パート3

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9  REVIVAL / REVIVAL        AB02
イラク、米、プログレ、ジャズロック、オリジナルリリースは79年唯一作。 
レーベル名表記が無い粗末な作りはブート盤との事。イラクのロックシーンといっても全く馴染みが無いのだが、この妖しいジャケは妖しものコレクターは放っておけない、ハンスポコラ本に掲載された激レア盤。
イラク人ギタリストアル バシムがデンバーのアメリカ人プレイヤーと録音したアルバム、リズム隊にフルート奏者を含む編成で、緩急エッジの効いた演奏にリリカルなフルートが良い味、中近東フレーバーやフリージャズ、アヴァンギャルドな雰囲気も織り込んだ巧みなアンサンブルでインストながら一気に聴かせる好盤!














10  DAKOTA    SUITE / THIS    RIVER    ONLY    BRINGS    POISON       03
(GLITTERHOUSE)GRCD566
英、ポストロック、6作目。
良く分からないポストロックというジャンルの中でスロウコア、サッドコアとカテゴライズされたグループには好みのものが多くダコタスイートはその上位に位置するグループ、この辺もっと掘り下げたいがレアなリイシューものや発掘盤が続々リリースされるわで、なかなか回らないのが実情。
ダコタスイートもアルバムによってはオールインスト作もあったり、聴くまでにドキドキする、インストだと魅力半減だものね、本作はうたものアルバム、クリス ホーソンの暗いヴォーカルが流れてくるだけで昇天もの、ギター、ピアノのメランコリックな爪弾き、ぼそぼそと陽炎の様に揺らめくヴォーカル、静けさへ静けさへと滲みいる音、澱み 穢れを洗い流す魂の浄化音楽がここにある。生来の孤独癖の男はひたすら暗く淋しい音楽が好きなんだよね!











11  BRAND   X / SAN   FRANCISCO '77
       (ASTEROID)AR06 ブート
英、プログレ、ジャズロック、77年米サンフランシスコライブ音源。
超テク集団ブランドXはギタリストのジョン グッドソール、リバプールシーンのベースパーシー ジョーンズを中心に結成、本作は77年のセカンド「モロッカンロール」リリース後の北米ツアー公演を収録。同年には「ライブストック」というライブ盤もリリースされており、ラインナップはキーボードのロビン ラムレー、パーカッションのモーリス パート、ドラムはフィル コリンズがジェネシスが忙しく不参加、替わりにケンウッド   デナードが参加。
バカテクの応酬で終始突っ走る悶絶ライブ、インストジャズロックサウンドが圧巻、音質は良好、
15年「ジオフィシャルブートレグシリーズ」の第一弾として公式リリースされてる。













12  BIRTHCONTROL / CONDOMIUM
94(AFFENGEIL)CD 17846
独、ハード、93年ライブ音源。
60年代末より活動するクラウトロック古参グループ、アナログ時代に良く見掛けたが、ジャケのセンスに食指が伸びずスルーしていたが、最終処分価格放出品にて思わずゲット、93年という時代には黴臭いハードロックサウンドだが、ベテランらしい余裕のステージング、確かなテクニックで聴かせるのりの良いオルガンハードロック、ヘビメタグループガンマレイの命名の由来となったナンバー有り、ガンマレイは聴いた事が無いので影響、接点など分からないが別に知りたくもない、メタル系には全く興味無いし、今更聴く気は更々無し!











13  クラナド / アネム (魂)  96(BMGビクター)
 BVCP7440
アイルランド、トラッド、フォーク、オリジナルリリースは91年12作目。
クラナドといえばエンヤが在籍していたファミリー、
親族グループ、85年の「マカラ」が大ヒットし世界的グループへと成長、その余波に乗って前作87年の「シリウス」はラス カンケル一部プロデュース
、JD サウザー、ブルース ホーンスビー、メル コリンズが参加してアメリカナイズされたアルバムでクラナドらしくない豪勢なアルバムであった、本作では従来のトラッド、フォーク路線の音数の抑制の効いたバックサウンドにヴォーカルが映え、クラナド本来の幻想的な空間がアイルランドの凛とした空気感を伝える好アルバムとなってる。売れると何でもアメリカンなサウンドにしようとするのは悪しき傾向、アメリカのヒットチャートなんて最悪なんだから!?
















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パート2

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5  GHOSTDANCE       07(BREEDER)RRR  
999       LP
米、ロック、フォーク、オリジナルリリースは80年唯一作。
ゴーストダンスといえば英ゴスバンドが真っ先に思い浮かぶがこちらは、米ミネソタ州出身の二人組、ジップ フォックスとジェイムス ディーン ホールのユニット、オリジナル盤はポコラ本にも掲載される激レア盤。フォックスは78年にレイ ハーロウ&ジップ フォックス名義で「ファーストレイズ」というアルバムをリリース、ジェイムスも参加しており、それが縁でのゴーストダンス結成かと思われる。フォックスの本名がダン ホールとの記載もあり、ジェイムスと兄弟?何となく似てなくもないような気がする。いまいち正体不明の二人組だが、参加メンバーのウェイン ケース、チャック マッセルマンは「ファーストレイズ」に続いての客演、他に4人総勢6名がバックアップ、リードヴォーカルを二人が順番にきっちりと分けあい、ギター、マンドリン、オルガン、シンセ、ピアノ、ドラムを演奏、更にバックミュージシャンがベース、フルート、ハーモニカ、パーカッション、ドラム、ピアノ、ハーモニーヴォーカルetcで盛りたてる。
フォークロックサウンドをベースにアーバンブルース、ライトなレゲエビート、洗練された雰囲気にサイケデリックの残り香、なかなか魅力的なアルバム!













6  GEORGE    ROMANOS / TWO    LETTLE    BLUE    HORSES        96(ZODIAC)CD88010
ギリシャ、サイケ、SSW、オリジナルリリースは70年5作目。
本作は以前紹介済み、韓国のワールドサイケデリア辺りのリリースと思い込み、これギリシャ本盤だと思い入手したが、一緒の盤だったというお粗末、こうしてダブリ盤が増えていく。
ギリシャサイケの至高ともいえる究極の一枚、ハードなファズギター、エフェクト処理されたヴォーカル、キラキラドリーミーなハープシコード、テープコラージュ、サイケギミックが施されたSSW作。
マノス ハジダギスとかと仕事をしていた正統派のSSWが時代の波でサイケデリックな衣装を纏ったが、意外に格好良かったという好例、だぶっててもOKの名作!
















7  LOVED    ONE ' S / MAGIC    BOX
89(RAVEN)RVCD02
豪、ビート、ガレージ、66-67コンピに72年の後身グループを収録した全19曲。
本ジャケにも使用された67年の唯一作「マジックボックス」で知られるラブドワンズはオーストラリアンロック黎明期の重要グループ。同じくレイヴンからリリースされた再発アナログ盤は入手済み、アナログ買い漁ってた頃にこのジャケ、入手しないわけにはいかないし、NWシーンにも同名グループがいたので混同していたかもしれない。本CDも多分持ってた気がするのでダブリ買い、細かい事には拘るまい?

ブリテイッシュインベンションの影響色濃く、ストーンズにOZ、NZグループに多いプリティシングスの影響絶大、65年のプリティーズ伝説のOZ、NZ公演はオセアニアキッズの度肝を抜いたに違いない。ゲィリー ハンフリーズの黒いR&B唱法、炸裂する荒くれだったガレージビートサウンドがモロに格好良い!













8  GADGETS / INFANTREE        (PLASTIC HEAD)PLASCD012
英、NW、オリジナルリリースは89年5作目?にボートラ6曲付。
本作はアナログ盤で所持してるが、オリジナルジャケとは違うゴス、ノイズ、アヴァンギャルドな本ジャケは音楽性にマッチしてるとは云えない。
初期ガジェッツのイメージに近い、その初期メンバーにはザザのマット ジョンソン、サイモン ターナー フイッシャーとのユニットドウ フィーユ、ジェレミーズシークレットで知られるコリン ロイド タッカーが在籍していた本作は二人が抜けジョン ハイドを中心とするトリオ体制、初期に見られたグループ名通りのガジェット感が無くなり、ハイドのパラノイアックな資質が爆発したハイパーポップス、NW王道サウンドだが、変態チックな要素がそこかしこに頭を出す面白盤!








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WEEKLY LISTENING LIBRARY 327 0415-0421

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1  KALEIDOSCOPE / FORGET    ABOUT
 TOMORROW          12(SUNBEAM)SBR2LP
50933       2LP
英、ビート、サイケ、67-76シングルコンピ盤二枚組アナログ盤全26曲。
英国サイケの名グループカレイドスコープがフオンタナレーベルに残した二枚のアルバム、フェアフィールドパーラー名義でヴァーティゴレーベル6360品番の一番目のリリース作、更にフェアフィールドパーラーセカンド作として録音されるもお蔵入り、91年にカレイドスコープ名義でリリースされた二枚組「ホワイトフェイスドレディ」の4枚のアルバムは英サイケファンマストアイテムといえる素晴らしい内容を誇る作品。
カレイドスコープはその名の通り万華鏡の如きカラフルサイケポップス、本作はカレイドスコープ、フェアフィールドパーラーにアイラブワイト名義でリリースしたシングル盤の英国、オランダ、フランス、日本、オーストラリアといった国からリリースされたレアな音源も含むシングルコンピ盤、内ジャケに掲載されたシングルジャケ、レーベル写真を眺めるだけでわくわくする、どれも貴重なシングル盤ばかりだが、76年にリリースされたオーストラリアデッカレーベルの「オーバーチュアトウホワイトフェイスドレディ」は初めて見るもの、76年に何故にオーストラリアからお蔵入りアルバムの収録曲がシングルリリースされていたとは驚き。
フリークビート、サイケ、バロックポップス、英国フォーク、プログレと抜群のポップセンス、気品に満ちたメロディーライン、ブリテイッシュロック極上のエッセンスが目一杯詰まった最高のコンピ盤、確かCDリリースも有り!















2  MICHAEL    ANGELO / A    SORCERER 'S    DREAM        99(VOID)
LP
米、SSW、アシッドフォーク、78年録音セカンド作の蔵出し盤。 
77年の唯一の自主制作盤は宅録アシッドフォークの名作として有名、リイシューCD盤は当ブログで紹介済み、本セカンド作12曲の中から9曲がボートラ収録されてる。近年、ライオンズプロダクションよりファースト、セカンドにレアトラックを付した二枚組がリリースされてるので何れ入手したい。
前作の延長線上にあるギター、キーボード弾き語りによるアシッドフォーク、靄がかかった様な音像に夢見心地なメロディー、心ここに在らずなヴォーカル、ドリーミーアシッドフォークの名作。
添付されたフォトシートのベースを抱えたアンジェロは陽気なヤンキー兄ちゃんといった風貌で暗い音楽性とは似つかわないのだけど、近年はハードロックを演ってるとの事、納得。















3  WIRE / EXPLODED   VIEWS        94
曲入りレアコンピ盤シングル。
イタリアのマニアックな人気シリーズ100ページ余りの小冊子にレア曲シングルを付したナイスな代物でヴェルベッツ、ロバート ワイアットからポール ローランドといったマニアックな処まで自分好みのラインナップで10枚位所持してる。
バイオグラフィ、インタビュー、歌詞集、ディスコグラフィが伊英語で併記、至れり尽くせりのブックに90年5月のライブ音源を収録。
「ロックでなければなんでもいい」というまさしくパンクなアティチュードで登場したワイアー、80年代以降はエレクトロニクスを多用した緻密でポップでメロディアンスなサウンドが魅力的!

















4  NICK   CAVE   &    THE    BAD   SEEDS / THE    ABATTOIR   BLUES    TOUR
  07(MUTE)724596935224      2CD+2DVD
デジパック
豪、ロック、03~04ライブ音源。
04年にリリースされた13作目の二枚組「アバトアブルース、ザリールオブオルフェス」リリース後のツアーをたっぷり収めたファンマストアイテム、04年アバトアブルースツアーをCD二枚に、04年11月11日ロンドンブリクストンアカデミー、03年6月7日ロンドンハマースミスアポロの公演にプロモビデオ、ショートフィルムを収録したDVD二枚とケイヴのライブの魅力を音と映像でたっぷり味わえる。
「永遠の詩」「ノクターン」そして二枚組の「アバトアブルース」と充実作を連発した新世紀ケイヴの快進撃、充実振りは映像のケイヴの存在感、貫禄のステージングに顕れてる。
ボーイズネクストドアー時代からその凄まじいパフォーマンスは最早伝説だし、来日公演での破天荒振りは語り草、頭髪も後退し、すっかり大人の魅力を発揮するケイヴの咆哮、出で立ち、一頭足、立ち居振舞いはロックシンガーの理想型といえるもので、変にロックンロールしようぜ的なパフォーマンスではなく、持って生まれた天性のロックシンガーとしての資質なのであろう、実に格好良い!












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