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「霊界物語73巻第一〇章 婚ぎの御歌 〔一八四一〕
『いろはにほへとちりぬるを』と顕津男の神の詠みし言霊

いろはにほへとちりぬるを』と顕津男の神の詠みし言霊を解し奉れば、
いは水と火の並びたる象徴也、右は水、左は火。
ろは水と火の固まりて水火となり、宇宙に開く言霊を、はといふ。
言霊宇宙に開きて前後左右に活用く象は、に也。
この活動によりて一つのヽ現はる、即ち、ほの言霊也。
ほは次第に高く昇り膨れ拡がる態を、へといふ。
との言霊は水火の完成したる言霊也。

水火完成して宇宙に滋味を生ず、これをちといふ。ちは子を育つる母乳の意也。また万物発生の経綸場たる大地の意也。
りの言霊は女男二神水火を合せて並び立たせる言霊也。

ぬの言霊は互に和らぎ寝み温かき心を以て神業に尽す水火の象也。
るは夫婦の道または天界の総ての定まりし言霊也。
をは心也。
わは和らぎ睦み御子を生み給ふ態を言ふ也。

かは抱へ合ひ、輝き合ふ意にして、俗言に嬶といふもこの言霊の意也。
よは夫婦二神世帯を持てる象也。
たは円満具足の意也。
れは夫唱婦随の意也。

そは上下四方揃ふ意也。左右の指の五本と五本と合せて拍手せし態也。
つは永久に続く意にして世人のいふ玉椿の八千代までといふも同じ。

ねは懇にして夫婦同衾の意也。
なは二人並ばし寝給ふ象也。
らは左旋右旋の意にして婚ぎの時の態をいふ。
むは蒸し蒸して生し蒸生し息子娘を生むの意也。
うは潤ひの意、また天消地滅的場合に発す言霊也。
ゐは快感の極度に達したる時の意也。
のは一物より迸る水気の意也。
おは穏かに修まりし心。
くは夫婦組合ひたる象。
やは弥益々の意。
まは誠の心を以ちて幾万年も夫婦の道を守らむとの意也。
けは身の汚れの意也。
ふは吹払ふ言霊にして男女の汚れを吹き払ふの意也。
こは子にして、
えは胞衣也。
ては照り輝く意にして、暗夜の神業も終局の時火を照す意味也。
あは暗室に点じたる火によりて一切のもの現れる意也。

さは避くる意にして男神は女神の面を見る事を避け、また女神は男神の面を見る事を恥らひ避くる事の意也。
きは気の高ぶりて心いそいそする意也。
ゆは豊かの意にして仲の好くなりし言霊。
めは木の芽を吹き出す如く御子の種宿り始めたる意。
みは弥々胎児となりし言霊也。
しはしつくりの意にして、茲に愈夫婦らしく初めて落ち着けるの言霊也。
ゑは歓ぎ喜ぶ意にして、御子の生れたるを見て互に笑み栄えるの言霊也。
ひは日子日女の意也。
もは催合ふ意にして、一家和合の言霊也。
せは川の瀬の意にして、夫婦の仲に一点の邪曲もなく清らかなる態の言霊也。
すはいよいよ澄みきりて親子睦じく世に住む言霊也。
あなかしこ。
 世にはこのいろは歌を以て僧空海の作りたるものと信ずるものあれども誤りなり。いろは歌は天極紫微宮の昔、太元顕津男の神の言霊より鳴り出でし神歌にして、空海はただ平易簡単に文字に現さむとして平仮名文字を作り出したるものなり。故にいろは歌は空海の詠みしものにあらざることを知るべし。すべていろは歌は婚ぎの意味のみに非ず、宇宙万有一切発生の真理を謡へるものなり。
 高野比女の神の祝歌の註。
 高野比女の神が婚ぎの御宴に際し言挙げ給ひたる一二三四の歌、
 一は霊也、火也、日也。
 二は力也、吹く呼吸也。
 三は体也、元素也。
 四は世界の世也。
 五は出る也。
 六は燃る也。
 七は地なる也。
 八は弥々益々の意也。
 九は凝り固るの意也。
 十は完成の意也。
 百は諸々の意也。
 千は光也、血汐の血也。
 万は夜出るの意也。

 これを大括して略解すれば、霊力体によつて世が発生し、水火の呼吸燃え上り、初めて地なり、弥々益々水火の気凝り固りて完全無欠の宇宙天界は完成され、諸々の地の光は暗夜に出現して総てのものの目に入るといふ言霊にして、造化三神の神徳を称へ奉り、その徳にあやかりて紫微天界を修理固成し、諸神安住の清所に照さむとの意を謳ひ給ひしものと知るべし。
(昭和八・一〇・一〇 旧八・二一 於水明閣 森良仁謹録)
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