
理屈もへったくれもない、ほとんど宣伝にもなってない宣伝です。
このコラム、今までもたいがいいい加減なことが書いてあり、本紙でも何度か取り上げたこともありました。
というか、実はこのコラムに一言いいたいというのも、ブログを立ち上げるのに「日経新聞」をテーマに決めたことの一因でもあるのですが、今日のはかなりひどい部類です。

何の科学的アプローチもなく、ただ特定の短期間の下落局面だけをとらえて、下げ方の少ないベンチマーク(投資基準)を採用するのが得策。
いえ、「得策との見方も」。


お前だけじゃ、そんな見方しとるのは!


なんでしょうか。
これを書いた人は、この期間、日経JAPAN1000は下がっていたけれど、日経ジャスダック平均はプラスになっていたから、機関投資家はジャスダック平均をベンチマークに採用したほうが得策、なんて「見方」をしちゃうんでしょうか。
あるいは、たとえばひと月前と今の株価を比べただけで、ソニーとホンダとソフトバンクと新日鉄と、どの株に投資するのが得策、とかいう「見方」をしちゃうんでしょうか。

記者は日経JAPAN1000が発表された際の記事で書きました。
「おそらく日経新聞は市場面の目に付きやすい場所に載せるでしょうし、あるいは市況記事でも取り上げて浸透を図るでしょう」と。
そのとおり、指数は市場面の日経平均とTOPIXの間に載ってますし、何度か記事でも取り上げられました。
まあ、それは自然な流れです。

しかし、経済紙が自社の作成した新しい指数の有用性をアピールするのに、論理と呼べないめちゃくちゃな理屈を持ち出して、コラムでさも優位かのように取り上げるとはひどいものです。
「見方も」なんて言ってますけど、断言します。
市場参加者、誰もそんな見方してませ・・・いや、そうとは言い切れませんので、この際使わせてもらいましょう。


市場参加者などに取材なんてしたわけではなく、単にコラム執筆者の勝手な結論付けであるとの見方も。

こんなコラムにゴーサインを出している責任者も問題があるとの見方も。

あるいは日経全社に「市場参加者に日経JAPAN1000を浸透させるような記事を書くように」とのお達しが出ているとの見方も。


なお、この「まちかど」を読んで、「ほう、そうなのか」と思われた方がいらっしゃったら、今後、証券会社や商品先物会社、投資不動産販売会社などの投資勧誘には十分ご注意ください。
あなたにはちょっとした数字に簡単に騙されるタイプです、との見方も・・・。
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2005年04月28日

今日の愛ルケ(#172)

テーマ:連載小説

この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。

春昼 二十一

藤圭子なのか、「カスバの女」という古い歌が流れている。気怠さが好ましくてふと口ずさみかけると、ママがきく。
「どうしたの、いきなりエクスタシーを知ってるか、なんて」
菊治が、世の中には、エクスタシーを知っている女性と、知らない女性がいて、それでセックスや男に対する考え方が変わるだろうというと、まあねとママは同意する。
これがね、若い女の子はあまり知らない。でも、三十代、四十代の既婚女性も意外と知らないらしい」というと、ママは「それは、旦那が怠けるから」と鋭いところをつく。
子供が二人いるというママに、ちょっときいていい?と顔を近づけ、「子供が産まれる前とあとと、どちらがよかった?」ときいてみる。
「そりゃ、産まれてからよ」
「そうだろう。それは、なぜなのかな?」
ママは、あんな大きなものを出したからかもと答える。
「大きいものって?」
子供よ、あんなものを産んだら、もうなににも動じないし、開き直って強くなるかも」
「やはり産んでようやく一人前だね」
「お産は女の普通の生理だから、本当の女になるのはそれからよ」
「なのに、夫は手を出さなくなる」
「よく、知ってるじゃない」ママはからからと、笑い出す。


#「エクスタシーって、知ってる?」

唐突でキャッチーな前話の振りを受けて繰り広げられるママとの会話、明らかに冬香との会話より弾んでいます。
あらすじにこんなにかぎ括弧を使うなんて珍しいですよ。会話は端折りにくいのでまとめるのに苦労する、と今ごろ改めて思うということは、これまでいかに菊治の妄想が多かったかということですね。
まあ、結局その会話、菊治の脳内演説の焼き直しなのですが・・・。


「どうしたの、いきなりエクスタシーを知ってるか、なんて」

もちろんそれも「どうしたの?」ですが、人にそんなことをきいておいて唐突に歌いだすのも「どうしたの?」です。
まったく、どうかしてます。

そんな疑問を持ったママも、菊治のセックス教義確立に積極協力です。
女性はエクスタシーの知・不知によって、セックス観はともかく、男性観さえ変わるという菊治の主張に同意です。

この命題には記者、なんともいえませんので、女性の方のコメントを待つとして、酸いも甘いもかみわけていそうな「場末」のバーのママが同意してくれれば、俄然勢いづくのが菊治です。

「これがね、若い女の子はあまり知らない。でも、三十代、四十代の結婚している女性も、意外と知らないらしい」(原文)

おいおい、菊治、ずいぶんと詳しいみたいじゃない。
「これがね・・・」なんて、いっぱしの評論家じゃないの。
ついこないだ他所の夫婦の性生活をきいて驚いていたくせに。
それに、若い女の子はあまりエクスタシーを知らないって、なんで断言できるのかなあ。
いまどきの十代、二十代、菊治が思っているのと違うと思うよ。

そしてママ曰く、既婚女性がエクスタシーを知らないのは「旦那が怠けるから」だそうです。
異論もおありでしょうが、酸いも甘いもかみ分けた場末のバーのママがいうのだから間違いないでしょう。

さあ、菊治の質問はエスカレートです。
総論から各論へ、一般論から個人的体験へと侵入です。

「子供が産まれる前と産まれてからとどっちがよかった?」
「そりゃ、産まれてからよ」

そ、そうなんですか。
きくほうがきくほうなら、答えるほうも答えるほうですが、しかし躊躇ない見事なお答え、よほど産まれてからのほうがよろしいのでしょう。

「そうだろう・・・」

え?
あんた、誰?
なんでそんな訳知り顔?

「・・・それはなぜなのかな?」

って、あんた、小学校の理科の先生か何かとか?
実験の考察でもさせようっていうのですか?
「なぜなのかな?」はおかしいだろ。

「あんな大きなものを出したからかも・・・」

はぁー、そんなものですかねえ。
そういう感覚は、記者には一生分かりませんが・・・

「大きいものって?」

・・・って、意味さえ分かっていないヤツがいました。
本気で頭悪いですよ、こいつ。


「スイカよ」


はい。
うそです。
子供ですね。
「あんなもの」を産んだらもう怖いものなしになるし、開き直って強くなるそうですよ。

でも、それって、エクスタシーと関係ないんじゃ・・・
そうですね、「子供を産んだ後のほうが感じる」という前提があって、理由なんて後づけですから、関係なんてどうでもいいんですよね。


「やはり、産んでようやく一人前だね」

はい、菊治、またやっちまいました。
またスイッチ押しちゃいましたよ。
記者はもう知りませんよ。

お産は女の普通の生理だから、本当の女になるのはそれからよ」

ま、二人も産んだママがいうんだから、しかたないか・・・

って・・・



言わしとる爺が後ろにいるんやんけ!!


もう、何度目でしょうか、この手の発言は。
そもそもその前の会話でも、女性が主体のエクスタシー論の最中だというのに、菊治は「子供を産む前と後」といわず「子供が産まれる前と、それから」といっています。記者はこのあたりにも「子供は母親が『産む』ものでなく、勝手にできて『産まれてくる』もの」という思想を感じました。
どうもこの物語、「子供」あるいは「母親」にかかわる記述になると、ほぼ間違いなく嫌悪感を催してしまいますね。

女性に性の喜びを伝えたり、男性にセックス意識の改革を迫ったり、既婚男女を啓蒙しようとしているにもかかわらず、その根底からにじみ出てくる女性に対する意識が、むしろ時代遅れと非難されるタイプのものであるのは残念なところです。
いや、残念っていうか、かなり根幹に関わる部分ですよねえ。
だって、セックス以外の部分で認識を改めないんじゃ、所詮は小手先のテクニックですよ。
そう、まさに菊治そのものです。

さて、もちろん会話も小手先の菊治、訳知り顔で話をつなげます。

「でも夫はママなどとと呼んで手を出さなくなる」

ま、そんな話、何十年も前から言われてきたことなんですけどねえ。

結局、この回は、

「女は若いうちはあまりエクスタシーを知ることができず、実は子供を産んでからのほうがよく感じるのだが、しかし子供ができると夫はママなどと呼んでセックスを怠けるので、せっかく感じるようになったのにエクスタシーを知ることができない人妻が多い」

こういう今までの菊治の脳内演説の続きを、ママに出てきてもらってやったということでしょう。
そうですか、ママ?

「よく、知ってるじゃない」

そういって、から笑う孤島の・・・いえ、からから笑う場末のママでありますが、一応確認しておきますが、ここに出てきていろいろ言ったママは、物語の中の架空のママであります。
荒木町の、どうやら実在するバーのママではありませんので、くれぐれもご注意ください。

でも、モデルになったバーのママは、こんな会話にオッケー出しているのかなあ・・・。

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2005年04月27日

(#5)投資尺度について -ターゲット不明。-

テーマ:☆株式入門☆

PER、PBR、ROE

「株式入門」と言いながらまったく役に立たない話を垂れ流していたこのテーマ。
いよいよ初めて「入門」するかもしれません。
今日はいよいよ、投資尺度のお話です。
投資尺度とは、その銘柄が「高いか」「安いか」を判断する基準ですが、まずはその中でも超有名な代表選手、PERPBRに絞って見てみましょう。
あ、先に言っておきますが、割と普通の解説なので、株に詳しい方はこの記事はパスしたほうがいいかもしれません。逆に、ややこしい話が嫌いな人もしんどいかもしれません。
とにかく進めます。

PER(Price Earning Ratio)とは日本語で株価収益率、株価が一株あたり純利益(EPS)の何倍まで買われているかを示す指標です。
たとえば今期の純利益が1億円、発行済み株数が100万株ならEPSは100円、株価が1000円ならPERは10倍となります。
株式が生み出す利益に注目した指標です。
一般に「パー」とか「ピー」とか言われたりします。

あ、横文字の解説とか計算とか出てきて、もう嫌になった人もいそうですね。
今回は容赦なく行きますよ。

PBR(Price Book-value Ratio)とは株価純資産倍率、株価が一株あたり純資産(BPS)の何倍であるかを示す指標です。
たとえば純資産が5億円、発行済株数が100万株ならBPSは500円、株価が1000円ならPBRは2倍となります。
株式の資産価値に注目した指標です。

基本的に「株価がどれくらい買われているか」であるため、どちらも「○倍」という数字が小さいほうが「割安」だというのはなんとなくお分かりいただけるでしょう。
じゃあ、何倍なら安いのか。
これは難しいです。
一概に言えませんので、東証一部の平均はPERが20倍くらい、PBRが1.6倍くらいとだけいっておきましょう。

適当に割安とかなんとか言っても、あとで責任取れませんから。

このPERとPBR、別個の独立した数字なのですが、実はある大事な数字で結ばれています。
その数字が、ROEです。

ROE
(Return On Equity)とは株主資本利益率、企業がその株主資本(すなわち純資産)に対してどのくらい純利益をあげたかを、パーセンテージで示したものです。
株主資本(純資産)5億円の会社が1億円利益を上げれば、ROEは20%です。
直接株価に関係ありませんが、企業の資本効率に着目した指標です。

なお、25日付日経記事では、最高益更新と自社株買いなどによる資本圧縮で、上場企業平均のROEが8%に迫り、バブル後最高になったと伝えられています。

さて、気づかれた方もいるでしょうか。
余計分かりにくくなる人もいるかもしれませんが、算数の掛け算・割り算で示してみましょう。
株価=P、EPS=E、BPS=Bとすると、

PER=P/E

PBR=P/B

ROE=E/B


おおっ!
なんか関係ありそうだぞ。
PERでPBRを割ってみると・・・

PBR/PER=

  P/B
=―――― =E/B
  P/E

=ROE!

ROE=PBR/PERってことは、資本効率ROEの高い企業ってのは、分子PBRが比較的大きいか、分母PERが比較的低い企業ってことじゃないか!

ここで思い出されるのが先日の某証券会社営業マンとの会話・・・

証「この銘柄いかがでしょうか?」
記「PER60倍は高いんじゃないの?来期も利益あまり伸びないみたいだし」
証「いや、でもPBRはけっこう低いですよ、0.9倍ですから」
記「それって、めちゃくちゃ資本効率悪いってことじゃん」
証「え?」

意外とこの関係を知らない人、業界内にもいるんですよね。
こういう証券マンには要注意です。
どの指標に重きを置くかは人それぞれですが、多少なりとも意味は考えてほしいものです。

最近はキャッシュフローに注目したPCFRや買収による投資効率に注目したEV/EBITDA倍率なんて尺度もそこそこ活躍しているようですが、ぶっちゃけた話、記者、その手の指標はあまり見ません。
買収だ、キャッシュフローだという考えももちろん分かりますし、まったく見ないわけではありませんが、そうはいっても企業は稼いでナンボです。
利益出してナンボですよ。
割安・割高というなら、とえりあえずPERと利益成長を見て、話はそれからです。

とまあ、かなり独断的でやや乱暴な結論になりましたが、ひとつ付け加えるなら、PERやROEでスクリーニング(条件を設定して検索)する際には過小資本企業には気をつけたほうがよいかもしれません。

この記事、記事中にあった証券マンのエピソードと25日の記事で思いついたのですが、うーん、書いてみると、株をやる人にもやらない人にもどうでもいい中途半端な記事になってしまいました。

最後まで読んでいただいた方には申し訳ないです。
ですが、投資の参考にならないのはいつもどおりなので、今日はネタに困っていたのかなと大目に見ておいてください。

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2005年04月27日

今日の愛ルケ(#171)

テーマ:連載小説
バーに行ったら「挿絵よりも綺麗ですね」
画:小松久子


この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。

春昼 二十

一時間ほどでクラブを出て中瀬と別れ、地下鉄で一人、四谷の荒木町にあるカウンターだけの小さなバーに行く。
新劇女優だったという艶のあるママは、60才近いらしいが50才そこそこに見える。ちょうど他の客が帰ったところらしく、珍しく店には誰もいない。
銀座の小料理屋やクラブも悪くなかったが、このあたりの大衆的な店のほうが落ち着く。
右端から二つ目の席に座って焼酎のオン・ザ・ロックを頼むと、どこで飲んでいたのとママにきかれる。
「久しぶりに銀座のクラブに行ったけど、俺はやはり場末のほうが合っている」
「場末とはなによ」
とママはふくれ面をし、若い女に振られたのねという。
そうでなくて、ある程度年令をとった女のほうがいいと返すと、「お得意の人妻ね」とママがいう。前に人妻に惚れているといったのを覚えていたようだ。
女子大生のアルバイトのえみちゃんは風邪で休みだというが、改めてママと二人だけなのをたしかめ、きいてみる。
「ママ、エクスタシーって、知ってる?」
いきなりきかれて、ママは呆れたというように、菊治の顔を見る。


#銀座のクラブ、悪くなかったとはいいますが、本当はつまらなかったのでしょうか。
「村尾先生」「大学の先生」以外、いっさい触れずじまいです。
そのかわり一人でやってきたバーについては、あらすじでは割愛しましたが、とても詳しく書かれてますよ。


四谷三丁目で降りて広いとおりを渡ると、じき杉大門の飲食街に出る。そこを二、三十メートル行くと、右手に石段のある路地がある。
そのゆるやかな階段を上ると、正面に大きなマンションが見え、それから見下ろされるような位置に仕舞屋風の家がある。入り口は和風だがドアを開けるとすぐ、七、八人は座れる半円形のカウンターだけのバーになっている。(以上、原文)


ここまで書くなら店の名前も書いちゃってほしいところです。
これはぜったい特定の実在の店ですね、先生行きつけの。
ママももしかしたら実在の方かもしれませんよ。


さて物語内のそのお店、いつも店を賑わすサラリーマンもちょうど帰ったところ、お手伝いのえみちゃんも流行りの風邪でちょうどお休み、なんとも都合よくママと二人きりです。
このまたとないチャンスを活かし、菊治、得意のあけすけな質問を開始です。

「ママ、エクスタシーって、知ってる?」


「知ってるでぇ~。アンタ知らんのかぁ?なんやったら相手したろかぁ?せやけどあんた下手そうやからなぁ・・・」

「スナックゆかり」のママみたいなママならば、こんな感じで答えるでしょうか。

それにしても、前置きも何もなしでこの質問、セックスだけじゃなく、菊治は何でも単刀直入です。「場末」のバーのママでなければ、呆れられるくらいで済まないかもしれません。
実際、男性からいきなりこんなことをきかれたら、女性はどんなリアクションをとるでしょうか。

そこでためしに記者、比較的親しい女性にメールで「エクスタシーって知ってる?」ときいてみました。
ええ、かなり体張ってます。
とはいえ、さすがにいきなり「エクスタシーって・・・」と切り出すわけにもいかないので、いちおう、「ききたいことがあるんだけど」と断りのメールを入れて「どうぞ」と返事をもらってからきいたのですが・・・
とにかく、その答えがこれです。


えー?!?!?!
言葉の意味~??からかわないでくださいヨー


呆れたというより、驚いたという感じでしょうか。
意味を知ってるか問われたのか、経験を問われたのか、面食らった風ですね。
たしかにいきなり「エクスタシーって、知ってる」なんてきかれればそれが当然かもしれませんが、それよりこれって・・・

やっぱりセクハラになるのでしょうか?

あ、一応いっておきますが、この返事のあとすぐに事情を説明して、それ以上は根掘り葉掘りきいてませんからね。


でも、いきなり「エクスタシーって、知ってる」って、場末のお店でこんな会話、注意しないとセクハラよりも大変なことになるかもしれませんよ・・・。


菊「ママ、エクスタシーって知ってる?」
マ「え、ちょっとあんた、誰に聞いてきたの?」
菊「へ?誰って・・・」
マ「だからうちのこと、誰に聞いてきたのよ?」
菊「え、何の話?」
マ「エクスタシーでしょ。うかつにそんなヤバイ話しないでよ」
菊「や、ヤバイって、何が・・・」
マ「何って、あんたが言いだしたんじゃない。これでしょ」


エクスタシー


菊「いや、ママ、そうじゃないよ、それは・・・」



ダメ。ゼッタイ。
  



・・・いやあ、でもこの四谷のバー、すげー行ってみたいなあ。
だけど友達なんかと行くと、愛ルケ話で盛り上がっちゃっうだろうなあ。
そしたら・・・

マ「あら、あなた、もしかして、“にっけい”さん?」
記「え、いや、その・・・はあ・・・まあ・・・」
マ「先生、こちらが“にっけい”さんですって」
記「げっ!」


おじゃましたときは、右端から2番目の席を至急確認です。



※件のお店に行かれたことのある方、ぜひコメントください。
※「スナックゆかり」:テレ朝「Matthew's Best Hit TV」に登場したスナック。
※参考サイト:横浜市衛生研究所サイト及び薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」HP。画像も両サイトより。

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2005年04月26日

食品スーパーにヨーカ堂進出 -他になんかないのぉ?-

テーマ:経済
1000億円投資 5年で80店 -1面-

イトーヨーカ堂は来年度から首都圏で食品スーパーの経営に乗り出し、800億-1000億円の投資で5年間に80ヵ所に食品スーパーを核にしたショッピングセンター(SC)を開発します。
基本的な店舗構成は、既存店と差異化した「アリオ ガーデン」という約2000平米の食品スーパーをヨーカ堂が直接運営し、ドラッグストアや衣料品などの有力専門店テナントを合わせたSC形態で、来店頻度の向上と安定的なテナント収入を目指します。
開発はヨーカ堂と三井物産の共同出資のデベロッパー「モール・エスシー開発」が担い、SC開発を軌道に乗せて5年以内に上場する意向です。
総合スーパーが苦戦する中、食品スーパーは産業再生機構傘下で再建中のダイエーも特化を打ち出すなど、競争激化が予想されます。


なんかもう、ヨーカ堂もだめですね。
ヨーカ堂がはじめるっていうこれ、おそらく今イオンがマックスバリュを中核店舗に展開しているオープンモール型のSCみたいなもんでしょう。
こないだまでイオンがガンガン展開していた総合スーパーを中核にテナントが多数入居するモール型SCは、ヨーカ堂は参戦を避けたのか完全に出遅れたのか、ほとんど出店していませんでしたが、既存店売り上げが落ち込む一方では、物まねがどうとか言ってられません。
比較的落ち込みの少ない食品スーパー事業に注力です。

しかし大手総合スーパー、どこもかしこも同じことばっかりやって、なんか新しい知恵はないのでしょうか。
総合スーパー単体がしんどくなって、モール型SCをガンガン出店していたと思ったら、それもここへきてしんどくなって、今度はこぞって食品スーパーです。
機構傘下のダイエーなんて、当面倒産がなくなったのをいいことに、実験店もなしで都市型小型食品スーパーを100店出店するとか勝手なことを言ってますし、そうでなくてもここ数年、郊外には大手スーパー抜きでの同様のSCの出店が続いていて、どうせあと数年もすれば過当競争で共倒れがオチでしょう。

ところで先日、新しくオープンしたイオンの大型モールにたまたま寄りました。
千葉県の八千代緑ヶ丘という駅の目の前の店舗なのですが、デカいです。もはや「スーパー」という概念ではありませんでした。
テナントの造りにも凝っていて、フラフラするにはなかなか面白かったです。
ファミリー層向けのテナントも多く、中核店舗イオンに対する集客効果という意味ではそこそこありそうな気もしましたが、実際はどうでしょうか。
広いモールを見てまわったらいい加減疲れて、晩のおかずはイオンで買わずに食べて帰っちゃおっか、そんな風になりそうな気もしました。
ああ、そういえば記者も小売業の動向調査のために立ち寄ったはずなのに、総合スーパーは見てくるの忘れちゃったなあ。でもいまさらスーパー覗いてもなあ。

それに商圏はどの程度を想定しているのでしょうか。
少し見回すだけで、あっちにマックスバリュ、こっちにもマックスバリュ、わずか5㌔ほど離れた津田沼まで出れば、ほぼ同じ形態のイオンの大型SC。
こりゃあ、カニバリ(共食い)です。
完璧、カニバリますよ。

イオン1社でこんな有様ですが、もちろん競合する会社は多数存在しますし、取り立てて特徴のない大型スーパーはいくら頑張ったって既存店売り上げが減るのは当然でしょう。
そこへ今度は食品スーパーがわんさか誕生です。売り上げが比較的安定しているといっても、人が食べる量が増えるわけでなく、みんなが山ほどスーパーをつくれば、先はどうなるか知れています。
結局、「他所がやるからうちもやらざるを得ない」的な不毛な闘いなのでしょう。

中小型の食品スーパーなら、店によっては珍しい輸入物とか変わった惣菜とか食材とか調味料とか、あるいは激安品とか、ちょっとした宝探しみたいな楽しみをできるものなのですが、イオンやヨーカ堂が競争するモールの中の大型食品スーパーにはそんな魅力はなさそうです。
先ほどモールに行って中核のスーパーを見るのを忘れて帰ってきてしまったと書きましたが、スーパーはもはやモールの中核店舗ではなく、普通の食品とか日用品の買い物もできる大きな店が入っている、その程度のものなのかもしれません。
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2005年04月25日

今日の愛ルケ(#170)

テーマ:連載小説
この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。

春昼 十九

食事が終わり、中瀬はもう一軒というが、むろん菊治に異論はない。ビルの地下、作家も出入りしている比較的気楽なクラブは、菊治も昔、一、二度来たことがある。
内装もホステスもすっかり替わっているが、ママは覚えていてくれて、村尾先生、どうされていたんですか?ときく。
むろん小説を書いていたのだが、ママには遠い過去の人か。久しぶりに先生と呼ばれて、改めて自分が村尾章一郎という作家であったことを思い出す。
乾杯早々、中瀬は若い子と話し出すが、若くて大胆で肌もぴちぴちした派手な銀座の子にも、菊治はさほど興味が湧かない。冬香にあって若いホステスにないのは、きっかりと抑制のとれた気品か、それ以上に、切なさみたいなものか。
客とホステスの騒ぎも聞こえるが、自分とは無縁の世界だ、そう思っていると横の茶髪で丸顔のホステスに、なんの先生かときかれる。
菊治は「ちょっとした、大学のね」と、答えておく。


#むろん異論はないでしょう。
どうせ中瀬のおごりです。

菊治が売れっ子だった当時にどの程度人気だったかは知りませんが、しかし十年以上前に一、二度来ただけという客を覚えているとは、さすがは銀座のママですね。
久方ぶりのご来店、まずはご機嫌うかがいです。


村尾先生、どうされていたんですか?


むろん小説を書いていたのだが・・・


書いてません。
このかた十年書いてません。


最近ちょこっと書き出したばかりです。
150枚書いたっていうけれど、記者が見たのは表紙だけですよ。
それを「むろん小説を書いていた」なんて言われところで、ママだけじゃなく、あなたはすべての世間にとって過去の人なんですよ・・・。


・・・先生と呼ばれて自分が村尾章一郎という作家であったことを思い出す。


ってあんた、自分にとっても過去の人だったんじゃないの。
もう、しっかりしろよ。


そんな過去の記憶の銀座のお店、華やかなホステスにも興味が湧きません。
そうです、大胆な胸元も、ぴちぴちした肌も、派手な洋服も、冬香に比べれば。

・・・ま、好みは人それぞれですしね。
何より冬香、銀座のお姉さんと違って、お金がかかりませんからね。
金もプライドもなくしたあなた、もはや銀座の夜は無縁の世界でしょう。

そんな銀座に無縁そうな、しょぼくれてるけど眼だけは澄んだおっさんが「先生」って呼ばれて、いったい何の先生なんですか?

「ちょっとした、大学のね」

え!?
ちょっとした大学の先生ですか!?
すごおい!!

銀座のホステスがそこまでおバカなリアクションをとるかどうかはしりませんが、ほかの作家も出入りするクラブで、○○賞をとった「村尾章一郎」だと名乗って、「ごめんなさい、わたしあまり本を読まないんで・・・」なんて申し訳なさそうに気を遣われることを思えば、正解だったといえるでしょう。


ところで、村尾「章一郎」といえば、以前も触れた「失楽園」の久木「祥一郎」。
それだけだと思っていたら、「ひとひらの雪」の主人公も伊織「祥一郎」だそうです。
すみません、先生はなんでこんなに「しょういちろう」にこだわっているのでしょうか?

ご存知の方、教えていただければ幸いです。

ちなみに「化身」の主人公は秋葉大三郎。
しょういちろうとだいざぶろう。
なんとなくおしいです。

と、思ったら名前だけじゃなかったです。
週刊誌のアンカーマン菊治が出版社勤務の「失楽園」久木とダブるということは以前も書きましたが、菊治のもうひとつの顔「ちょっとした大学の先生」、実は「化身」の秋葉がそのようです。
教授であり文芸評論家でもある秋葉は、やはり「ちょっとした大学の先生」といえるでしょう。

とするとこのナベジュン日経三部作完結編「愛の流刑地」、前2作の設定をハイブリッドし、有終の美を飾るべく、内容もパワーアップを図っているにちがいありません。

・・・ハイブリッド・・・むしろパッチワークに近いかもしれません・・・。
・・・パワーアップ・・・記者は「失楽園」の連載しか読んでいませんが、ま、ある意味パワーアップしているかも・・・。

もっとも、先生はハイブリッドエンジン並みの省エネで書かれているのかもしれませんが・・・


そのぶん読者がエネルギーをロスしてます・・・。
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2005年04月25日

「東電、値上げ」記事を訂正します -いえ、記者じゃないです-

テーマ:産業

東電、月20円程度値下げ -23日1、12面-

22日付朝刊に掲載した「東電、7月に値上げ」の記事は誤りでした。おわびして訂正します。
原油価格や為替変動に伴う「燃料費調整制度」に基づいた本紙の試算に間違いがありました。正しくは標準家庭で月額20円程度の値下げとなる見込みで、「3四半期連続の値上げ」ではなく、「3四半期ぶりの値下げ」となります。
東京電力は電力小売の自由化など競争激化を背景に経営効率化を進めています。燃料費調整制度とは別の人件費や工事費の圧縮に伴う「本格改定」により、昨年10月には同276円値下げしました。
その後の燃料費調整制度により、今年1月に58円、4月に24円値上げしています。



人間、誤りを認めるのは辛いもので、仕事のチョンボもできることならうやむやにしたいものです。
故に、通常、訂正記事は、紙面中ほどにこっそりベタ記事になっていることが多いものです。

しかし、100%真っ逆さまの誤りを、お得意様に指摘されては素直に謝るしかありません。

「もうしわけありません・・・」

高島政伸なみの苦渋の表情で謝っても、お客様の怒りはおさまらなかったようです。
土下座です、こうなれば土下座しかありません。

1面に訂正記事掲載
・それも幅6行ながら2段抜き
別途解説記事もつける
・解説記事も含め、すべて「ですます調
・解説記事では東京電力の経営効率化努力と昨年の値下げを強調

これは東京電力に対する、日経の土下座といってもよいのではないでしょうか。
久しぶりにこんなに気持ちよいくらいの訂正記事を見た気がします。

いや、関係者さん、気を悪くしないでください。

それくらいの誠意を感じた、ということなのです。
これからも、社会の範となる、「素直な日経新聞」でいてください。

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2005年04月25日

今日の愛ルケ(#169)

テーマ:連載小説

この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。

春昼 十八

冬香には本気だが、仕事に追われる中瀬にはわからないかもしれない。中瀬のいうとおりほどほどにしたほうがいいと思わなくもないが、いわれたくはない。話を打ち切り、カウンターの魚を見る。
黒くて大きいのは黒鯛で、その横は眼張なのか。さらに甘鯛があり、ホウボウがいて、青みを帯びて輝いているのは鯖で、手前のやや小振りなのは鯵なのか。
「その赤いのは、喉黒かな」
焼いてもうまい、という白い髭の店主に見せてもらうと、全体はピンクを帯び、喉の奥だけ黒々としている。それを焼いてもらうことにする。
小料理屋とはいえ、一匹まま焼くのは高そうだが、どうせ中瀬の支払い、好意に甘えてさらに焼酎を頼む。
小説はどうだときく中瀬に、なんとかやっていると答える。このところ調子がよく、150枚ほど書き上げた。
「アルバイトばかりもしていられないからな」というと、中瀬は「眼が澄んできたから、大丈夫かもしれない」とおどけていう。菊治自身、恋愛に没頭している分、小説にも集中し、手応えがある。
じゃあ恋愛を続けなければなと中瀬はいうが、恋愛をしているのは小説のためではない。


#男の恋愛談義@小料理屋が続きます。

・・・と、思いきや菊治、早々に打ち切りです。
せっかくの恋の許可証に「ほどほど」なんて制限がつけられて、面白くなかったのでしょうか。
菊治、カウンターの魚に眼を移して、平目の刺身を味わう余裕がなかった分、ほかの魚で取り返すことにするようです。

これは黒鯛で、横は眼張なのか。さらに甘鯛があり、ホウボウがいて、青いのは鯖で、小振りなのは鯵なのか。

・・・すると八本足は蛸で、十本足は烏賊なのか。
腰の曲がったのは海老で、腹ばいなのが蝦蛄なのか。
穴のあいたのが蓮根で、スジの通ったのは蕗なのか。
脚の速そうなのは馬で、角の生えたのが鹿なのか。
母さんは霜焼けで、父さんは胸焼けなのか。
隣にいるのは中瀬で、今考えているのは菊治なのか。
そして菊治は俺で、ではいったい俺は誰なのか?
俺はやはり夕焼けで、弟は小焼けなのか?
いや、俺は何を言っているのか?
ていうか記者は何を言いだしたのか・・・

・・・って、ああ、もう!

「なのか」「なのか」うるさいよ、たかだか魚を眺めるのに。
どんな懐疑主義だよ。
「その赤いのは喉黒?」なんてマニアックな魚を知ってるヤツが、なんで「これは鯵なのか」だよ。
だよ、に決まってるよ、喉黒を知ってるやつが鯵に見えるなら、ほんとは鰯でも鯵でいいよ、もう。通ぶって喉黒の喉の奥なんて見せてもらってないで、さっさと焼いてもらって食っちまえ。ついでに焼酎まで頼んじまえ。

そうそう、どうせ役員さまの中瀬のおごりなんだからよ・・・


って、プライドがないのか、菊治!


金ない、地位ない、センスない。
テクない、知恵ない、会話もない。
おまけにプライドまったくない。

これじゃあ、せんだみつおもかないませんよ。

ったく、せんみつだってせいぜい「ウケない、金ない、仕事ない」なのに・・・。
あ、そうか、さては「落ち目」菊治、だからセックスもせんみつ譲りの「いきなりズッコン」なのね。
・・・ええ、誰も知らないかもしれませんね、このギャグは。
菊治と中瀬が「銀座ナウ」ということで許してくださいよ。


・・・なんていってる間に、小説の話です。
菊治、いつの間にか150枚も書いたことになってました。
いいですねえ。
寝てる間に小人さんが書いてくれたんですかねえ。
おまけに校了直前のくそ忙しいアンカーの仕事も、明日になればきっちり終わってるんですかねえ。
同期の友人の奢りで旨い魚を食って焼酎を飲んでるうちに仕事が終わってるんなら、記者だってプライドの一つや二つ、売り飛ばしますよ。

ちくしょう、記者なんて週末に酒を飲んで寝ていたら、新聞は容赦なく毎日届いて、未執筆分の記事が溜まる一方なのによう・・・。

遅れてる更新を一気に飛ばして次回いきなり#174をアゲて、「菊治は#172であんなことを言ってましたが・・・」なんて大技を使ったとしても、それは「書いたことになっている」ということで・・・。

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2005年04月22日

今日の愛ルケ(#168)

テーマ:連載小説

この記事は渡辺淳一先生の連載小説「愛の流刑地」を記者が個人的な視点で読み解く記事で、性的な描写かなり出てまいります。そのような記述を好まない方、ネタバレを嫌う方、並びに15歳未満の方はご遠慮ください。
なお、記者がまとめたあらすじ中の灰色文字部分は、作品のテイストをできるだけ伝えるために原文をそのまま引用した部分です。

春昼 十七

落ち着かぬ態度を見抜かれ、彼女とはどうだときかれる。
まあなんとか、と曖昧に答えると、珍しくよく続く、と中瀬が突っ込んでくる。
しかし自分から別れたことはほとんどないし、そもそも中瀬に恋愛話をしたこともない。今回は冬香に気持を入れすぎて、つい喋りたくなっただけである。
人妻とは大変だろうといわれて否定するが、子供の風邪で明日逢えないかもしれないことを思い出す。
中瀬はもう少し若い女にしたらというが、もうじき誕生日が来て37才になっても、菊治より20才近く若い。
どうせ遊ぶなら、もっと若くて独身のほうが気軽だろう
遊びのつもりはないと答えると、中瀬は本気なのかと菊治の顔を見て、「そういえば、お前、この頃、眼が澄んできた」という。
眼のまわりをこすり、「澄んで、悪いのか?」と答える菊治。
「俺たちの年令になると、長年の体験から次第に濁ってくるものだ。それが大人になった証しみたいなものだが、お前は逆に澄んできた
「だから、どうなんだ」ときこうとすると、中瀬は「やっぱり本気なのかもしれないな」という。

人妻に入れこむ菊治の気持が分からないようである。


#落ち着かぬ態度って、態度ばかりか「子供の熱が・・・」なんて妙なことを口走りかけてましたが、一瞬は「なに?」といった中瀬も、どうやらピンと来たようです。
さすがは中瀬、伊達に「恋の許可証」発行人をやっていません。

「やっぱり、人妻と際き合うのは大変だろう」(原文)

菊治は「そんなことはない(原文)」と否定しますが、そりゃそうでしょう。
バタバタと東海道を往復していた日々はどこへやら、今では真昼間時ながら、日時を指定するだけで勝手に部屋まで来てくれるのですから。
交通費、ホテル代、食事代はおろか、水の一杯もやらなくていい、たまごっちよりも楽ちんな人妻です。
ただ、あえていえば、人妻と際き合うのは大変ではありませんが・・・

大変な人妻と際き合っています。

しかし、良識派と思っていたチャン理事、あ、いや、中瀬取締役、「もう少し若い独身女にしろ」とは、彼もけっこうおイタをしているのでしょうか。
ただ、金も地位もある中瀬ならまだしも、金も地位もない上にみみっちいし話もつまらないしデートはしないし寝てばっかりの男、もう少し若い独身女性もいい迷惑です。

それに菊治は自分のほうから別れたことはないっていうのですよ。
つまり冬香以外に菊治のテクは通用しなかったのです。
そう、初めて通用したから、本気になっちゃっているのです。
冬香が菊治にマーキングされたように、菊治も冬香にマーキングされたようなものなのですよ。

そんな菊治を見て、中瀬は「この頃眼が澄んできた」といいますが、そういわれた菊治は・・・

眼のまわりこすってみた。

・・・。
なんだよ、その頭の悪そうなリアクションは・・・。
おまけに・・・

「澄んで、悪いのか?」

「なんだ、バカヤロ」
往年の荒井注を髣髴させる、食って掛かるようなぶっきらぼうなセリフ。
確かに「眼が澄んできた」と急に言われれば「どういう意味だ?」とは思いますが、「もう少し若いのにしろ」といわれたのが癇に障ったのでしょうか・・・。

食って掛かられた中瀬、かみくだいて説明します。
さまざまな体験をして自分たちくらいの歳になれば眼も濁ってくる、それが大人になった証だ、と。
つまり、社会経験をつみ、いいこと悪いことを見て分別をわきまてくると、子供のように澄んだ瞳では、つまり純粋ではいられなくなる、でもそれが大人ということなのだ、ということでしょう。

55歳で大人になるという中瀬もいかがなものですが、しかし大人になるどころか、菊治の眼はこの頃澄んできたといいます。
たしかに菊治、ますます分別なく他所の夫婦のセックス事情を詮索し、少年のようなセックス空想はエスカレートし、いよいよ純粋に性欲に没頭しています・・・。

いつまでも少年の心を持ち続けたい記者ですが、その方向性だけは誤らないように気をつけなければなりません。

そんな菊治の実態は知らぬ中瀬、おそらく「お前は少年のように純粋に恋に燃えているのだな」といいたいのでしょう。言外に「呆れたやつだ」あるいは「羨ましい限りだ」あたりが含まれているに違いありません。
ところがきいていた菊治が逆ギレ気味にいいかけたのは・・・

「だから、どうなんだ」

説明されてもまったく意味が分からないようです。
この理解力や言語感覚の男が創造する文章・・・。
書き始めた「キョムネツ」、本人は「万一うまくいっても」と言っていましたが、その万に一つもなさそうですね。
どろどろとした男の業だかなんだかしりませんが、勝手な思い込みと浅い思慮となきに等しき感受性に裏打ちされた内容を、乏しい国語力でつづった作品、読むのはかなりきつそうです。
いや、愛ルケと同じ楽しみ方をするなら、けっこういけるかもしれませんが・・・。

それにしても、中瀬はなんでこんなヤツと友人関係を続けて、おまけに小説を書けだのと囃したてたりしたのでしょうか。
本当は与えた覚えのない「恋の許可証」も菊治からとっとと取り上げてほしいところですが、ついでに「物書きの許可証」も取り上げちゃっていいんじゃないでしょうか。
どうせ中瀬のバックアップがないと、本にもならないのでしょうから。

さて菊治によりますと、もうじき冬香の誕生日だそうです。
「もうじき」がいつで、どのようなお祝いをするのかも楽しみではありますが、それよりいつまでたっても二人が歳をとらなかったり、逆にイベント一切なしでいつの間にか冬香が37歳になっていたりという事態に至らず、とりあえずほっとしている記者であります・・・。

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