BECK | ハクナマタタ

BECK

先日、映画を観にいったところ、

BECKの小冊子をもらいました



ハクナマタタ




以前にも少し触れたのですが→関連記事「シネコンウォーカーなぞ… 」、「オマケの話


まずこのキャスティング

ビジュアルはまってますね

平くん(向井理)だけ少し自分のイメージとは違うのだけど、

動いて話してみるまでわかりません

声も重要な要素だし


特に竜介(水嶋ヒロ)、千葉くん(桐谷健太)はビタリですよ


以前はキャスティングだけ知っていて

それでも(あうなー)と思っていただけですが、

役に扮した姿をみてみると…ここまでハマるとは


ビジュアルが確立されてる原作ものは、

けっこう最初の別れ道と考えるこの部分

違ったら違ったで楽しめるとこもある

変えて得るものがあるならね



この時点ではかなり期待大





ビジュアルだけでなく中味も…となると

とても難しい




コユキ(佐藤健)がBECKに加入するシーン


ハクナマタタ


この時点でズブの素人であるコユキの「声」にメンバーは衝撃を受ける


しょっぱなからこれ


高いハードルだと思いませんか



素人であろうと玄人であろうと

コユキの「声」と「歌」に巻き込まれてゆく


原作はそういうお話



もう1人の天性を持った者、竜介くんのギターは本人が演奏しなくても何とかなるでしょうが

歌はそんなわけにいかない


音が聴こえてしまうがゆえに

説得力をなくすときがあるので、

「天才」をえがく音楽ものは難しい



この映画で34巻あるBECKのどこまでを入れるのか

現時点でわたしは知らないけれど、

最終的には


ハクナマタタ

世界のカリスマであるエディが


生涯ベストかもしれないできかけの曲を


電話口で(コユキになら聴かせてもいい)と思わせる「何か」がなくてはならない




わたしは音楽の拙攻なんぞわかりませんよ


しかし聴く者を選ばない圧倒的な「何か」


音楽の技術的な部分がわかる者もわからない者も、全てを巻き込む「何か」


そんな「何か」を持つシンガーを、原作では描いている




だから納得させてほしい

素人のわたしを


原作で痺れたように

映画も痺れさせて




ただのイケメン映画を撮りたいのか

この原作のソウルを撮りたいのか



ハクナマタタ

キャスティングの時点では成功してると思います



期待します