民主党内で1日、鳩山首相の進退を巡る駆け引きが激化した。

 首相は同日夕にも民主党の小沢幹事長、輿石東参院議員会長と会談し、党内で急速に広がった首相退陣論への対応や、終盤国会の運営について協議する。首相は続投について党の了承を求める考えだが、党内の反発は強まっており、首相の進退問題は予断を許さない情勢だ。

 首相は1日朝、民主党内の退陣論に関し、「国民の暮らしのために、何がベストかということを考えながら、政策を大きく変えるために出発した、この新政権にふさわしい形でこれからも行動していきたい」と語った。

 自らの進退をめぐり、小沢氏らと再協議することに関しては、「しっかりと協議して、協力して、この国難に立ち向かっていこうと(話したい)」として、自らの続投への了承を求める考えを示した。首相公邸前で記者団の質問に答えた。

 民主党参院議員の間では「鳩山首相の下で夏の参院選は戦えない」との声が充満しており、参院執行部は1日昼、国会内で常任役員会を開いて対応を協議する。

 党執行部にも首相の退陣を求める声が広がりを見せている。党副幹事長の一人は1日、「首相には危機感が全くない。国難を招いている原因が自分にあると分かっていない」と語った。民主党参院幹部は「首相は、簡単に辞任するとは言えず、意固地になっているのではないか」と指摘した。

 同党の海江田万里選挙対策委員長代理は1日朝のテレビ朝日の番組で、首相を支える考えを強調する一方、「首相に鈴を付けられるのは小沢氏しかいない」との見方を示した。

 一方、社民党は1日午前、福島党首らが国会内で終盤国会への対応を協議し、鳩山内閣に対する内閣不信任決議案や首相問責決議案が提出された場合、賛成する方針を確認した。参院の民主党会派の議席数は過半数ぎりぎりの122議席のため、首相続投に反発する同党議員が造反した場合、決議案が可決され、政府・与党の国会運営が行き詰まる可能性がある。

 民主党は同日午前、社民党に対し、国民新党との3党国対委員長会談の開催を求めたが、社民党は連立離脱を理由に応じなかった。

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