関西でのライブのため、東名高速を西へ。
伊勢湾岸道から伊勢道に入り、国道25号、いわゆる名阪国道ってやつの途中
やつらは俺のバックミラーに突然姿を現したんだ。
そう、やつらの正体は
覆面パトカー。
バンドマンの宿敵
覆面パトカー。
危ない運転はするべきではないし、違反って行為もするべきではない。
その上で言わせて欲しい。
覆面パトカーに捕まった時の精神的ダメージは、普通のパトカーのそれとは比べものにならない。
だって真後ろにつかれた瞬間はただの車なんだもん。
それが赤色灯を回した瞬間は
とっても騙された心持ちになる。
パトカー程の圧力も
白バイ程の圧倒感もないまま
路肩に寄せられてしまうのだ。
俺の違反はスピード違反。
運転をする方ならわかると思うけども、何キロって数字云々よりもその道路その日の流れってものが存在する。
そう、「流れ」の速度だ。
俺はパトカーの中で懸命に反論をした。
しかし、当然なのかもしれないが お巡りさんは表示されている数字を見ろの一点張り。
法律は尊く、ルールはルールだ。
俺は違反をしっかり受け入れることにした。
しかし
心が素直ではなかった。
心がリベンジを誓ってしまった。
そして俺は考えた。
違反を認め、違反金を払い
なおかつ俺の心が爽やかに晴れる方法。
それは
曲を作って売って違反金をペイしてしまう
だったのだ。
このとても馬鹿げたハッピーな方法は俺の原動力となり
「Backin' me if you can」は産声をあげた。
俺は曲を作り、歌った。
ただ落ち込むだけの経験を、おもしろいものにしたかった。
自己満足と言われるのであれば、究極の自己満足を目指したかった。
動画も作った。
はっきり言って、その動画は曲だけで言えば曲が全部聴けてしまう。
しかしそれでいい。
目的は、仲間 支援者を募ること。
俺に立ち向かう力を授けてくれる人を探すこと。
作詞、作曲から録音ミックスそして動画作り
その他アップロードや配信の管理まで
全部ひとりでやった。
そうしないと俺の中では解決にならないから がんばった。
これは俺の闘いなのだ。
その旗を立てて、みんなを巻き込みたいのだ。
そして最後にみんなでおもしろかったと笑いたいのだ。
俺に出来ることは曲を作り、その信念を楽しんでもらうこと。
全力でやった自負は十分にある。
なので 「Backin' me if you can」
この曲を買ってくれ。
余談なんだけども
次回作は「バンドマンと職務質問」って曲を書く予定だ。
あ、そうそう。
俺を捕まえた覆面パトカーのお巡りさんね
とってもいい人だったからそれは強調しておく。
「Backin' me if you can」
動画
配信
i-tunes、music.jp
検索→backin shunp
Amazon web
検索→backin shunp mp3
使用機材
DTM Pro tools express
Amplitube、fujigen FL
動画作成
i MOVIE
Shunp web
http://skyrecords.net/shunp