一昨日のブログ「若いビジネスマンよ、海外へ!」 に対して、メールやツイッターで多くの方からコメントを頂戴しました。
その大多数が趣旨にご賛同戴けるとの内容でしたが、次のような質問も寄せられました。
1)日本の良さを知らないで単に「海外かぶれ」になっているのではないのか?
2)別にグローバルスタンダードに従わなくても、人それぞれに生きる道があるのではないのか?
3)これまで努力したが無理だった。人によって限界があるのではないか?
これらの疑問はご尤もだと思いますし、決まった答えなどないと思います。しかし、私の経験から以下のことだけははっきり言えると思っています。
まず、海外に打って出る者と、国内の居心地よい環境にいる者を比べた場合、日本の文化や慣習について深く理解しているのは圧倒的に前者だということです。それは、海外の人に日本の会社や事業を説明する際に、まず自分自身が日本というものを再度きちんと知らなければ恥をかくからであり、説得力を欠くからです。
もちろん、「人生至るところに青山あり」です。別に国内に籠っていても立派な仕事は出来ると思います。ですから、業種や仕事の内容によっては、海外と無縁で過ごすことも可能でしょう。
しかし、グローバルな価値観がベースになっている投資ファンドのよううな仕事をしている場合、または、グローバルな競争に晒される業界にいる場合、やはりその現実に則って仕事をしなければ、どうしてもその世界で理解されにくいし、ビジネスで勝つことが難しいことは否定しようのない事実です。ですから、自分で努力をして、そう出来るように、或いは、少しでもそれに近づけるように、ならなければなりません。
私の経験から言えば、それは、つまらないプライドや恥じらいを捨て、実際に自らをその場に追い込むことでしか習得できません。誰でも、居心地のよい世界を飛び出して未知の世界に自分を置くことにはためらいがあるものです。しかし、そこに飛び込んでしまうと決めれば、事前準備の心構えからして全然違ったものになります。そして、実践経験を積むことによって、確実に進歩するものです。経験からでしか学べないものが多いからです。私も、ビジネススクールのディベートでやり込められ、ロンドンの弁護士オフィスで英米人に混じって一人、朝から晩まで日本の銀行団の利益のために戦ったりした辛い経験があって、今に至っています。誰も初めから一流ではありません。自分の勇気が自分を一流にするのだと思います。
次世代の日本のために、40台以下の方には、勇気を持って海外に雄飛して戴きたいと、心から思っています。






