パート4

テーマ:







17 PAAVOHARJU /LAULU    LAAKSON
KUKISTA       08(FONAL )FR 55 三面ペーパースリーブ
フィンランド、オルタナ、アンビエント、セカンド作。
詳細不明だが、ジャケの雰囲気とプライスカードに記されたアシッドサイケに反応して入手、幻想的な雰囲気とノイズ、エレクトロニクス、赤ん坊の声、自然音、人工音、SEまみれのアシッド臭溢れるアンビエントなサウンド、キュートな女性ヴォーカルがメインだが、少しだけ登場する男性ヴォーカルの声質がアシッドフォークな良い声をしてる。












18 IL   BALLETTO   DI    BRONZO
92(MELLOW )MMP 112       CDEP
伊、プログレ、ハード、オリジナルリリースは71年セカンド作「YS 」収録の一曲目の「イントロダクション」と三曲目の「第二部」の英語ヴァージョンでアレンジ違いの全くの別ヴァージョンで、元々は71年10月1~2日のミラノでのセッションを収録。
PFMに続けとばかり、英語ヴァージョンのアルバム制作の計画もあったみたいだが頓挫、その名残であろう。90年にはアルバム未収録曲を集めたアナログがリリースされたり、イタリアンプログレ黄金期のアルバムがCDリイシューされる中でのリリースで発売時には結構話題となった。イタリア語アルバムヴァージョンより、かなり荒削りでハードなアレンジはファーストからセカンドへの変遷が伺われる興味深いもので、ジャンニ レオーネの攻撃的なキーボードワークが滅茶苦茶格好良し、二曲入りシングルだけど15分以上もあって聴き応えもあり!














19 BRIAN    AUGER    &     THE     TRINITY /BEFOUR       98(DISCONFORME )
DISC 1008CD      デジパック
英、モッドジャズ、ジャズロック、オリジナルリリースは70年4作目にボートラ2曲付。
前作の最高傑作「ストリートノイズ」を最後にジュリー ドリスコールが脱退、トリニティ名義では最後となったアルバム、ギタリストとして、ファーストアルバムに参加していたゲィリー ボイルが復帰してるのも注目。ジュリーという最高のヴォーカリストを失いインスト主体へとチェンジしたのはしょうがないところ、ハービー ハンコック、トラフィック、スライ&ファミリーストーン、エディ ハリスのカバーをオーガーのバリバリのオルガン、ボイルのテクニカルなプレイがグルービーにホット&クールに炸裂するオルガンモッドジャズの名グループ!
この後、オーガーはオリビアンエクスプレス、ソロ名義で数多くのアルバムをリリース、本作もそうだが英米でのジャケ違い盤も多く、両ヴァージョンでのCDリイシューもされてたり、ベスト、コンピ盤の類いも多く、結構ややこしかったりするオーガーさんである。

















20 LOW /LONG    DIVISION          95
(VERNON  YARD RECORDINGS )YARD CD 14
米、ポストロック、スロウコウ、サッドコア、セカンド作。
アラン スパーホーク、ミミ パーカー夫妻にザク サーリーからなるトリオ編成のロウ、デビュー作に続いてプロデュースはマーク クレイマー、繊細でストイックな音はただただひたすら淡々と日常の何気ない機微を紡いでいく、四半世紀を経ても変わらぬ音世界はスロウコウ、サッドコアの鑑と云えるもので、心の襞を洗い流す静鎰で美しい音に委ねるのみ!










21 METAL    URBAIN /LES    HOMMES
MORTS    SONT    DANGEREUX         04(SEVENTEEN)STE 001
仏、パンク、エレクトロ、オリジナルリリースは81年ファースト作にボートラ2曲付。
フレンチエレパン番長エリック デブリス率いたメタルアーベイン、セカンドシングルはラフトレードの記念すべき最初のリリース作という事でも知られてる。インディーレーベルの元祖ともいうべきラフトレードには個性的なアーティスト目白押しだが、決して互しないフレンチ代表、当ブログでも既に何アイテムか紹介済み。
76年に結成されたフレンチパンク第一世代、シンセ奏者二人にギター、ヴォーカルという特異な編成でスタートし、シンセ1、ギター2、ヴォーカルに落ち着いたアーベインの集大成的アルバム。やさぐれたチンピラエレクトロビートにクロード パニックのパンキッシュなヴォーカル、デブリスのチンピラヴォーカル、スーサイドミーツストージーズとも称される扇情的で強迫的刺激的なサウンドが脳髄をビンビン刺激する。
バンドはメタルボーイズ、ドクターミックス&リミックスに発展、更に刺激的なアルバムを産み出してる。




















22 UNCLE    TUPELO /STILL    FEEL
GONE         92(YELLOW  MOON )BUFF 001
CD
米、オルタナカントリー、セカンド作。
サンヴォルトのジェイ ファーラー、ウィルコのジェフ トウィーデイが在席していた事から、元祖オルタナカントリ-グループと評される重要グループアンクルテュペロは80年代後半に結成、ポストパンクを模索するグループが先鋭的なサウンドを指向する中、あえて正反対、ダサいとされていたサウンドへと向かう連中が出て来るのも納得で、よりパンクに比重を置いたのがジェイソン&スコーチャーズみたいな連中で、かなりカントリーに比重を置いたのが、本作にもゲスト参加してるゲイリー ロリスが在席するジェイホークスに本グループ、結局アメリカ人はカントリー好きって事で、オルタナカントリーはポストロックの一大潮流となる!






今週は21枚ゲット!







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パート3

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11 SIGUR    ROS /TAKK       05(EMI)
337 252 2 ブックレット仕様盤
アイスランド、ポストロック、4作目。
ビヨークと共に現在のアイスランドロックシーンを代表するグループシガーロス、安く見掛けるので何となくゲットしていたら結構揃ってきた、でも安いからといってバンバン買ってたら部屋の中とんでもない事になってしまう。とはいえポピュラー系やチャートものとかには全く手は出して無いんだけど、それでも、部屋の中酷い状況、これ以上は厳しいので押さえなければ?
さて本作、どこを切ってもシガーロス印、これまでより幾分淡い光が射したかのよう!











12 WE    ALL   TOGETHER         (LION   PRODUCTIONS )CD LION 7663      ペーパースリーブ ポスター、リリックシート付
ペルー、サイケ、ソフロ、オリジナルリリースは72年ファースト作にボートラ8曲付。
今や南米サイケの定番アイテムウイオールトウゲーザー、リプロアナログにボロボロのアナログペルー原盤にボートラ4曲入りのプラケCDで所持してるが、ボートラ8曲入りで被り無しという事で入手。
ペルーロックシーンの重要グループトラフイックサウンドにラゴニアのメンバーを中心として結成されたのだから悪かろうはずがない。
もろビートルズフォロワーなサウンドが微笑ましい、バッドフィンガー、ウィングス的なサウンドが実に爽快なグループで、ビートルズ「レボリューション」のフレーズを織り込んだ、そのまんまの「ヘイレボリューション」、バッドフィンガー「明日の風」「ウォーキングインザレイン(原題はウォークアウトインザレイン)」、ウィングス「トウモロウ」「サムピープルネバーナウ」のてらいのない純真なカバー、胸キュンメロディーにマッカートニー風の甘酸っぱいヴォーカル、たなびくオーケストレーション、哀愁溢れるソフロ、ドリーミーサイケサウンド、爽快なパワポサウンド、瑞々しい感性と純朴な雰囲気が心癒される名作!
ボートラの未発表音源は更に簡素にしたデモ的な作りでしょぼいんだけど素の魅力を味わえる、400枚限定リリースとの事でファンの方は見掛けたらゲットした方がいいかも!



















13 V.A /悪魔の申し子たち 90(ポリスター)PSCD1044
英、ロック、オリジナルリリースは74年ライヴ音源。
ケビン エアーズのアイランドレーベル移籍第一弾「夢博士の告白」発売中記念プロモーションコンサート、74年6月1日の公演を記録したライヴ盤。
アナログではA面にあたる前半はゲストのブライアン イーノ、ジョン ケイル、ニコの演奏。イーノはファーストソロ作から二曲、アヴァンギャルドでひねくれたハイパーポップスなイーノワールドが炸裂、この頃のイーノは最高、続くケイルはプレスリーの
「ハートブレイクホテル」、ニコはドアーズの「ジエンド」と、各自持ち味を充分に発揮したステージングに続いて真打ちのエアーズは、オリー ハルソール、アーチー リゲット、ラビット、エディ スパロウに女性コーラス隊、スペシャルゲストにロバート ワイアット、マイク オール
ドフィールド、更にイーノ、ケイルも加わった豪華面子による一大セッション、とはいえケビンは相変わらずのボヘミアン、酔いどれ調の鼻歌ヴォーカルで馴染むんだよね!
完全盤が出るとの話しだったけど、どうやら流れたらしい、何とかリリースして欲しいんだけど!













14 JETHRO    TULL/NIGHTCAP         93(CHRYSALIS )CDCHR 6057      2CD
英、ロック、プログレ、未発表音源集二枚組全31曲。
本作は以前紹介済み、単なる未発表音源集に止まらない素晴らしい内容なのだが、何故か最終価格にて放出されていたので思わず入手。
72年の傑作「ジェラルドの汚れなき世界」に次いで開始された73年のデモセッション「シャトーデザスターテープス」を一枚目に74-91年の未発表、レア音
源を二枚目に収録。
ジェラルドが全米ナンバーワンヒットを放ち、のりにのってた時期のセッションだけに未発表ながら充実した内容、結局「パッションプレイ」といった最高傑作アルバムを生み出すのたから、この時期のタルはまさにブログレッシブなグループであった!







15 HOLY    MODAL    ROUNDERS    AND    FRIENDS /I   MAKE    A    WITH    FOR    A    POTATO       01(ROUNDER )
1166 11598 2     デジパック
米、フォーク、ルーツ、ラウンダーレーベルからリリースされたコンピ盤全20曲。
ピーター スタンフェルとスティーブ ウェーバーのデュオグループホリーモダールラウンダーズ、プレステイジ、ESPレーベルのアシッドフォーク時代が人気だが、70年代半ばにはラウンダーレーベルよりアルバムリリース、本作はラウンダーレーベル時代のコンピ、同レーベルに所属していたマイケル ハーレーのアルバムに参加したトラックや、ピーターのソロ名義のアルバムのトラックも含まれてる。アコギ、バンジョー、マンドリン、フィドル、ピアノ、ラップスチール、スライドギター等の奔放な響きが堪らない。フォーク、カントリー、ブルーグラス、アメリカンルーツミュージックに根差したご機嫌なサウンド、ヒッピーフィーリングがグッド!









16 QUESTION    MARK    AND    THE  
MYSTERIANS /ACTION        (MOVE )3001

米、サイケ、ガレージ、オリジナルリリースは67年セカンド作。
当ブログではお馴染みのガーランド ジェフリーズ、ストランクラーズがカバーした「96粒の涙」で知られる?&ザミステリアンズは、所謂、一発屋、更に謎のリードヴォーカリストという事もあって実体の無いグループとも捉えられていた。?ことルディ マルティネスを中心とするチカーノ系のグループで、直ぐに消える事なく、こうしてセカンドアルバムもリリースしてるし、後年、再結成し渋とく活動してる。
さて本作、チープなオルガンにルディのセクシーなヴォーカル、荒々しい演奏のプロトパンクな楽曲と、安っぽいしょぼくれた感じが何とも言えぬ哀愁があって良い、96粒の涙のフレーズが飛び出すのはご愛嬌?



















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パート2

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6 SAMADHI         89(FONIT  CETRA )
CDM 2031

伊、プログレ、オリジナルリリースは74年唯一作。
ラコマンダータリチェブータリトルノ、ルオヴォデコロンボ、テオレミ、フリーラブ~カレイドンのメンバー等で編成された7人組、いわゆるスーパーグル-プのサマデイ、一見地味なジャケだが、オリジナルアナログ盤はテクスチャー、ゲートフォ-ルド仕様の渋いもので
激レアな一枚。
カレイドンのステファノ サバティニのピアノ、キーボードの流麗な響きにサックス、フルートによるメロウな味付け、時にブラスロックな躍動感、エキゾチックなパーカッション、快活なギタープレイ、伸びやかで明朗なヴォーカル、英プログレのポップさを加味した明快なサウンドがナイス、最終曲での叙情性溢れるシンフォサウンドが聴き処、70ズイタリアンロックの魅力が味わえる一枚!
















7 DEMETRIO    STRATOS /LE    MILLEUNA        90(CRAMPS )CRSCD 034
伊、ヴォイスパフォーミング、発掘音源盤。
イタリアンロックの怪物バンドアレアのフロントマンデメトリオ
ストラトスは、79年34歳の若さで白血病で夭逝した不世出のヴォーカリスト、ソロ作ではヴォーカル、人間の声の持つ可能性を極限まで追究したヴォーカリゼーションで知られる。
アナログで三枚所持してるが、あまり聴く事は無い、モンゴルのホーミーを駆使したヴォーカリゼーションは特異の一言?
本作は晩年のバレエ団とのジョイントの発掘音源、静寂の中洩れる語り、呟き、囁き、呻き、喚き、唸り、、、が、一時間弱、
これといったヴォーカリゼーションも無い、一般的な音楽的展開は無いのでなかなか厳しい内容、ストラトスというネームバリューと、既に物故してるのでリリース出来たと思う、ファン向けのコレクターズアイテム!













8 AREA /LA    MALA    DI    ODESSA
(BLACK  HOLE )BH 001/2     2CD    ブート

伊、プログレ、ジャズロック、ライヴ音源77年イタリアトリノ、76年イタリアシェナの公演から収録。
殆どしゃべくりの様なストラトスに欲求不満、未聴の山からアレアを引っ張り出す、ブートだけど。
緊張感溢れるイントロダクションからストラトスのヴォーカルが流れ出すと一気にテンションが上がる。オフイシャル盤としてリリースされたこの時期のライヴ盤「パリリスボン」「テアトロウオモ」の音質も余り良くないので、ファンとしては我慢出来るブートとしてはまあまあの音質。二枚目の一曲目までがトリノ公演、それ以降の7曲目からの収録
曲は一枚目の二曲目からと同じ曲目、どうやら一枚目と合わせた編集がされてるみたいで、聴き比べるのも良し、とにかくストラトスの強烈なヴォーカリゼーション、鬼気迫るヴォーカルが聴ければ満足なのだが、勿論、メンバー各自の緊張感溢れるインタープレイも聴き処満載、アレアファンは一聴して損なし!









9 VEN  DER   GRAAF  GENERATOR /
GENERATORS         91(MICROPHONE )
MPH CD 04        ブート
英、プログレ、71-72ライヴ音源ブート。
72年のTVショウ、71年ロンドン、72年ヴェローナのライヴ音源の3ソース収録、ブートによくある寄せ集めのやりたい放題盤、音質はまあまあ、最後のヴェローナの二曲は音悪し。
鬼気迫るヴォーカリスト、イタリア代表がデメトリオ ストラトスならイギリス代表はピーター ハミルという事でヴォンダーグラフジェネレーター、未聴山から引っ張り出し、ブートだけど、、アレアと共に入手。
ハミル、ヒュー バントン、ガイ エバンス、デビッド
ジャクソンの布陣、「ポーンハーツ」を発表し、一旦解散するまでの時期のライヴ音源、やはりハミルのヴォーカルの存在感は凄く、グイグイと引っ張っていく、圧倒的な声の威力、魔力の前にひれ伏するのみ、ロックはヴォーカルだ!


















10 ARTHUR    BROWN /CHILSHOLM
IN    MY    BOSOM        11(ESOTERIC )
ECLEC 2299
英、ロック、オリジナルリリースは77年ソロ2作目。
クレイジーワールドオブアーサーブラウン、キングダムカムで3枚のアルバムをリリースした後、ガルレーベルよりリリースしたソロ名義第二弾、ブラウンセルフプロデュース、バックにキングダムカムの面々、ジャクソンヘイツのジョン マックバニー、アトミックルースターのビンセント クレイン、ストローブスのチャス クロンク、ウイングスのスティーブ ホリー、ブロックヘッズのノーマン ワットロイ、チャーリー チャールズにロバート カービー、モーリス パートといった興味深い面子が参加。
ソウルフルな女性コーラス隊をフューチャーしたダンサンブルなナンバーなど、前作より強まったポップ指向が伺われるが、ブリテイッシュロックの王道を感じる楽曲、ラストのタイトル作は23分の大作、キングダムカム時代を彷彿とさせるプログレ風味にサイケティストをまぶした聴き応え満点の力作、アナログ時代何となくスルーしてたのが失敗。
この後、82年にアルバム「レクイエム」をリリースし、その後目立った活動が無くなってしまう。
















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