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2011年02月12日(土) 00時00分00秒

あしたのジョー

テーマ:映画・音楽

溶鉱炉のけむり

夕焼けにシルエットだけの工場群

オープニングでかかるあの曲そしてタイトル

ドヤ街をあるくジョーから映画は始まる


わたしはこの時点でぐっとこみあげてきた




原作のジョーで

自分がとても印象に残っている部分


2つあります



ひとつは力石戦後、ホセ・メンドーサ戦(最後の戦い)の前に

紀ちゃんと橋の上で話すシーン

ここはラストの真っ白な…にひっかかるシーンです

あえて言うつもりはなかったジョーの独白

紀ちゃんに話すことで読んでいるわたしたちに語りかけます


なぜ拳闘をするのかということ



もうひとつは今回の映画に大きく関わる部分


まだまだ成長過程のジョーはバンタムを維持するのが困難になっていく中、

丹下のおっちゃんに言われます

おまえの骨格でバンタムを維持するのは無理だ、と

ジョーは何を言ってるんだという穏やかな顔で答える


おっちゃん…この階級は力石が俺と戦うために降りてきた階級だ

俺はバンタムから動く気はないよ



このふたつが

ジョーを思い出すとき、一番最初に浮かべるところ




この映画は力石戦までです


それは原作の半分ほどで、その後もジョーの戦いは続きます


その後のジョーはいつも力石を背負って戦っている


韓国のボクサー、金とやったときは、

減量に苦しむジョーに、金は「減量で苦しんでいるボクサーは真のハングリーではない」、と言い放ちます

金の生い立ちは、確かに過酷なものです

朝鮮戦争の最中に生まれ、飢えと戦火の中で育ち、

兵隊の食料を殺して奪って食べた

それが実の父で自分の息子に食べさせようと持ってきた食料だと知り、

それ以来、食べることができなくて自分は減量に苦しんだことはない

こんな甘ちゃんな国のボクサーにわたしは負けることはない


この言葉を聞いてハングリーさにおける引け目、敵わない思いに囚われる


試合直前、試合中と、

最初から敵わないと植えつけられた思いがジョーを絡めとる


しかし、打ち合っているうちにそれを打破したのも

力石を背負っていたから


おまえは確かに食べられなかった

でもそれは「食べなかった」んじゃない

飢えてはいても水だけはあびるほど飲めただろう

しかし力石は

あの男は

自分の意思の力で「飲まなかった」んだ

その男を背負っている俺が、お前に負けるわけにはいかないんだ


そしてバンタムにこだわり続けるジョー



これもすべて

あの力石との死闘があったから


わたしはもう

これだけ感じられたら

細かいディテールや設定や省略、

改変などはまったく問題にならない


そう思って観に行った


拳をかわした者同士にしかわからないことがある

セリフになってなくてもいい


ジョーがあれほどにバンタムにしがみつく

その元となった力石との死闘を

感じさせてほしい

それだけあれば…




感じました

受け取りました

よかったです


それ以外はいい…といいながら

それ以外もよかったです


最初わたしは香川さんの丹下をみたら

笑ってしまうんではないかなぁ…なんて思っていたんですが、

ちょっと笑ったんですが←

でも、もう丹下です

おっちゃんです


原作が連載された頃はわたしはまだ生まれてませんので、

あの頃の雰囲気や街並みを

肌で感じて思い出すということは体感できません

でも、その後に読んでいまも家にある本の中の

あのドヤ街が

蘇ってます



あしたのジョーの制作発表を聞いたとき、浅い悲観をもったことも正直なところです

その後、違う映画を観に行ったときの予告で流れる映像をみて、だんだん楽しみになってきた


あしたのジョーが始まる前の他の映画の宣伝、予告

ひとつ終わるたびに次かな?と思う自分がいて

あ、

わたしはかなりこの映画を楽しみにしているのだな

最近みたものでも面白い映画はもちろんあり、

なんとなく面白そうだな…でみて面白かったもの

期待してなくてみて、結果面白いもの

そういう類でなく

始まる前からじわじわして

とてもその始まるまでの時間を長く感じる

欲してる

そんな感じ

はやく観たい


観た後は、

浅い悲観はふっとんで

この作品を語るならばやはり

観なければ

やっと同じリングにあがることができて戦った二人

映画も観ないと同じリングにはあがれない

やっとあがれたよ

何を受け取るかは個人で違います

わたしは満足です



これは余談ですが

あの頃のテレビ

東芝のカラーテレビが175,000円となっていて

最近買ったうちのレグザも東芝ですが五分の一以下の値段です

びっくりですね




出演者、関わった方々

とても真摯に取り組んだことを感じます


あしたのジョーには

読んでない人、アニメを観てない人でも知っているであろう有名なセリフがいくつかあります

[ここをちょっといれときゃいいだろ]

そういう安易さを感じません

あのラストに関わるセリフを出さなかったところで、

確かに必然ではないから出てくるはずはないのです

力石を背負ってその後も戦い抜いた後にしか出ない言葉

それを客引きのために使わなかったこと

当たり前のようで当たり前に

当たり前のことをしてくれた



作品に向き合って、まっすぐに投げかける

わたしもそれを受け取りました

制作者、出演者の方々に敬意を表します

敬意が一番、近い感情と思います


ありがとう


そう、ありがとうという気持ちです



ありがとう

あしたのジョー


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コメント

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22 ■ミントさん

>ミントさん

山下さん、あっていたと思います

ただ、どちらかというと原作後半の、
陰のあるジョー
こちらのほうがもっとしっくりきたような気がします

21 ■40年前も実写化されてました。

実写映画は物語の時代は、何時にするんだ
と?
物語が描かれた時代か、今の21世紀?
21世紀にする場合はどう物語を運ぶのかと
予告で物語が描かれていた時代に設定したんだと。
実は、40年以上前にも実写化されていたんですけどね。
主演の俳優さんは石橋正次と言うかたで
石橋さんより山Pの方がイメージあってますね。
私的にジョーのイメージは、山下さんと溝端淳平さんをミックスした感じです。

20 ■愛知女子さん

>愛知女子さん

こんにちは
はじめまして(^▽^)

こちらこそ、TBありがとうございます!

はいもう…
記事は長々書いてますが、
終わった後は、
よかった…って気持ちであとはそれほど考えたくないような
そんな気持ちになりました
だから記事は制作を聞いた時の気持ち、観るまでの気持ちの変化、観た後で、
観るまでのほうが比重が高くなっています

原作が人気があって時代もかなり違うこの作品
観る前に抵抗のある人もいるかもしれない
でも、是非
観てから判断してもらいたい

感じるところがある作品だと思います

コメントありがとうございました!

19 ■こんにちは

初めまして。
接ブログにトッラックバックをありがとうございます。
こちらからも送らせていただきました。
私はあしたのジョーの時代の雰囲気や、どや街を知りませんが、違和感なく受け入れる事ができました。
私もこの作品すごく良かったです!!
名作アニメ「あしたのジョー2」の劇場版を観たくなり、レンタルを探しましたが見当たらなくてすごく残念です。

ではでは今度ともどうぞよろしくお願い致します。

18 ■youkoさん

>youkoさん

はじめまして(*^▽^*)

わたしは、とても心配…というよりは浅い悲観だったのですが、
予告や番宣みていくうちに楽しみになっていきました

山下さんのことについて、本文中であまり触れていなかったのですが、
わたしは以前に、山下さんの演技を見たとき(あ、チャーミングだな)と思ったことがあります
野ぶたをプロデュースのときです
彼自身のファンではなく、特に好き、嫌いではみていなかったのですが、
役柄の表現といいますか、巧拙ではなく魅力的だと感じていました
だからジョーの配役を聞いたときも心配はしていなく、合うんではないかな…と思っていたんですよ

そうですね、
今回のジョーは後半の、影の部分を多く前に出したジョーだったように思います
へへっ笑いがなかったですし、ズッコケの部分もあまり入ってなかったですね
あの雰囲気は後半、燃え尽きるまでのジョー
こちらのほうがより山下さんに合うかもしれません

ありがとうございました(^∇^)

17 ■無題

はじめまして、本日夫婦50割引で観に行ってきました。原作は週刊連載で読んでいた口で、山Pファンでもあります。

Pちゃん主演で実写映画化と初めて聞いた時から不安や心配はあまりありませんでした。
私の持っているジョーのイメージとPちゃんのイメージが最初から重なっていると言っていいと思います。内面に飢餓感のようなものをかかえていて、孤高なんですよね。

そして、映画も予想以上にすばらしかったです。
肉体ばかりがクローズアップされていますが、私はキャラの内面がとてもよく出ていたと思います。もう、なんか最初からぐっときてしまってやばかったですね。特に、ラスト近くの無人のリングを見つめた後、喪服の葉子との別れ際の顔、目がジョーそのもので、大好きです。

他のキャストの方々もすばらしかったです。香川さんは最初からなんの違和感も感じなかったです。香里奈ちゃんがとっても葉子らしくって、うれしい誤算でしたね。

ぜひ、「2」を作って欲しいです。後半の方がよりPちゃんとジョーがシンクロすると思うので。

16 ■laerl38さん

>laerl38さん

テレビは驚きの価格でしたねー∑(゚Д゚)
当時の自動車も同じくらいの価格だったらしい…?です

気合、伝わりました

続編は今の時点ではアナウンスがなかったですね
うーん安藤(権藤)を出していたからあるいは…
しかし紀ちゃんを出してないので燃えつきつ前の独白は誰にするのかな…とか
いろいろ考えます
キャストの点も、今後の対戦相手がカーロス、金、ハリマオ、ホセと外国人ボクサーですし

今回の映画ははしょったところはあっても原作に沿ってますが、
2を作るとなるともっと設定は変えてゆくことになるのかな?と思います

どうなんでしょうOo。。( ̄¬ ̄*)

15 ■コメントありがとうございます。

お く や ぷ さんの記事を拝読してから
思いだしたのですが、
私もテレビの値段に驚きました。
食堂ではオムライス100円ってなっていたので、
テレビの高価さがひとしおでした。
デティールにもこだわっていて、
創り手の気合が伝わりました。
私はテレビアニメシリーズ2からの印象が強いので
是非続編を、と思うのですが、
難しいですかねぇ。。。( ^ _ ^;

14 ■cyazさん

>cyazさん

こんにちは(^-^)

2月にはいってからアメブロから飛ばすTBはどのブログに対してもブログ名が表示されなくって、アメブロ同士でもされないという状態なんです
そして、ブログによっては何回か飛ばさないと飛ばないところもあるみたいで…
こちらこそ、不審なアンノウンからのTBになってしまってすみませんでした

そうですか…
リアルタイムだと、その時の時代の雰囲気や熱を感じられてて、
その感覚をもった方がみてもよい映画だった、という感想をみるとなんだかニコッとなります

わたしはリアルタイムではなかったのですが、漫画本は持っていて、
この制作を聞いたときに最近漫画原作実写が多かったので少し杞憂がありました
でも、予告をみたり番宣をみるうち、絶対観ようと
そして観たら、本当に観てよかった…と思う作品でした

出演者も制作に関わる方も、本当に真摯に取り組んでるなというのが伝わり、
あのCG(顔面に炸裂)も原作どおりなんですよね
そう、とても努力しているって感じ
力石とのクロスカウンター時の立ち位置、姿勢が漫画そっくりで、
この立ち位置ひとつにもとてもこだわったんだろうなーと感心しました

香川さん
すごかったです
たまたま映画に行く前に世界バンタムの試合で井岡選手が挑戦するときに、
香川さんと主役の二人が応援にきていてそれを見ていたのですが、
本当に詳しくて、映画を観た後はなるほどの説得力でした
最初少しくすっと笑ってしまったのですが、その後はもう丹下段平そのもの

メイキングあったらおもしろそうですね
これはみたいー(^人^)

13 ■熱かったのは~

おくやぶさん、こんにちは^^
コメント、ありがとうございましたm(__)m
またTBに関し、お手数をお掛けしてすみませんでしたm(__)m
きっとgooとの相性が悪かったのだと思います。
ジョーにはリアルタイムで没頭していたような記憶があります。
子供用のボクシンググローブで遊ぶたキッカケとなったのもジョーでした。
力石との闘いで、原作のさもすればおどろおどろしい死闘も、
映像では出来る限り主役の二人が努力していたように思いました。
そして、何より熱かったのは段平役に香川照之さんでした(笑)
DVD出たら、そのメイキングも入るでしょうから、
香川さんのあらゆる意味でこの映画のセコンド風景、見てみたいですね!

12 ■ほし★ママさん

>ほし★ママさん

TB、お手数かけますo(_ _*)o

わたしはとても満足しました
細かいことを、いう気にならなかったんですよね
設定やもろもろが違うことなんて
それがなに?←クレージーモンキー

そう言いたくなる

終わった後は
よかった…
ありがとう…
これのみでした

不思議と、
力石と(体が存在してる間)むきあっているときよりも、
力石がいなくなってからのほうがジョーがいつも力石の存在を感じている
なので、そのもととなった死闘を感じられたので、本当によかったと思ってます

ありがとうございました(*^▽^*)

あ、ハクナマタタというタイトルは、
ライオンキングの中の歌からいただいています

ハクナマタタ=心配ないさ

です(°∀°)b

11 ■こんにちは~

映画以降のストーリーを伺って、さらにこの映画の味わいが増しました。
階級の話は、本当にいいですね。
原作を読みたくなりました。

トラバ、ありがとうございました。
私からも送らせて下さいね。

10 ■たいむさん

>たいむさん

TBではお手数おかけしました
どこのサイトにもブログ名が表示されないので、こちらの不具合です
TBありがとうございました((>д<))

わたしも、リアルタイムにみていた世代ではないのですが、
本も読んでアニメもみて…とそれなりの思い入れがあります
なんというかこの想いを作る側はちゃんと向き合って、真摯に取り組んでる作品だと感じたのです

ここだ、ここが核で魂だ、と思っている部分を再現してくれたと思います
お嬢様の設定やドヤ街の人々の設定もちょっと変わってますけど気にならないです

そうなんですよ~
力石との戦いってジョーの半分くらいのところで、
その後のジョーの戦いはこの力石との絆がいつも彼のバックにあると思います
だから、それを十分に感じられる映画で本当に満足しました

続き
もしパートⅡをやるとしたら、
ちらっと出てきた杉本哲太(安藤→原作では権藤)が、
重要な役割をしますので、それで出したのかなーとか
ちょっとだけ思いました
今回の映画ではあまり意味ない感じの出演だったので(^∇^)

これはすっごく思い入れのある人にも
毛嫌いせず観てほしいです

9 ■たか4Cさん

>たか4Cさん

わたしは正直いうと、ヤマトには入れただけのセリフがあると感じてました

真田さんの、「ずっと弟のように思っていた」

不十分な描写でいれるには唐突なセリフだと思っていました

だからぶっちゃけると、
名言、名セリフいれとけば古参のファンも喜ぶだろうみたいなものを感じていたんですよ

もちろん、泣けるシーンもありましたけど

その言葉が名言となりうるには必然性がいると思ってます
ただ言葉だけ言っても魂はやどらないのではと

これは各人の感じ方なので、そこに感動する人がいるのもわかります
わたしには唐突で、入れただけのセリフに思えましたね

…ということが、ジョーにはなかったです
香川さんはとても説得力のある演技をされていました
最初は笑ったんですけど←

8 ■こんにちは

作品に思い入れのある方々の好評を拝見すると、無関係ながら嬉しくなってしまいます。
ファンにボロクソ言われちゃう作品って哀しいですもんね。

「水」のエピには続きがあるのですね~
だんだん続いが見て見たくなってきました(^^)

7 ■香川さん、最高でした♪

ご本人は「コントすれすれ」とおっしゃりましたが…………いやいや、さすがプロ!ヤマトで真田技師長を演じた「柳葉敏郎」さんと並ぶ迫真の演技でしたよ♪

6 ■まことさん

>まことさん

実際、最初は少し笑ったんですけども←

でも、みているうちにものすごくしっくりときて
ボクシング知識もとてもある方だし、説得力が半端ないです

本当にリアルタイムのあしたのジョー世代って50前後くらいかと思うのですが、
毛嫌いせずに観に行ってくれたらいいなと思う

はい、同じ年代ですね
年齢はちょっとわたしのほうが下ですが、
学生の1つ2つは大きいけどこの年になるとほとんど一緒ということで(^∇^)

どぞよろしくです

5 ■けいこちゃん

>keikoさん

番宣みた?

わたしもいくつか番宣みたよ
おもしろいのは山下さんと伊勢谷さんがほとんどしゃべらず、
香川さんが飛ばしてるとこだね(*^▽^*)

よかったよ
その目で確かめて

4 ■たかゆかさん

>たかゆかさん

観たら、
伝わると思います

なんというか
こういうコアな人気があるものの実写化は挑戦するだけですごいなと思うところもあり

さらに
しっかり向き合ってこっちに投げてきてますよ

こちらもしっかり真正面から受け止めたくなりました

3 ■観られたんですね~

私も香川さんのおっちゃん観たら、笑いそうになるだろうと思ってたんですが、皆さんガチみたいなので是非観に行きたい作品です。

世代いっしょでしたか?
私より下の方だと勝手に思い込んでました(*^▽^*)
これからもよろしくです★

2 ■v(*^o^*)/

テレビでみた!!
体すごぃネΣ(゜◇゜)
ぴったんこカンカンに出てた香川サンおっかしぃのwо(ж>▽<)y ☆
良かったのネ~(^○^)

1 ■無題

僕も当初「あしたのジョー」映画化と聞いて、完全にネタだろうと思い込んでいましたが、予告編などを観てガチだと思い直しました!

劇場で観たい映画の1本です(^_^)

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