264本目「プロジェクトD(デブゴン)」(1979年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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絵が映画とあんまり
PROJECT D THE KUNG-FU MASTER

The Incredible Kung-Fu Master

肥龍功夫精

燃えよデブゴン9(TV)

製作年度:1979年

上映時間:97分

製作国・地域:香港

監督:ジョー・チェン、トゥン・ジョー

製作:ホイ・ウォン

脚本:ジョー・チェン

撮影:リッキー・リュウ

武術指導:ラム・チェンイン、ユン・ピョウ、レオン・カーヤン

記録(スクリプター):ウォン・カーウァイ

出演もしくは声の出演:トン・ワイ、サモ・ハン・キンポー、マン・ホイ、フィリップ・コー、チョン・ファッ、リー・ホイサン、ワイ・ティンチー、マース


カンフー好きな少年が、偶然であった人にカンフーを習って、強くなるぞ~というお話。


トン・ワイ、サモ・ハン主演の「プロジェクトD(デブゴン)」を観ました。

なんか、豪華なこの作品。武術指導に、ラム・チェンインって、それだけで、嬉しい。ユン・ピョウとか。

なにくわえたんだ
スクリプターに、カーウァイって。彼と、トン・ワイは、この作品で知り合って、「いますぐ抱きしめたい」の武術指導を、トン・ワイに決めたそうです。出会いっつうやつですね。


最近、とっても、気になる、トン・ワイ。「男たちの挽歌」の武術指導もされてます。おぅ!名作♪

この作品では、彼の若かりし、細い、かっこいい、お茶目な彼が堪能できますが、ほんとに、動きが綺麗です。

ラム・チェンインと同じ京劇学校出身っつうということですが、この作品でも、ちょこっと、ラム・チェンインがでております。(ほんと、ちょこっと。)

俳優というよりも、もう、監督や、武術指導ばかりされております。頼まれると、ちょこっと、俳優としてでるそうです。

「ダウンタウン・シャドウ」「パープル・ストーム」「アクシンデンタル・スパイ」で、香港電影金像奨最佳動作設計賞を獲られております。

←キムタクを真似したホリのような気分の写真です。(彼がとても若いときの写真です。)

ぼったくり


白ベスト
そして、サモ。若い。太っているといっても、今の半分くらいでないでしょうか。

ほんと、速い。スピードが。みためがかわいすぎる。

カンフー好きのトン・ワイ少年が、「詠春拳」の道場と、「五行拳」(虎、とか、蛇とか、)の道場と掛け持ちしてならっていたら、道場主たち(兄弟なんだけど、あることが原因でケンカしている)に、破門されちゃって、カンフーの達人のサモに、教わって、強くなるという、定番中の定番のような作品です。

サモは、「カンフーは、食べ物と一緒。肉も、魚も、野菜も、好きだから、いろんなものを食べる。」と。

トン・ワイは、そういうカンフーの種類を超えて、「○○拳」とか「××拳」とかそういうのを超えて、サモから、いろんなカンフーを教わります。

その特訓も、油の上を歩くというのから、ものすごい腕立て伏せ(しかも、ふたりでやる。これ、すごい。)や、トリックやら、見ていて、楽しい(やるのは、とってもきつそう。)なのばかりです。


この兄ちゃんが気になる
ラストも、すごいオチだ~!!どっか~~ん!って感じです。


(←「詠春拳」の道場のシ~フ~です。)


だけど、字幕が遊び心あふれているんです。読むのが楽しい。かなり、自由に訳されているような気分です。


マン・ホイさんって、ほんと、蛍ちゃんみたい。

みんな、ちょっとおかしな人たちなんで、くすくすと笑いながら、それでも、すごいカンフーがみられる嬉しい映画です。


オススメ度:★★★半☆

セット代があんまりかかってなさそうな映画度:★★★★☆