魚沼コシヒカリの産地、新潟県南魚沼市で12日、完走者は炊きたてのコシヒカリが食べ放題となる「第1回南魚沼グルメマラソン」が開催された。

 南魚沼の自然や魅力をPRしようと、市や青年会議所などの実行委員会が企画。ゴール後に特製の茶わんを渡された参加者は、川魚の塩焼きやアスパラガスの肉巻きなど特産品をおかずに、次々とご飯をお代わり。用意した540キロが、3000人の胃袋に次々と収まった。

 東京都青梅市、会社員、茂木貴紀さん(25)は「走った後のビールもおいしいけど、ご飯も最高」と笑顔。やっぱり新潟は「麦」よりも「米」のようだ。【塚本恒】

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 鳩山由紀夫首相は2日夕、首相官邸で記者団に「次の総選挙には出馬はしない」と述べ、今期限りで政界を引退する意向を表明した。首相は、その理由について「首相たるもの、影響力を(退陣の)その後、行使し過ぎてはいけない」と説明した。
 首相は辞任の理由について「国民が聞く耳を持たなくなったとすれば(政府は)立ち行かなくなる。自分が身を引くことが結果として国益につながると判断した」と述べた。また、「10日から1週間くらい前から、そのことを自問自答していた」とし、衆院解散について「選択肢はなかった」と述べた。
 首相は5月31日の民主党の小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長との会談で「身を引きたい、辞したい」と伝えたとし、翌1日の会談では「私も辞めるが、一番求められているのは政治とカネにおけるクリーンさだ。そのために幹事長にも身を引いていただきたい」と申し出て、了承を得たと語った。同日の会談後、記者団の「続投か」との質問に、笑顔で左手の親指を立てたことについては「自分が(辞意を)心に決めていても、それを表したときに(政局が混乱し)どのようになるかは分かるだろう。自分の心を外には一切出さないように努めた」と主張した。
 在任中にやり残した仕事としては北方領土問題を挙げ、「今年3回、(ロシアの)メドベージェフ大統領と真剣に議論ができると楽しみにしていた」と語った。今後の民主党に対しては、「この政党は変わった、クリーンになったとの印象を与えることが大事だ」と強調。新代表選出や新執行部人事が党の印象を左右するとの見方を示した。
 首相は秘書官を通じて、3日以降は記者団の質問を受け付けない意向を示している。 

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 口蹄疫(こうていえき)」のまん延で、家畜の殺処分や埋却作業が続く宮崎県。殺処分対象は26日までに15万頭を超えた。現場には獣医師ら専門家だけでなく、牛や豚を扱ったことがない自治体職員も1日200人以上動員される。動物を殺すという不慣れな作業に、連日けが人も出るなど、過酷な仕事を強いられている。

 「口蹄疫は農家だけの問題じゃない。一度は現場を見ないといけないと思って……」

 宮崎市総務法制課の男性職員(47)は22日朝、県庁前から川南町に向かうバスに乗り込んだ。県からの要請で同市は連日、各課に動員数を割り当てて十数人を現地に送り込んでいる。

 家畜を扱う仕事は初めて。役場で白い防護服に着替え、ゴーグルと手袋、長靴を着けて到着したのは、牛15頭を肥育する約200平方メートルの小さな牛舎だった。別のバスでやって来た獣医師や農協職員と合流、約35人で作業に取りかかった。

 獣医師が5~6人がかりで1頭ずつ牛舎の外に連れ出し、薬剤を注射する。注射を打たれた牛はしばらくよろよろして、ドスンと大きな音とともに倒れる。その後、両足をロープで結んで重機で引き上げ、隣接する深さ5~6メートルの穴に並べて埋めるのだ。職員らは牛舎からワラなどを運び出しながら殺処分を見守った。

 殺処分された中には子牛もいた。「ショベルカーの操縦者もかわいそうに思ったのか、母牛の上に重なるようにゆっくりと穴に降ろしていた」。少し離れた場所で、年老いた農家の主人がぼう然と作業を見つめていた。「誰も声をかけられませんでした」

 空になった牛舎を清掃し、辺りが真っ白になるまで石灰をまく。1袋約20キロを40袋以上中腰で抱え、10人がかりで散布した。「最後は腕が棒のようだった」と職員は振り返る。

 牛舎横にしゃがんで、県が用意した弁当をかきこんだ約30分の昼休みをはさんで約5時間。作業が終わると、汗でじっとりと肌に張り付いた防護服を脱ぎ、消毒して作業着に着替え、帰りのバスに乗り込んだ。疲労とショックで皆、無言だった。その夜は食事がほとんどのどを通らなかった。

 過酷な作業だが、動員を進んで志願する職員も少なくないという。「誰かがやらないといけない大切な作業だから」。職員は自分に言い聞かせるように、静かにつぶやいた。

 ◇公務災害の申請相次ぐ

 宮崎県人事課によると、殺処分作業に従事した県職員から、26日までに公務災害申請の問い合わせが十数件寄せられ、既に3件が申請された。公務災害に認定される見込み。宮崎市人事課にも公務災害申請が1件あった。

 県口蹄疫対策本部によると、大半は石灰によるやけど。「石灰が目に入った」「釘が足に刺さった」などもある。作業に不慣れな職員だけでなく「手元を見ようとゴーグルを外し、飛び散った注射液が目に入った」(獣医師)▽「牛に足を踏まれ骨折した」(畜産課職員)--なども報告されている。

 一方、県内10保健所などに設置された相談窓口には、被災農家や防疫従事者から「眠れない」「動悸(どうき)がする」など心身の不調を訴える相談が26日までに9件寄せられた。

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