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2009-10-29 13:30:25

【YUKI’S REPORT 2】

テーマ:インターン 杉浦

こんにちは。
ヨルダンに派遣中のインターン、杉浦由紀です。


前回のブログでも触れましたが、10月24日に、
心理社会的ケア事業の演劇発表会がありました。
しかも、ジャパン・プラットフォーム(JPF)に加盟している他の団体、
KnK(国境なき子どもたち)、SCJ(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
との3団体合同発表会ということで、
私はインターンではありますが、日本人スタッフとして
頑張らなければ!という気持ちで臨みました。


前日の準備ではポスター張りなどのデコレーションを、当日は受付を担当しました。
さらに、私にはお昼ご飯を注文するという役目があったのですが、
リハーサル、本番当日ともに、私の確認不足でお昼が遅くなってしまい
皆さまにご迷惑をかけてしまいました。
自分の計算の甘さなど、多くの反省をした2日間でした。


しかし、ステージ上の子どもたちは堂々とたくましく演じていました。
他団体のパフォーマンスもとても興味深く、
私はNICCOの現地スタッフに通訳してもらいながら発表会を見ていました。
受付にも入っていたので全ては見られなかったですが、
各団体の説明やプレゼン、イラクのダンスや影絵もあり、とても楽しい時間でした。


ちなみに、発表会当日は私の誕生日でもありました。
ディナーではケーキで祝っていただき、
本当にいろんな事がたくさんあり、忘れられない誕生日となりました。


NICCO@ヨルダン
戦争の後の場面を熱心に演じる少女


NICCO@ヨルダン
拍手を浴びるNICCOの子どもたち

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2009-10-23 17:53:05

【YUKI’S REPORT】

テーマ:インターン 杉浦

こんにちは。
NICCOでインターンをしている杉浦由紀です。


私は国際協力と心理社会的ケアに興味があり、
大学卒業後に京都本部で半年間のインターンを経て、ヨルダンへやってきました。
私の派遣期間は2ヶ月間と限られていますが、これからインターンの目線で、

ヨルダン事業について日々感じたこと、伝えたいことなどを書いていきたいと思っています。


さて、ヨルダンに着き今日で13日が経ちました。
ヨルダンの心理社会的ケア事業は大まかに
1. 心理社会的ケアワークショップ 
  第1プログラム:絵画、粘土、スポーツ、演劇
  第2プログラム:演劇
2. カウンセリング
3. 英語教育
があるのですが、私はカウンセリングの様子や英語の授業を見学したり
ワークショップ(現在は演劇の練習)に参加したりしています。


10月24日に、ジャパン・プラットフォーム(JPF)に加盟している

NGO3団体が合同で開催する、心理社会的ケア事業の演劇発表会があるのですが、

現在、子どもたち、ファシリテーター(ワークショップを担当する現地スタッフ)や

日本人スタッフはそのための練習や準備で大忙しです。


初めて演劇ワークショップを見学したとき
私は子どもたちの一所懸命さに圧倒されました。
ワークショップで私にできること・・・
それは、子どもたちと明るく接したり、見守ったり、
とにかく一緒にやろうという意識で接することなのかもしれません。

子どもたちの笑顔はとてもかわいく、今は何かをしてあげるよりも
こっちが元気をもらっています。
本当にすごいパワーを感じることができます。
私も負けずにパワーを発信していきたいです。


NICCO@ヨルダン
ドラマセッションにて台詞の練習中[右:私です]

2009-09-09 10:14:43

戦士の休日

テーマ:久保田

「これが一人娘の力です。」


ラマダン前、
とある休日の昼下がり。


ローカルスタッフのムハンマドの自宅に招かれ、お昼ご飯。
パレスチナの地方料理を囲んで、
隣国から来た彼の友人たちと団欒のひととき。


アシスタントのムハンマドは、通訳からロジスティック、公演の司会まで
何でもこなす、ローカルスタッフ随一のハードワーカー。
そんな彼の家庭での顔に、今日は初めて出会った。


美味しい手料理と、
一人娘のサラ。


NICCO@ヨルダン
NICCO@ヨルダン


「Thank youって、サラが言うとfxxk youにしか聞こえないんだ。
ほら、サラ、言ってみな。せーの、ふぁ~く、ゆ~。」


お前はアホか、ってな感じの親バカぶりに
まったくしょうがねぇなぁ~、と友人たちの笑い声。


軒先に座る。
小さな庭に植えてあるオリーブの木、
タバコ、
アラビアコーヒー、
青空の下、
無邪気に走り回るサラ。


何でもない会話とともに過ぎていく
何もない休日。


何も無いけど、

幸せって、きっとこんな感じ。


NICCO@ヨルダン
NICCO@ヨルダン
NICCO@ヨルダン



2009-08-31 11:05:46

アル・ジャワースレ コミュニティセンター完成!

テーマ:大塚

ご無沙汰しております。
南シューナ事業担当の大塚です。


随分長い間ご報告ができておらず、申し訳ありません。
今年1月にアル・ジャワースレ村でのコミュニティセンター建設工事を開始してから7ヶ月が経ちました。
6月末には工事が完了し、在ヨルダン日本大使館の塩口大使やヨルダン政府関係者にもご出席頂き、
盛大にオープニングセレモニーを行いました。


日本に比べ、あらゆる業務が3分の1(もしくはそれ以下?)のスピードでしか進まないヨルダン。
建設工事ともなると更にスピードは落ち、工事は予定より2ヶ月近く遅れ、
その後も不備の修復や建設業者との最終調整に時間がかかり、今もまだ細々とした作業が続いています。


昨年10月の事業開始から10ヶ月弱の間、とにかく色々なことが起こりました。
作業員同士の些細な喧嘩から資材盗難などの大騒ぎまで、建設現場でのトラブルはほぼ毎日。
頭を悩ませる日々が続きましたが、センターの完成を心待ちにする現地NGOアル・ジャワースレの女性たちの
大きな希望と、事業を温かく見守り、応援してくれた多くの村人に支えられ、何とかセンターは完成しました。

(事故や作業員の怪我はゼロです!)


NICCO@ヨルダン
アル・ジャワースレメンバーのおばあちゃんも建設に参加。



施設の一部、土嚢ドームの建設は、地元で失業中の村人たちにより行われ、
アル・ジャワースレの女性や近隣の小学校の子どもたちも参加しました。

建設経験のない作業員が多く、外見は少し粗い部分もありますが、
村人の手で作られた温かみのある施設になりました。


NICCO@ヨルダン

土嚢ドームと入口部分の工事は、村の失業中の男性が建設作業員として働いた。


NICCO@ヨルダン
奥の大ドームは高さ6M、手前の小ドームは高さ5Mで、かなりの高所作業が続いた。



また、石造部分では、ヨルダンの古都サルトの職人さんが素晴らしい技を見せてくれ、
ヨルダンの伝統的な石造建築技術と、日本人建築家による近代的なデザインが見事に調和した、
非常に美しい建物です。


NICCO@ヨルダン
センター西側からの全景


NICCO@ヨルダン
大ドーム内部



これからは、現地NGO アル・ジャワースレがセンターの運営・管理を自立して行えるよう
キャパシティビルディング(能力開発)に力を入れ、同時に女性たちによる収入創出活動
(養蜂や手工芸品製作)を拡大し、地域の貧困削減につながるよう活動を展開していきます。
今後ともご支援を宜しくお願いします。


NICCO@ヨルダン
施設内の手工芸品展示スペース




2009-08-28 15:58:21

「公演当日(2)」

テーマ:久保田

午後3時:
開演


国家斉唱、来賓スピーチに続いて、いよいよ舞台の幕が開く。
針金で作った手作りのカーテンと共に僕らの舞台が幕を開けた。

NICCO@ヨルダン

NICCO@ヨルダン

大勢の観客を前にして、
緊張で動きが硬かったり、
台詞を忘れたり、
逆に練習よりも明らかに堂々と演じられたり、
みんなそれぞれに「本番」を感じている。


NICCO@ヨルダン


反応は上々。
幸先の良いタート。


NICCO@ヨルダン


舞台の入り口に集まり、どきどきしながら、
舞台上を見つめる演者たち。


リハーサルでは見られない緊張感。
やはり今日は特別な日。


第1幕から、第2幕へ。
お母さんへの想い。
アサラの出番。


NICCO@ヨルダン


練習では飛ばし続けたシーンについに彼女が立ち上がる。
そして舞台の上で、しっかりと前を見据えて想いを届ける。


心から、
見に来てくれた観客に、
家族に、
そして、
きっと、その先のいるはずの彼女に向けて。

NICCO@ヨルダン


幕が閉じる瞬間、
実は、舞台裏では拍手はあまり聞こえない。


それは、拍手が小さいせいでは決してなくて
終わった瞬間、演者たちの歓喜の叫びが響き渡るから。


今日の舞台が彼らにとってどんなものであったか。
それは演じ終わった後の舞台裏を見ればわかる。


NICCO@ヨルダン


幕が閉じた瞬間のお祭り騒ぎ。
お客さんを全く気にせずに、
叫び抱き合う姿からは「やりきった!」という達成感が溢れ出す。


NICCO@ヨルダン


僕はこの瞬間が好きだ。
このナチュラルに、
生きているエネルギーが弾けるこの瞬間が。


お客さんには悪いけど、
本当に見せたいのは、この瞬間だなあといつも思う。


イラク難民の生活。
働くこともできず、先の見えない生活。


大人たちは、
ただ家の中にじっとしていて、
何も変わらない毎日。
淀みはじめる家庭の空気。


だからこそ・・・。


参加してくれたみんなには、
今日の感覚を覚えていてほしいなと思う。

今日、多くの人の前で演じきったこと。
みんなで力を合わせてやりきったこと。
大勢の観客から拍手で受け入れられたこと。


そして家族には、
特に両親には、
自分の子どもたちが、
輝いた笑顔をして、
こんなに大勢の人たちの前で、
拍手を浴びた瞬間を覚えていてほしい。


そして自分の子どもを誇りに思ってほしい。


NICCO@ヨルダン


今日の舞台。
自分がどれだけ頑張って、
何回も何回もみんなと練習して、
舞台裏で緊張して、
そして、よろこびあって、
帰りに道にそんな話を家族と一緒にしてくれれば、
本日の舞台は大成功。


「淀んだ空気に一陣の風を!!」・・みたいな、そんな感じで。


終演後、
この日は特に多くのご両親が帰り際に、声をかけに来てくれた。
「とってもよかったよ、ありがとう。」
と満足そうな笑顔で、
子どもたちを抱えながら。


さらっとした、そんな一言が、僕らを支える風になる。


だからこそ・・


「ありがとう、こちらこそ。」

NICCO@ヨルダン

NICCO@ヨルダン

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