ニイクラファーム ハーブと野菜とエトセトラ

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産経新聞

写真守山市守山の喫茶かりんで月2回開かれている子ども食堂
守山市守山の喫茶かりんで月2回開かれている子ども食堂

 あるときは喫茶店が、あるときは老人ホームの一室が、子供たちの食卓の場に姿を変える。一人親世帯や両親の仕事が忙しいなどで、夕食が不規則になりがちな子供たちに共同で食事をする機会を提供しようと、滋賀県社会福祉協議会「滋賀の縁(えにし)創造実践センター」が県内各地で始めた「遊べる学べる淡海子ども食堂」。無料や低価格での提供が基本で、参加した子供と大人たちが一緒に調理する場合もあるなど、地域全体で子供を支える仕組みができつつある。(北野裕子)


   ■   ■


 「きれいにゆで卵がむけたよ」「野菜の泥はしっかり落としてね」


 大津市平野の平野市民センターで、毎月1回開かれる子供食堂。調理場で、おそろいのエプロンをつけた子供たちの笑顔が弾ける。


 この日の献立はシチューに空揚げ、サラダ。平野学区母子福祉のぞみ会が中心となって運営し、地域の大人たちも参加する。包丁で食材を切るときは大人が手を添え、一緒に盛りつけるなど和(わ)気(き)藹(あい)々(あい)と料理が進む。


 「地域への恩返し。子供の居場所を作りたかった」。梶村康子会長(73)は話す。梶村会長自身も1人で子供2人を育てあげた。一人親世帯の事情をくんだサポートを心がけている。


 子供食堂では、料理への参加、学校の宿題など、食事までの間、子供たちは思い思いの時間を過ごす。家で1人でなく、みんなで過ごす時間をつくることも目的だからだ。


 「たくさんおかわりしなさい」。笑顔を見せる子供たちに梶村さんは目を細める。参加した小学4年の女子(10)は「普段はできない料理ができて楽しい」と笑う。仕事を終え、会場に参加した母親(44)は「仕事の終わりが遅く、子供と一緒に料理できる時間がなかなかない。子供が楽しそうで何よりです」と話す。


 守山市守山の喫茶店「かりん」では月2回、子供食堂が開かれている。ある日のメニューはハヤシライス。他にもサラダや卵焼きなど、栄養のある食事が並んだ。店を営む西村悌子さん(71)が「店を閉める夜に、子供たちのために店内を有効活用したい」と考え、始めた。


 活動を知った近所の農家が野菜などを提供してくれることもあるといい、地域全体を巻き込んだ活動になりつつある。


   ■   ■


 県内だけでなく、全国各地で広がる「子供食堂」。その背景には、居場所のない子供たちや、子供の貧困が潜む。平均的な所得の半分に満たない家庭で暮らす18歳未満の割合を「子供の貧困率」と呼ぶ。


 厚生労働省によると、日本では平成24年に過去最悪の16・3%となった。ほぼ6人に1人が貧困状態にある計算になる。また、一人親世帯でみると、貧困率は54・6%とさらに深刻になる。


 ただ「地域の中でも、経済的な事情や生活での苦しさ、しんどさを抱えている子は見えにくい」と、滋賀の縁創造実践センターの谷口郁美所長は指摘する。どんな子供でも、気軽に立ち寄ることができる場所とすることを目指している。


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 野菜やお米などの食材提供、食事を作るボランティアのほか、子供食堂のスペースを無償で提供してもらったり、大人が子供たちの帰宅に付き添ったりと、地域に浸透してきた子供食堂。大津市や栗東市など県内11カ所に広がっている。ただ、課題もある。


 現在、ほとんどの子供食堂は、開催が月に1回。同センターは「もっと増やしたい」とするが、運営費や食材費など資金面で問題がある。


 また、運営側も地域にどのような状況の子供がいるか、すべてを把握できてはいない。特に、1人でつらさや悩みを抱え込んでいる子供に気軽に足を運んでもらうにはどうすればいいかが悩みという。


 谷口所長は「地域では子供の様子は見えにくいが、子供や保護者同士、学校の先生は分かっているはず。お互いに誘い合ったり、先生から利用を勧めてもらいたい」と話す。地域の民生委員と連携するなど、今後の対策を検討中だ。


   ■   ■


 同センター以外でも、子供食堂は広がりを見せている。


 近江八幡市の武佐学区。同市社会福祉協議会が中心となり、歳末助け合い募金の補助で、昨年12月と今年1月にそれぞれ1回、子供食堂を開催した。今後は3、4月に開いた後、夏休みなど長期休暇中には、毎週の開催を目指している。


 同センターには、子供食堂を開きたいという相談が数件寄せられているといい、条件などから助成金を出すには至らない場合でも、運営への助言や支援を行っているという。


 谷口所長は「これからは各地域の食堂間同士の連携も必要。ネットワークを作りたい」と話す。


 その一環で、子供食堂に認定した取り組みへの3年間の運営費を助成する「モデル事業」の募集に関し、当初定めていた応募締め切りを撤廃し、通年で受け付けることにした。


 「一つでも多くの子供食堂が開かれ、継続的な取り組みになるように」。目標の県内約250カ所の小学校区単位での開設へ今後も地道な取り組みを続ける。


産経新聞




産経新聞




今、核家族化が進んでいますからなかなか家におじいちゃん、おばあちゃんがいると言う環境はないですよねぇ。




うちは小さい時から3世代、4世代の家だったので、



逆に核家族って環境がなかなか想像しにくいですけど。




やはり世代ごとに家族が形成されると言うのは、どこか人工的な感じがしますね。




こういう取組みはやっぱり必要だと思いますし。



そうそう食の崩壊も言われている昨今ですけど、



これも核家族化の弊害だとか、聞いた事があります。




まぁ、一緒にいるとウザくなることもありますが、適当な距離感でいるのが



一番なのかもしれないですねぇ。






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