今日は他市の小学校で約100名の6年生と過ごす

機会に恵まれました。


4月からは中学生という事で期待と不安で胸が一杯

だと思います。

しかし子供(と言ったら失礼?)はみんな可愛い。


彼らからすると私は正真正銘の「オジサン」だ。


ある程度築年数の経過した学校があると

つい「耐震補強」の有無を確認してしまいます

が、今日の学校はしっかり実施してあり安心

しました。


特に財政が厳しい自治体が児童の安全確保を

優先し、実施しているのを見ると”行政の姿勢”が

よく理解出来ます。


彼らと時間を共有した事で「大人としてやるべき事」

を再び確信しました。


不安を煽るつもりはありませんが、地震が来たら

倒壊するレベルの学校施設が浦安市にあります。


児童の安全を一刻も早く確保する事が「オジサン」

の役目だと再確認する良い機会でした。
水野実のブログ-6年生の生徒達

水野実のブログ-耐震補強

水野実のブログ-元気なみんなと一緒に

介護施設のプロジェクトに関わってきた中で

見聞きした事をベースにした私の政策に対

するをご意見をMさんに聞いてみました。


A 介護施設建設費の50%は国の補助が受けられる

  (建設費6億円の場合は3億円を国が助成)


B 建設費を押える新工法がある

  三井ホーム㈱と共同開発した新工法で介護施設を

  建設しており、建設費が従来工法に比べ抑制され

  耐久性も確保されているので事業運営にプラスとなる。

  http://www.mitsuihome.co.jp/technology/mokuzou/index.html  

  場所   ベッド数     建設費   構造   

  浦安     100      74億円   RC 従来工法

  杉並      42      5億円   木造新工法

  香川      70      7億円   木造新工法


C 浦安市が所有、或いはある程度自由に活用する土地

  があれば無償もしくは安価に定期借地契約を結び

  Bの構造の建物を建設する。

  *初期投資が小額なので民間事業者の参入が容易


D 上記の施設建設と運営事業者を公正な入札で募集 


E  施設職員の方に市が独自の形で補助を出す

   *支出に際してはルールを策定し厳守する



長々と書いてしまいましたがポイントは以下です。

・公正な入札で事業者を募集

・市有地を活用する

・リーズナブルな工法で施設を建設

・直接介護にあたる職員の一部給与を直接補助する



Mさんも大いに納得され、この形式であれば

全国から事業者と求職者が集まり、浦安市民

の負担も低減出来ると太鼓判を押してくれました。


「みんなの党通信」には上記スキームが前提の

”30億円で250床の新規確保”を謳っております。


以下映像は杉並に出来た42床で建設費5億円

の施設です。

十分機能的で各部屋(約18㎡)にはトイレも完備。



水野実のブログ-公共スペース

水野実のブログ-個室内の様子

水野実のブログ-施設外観

わからない事はプロに聞くのが一番です。


会計事務所に勤務するサーフィン部の先輩にお願いし、

コンサルタントのMさんを紹介して頂きました。


Mさんは介護事業大手「グッドウィル社」経営幹部として

采配を振るっておられた施設運営のプロです。


Mさんによると問題解決のポイントは以下だそうです。


1 自治体の介護施設充実に向ける意識

2 用地確保と建設費の抑制(初期投資を抑える事)

3 施設職員の安定雇用と待遇改善



上記に対し今の浦安市の現状を市が作成

した資料と情報公開課で頂いた情報をもとに質問


1-1 

  介護施設が圧倒的に不足している中で110億円の

  新庁舎計画が存在する事

2-1

  高洲の施設は100床(ショートステイ収容100名は別途)

  に対し建設費が74億円と非常に高額である旨

3-1

  介護施設職員の待遇で特筆すべき点はない点


H20年度の資料と併せ財政状況や今後の事業計画を

確認して頂いた上でのコメントは残念ながら

「介護問題に対する当局の意識は低いと言わざるを得ない」

というものでした。


私が現在の市政から受けている印象と同じ事をMさんは

市が作成した統計から読み取った様です。




水野実のブログ-資料を精査する先生