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今年度一発目の城攻めの日。
先日の総会で、行き先は石川県白山市に決まった。7:30に埋文センターに集合し、総勢10名で出発!

まずは、舟岡山城。
倒木が多く道は険しかったが、縄張りは眼を見張るほどの広大さ。一番広いG曲輪は家臣団の屋敷群がひしめき合っていたのだろうか。主郭付近は織豊系が色濃く、増山城に通ずるスケール感があった。前田氏が対一向一揆の最前線に築いた城で、戦上手で全幅の信頼を寄せる高畠氏を置いた。縄張りはいわゆる“聚楽第型”。ここは国史跡になっていないのがおかしいほどの城だ。手付かずで最高の状態で残っている。


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次に鳥越一向一揆歴史館で続日本100名城のスタンプを押したり、記念切符をもらったり、一向一揆の予備情報をゲット。


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ひと通り見て、二曲城(ふとげじょう)に向かい、少し登り始めたところで白山市教委のKSKさんにばったり遭遇!!お休みなのに城のメンテナンスをしておられた。その場で城の歴史や特徴をお聞きし、舟岡山で抱いた疑問についていくつか皆んなで質問してお答えいただいた。すると「案内しましょうか?」とガイドを買って出てくださり、主郭から二の曲輪→三の曲輪と説明してくださった。懇切丁寧な解説に「これ以上のぜいたくはない」と一同感動し、KSKさんと麓で別れた。


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道の駅で手打ち蕎麦を食べて、本日のメインターゲットである鳥越城へ。車中、TKKWさんが「ああ〜幸せだナー」と加山雄三ばりのセリフを吐くので一同爆笑した。駐車場に到着すると県外ナンバーがズラリ。車を停めるとアラびっくり‼️
そこには二曲城で別れたはずのKSKさんのお姿が‼️

ご好意に甘えて、鳥越城をじっくり案内していただいた。何ておもてなし力が高いんだ、白山市は!
さて、以前に鳥越城に来た時は一向一揆の城というイメージがあったが、実際はほぼ織豊系城郭。1580年以降のわずか数年間に、一向一揆の城を織田方が大改修した。

おもしろいのは一向一揆が構築した主郭北側の薬研堀を再利用していること。また、ダイナミックな切岸や曲輪の配置は二曲城のそれとは全く違った。気になったのは大手方向にあるにあるJ郭。橋頭堡のようでもあり、小型の馬出しのようでもあり、理解に苦しむ曲輪だ。

KSKさんに感謝の意を伝えてお別れし、次に能美市の虚空蔵山城に向かった。ここは典型的な一向一揆の城で、後世の改変も少ない良例。登りがきつく、皆んなが悲鳴をあげる中、30代前半のAND事務局長補佐は涼しい顔で頼もしく思えた。曲輪の会の世代交代は上手くいきそうだ。

本日の予定は全て終了したが、下山したところで「もうひとついい?笑」と聞くと皆んながOKしてくれたので、和田山城へ向かった。


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和田山城は国史跡の古墳群の中にある城で、古墳を利用して中世山城が造られている。空掘はしっかり掘られ、主郭の櫓台には方墳が上手く使われている。主郭からの白山の眺めは最高だった。

昨日は朝から夕方まで増山城を駆けずり回っていて、夜は日付を跨ぐまで夜高作りに勤しんでいたので、体力的に心配だったが城巡りをしていたら温泉に入っているような効果があるのか、徐々に元気になってきたので助かった。天気も最高、途中でKSKさんに会うという幸運にも恵まれ、大満足の城攻めとなった。