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2004年09月30日

初値負け無し151社でストップ -そりゃ凹みます-

テーマ:証券
新規上場株 -3面-

29日大証ヘラクレス市場(*)に上場した三星食品の初値は1760円となり、公募価格1850円を約5%下回りました。昨年9月19日に同じくヘラクレス市場に上場したファイナンス・オール以来続いていた、初値が公募価格を上回る「負け無し」記録は151社で途切れました。

なんのことだか意味が分からない方もいるかと思いますのでざっと説明しましょう。
会社が株式市場に上場する際、資金調達のために直前に新しく株を発行して一般投資家に買ってもらいます。この時の価格が「公募価格」、そして上場初日に初めてつく値段が「初値」です。つまり、この1年間に新規上場した株は、上場前に買って上場日に売れば儲かりつづけていたということです。しかも2割3割の話ではありません。今年の春から夏にかけては2倍3倍当たり前、最高で7倍!もの値がついており(写真参照=日経金融新聞より)、かなり異常な状況となっていました。まさに「IPO(株式公開)バブル」だったわけです。

写真のとおり、三星食品社長はかなり凹んで視線も虚ろに会見をしておりますが、不敗神話に終止符を打つというかなり不名誉な形で歴史に名を残すことになったのですから、その表情もやむ無しでしょうか。

しかし実は社長が凹むだけの話ではありません。今までいくら申し込んでも人気が高くて手に入らない公募株でしたが、儲からないかもしれないとなれば投資家は公募株に慎重になり、今後上場で資金調達を計画している会社に影響が出る可能性もあるのです。年内もまだまだ大規模なIPOが控えていますが、後から振り返ると市場の転機としてけっこう重大なニュースだったとなるかもしれません。

ただそれはむしろ正常な状態に戻っただけであり、長い目で見れば悪いことではないと思います。凹んでる社長のために、初値の公募価格割れが悪いと限らないという例を挙げておきましょう。
7月6日東証マザーズ上場(*)、初値が公募価格40万円の7倍の281万円となったリンク・ワンの9月29日現在の株価は99万円、初値から65%も下落しています。一方昨年9月17日東証一部上場、公募価格800円、初値780円で「最後の公募割れ」銘柄となっていたセンチュリー・リーシングの29日の株価は1211円、55%の上昇です。
企業に対する市場の評価は上場時に決まるものではありません。


*大証ヘラクレス市場、東証マザーズ市場はいずれも各証券取引所が新興企業などの資金調達ために上場基準を緩和した市場。
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2004年09月29日

木炭ストップ 焼き鳥店痛手? -これは痛い!-

テーマ:話題・コラム一般
中国が来月禁輸 -5面-

中国は10月1日、森林乱伐を抑制するため木炭輸出を全面禁止に踏み切ります。これにより中国産備長炭を使う焼き鳥店などは高い他国産か別の炭を使用せざるを得なくなり、焼き鳥の値段に転嫁される可能性もあるとのことです。

何を隠そう記者は焼き鳥好きです。週末には欠かさず近所の焼き鳥店に出向き、十数本購入して家でちびちびとやる、これがひとつの楽しみです。故にこれは非常に痛い。庶民の小さな楽しみに大きな打撃、まことにもって残念至極です。

しかしながら環境問題とあれば仕方ありません。裏事情があるのかないのか、珍しく中国が環境を経済に優先してるわけですから、ここは我々もガマンするしかありません。1本10円20円の値上は地球市民として大人しく受け容れましょう。

ん?いや待てよ。おれが毎週通ってる焼き鳥屋は備長炭なんか使ってないぞ。ああそうだ、プロパンのガスコンロで焼いてたよ。そうだそうだ、だから安いんだよ、1本80円だもんなあ。なんだ、備長炭がどうなろうとおれには関係ないや。
となりゃ前言撤回だ。値上なんて絶対許さないぞ。便乗なんかしやがったら消費者センターに即刻告発だ。
ちくしょう、ほんとの庶民には炭火」焼き鳥の値上さえ関係ないんだなあ。

ということで、哀しいことに記者には何の影響もありませんが、家で備長炭をお使いの方、あるいはヤマっ気のある方は今すぐ100円ショップに急がれてはいかがでしょう?
そうです、「ザ・木炭」コーナーの買い占めです。
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2004年09月29日

「改造評価せず」半数 -ほんとに?-

テーマ:政治
内閣支持 微増44% -1、2面-

日本経済新聞社の世論調査によると、今回の改造内閣の顔ぶれを「評価しない」と解答した人は48%で、「評価する」の36%を12ポイント上回りました。一方小泉内閣の支持率は44%で、今月初めの調査42%から微増、就任以来最低の今年7月の40%から2回連続で上昇しています。

ふつうに読んでおかしいと思いませんか?改造を評価しない人が評価する人より多いのに支持率が上昇してるんです。いったい何を基準に回答してるんでしょうか?有権者ってけっこういい加減ですよね。まあ、改造の評価を聞かれても、新任の閣僚なんて知らないから評価のしようもないんでしょうけど。

あわせて自民党3役への評価も調査され、自民支持層でも48%と半数割れだったそうですが、記者(私)といたしましてはどうせなら「首相補佐官」の支持率を聞いてほしかったです。あ、もちろん川口さんじゃないほうのお方です。

ところで今回の世論調査記事について、記者の目には問題点が少なくとも2つあると映りました。

まず1点目、世論調査結果の全容が掲載されてないことです。
これは新聞社の報道したい内容に合致する数字のみをとりあげた恐れがある点で極めて問題です。通常世論調査結果は別掲で全て公表されることが多いのですが、今回はそれがありませんでした。

もう一つは、調査結果の数字自体への信頼性です。恣意的な調査をしているのでは、ということではありません。
「回答率は55.7%」
辛うじて半数を上回る程度の方しか答えていませんが、実はこれは問題のある数字なのです。選挙だってそんなものだ、まあいいんじゃないの、と思われるかもしれませんがそうはいきません。統計学的にこの調査の信頼性が否定されるのです。
一定の割合以上の人が回答できないあるいは拒否したとなると、その層自体がなにかしら意見を持っている可能性が出てきます。選挙でいうなら、単なる棄権ではなく例えば反対の意志を持って白票を投じたとか、そういう可能性です。
回答率が70%を割るとその可能性があるともいわれますが今回は55%であり、その危険性が大きいといえるでしょう。少なくとも、例えば内閣支持率は2ポイントの微増ですが、これくらいは誤差の範囲に落とし込まれる可能性は高いはずです。

ただ、記者(私)のこの記事にも大きな問題があります。それは前提となる統計学の知識が大学時代の般教の授業に基づいていることです。たしか評定はBだったかな・・・いやCかも・・・。
ご批判があれば甘んじて受けましょう。遠慮なくコメントしてください。
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2004年09月28日

よかったねと言われる自動車保険 -ギター侍が斬る!-

テーマ:広告・その他
三井ダイレクト損保広告 -13面-

ではさっそくギター侍の節を適当に思い出しながら読んでみてください。


あたしショ・シ・ン・シャ・ドライバー、車線変更苦手です。
ミラーは見たけど目視せず、右折レーンに侵入し、接触、追突、やっちゃった、でも大丈夫、三井ダイレクトに入ってます。
年中無休の初期対応、示談交渉もお任せで、よかった!

・・・って言うじゃなーい


でもアンタ、大口開けて笑ってメチャメチャ喜んでも、
事故は事故ですから!!
残念!!

「来年から保険料アーップ!」 斬り!!



・・・ま、たまにゃこんなのもいいでしょう。
もちろん宣伝の意図はまったくございません。

なお波田陽区さんのギター侍を知らない方、お見過しください。
拙者、冒険しすぎました。切腹!!
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2004年09月28日

第2次小泉改造内閣発足 -マジで怒ってます!?-

テーマ:政治
「郵政民営化実現」に集中 -1面ほか-

27日、第2次小泉改造内閣が発足しました。党3役人事も含め、様々な驚き、摩擦、そして話題をふりまく首相の人事手法には、各方面大きく反応してはいますが、実はもう慣れてきているのではないでしょうか。「仰天予想」などとメディアが先走るから首相も負けじと無理してサプライズを用意している気さえします。

さて新内閣の顔ぶれを見ると馴染みのある方ない方いらっしゃいますが、気になったのはこの方です。
「南野知恵子法務大臣」
読めましたでしょうか。「みなみの」でも「なんの」でもなく、「のうのちえこ」。内閣発足の記念撮影(3面写真参照)ではカメラマンに「おばあちゃん、もうちょっと左に寄って」と声をかけられたんじゃないかと勝手な想像をしてしまいましたが、助産婦学校出身68歳の新大臣には、少年法改正など重要案件にがんばって取り組んでいただきたいと思います。

しかしそれよりも取り上げたかったのは野党の反応(=写真)です。

「野党、一斉に改造内閣批判」

写真をアップにして似顔絵もご覧ください。野党というものはとりあえず新内閣を批判するものですが・・・
民主党の『次の内閣』ほうが政権担当能力がある!」岡田さんは拳を振り上げもうカンカンです。「この国に未来はない!!」共産党志位さんにいたっては早くもファイティングポーズ、ゴング直前のヴァンダレイ・シウバもたじたじです。いやもしかしたら右手は首相の胸倉をつかんでるのかもしれません。
さすが野党の気迫が伝わってきます。

そんななか社民党の福島さんは・・・
「ノーサプライズ内閣。」
冷静です。そういえば土井さんも新内閣や解散には欠かさず名前をつけてらっしゃいました。しかしどうせなら逆に「サプライズ内閣」と言って、「わざわざ改造してこの程度だとは驚いた」とか皮肉ってやればいいのに、このあたりのひねりの無さも土井さん譲りです。いや、それはいいのですが・・・福島さん?・・・福島さん!?
なぜにスマイルですか??そして左手はなぜにワンポイントガイド風???
「自民党最後の内閣」などと余裕で解説してらっしゃるのかもしれませんが、「最後」になるのは・・・おっと、それは言わない約束ですね。

#なお、写真の新聞記事と比べれば分かりますが、今回は演出上各党首のセリフをこちらで意図的に要約させていただきました。普段はこういうことはしないように努力しているつもりですのでご了解ください。
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2004年09月27日

もう一つのプロ野球問題 -記者は「領空侵犯」のファンです-

テーマ:人・履歴書
京都大学教授 橘木俊詔氏 -5面 領空侵犯-

「領空侵犯」。
この週イチ記事は、有名な経営者や教授などその筋の権威とも言える方に専門外のことについて語ってもらうインタビュー記事です。専門外ゆえに斬新で既成概念にとらわれない発想の意見が見られることや、全くもってとんちんかんな意見が見られることもあり、記者のもっとも好きな日経記事の一つであります。

以前、某超大手鉄鋼会社会長に日本の観光誘致政策について語ってもらった時などは圧巻でした。観光立国への秘策は魅力ある観光地を整備するのでも小泉首相が海外でPRするのでもない。曰く

「公衆便所をきれいにしろ」

一度来たガイジンさんに気持ちよく帰ってもらいリピーターになってもらうには便所をきれいにするのがいちばん、ということでした。
いや目から鱗です。目の付け所が違います。これは観光業界の方には思いもつかないでしょうし、おそらく衛生陶器業界で提唱されたこともないでしょう。実に斬新ですが、ただインタビュアーはやや呆れ気味の受け答えでした・・・。

あ、そんな昔の話はいいですね。今回は虎キチの学者さんがプロ野球問題について聞いています。では気になったくだりを上げてみましょう。

「私は球界のごたごたが今後も続いたり繰り返されたりするなら日本の社会全体に深刻な影響を与えると思います。」

おお、それが本当ならたいへんです。インタビュアーはどう反応したでしょうか?

――深刻な影響?(中略)「しょせん、一プロスポーツと考えている人も多いと思うのですが。

冷静です。全くそのとおりに思えます。しかしさすが虎キチ教授(京大)、社会の先の先を読んだ深いご意見をお持ちです。長くなるので要約しますと、

「プロ野球は閉塞感の強まる日本社会で誰でもチャレンジ可能な世界の象徴であり、これはサッカーなど他のスポーツではなく根強い人気の野球のみが当てはまる。それが輝きを失えば日本社会のダイナミズムはさらに失われ、階層化していく日本社会においてやがて立ちはだかる階層の壁にチャレンジすることがなくなり、人材は海外へ流れ、国際競争力も失われる」

恐ろしい。プロ野球の労使紛争一つからここまで社会を先読みされるとはさすが京大教授。しかし、なぜ教授が我々にはにわかに信じがたいこのような発想となったかを解くカギは、そのプロフィールにありました。
「43年生まれ」。
教授は今年で61歳、「巨人・大鵬・卵焼き」の時代を過ごされてます(ご本人は阪神ファンですが)。そういえば今回のプロ野球騒動でも、ある程度年上の方と若い者との感じ方は違ったのではないでしょうか。メディアで見られた「プロ野球のない週末」のような言葉が心にしみるのは、もしかしたら50歳代以上の方かもしれません。

そこで世代ギャップを補正して教授流に論を展開すると、
「これから流出する恐れのある有能な世代はむしろJリーグ世代、野球好きならイチロー世代だ。優秀ならば海外へ出るべきという価値観の象徴である。戦後日本の娯楽の代表であったプロ野球の衰退は、古き構造・価値観からの脱却の象徴である。」となるでしょう。
しかしこれではプロ野球が盛り返そうが凋落しようが、残念ながら才能の空洞化が進むことを避けられません・・・。
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2004年09月27日

経営者こそ”最強の毒薬” -毒薬だけに・・・-

テーマ:企業・財務・投資
敵対的買収への予防策 -9面 経営の視点-

最近企業の合併・買収(M&A)関連の記事が増えています。それはとりもなおさずM&Aの事案やそれにまつわるトラブル・摩擦が増えていることの表われでもありましょう。そして特にここへきて紙面を賑わすことの多くなった文字が「毒薬」であります。

なにやら物騒なキーワードですが、今回のUFJの買収合戦でも話題になりました。簡単に言うと、敵対的な買収を仕掛けられた時に新たに株式を発行したり買取りを請求できたりする条項などを設け、容易に買収できない仕組みにしておくことです。飲み込む(買収を仕掛ける)側が思わずペッっと吐き出してしまうということで「poison pill(=毒薬)」と名づけられたようです。

記事の結論は、経営者自身が会社というハコより優秀ならば、無理に買収しても経営者がよそに移り企業価値が下がるため買収されることはなく、すなわち優秀な経営者こそが”最強の毒薬”だろうというものでした。
たしかにそうかもしれませんがそんなことを言ったら身も蓋もないし、第一そんな優秀な経営者のいる企業は株式市場でプレミアムがつくはずで、そもそも買収する旨みなんてありません。

でも今回この記事を取り上げたのはそこに茶々を入れたり異論を唱えたりしたいからではありません。実は実際の記事の結びの文章はこうでした。

「買収者に一泡ふかせるだけの能力と自信のある経営者こそが“最強の毒薬”かもしれない。」

どうですか?
「毒薬」というお題を介することで、「一泡ふかせる」が掛詞になっているじゃないですか。これはうまいと思いました。先日の春秋は「強引すぎ」「力技」と酷評させていただきましたが、本日のこの記事のレトリックは素直に持ち上げさせていただきます。

いやあ、物書きの素人がプロの記者・編集委員の方々が書いた文章をえらそうに批評して発信する。ブログってこんな身のほど知らずで勘違いなことも出来ちゃうんですね。
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2004年09月27日

プロ野球 楽天が加盟申請 -比べてみたら・・・-

テーマ:スポーツ
球団経営と母体企業 -25日3面ほか-

あまりひとつのニュースを追っかけるのは興味のない方に申し訳ないので本意ではないのですが、球界再編のニュースはこういった書き物の素材としては格好のものですのでお付き合いください。今回は25日3面に載った楽天、ライブドア、そして近鉄の比較です。

売上高 :楽天 440億円 ライブドア 250億円 近鉄 1兆1300億円
経常利益 :楽天 165億円 ライブドア 50億円 近鉄 380億円
社員数 :楽天 865人 ライブドア 1288人 近鉄 3万6675人
有利子負債:楽天 225億円 ライブドア 79億円 近鉄 1兆5305億円

成熟産業と成長産業の違いとか、膨大な資産が必要な鉄道事業と全く不要のIT産業の違いとか、そんな言い訳は無視しましょう。誰が見ても分かります。楽天の効率が際立ってますね。少ない社員、少ない借金で大きな利益をあげています。売上高経常利益率は楽天37.5%に対し近鉄は3.4%。こりゃあ近鉄は赤字を生む球団を保有している場合じゃありません。経営の観点からは合併とか眠たい手段ではなく、とっとと売ってしまうべきでした。その経営への評価とも言える株式市場での時価総額(会社の株の価値の合計)を見てみましょう。

時価総額:楽天 8409億円 ライブドア 2570億円 近鉄 6148億円

設立60周年、JRを除いて最大の鉄道会社であり約250のグループ会社を擁する東証一部上場企業の近畿日本鉄道は、設立から7年、実体を持たないネット上の商店街を運営する店頭(JASDAQ)上場企業の楽天に大きく水をあけられています。高級デパート近鉄百貨店を抱える近鉄社長に言わせると、たぶん「たかが選手」どころでない、「たかが商店街」「たかがネット通販」の会社に負けているのです。

しかし認知度の高い楽天ならまだ許せるでしょう。何をやっているのか分からないし名前もよく知らない、礼儀もマナーも知らない若造が社長をやっているという東証マザーズ上場企業「ライブドアとやら」にさえ一時時価総額で逆転を許していたのです。幸いにして?ライブドアの株価は今年のピーク時の3分の1になり、近鉄は現在はメンツを保っていますが、こうやって比較すると逆に近鉄が球団をライブドアに売却できなかった事情が見えてきます。
それは将来の1リーグ制とかなんとかじゃありません。

「単なるミエ」です。「メンツ」です。「世間体」です。

歴史も伝統も格式もある近畿日本鉄道が、ぽっと出の新興企業に時価総額で追い越され、挙げ句象徴でもある傘下球団を買収される。それはガマンのならないことでしょう。しかしそれ以上に困ったのが買い取った球団をたかだか数年で黒字にすると言っていることです。

これは何としても避けなければなりません。時価総額で抜かれるのは時代の流れで仕方がないとしても、買い取られた球団が黒字になる、それだけは絶対にまずいのです。だって自分達の球団経営の無能さをさらけ出すことになってしまうじゃないですか。

したがって、「ライブドアバファローズ」だろうが「楽天バファローズ」だろうが、あるいはたとえ「ヤフーBBバファローズ」でも「三菱東京バファローズ」でも、買収は成立しなかったでしょう。
あ、三菱東京なら借金棒引きとセットで提案したら買収できたかもしれませんね。あり得ませんけどね。
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2004年09月26日

春秋「筋トレでリスク管理」 -コラムのオチも力技?-

テーマ:春秋・社説
早めの対応でコストも縮減 -25日春秋-

スポーツの秋。
高齢者のスポーツ人口は増加していますが、自治体も悪化する介護保険財政改善に向け、要介護状態にならないよう、あるいは要介護度を下げるため、筋トレ等介護予防事業に力を入れ始めています。調査によれば予防メニューの効果は非常に大きく、これらはリスク管理の発想として理にかなうはずです。(3段落まで要約)

ええ。
ここまではまったく異論ありません。しかしながらいかがしたものでしょうか、このあとの展開は。

「早めの対応を怠り、事態を悪化させる愚は、健康問題に限らず随所に見られる。学歴詐称容疑を大筋認め、辞職願いを出した古賀潤一郎衆院議員も発覚当初に辞めていれば傷は幾分浅かったろうに。(中略)テニス焼けの容姿で売ったスポーツマンならケガ予防の大切さは承知のはずだが。」

新聞のこういったコラムは日経春秋に限らず、時事ネタに他の時事ネタや季節ネタ、故事なども絡めながら限られた字数の中で話を展開し、事件等への批評や読者へのメッセージ、時には自戒の言葉を結び(オチ)として締めくくるものです。内容的には政官財など強者に批判的なものが多いのですが、これはマスコミの使命として当然のものといえるでしょう。同じく定められた字数で毎日掲載される社説と比べても正面から意見をぶつけられない分難しいともいえ、私もうまいと唸らされることしばしばであります。

しかし今回ばかりはいささか強引すぎやしませんでしょうか。「未然の予防」「筋トレ」「スポーツマン議員」「遅れた対応」。なるほどキーワードだけを並べるとうまくつながりそうですが、実際読んでみると、いや苦しい。読めば読むほど苦しい。かなりの「力技」です。お題が「筋トレ」とはいえ、おそらく執筆されたご本人も「これはちと無理かな」とためらわれたことでしょう。「力で技を掛けようとしても決まらんのぢゃ」と猪熊滋悟郎先生はおっしゃっていますが、物書きもまさにそのとおり。筋トレも稽古も実戦も十分に積んだはずのベテランが、私のような若輩に足元をすくわれることになります。

などと一本とったつもりでえらそうなことを言っておりますが、どこまでメジャーか分からぬ「YAWARA!」ネタをオチに持ってくる時点で、私も「力技」のそしりを免れないかもしれませんね。
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2004年09月24日

コンテンツ市場拡大続くアジア -ヲタは世界に拡がる-

テーマ:メディア・IT
平成の開国 -3面特集記事-

日本製のアニメやゲームなどのコンテンツが海外で人気が高いことは有名ですが、映画や音楽など全体では依然大幅な輸入超過ということです。

「ジャパニメーション」という造語まで生まれたほど日本のアニメは海外で人気があるというのは知っていても、どのような作品がどの程度人気かというと意外と想像がつかないものです。マニアには大友作品(AKIRA等)、子供にはポケモン、最近は宮崎作品がいろいろ受賞、などというのが一般的なニュースのレベルですが、実はもっと小さな作品までが海外市場に輸出されているのをご存知でしょうか。

海外では、北米を中心にケーブル等で多チャンネル化が進み、日本アニメのような優良コンテンツへのニーズが高まっています。これを受け作品会社は積極的に過去の作品を輸出すると同時に、新作の投資回収手段(TV放送だけでは赤字となる)として、ビデオ・DVD販売、キャラクター商品の版権収入と並ぶ重要な位置付けとして海外市場を捉えるようになりました。このため、深夜のマニア向け作品を除けば、国内で放送されるアニメ作品のほとんどは海外へ輸出されているといってもいいくらいなのです。見たことも聞いたこともない日本アニメに海外で出会うことがあるかもしれませんね。

さて、ここまでは比較的一般向けのアニメの話ですが、今朝電車の中でディープなジャパニメーションの人気を物語る出来事がありました。女子大生2人(A、B)とその系列の高校に在籍するフランス人留学生との会話です。(実話)
A「フランスで『ドラゴンボール』とか日本のアニメやってる?」
留「ハイ、フランスデモヤッテマス。『ドラゴンボール』は、『』、『GT』モヤッテマス。」
AB「ヘー!すごいね。」
A「じゃあさ、日本のアニメで何が好き?」
留「『あずまんが大王』。」
AB「??アズマンガダヨ??」
留「『あずまんが大王』デース」
B「??何それ??日本名と違ううじゃない?どんな話??」
留「イエ、日本ノ名前デス」
A「そっかあ、わかんないよ。ほかには?」
留「『フリクリ』」
AB「?????(ぜったい日本語と違うよ、これ)」
留「GAINAXデス。」
A「えー?『エヴァンゲリオン』じゃなくて??」
B「どんな話それ??」
留「アー、難シイデス。全部見タケド難シカッタデス。」
AB「・・・」

女子大生はまさかフランス人が自分の知らない日本のアニメ作品を知っているはずがないと信じて疑っていませんでした。しかし前後の会話からも女子大生は「セーラームーン」や「ドラえもん」といった子供向けアニメしか知らないようで、実は日本アニメに対する造詣はフランス人留学生のほうがはるかに深かったのです。ふつうの日本人が全く知らない作品にも海外にファンがいる、これが日本アニメの人気の程なのです。

しかし「あずまんが大王」を筆頭に挙げるフランス人、やりますね。次が「フリクリ」です。記者(私)もアニメは好きですが、はっきり言って負けてます。「フリクリ」は女子大生と同じく名前さえ知りませんでした。さっそく週末借りて観ることにします。
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