NICCOパレスチナ事務所のブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
NICCOブログは、この度全ての海外事務所ブログと統合しお引っ越ししました!
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でも活動報告やイベント紹介をしていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
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今日の石けん(らくだミルク)

テーマ:
NICCOはパレスチナでオリーブ農家支援だけでなく、女性の収入創出の取り組み
も行っています。



今日、女性たちが作っているのは、NICCOのプロジェクトの中で作る石けんの中でも一番人気の、ラクダのミルクを使った石けん。



トバスのエキストラバージンオリーブオイルをベースに、上質なものだけたっぷり使ってつくっています。しっとりして、使い心地が良いとかなりの評判なのです。もちろん、最初から最後まで女性たち自身で手作りしているんですよ。



NICCO@パレスチナ


マーブルケーキみたいでとっても美味しそうです! おなかが空いてきました…。



ラベンダーのエッセンシャルオイルを入れているので、すがすがしい良い香りがします。

作業中は、部屋中がほのかに香っていました。





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TUBASEEのロゴスタンプを押しているところ。

「うまくおせた!」と嬉しそうでした。





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これから1か月程ゆっくり寝かせたら完成です♪
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今年収穫したオリーブで、おいしいエクストラバージンオリーブオイルが搾れました!
というわけで、さっそく、オールド・トバスにある築150年の家を会場にして、新しいオリーブオイルの試食イベントをおこないました。その様子を写真でレポートします。

当日は、各地から招待客が続々とやって来てくれました。70~80人くらい集まったでしょうか。地元のテレビや新聞、ラジオの取材も受けました。
NICCO@パレスチナ

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通路にまであふれた人たち。
実は、招待されていない人までたくさんやって来たからなのです…。

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専門家による味の評価やテイスティング方法の指導の後、いよいよ試食。

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招待客の皆さんにも美味しいと喜んでもらうことができ、一安心。

テイスティング・セッションの後、TUBASEEの新搾りオリーブオイルをつかった料理を楽しんでもらいました。

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それまでぼんやり(?)していた人たちも、ひとたびランチとなれば、ご馳走の並ぶテーブルに向かって足早に向かいます! パレスチナの人たちは食べることが本当に好きです。

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伝統音楽の生演奏も。

食事の後、オリーブオイルはもちろん、オリーブオイルをつかった石けんや女性達がつくった加工食品もあわせて展示販売しました。

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来てくれた人たちには、今年のオイルのサンプルをお土産に持って帰ってもらいました。
搾りたてのオイルはこんな翡翠色なのですが、時が経つにつれて澄んだ黄金色になり、味もまろやかになります。その変化も楽しみです。
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(右が2010年搾り。左が今年搾油分です)

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オリーブ初搾り!

テーマ:
トバスは、ふっくらしたオリーブの実が枝をしならせる季節になり、いよいよオリーブの収穫が始まりました。
私にとっては、トバスに来てから初めてのオリーブの搾油です。

搾油所には夕方6時頃から、組合の農家たちが収穫したオリーブが運びこまれ始めました。

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できるだけ実の損傷を防ぐためにプラスチックボックスに入って輸送されてきたオリーブ

オリーブの実を一箱一箱検品し、品質の悪いものはこの時点で箱ごと受け入れを断念。
その後、農家ごとにオリーブの実を計量し、計量の終わったものから実の選別を開始。傷んだ実や混ざった葉などを次々はじいていきます。
せっかく収穫してきた農家の人の顔を見ると心が痛むものの、ここは品質の高いオリーブオイルのため。結果的に農家の人たちの利益になると信じ、心をオニにしての作業です!
割と暗い中での作業で、さらに夜も遅くなってきたせいか、だんだん目がシバシバしてきました…。

共同の搾油所なので、搾油工程を始める前にまずラインを洗浄。
搾油は村ごとに分けておこないます。

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工程の最初のところ(実を投入した段階)でも葉などの除去作業をおこないます。

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洗浄工程が終わったところでさらに選別。

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練られてペースト状になったオリーブ。温度が高くならないよう、低温で管理しています。

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ペーストから液体が分離され、それがさらに油と水に分かれてそれぞれのパイプから出てきます。

搾りたてのオイルの入ったステンレス缶は、側面に触れるとほのかに温かい気がしました。
缶に密閉したオリーブオイルを貯蔵所に輸送・保存し、朝4時頃、この日の作業は終了しました。オリーブをできるだけ新鮮なその日のうちに搾りたいため、夜を徹しての作業も仕方がないですね。その場での検査では、酸度も非常に低く、なかなか品質の良いものが搾れたようです。

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翌日早速ボトリングした、今年の新搾りオリーブオイル。
見てください、この色。ほれぼれするほどの濃い緑です。まるで抹茶みたいに見えます…。

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搾りたてのオイルは、ぴりっとスパイシーな味がしました。

人々をつなぐワークショップ

テーマ:
パレスチナのアッバース議長が、9月23日に国連加盟の申請を行ったことは、日本でも大きく報道されたことかと思います。同議長が国連で行ったパレスチナ人の苦しみを代弁する演説は、彼らの心を深く打ち、西岸内の各都市で申請を祝うためのイベントでにぎわいました。この一方で、ユダヤ人入植者はパレスチナ人への攻撃の姿勢(パレスチナ車輛への投石やオリーブ樹木の伐採など)を強め、両者の対立という現実が再び浮き彫りになりました。

$NICCO@パレスチナ

このような政治的に緊張した状況の中、NICCOは9月21日に、ナザレス(イスラエル)にてオリーブの害虫対策についての国際ワークショップを行いました。同事業は、二年程前から外務省の助成を受けて開始したものですが、地中海のオリーブ生産国が共通で抱える害虫問題に国境を越えて協力し、取組むために始めたものです。今回は、パレスチナ人9名がイスラエル政府から渡航許可証を取得して参加できたのに加え、日本、ギリシャ、パレスチナ、イスラエル各国の専門家や、イスラエルのキブツでオリーブ栽培を営む農家などが参加し、事業の成果を共有すると同時に、互いの知見を紹介しあい、意見交換が行われました。パレスチナの著名なオリーブ専門家も講義を行いましたが、これを聞いたユダヤ人農家が「機械化が進むイスラエルでは忘れられつつある、オリーブ栽培と農業の基本について考えさせられた」と語っていたことが印象深く残っています。このような場で、政治的に対立しあう人々が、個人レベルの信頼を構築し、更に互いの立場の理解につながることを私たちは望んでいます。

NICCO@パレスチナ

ちなみにNICCOのワークショップをホストしてくれたのは、古いアラブ建築の屋敷を改造し、素敵なゲストハウスに変身したFauzi Azar Innです。スタッフの方々は、当会の事業に共感し、会場準備から宿泊手配、またトバス産品であるオリーブオイルや石けんの販売に至ってまでも、親身にサポートしてくれました。ナザレスを訪れる機会があったら、是非皆さんにお勧めしたい宿です。


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