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有本博英さん(@nextortho)が投稿した写真 -

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明けましておめでとうございます。有本博英です。

お正月休み,皆さんいかがお過ごしでしたか?僕は今年はもっぱら家でお片づけ。服も本も1/4くらいは減りました。写真はブックオフに本をもっていったときの段ボール。351冊ありました。

片づけていると,これはおいておくべきか,捨てるべきか,迷うことが多々あります。

迷うというのはは決断できない状態をいいます。
なぜ決断できないのか?それは選択肢がたくさんあるからです。選択肢が一つしかなければ,そもそも迷う余地はありません。インターネットで様々な情報に誰もが簡単にアクセスすることのできる時代,人はますます決断をすることが難しくなっています。迷う人はこうした情報をどんどん増やすので,結局どの情報を信じたら良いのかわからなくなってしまうのです。

では迷わないためにはどうしたら良いのか?
それは,捨てることです。選択肢を増やすのではなく捨てていく。最後に残ったものを選択して決断する。

捨てるためには何を捨てるかを考える必要があります。つまり,迷っている状態というのは考えれていないということなのです。

しかし,考えるためには考える基準をもっていないと考えることはできません。

イースマイルに矯正相談に来られる患者さんの中には何軒もの歯科医院をまわってきたあげく,どこの歯科医院でも違う事を言われてもう何が何だかわからなくなってしまっている方もおられます。さらにネットで調べたら,もっといろいろなことが書いてあって,よけいにわからなくなる,いわゆるネット難民ですね。

特に医療などの専門的な情報は,専門家の間でも意見が異なったりすることもありますから難しい。でもやはり,高い視点からいろんな情報をキュレーションしてくれるような専門家のところに相談に行かれた方がいいですね。いわばワイン選びのソムリエとか,洋服選びのときのできる店員さんとかに相談するイメージ。ネットで相談するようなサイトもありますが,基本的にお勧めしません。あなたに似合う服はやはりあなたを見てみないとわからないし,あなたもその店員さんがどんな人なのかもわからずに信頼できないでしょう?

ですので,そうした専門家のサポートを受けつつ自分でしっかり考える。本当に求めているものは何なのかを忘れずに,いらない情報を捨てていく。捨てるのは勇気のいる作業ですが,自分が求めているものは何なのか,しっかりと基準をもって考えられていれば,何の不安もありません。

2年ほど前に初診相談に来られた患者さんが,再び相談に来られました。ずっと迷っていたそうです。でもようやくはじめられることになりました。もう迷わない。一歩前進ですね。

私もこの1年,軸足をぶらさず,しっかり考えて迷いなくすすみたいと思います。

イースマイル矯正歯科のブログ より

専門医連携治療の意味

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こんにちは。有本博英です。

政治と医療というのは似たところがあって,それは,いったん選ぶと自分にとって絶対的権力になってしまうということです。

いったん政権を握った政府に,後から何を文句を言おうがもう変えることはとても難しい。そして,いったん医者にかかってしまえば実際のところ,その医者がどんな治療をやってるのか確かめるのは非常に難しく,治療が始まれば患者はほとんどもうまな板の鯉です。

だから,医療も政治も監視役が必要です。

政治の世界では与党に対する野党とか,テレビや新聞などのメディアやいわゆるジャーナリズムが監視役をになうべきでしょう。その意味で,野党やメディアの存在意義は政府にとにかく批判的な意見を提示することです。反対意見を突きつけて,それに対して政府がきちんと対応しながら最良を模索するというのが本来のメディアと政権の関係でしょう。政権に都合のいいことばかり言うメディアはただの御用機関であって,国民にとってほとんど存在価値はありません。

では医療はどうか。監視役はだれでしょうか?

小さな治療の場合,監視役は存在しません。歯科においても保険診療の範囲だと監視役はまずいない。小さい治療ですのでそんなに大きな問題になることは無いのですが,矯正治療に来られた患者さんで,昔虫歯の治療をしていたというような場合,なんでこんな治療になってるのだろう?と言うようなケースはよく見ます。これは監視役がいないからです。

でも大きな治療の場合は監視役があった方がいい。そのような場合は専門医連携治療をお勧めします。いろいろな問題を解決しなければいけない大きな治療の場合,専門医同士がお互いに診断して共通のゴールを設定し,チーム医療をおこないます。これを専門医連携治療(インターディシプリナリートリートメント)といいます。チームの誰かが良くない治療をしたりゴールを間違えれば他のチームのドクターが困る。だからそもそも独りよがりの診断や治療をやりにくい構造です。アメリカなどでは専門医の治療が確立していて,こうした専門医連携治療もずいぶんすすんでいます。

ところが日本では,大きな治療でも,根管治療も虫歯も歯周病もインプラントも矯正もする,というスーパーデンティストによる治療がまだまだ多いのが現状です。しかしこれはどうしても独りよがりの治療になりやすい。誰も監視する人がいませんから権力が集中した状態なのです。歯科界なら誰でも名前を知っているような超有名なドクターが手がけた治療でも,別の専門医が診たらあり得ないことをやっているような治療が結構みられるのです。

インターネットやSNSができて,国民サイド・患者サイドも情報を集めることはますます簡単になってきました。政治も医療もその在り方が変わって来るかもしれませんね。そんな中で,政治も医療も監視されることを極端に嫌うような場合は何か都合の悪いことがあるのかもしれません。


イースマイル矯正歯科ブログ より