JR福知山線脱線事故で、脱線した快速電車の運転士=当時(23)=の遺族が、労災申請の手続きを進めていたことが14日、関係者への取材で分かった。事故は今月25日に発生から5年を迎える。申請は5年が期限。

 関係者によると、遺族が2月中旬、JR西に対して運転士の勤務中の事故であることを証明する書類を要請し、JR西は書類を提出した。遺族側が遺族給付の支給に向けて、準備を進めているとみられている。

 運転士は、運転中に駅での停止位置をオーバーランしたため、車掌との無線の報告に聞き入り、ブレーキ操作が遅れて事故を起こしたとして、兵庫県警が平成20年9月に業務上過失致死傷容疑で書類送検したが、死亡により不起訴となった。

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